昆布の知識

 根昆布
昆布の知識


北海道生まれ、京都育ち
厳しい北の冷水で磨き抜かれた昆布の中から芳醇で味わい深く、すんだだしの出る昆布だけを厳選しています。
そして、当社の低温倉庫にてじっくりと熟成させ、出荷しています。

昆布のおいしさ
人間が「おいしい」と感じるのは、口から入った食べ物に対して脳が「おいしい」という脳波を出しているからです。
昆布のグルタミン酸は、イノシン酸と合わせて食べると「うまみの相乗効果」によって、おいしいと感じる時の脳波が約7倍に増えます。
だから豚肉と一緒に食べたり、かつおぶしのだしと合わせたりすると、とっても「おいしい」のです。干ししいたけのグアニン酸とも相性ピッタリです。
利尻昆布
 
  特徴
甘みもあり、真昆布に比べ塩味があり、すこし硬い感じ。味が濃く香りも高い、透明な澄んだだしがとれる。
特に京都の高級麺類店、懐石料理店、漬け物店には人気が高い。
形状
真昆布より幅が狭く、葉の基部は細いくさび形。
色は黒褐色、葉は固い。
用途
主に出し昆布、特に京都の懐石料理には好まれる。
肉質が硬く削っても変色変質しない為、高級おぼろ・とろろ昆布としても最適。
産地
宗谷【利尻島〈沓形(くつかた)、鴛泊(おしどまり)、鬼脇(おにわき)、仙法志(せんぽうじ)〉、礼文島〈香深(かぶか)、船泊(ふなどまり)〉、稚内陸方〈稚内、声問(こいとい)、宗谷(そうや)〉、北見・留萌など
特に本利尻(利礼物、島物)が澄んだ「だし」が取れ価値があり、大変人気があります。
羅臼昆布
 
特徴
だし汁がにごるが、香りがよくやわらかく、黄色味を帯びた濃厚でこくのあるだしがとれる。
一流そば店、料理店でよく使用される。
形状
葉巾が広く、20~30cm、葉の長さは1.5~3mとなりますが、さらに大きくなることもある。表皮のいろにより黒口(黒色)赤口(赤褐色)に区別する。
用途
主に出し昆布、他、昆布茶、酢昆布など。
産地
羅臼に統一
  長昆布
   
特徴
細長い昆布で最も生産量が多く、大衆的な加工材料。
形状
葉は幅6~18cm、長さは最大15m以上、20mに達するものもある。色は灰色を帯びた黒。
用途
佃煮昆布、おでん昆布、煮昆布、昆布巻などの加工用。
産地
釧路:釧路東部、昆布森、厚岸(あっけし)、散布(ちりっぷ)、浜中
根室:落石(おちいし)、根室、歯舞(はぼまい)、貝殻 など
  厚葉昆布
   
特徴
がっがら昆布とも呼ばれ、長昆布と同じ地域に生息する厚いもの。
形状
葉の長さは最大2~5m程度。黒色で白粉を生ずるものが多い。
葉巾がひろく肉厚。中帯部は明瞭でなく両縁部は厚く狭い。
用途
佃煮昆布、おでん昆布、煮昆布、昆布巻などの加工用。
産地
釧路:釧路東部、昆布森、厚岸(あっけし)、散布(ちりっぷ)、浜中
根室:落石(おちいし)、根室、歯舞(はぼまい)、貝殻 など
  日高昆布
   
特徴
三石昆布とも呼ばれ、柔らかく煮えやすいのが特徴。
特に関東で使用頻度が高い。
形状
長さ2~7m、幅6~15cmと狭く、へりは波うちがない。
濃い緑に黒味を帯びている。
用途
煮昆布、昆布巻きや出し昆布などいろいろな惣菜に利用。
産地
日高地方:富浜(とみはま)、門別、厚賀(あつが)、新冠(にいかっぷ)、静内(しずない)、春立(はるたち)、三石(みついし)、荻伏(おぎふし)、東栄(とうえい)、井寒台(いかんたい)、浦賀、様似(さまに)、平宇(ひらう)、旭、冬島、近笛(ちかふえ)、本幌(ほんぽろ)、歌別、歌露(おたろ)、東洋、岬、庶野(しょや)
十勝産渡島(おしま): 恵山、古武井(こぶい)、尻岸内(しりきしない) など
  真昆布
   
特徴
最も代表的な良質の昆布。肉厚があり幅も広く昆布の最高級品。上品な甘
味があり、清澄なだしがとれる。
形状
葉色:淡褐色 葉の長さ:1~8m 葉幅:12~30cm、下部で幅広いくさび
形になり茎につながります。切り口の色で、白口元揃(白色)と黒口元揃(黄
色)に区別します。
用途
高級だし昆布、塩昆布、おぼろ昆布、とろろ昆布
産地
白口浜:尾札部(おさすべ)、川汲(かっくみ)、安浦(やすうら)、臼尻(うすじ
り)、大船(おおふね)、鹿部(しかべ)、砂原(さはら)
黒口浜: 椴法華(とどほっけ)、恵山、古武井(こぶい)、尻岸内(しりきしな
い)、日浦(ひうら)、戸井(とい)
本場折浜: 小安(おやす)、石崎、銭亀(ぜにがめ)、宇賀(うが)、根崎(ねざ
き) 等
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