04'03/10    平成の隠居

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宝肥(糞土)の利用

[ベランダで野菜を育てる]・・・栽培実験の記録です

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・青葱 大根 ホウレン草 白菜 春菊
ベランダで野菜栽培も楽しからずや! 生ゴミを餌にミミズを飼育しその宝肥(糞土)を利用しての栽培です。
花弁にも利用できるのですが手が回りません。誰かやって見ませんか!


1 ミニプランターで青葱を育てる・・・偶然にも「ながら栽培」の草分け!

 
スーパーで買ってきた青葱の根っこをプランター(宝肥100%)に植えて育てました。生育状況の記録です。 宝肥の威力を検証できるか! ・・・請うご期待・・・
 

@植付直後(8/5日)

A1週間経過(8/13日)

B半分を収穫(8/21日)

C1ヶ月経過(9月3日)

 水やりすると余分のチョコレート色した水がしたたります。これは立派な液肥ですから捨てずに他の植物に利用しています。 使い古しの土に糞土を混ぜても十分育つと思うので、機会を見て混合比率を変え試して見る予定です。
 宝肥には卵胞が残っている可能性があります。土を乾燥させないよう注意すると子ミミズの孵化が見られる事があります。 時たま土の中を観察して見るのも別の楽しみです。
 
台風15号の被害

 順調に育っていた葱なのですが思わぬ伏兵、台風15号の影響で強風が我が庭を襲い、茎が折れる(左の写真)。 止む無く右半分を早めの強制収穫しまた。6本で重量20gとまずまずでした。夫婦二人の1日分にはなり、 神様は弱きものをちゃんと見守って呉れたようです。感謝・感謝!(04/8/21日)

 上の写真Cに見るように、1ヶ月経過すると収穫可能な大きさに成長しました。台風で強制収穫した所も、後からでた芽が大きくなっています。 ここで根元から2cm残し切り取り全部を収穫、重量30gでありました。

 ここまでの反省として、宝肥だけではフワフワし根っこがしっかりしない感じなので、畑の土を混ぜ栽培を継続します。ついでに、 子ミミズが数匹生存しているのを確認しました。残っていた卵胞が孵化したのです。今回は葱の根っこが損傷するのでミミズを取り出すのは止め、 眺めるだけに留めました。
「ながら栽培」の第一号となりそうなので、天然ヤシ繊維を餌として追加しておきました。(04/9/3)
「ながら栽培」1号・・・2回目以降の収穫に向け発進

2回目の収穫に向け(9/5)

 給餌開始(9/10)

 脇芽が出始めた(9/22) 収穫した葱(上)と成長したミミズ(下):10/5日

A−1 「ながら栽培」で、2回目の収穫に動き出した2日目。根っこが成長した後なので芽のでも早い。
A−2 中央を少し掘り給餌開始。乾燥防止のため新聞紙で覆った。多くを与える事は不可能だがミミズも少ないから問題ないだろう。 新芽がかなり伸びている。(9/10日)
A−3 一部に脇芽が出だした。葱は多年草なので分裂するのは当然として全部がそうなるのだろうか?暫く様子を見ることにする。(9/22)
A−4a  丁度2ヶ月経過したので収穫です。12本植えた葱が17本に増え、重量120gの収穫が出来ました。
A−4b 宝肥に混じっていた卵胞から38匹のミミズが育ち、重量10gでした。途中給餌した餌の半分は食べられているのが確認出来ましたした。 

以上、まずまずの成果が得られたので「ながら栽培」1号の実験は終了とします。(04/10/5日完了)

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2 米袋で大根を育てる

 
大根を普通のプランターで育てるのは根っこが深くなるため困難です。 そこで10kg入りの米袋をプランターの替りに使い育ててみました。もちろん、ミミズの宝肥を使って! 

[準備作業から種蒔きまで]

袋の底を折る 土を入れる 袋の端を折り返す 種蒔きを待つ袋 種を蒔く(8/22日)
@ 10kg入りの空米袋の底を対角線に合わせてステップルで止める。
A 10cmの高さまで畑の土入れ、ミミズ宝肥と畑の土を同率で混ぜた土を高さ20cm追加する。
B 袋の上側が余り邪魔なので、2重に折ってステップルで止める。
C これで準備完了。水抜きの穴あけが必要かもしれない。(土の量は底より28cmで仕上がりました)
D 種を40粒、均等に蒔き軽く覆土し灌水。(ここまで04/8/22日)

[発芽から収穫まで]

芽が出る(8/25) 一回目の間引き(8/29) 大きくなった(9/16) 1本に間引き(10/12) 見事な大根
   

E 3日目、大根は芽が出るのが早い。昨年の残りの種だが殆ど発芽した(8/25)
F 成長も早い。一回目の間引きをする。本葉が出かけた(8/29)・・・台風16号が怖い!と思っていたが引き続き18号が来た。 1日中風が吹き、葉っぱがやられた。
G 台風の塩害で葉っぱが萎れてきたが何とか一命は留めた感じ。(9/16日)同日に1本を残し間引きする。大根の葉っぱが斑点状に枯れた感じになっている。塩害のせいと決め付けていたが良く見ると小さな青虫が這い回っているではないか!5-6匹捕まえ退治する。クレグレも思い込みで行動しないように。(9/18日)
H1本に間引きして、大分大きくなってきました。(10/12日)
I途中台風の潮風・青虫の餌食等の被害があったものの見事に生育しました。袋で大根を育てる試み一応の成果がありました。(12/14)

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3 液肥(宝肥水)でホウレン草を栽培 ・・・・・残念ながら栽培中断しました(04/10/9)
     (宝肥が足りない!・・天然ヤシ繊維を使い・・「ながら栽培」

 宝肥の取れるのを待っていたのでは年を越す! ひと工夫加えた「ホウレン草」栽培に挑戦する。
「ミミズ」の飼育マット(詰め物)に良く使われるのが天然ヤシ繊維だ。100円ショップでこれを見つけ、早速買ってきた。 誰もが「ミミズ」と仲良しになるには一般性のある材料を使うのが好ましかろうと思ったから、あえて手持ちの牛糞堆肥を使わなかった。
 天然ヤシ繊維は、ガーデニングの用土として売られている。今回はまさに用土として使って「ホウレン草」を育て、 天然ヤシ繊維の「ミミズ飼育」に最適な性質を利用し、子ミミズの飼育も同時にやる考えである。これを称して「ながら栽培」と名付けた次第。
[ホウレン草のながら栽培]
@天然ヤシ繊維 Aプランターに入れる B発芽した!(9/5) C間引きする(9/16)

@天然ヤシ繊維(真空パック品)の1/4を切り取り、水につけて戻す。(容積約2リッターになる)
Aプランターに戻したヤシ繊維用土を入れ、「子ミミズ」50匹(5g)を転居させる。(ここまで 04/8/23日)
B種を蒔き(8/27日)、軽く覆土し灌水。3日目に3本、1週間後には合計10本が発芽する。更に発芽する遅咲きの種もありそうです。 それとは別に致命的な問題発生。根っこが空を向いて伸びる奴がいるんです。種の殻が繊維に引っかかり、根っこの方がが自由度が高く空に向かった様だ。 その原因は覆土が浅かった為で、1cm位の穴を割り箸で掘りその中に戻してやり、更に表面全体に薄く糞土で覆いました。(9/5)
C2回に分け間引き。1回目は3cm間隔で(9/16日)。二回目は6本(最終育成本数)にする予定。ここでパラレル栽培開始する。 根の張り具合が弱弱しく(用土の天然ヤシ繊維がフワフワが原因)大きく育つか不安があるので別手段を講じる事にした。(9/18)詳細は宝肥水でホウレン草の栽培に掲載予定。 ながら栽培の中断もしのびないので1/3を別栽培に変更し継続していたが成果が出ないので中断する。(04/10/9)

中断の要因

 栽培に使った用土、 天然ヤシ繊維は野菜生育に必要な肥料成分が不足しています。しかし、 吸水性・保水性は高いので液肥を使うには最適の用土と考えたのです。 実際に育ててみるとヤシ繊維はフワフワしているため根がしっかり張らず風の影響・水遣りの影響等をまともに受けます。 用土は、植物の根っこを支えるだけの重量が必要です。従ってヤシ繊維だけではなく砂や土と混ぜて使うべきだったのです。リベンジはペットボトル容器を利用しての挑戦です。(04/10/9)

ミミズはどうなった?

 ミミズに餌は与えていませんでした。天然ヤシ繊維が餌になってくれると思っていた為です。実験中断に伴い、ミミズの回収の結果、初期投入の50匹(5g)が12匹の重量5gとなっていました。これも何の成果も得られていません。固体は大きくなっていましたが40匹近くの子ミミズ君、死んだのか脱走したのかすら不明です。北朝鮮に行ってしまったのか?(04/10/10日完了)

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白菜のながら栽培 ・・・2ヶ月たてば成果が分かる・・・上手くいったら大喝采!

 どうせやるならとことんやって見ようと、白菜をミミズを飼育しながら栽培してみる事にした。 飼育をやり始めた頃使っていた25cm×25cm・高さ15cmのプラスチック製容器に、底面と側面に水抜きの穴が開けられている。 ミミズの飼育時は蓋を使っていたが、それを野菜栽培には使えないので特殊形状の物を製作した。以下写真をご覧あれ!

白菜のながら栽培
@容器に糞土を入れる  A周辺にマットを入れ、中央に種蒔き(8/27日) B発芽し小さく本葉が出た C1本にした白菜(9/16日)
   

@容器の底の方にミミズの糞土を台形状に入れ(中央を盛り上げた感じ)、その周囲にミミズごとマットを入れる。(反省:100%糞土は良くない。畑の土を半分ぐらい混ぜるの良さそう・・・9/22追記)
A中央に種を蒔く(8/27日)。中央に穴の開いた中蓋(2枚)で周囲のミミズ生育ゾーンを覆う。
B発芽し、本葉が小さく出始めました。ベニヤ板の中蓋が周辺のミミズ生育ゾーンを覆っている。 (9/5)そして台風18号の風に1日中さらされる運命が待っていた。苗が倒されどうなるかと心配していたが、根元を土で補強し直立させ様子を見ているが何とか生命は維持している様子。(9/10日)
C本葉が出て込み合ってきたので1本を残し間引きする。ミミズは健在らしく呟きが聞こえる(9/16)
注:糞土が肥料成分たっぷりなので肥料は途中与えない予定。

待ち遠しいながら栽培の成果
D根の周辺を補強(9/22) E順調に育つ(10/5) F大きくなった!(10/26) ミミズは3倍に増えた!

D葉っぱが大きくなるにつれて風でグラグラ揺れる。どうも根周辺の土の表面だけが乾燥し、しっかり白菜本体を支えられない様だ。 止む無く根っこ周辺に畑の土を入れ補強を図る。土が流れ出無いようにヨーグルト容器を使った。(青く見える部分)(9/22)
Eその後は順調に生育している様子(10/5)
F更に大きく成長。畑の白菜より成績良好です。60日での収穫は無理だが。(10/26日)
G白菜、その後青虫の餌食になってしまい人間の口には到達出来ませんでした。しかし、立派に育つ事は証明されました。ミミズさんはどうなったのでしょうか!

ミミズさんは!
@{原則として給餌は毎日する。乾燥気味であれば水分の多い餌を!}と思ってスタートしたが、殆ど餌の消化が進まず。 止む無く水を補給するに留める。呟きが聞こえる事から生存はしている様子(9/12日) 
A 根の補強時に給餌したジャガイモの皮が食べられているのが確認できた。週に1回の給餌とする。(9/22) 
B ミミズは投入前に体重を計っておき(ミミズの投入量20g、卵胞は無し)、白菜の収穫の後再度計測する。
C ミミズ、投入時の3倍の60gが計測できました。他に、卵胞・子ミミズ多数確認できました。ながら栽培ひとまずの成果が得られたと思っています。(12/14) 

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5  春菊 
・・・ オーソドックスに ・・・ 間引きした苗は畑で育てる

 100えんショップで2袋105円で売られていたので4種類(白菜・春菊・小松菜・ほうれん草)を買ってきた。畑で栽培するためであるが、 どうせ種が余るから宝肥(糞土)をプランターに入れ、オーソドックスに栽培してみる。
下準備:プランターの底に砂利を敷く。その上に、篩いにかけた畑の土とミミズの宝肥(糞土)を50%の比率で混ぜ合わせ詰める。 (我が畑の土には砂利が混じっているので篩いにかけ除いた)

オーソドックスに春菊を育てる
@発芽後10日(間引き後) A春菊と判るようになる  B収穫直前(10/26)   C収穫開始!(11/12)

@ 種を蒔き軽く覆土する(9/11日)。3日目から発芽が始まる。雑草も芽を出したので抜いてやりついでに間引きもする。写真は発芽後10日目の様子で本葉が出始めている。(9/22)
A 春菊らしくなってきました。ここまでになると無事な成長を願うのみ!。(10/12日)
B 台風で野菜の値段高騰。 収穫するか?(10/26日)
C 収穫を始めました。株の中央を切り落として収穫しましたが下から脇芽が出始めています。(11/12日)

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