鰹節の削り方
出しのとり方
鰹の生態と鰹節の歴史
鰹節の作り方
鰹節とその仲間たち
鰹節とその仲間たち

鰹節
 
は基本的に2.5kg以上の物は本節に、それ以下の物は亀節に加工される。
本節・・・鰹を3枚におろし、血合いを境に切り分けた物。
     つまり1尾の鰹から4本の節がとれる。
         (雄節又は背節)背側で出来た節
         (雌節又は腹節)腹側で出来た節
亀節・・・3枚におろしただけの身から作る。つまり1尾の鰹から2本の節が取れる。
鰹節の種類
 荒節・・・鰹を煮て薫し乾燥させた物。
 裸節・・・荒節の表面を削って見栄えのいい形にした物。
 枯れ節・・・裸節にカビを付けた物。
産地・・・鹿児島(枕崎・山川)、静岡県(焼津、沼津、御前崎)


味は上品であっさりとして香りが豊富。
最高級のだしとして「そばつゆ」「吸い物」等に最適です。
日本料理には欠かせないものです。
宗田(そうだ)節
 
原魚・・・マルソウダガツオ・ヒラソウダガツオ
西日本ではマルソウダガツオを目近といい、これからつくる節を目近節と言う。
関東ではこうだ節と言う。
(割)煮熱した後に左右に割って中骨を取り除き、2本の節にした物。
(丸)内臓と頭部を取り除き、1尾丸のまま節にした物。
目近節の種類
 寒目近・・・ 1~3月にとれる物。サイズ、質ともに最上級とされる。
        特に関東ではカビ付けした寒目近が好まれる。
 つゆ目近・・・5月末~7月初めの梅雨の時期にとれる物。
 笹目近・・・9~10月中旬にとれる物。小型で笹の葉に似ている。
 秋目近・・・11~12月中旬にとれる物。
産地・・・高知県(土佐清水市)、熊本県(牛深)、鹿児島県、愛媛県、和歌山県


味は濃厚でいろがつくのが特徴。そば・うどん等濃いだしをとるには最適。
   鯖削
   
原魚・・・ゴマサバ(丸鯖)・ヒラサバ(平鯖)
     脂肪分の少ないゴマサバが主体。
宗田節と同様に割と丸がある。それ以外にポックリ節(頭部を除去し内臓は付けたままの裸丸節)、圧搾節(脂肪の多い鯖から圧力をかけて脂肪を除去し燻乾した物)がある。
産地・・・熊本県、鹿児島県、静岡県、和歌山県


香りはあっさりとしているが、コクがあって濃いだしがとれる。
関西では、うるめ節と同様、関西うどんのだしには欠かすことが出来ない。
   むろ節
   
原魚・・・ムロアジ
むろ節は中部地区でよく利用されている。特にうどん店でよく消費される。
特に、たまり醤油によく合い、味噌煮込みうどん等のだしによく使用される。
産地・・・熊本県、鹿児島県 生産量は以前より減少している。


だしの色は極薄いレモン色で、香りは弱く味はまろやか。鯖節よりもさっぱりした味で臭みが少なく、冷めても臭みがでない。長時間煮詰めると渋みがでる。
   うるめ節
   
原魚・・・ウルメイワシ
需要や価値に伴い有頭やポックリに仕上げられる。ポックリとは頭だけ除去し内臓はそのままにしてつくる節で、この節でとっただしは比較的くせがなく、甘味もある。
西日本のだしの主原料の一つ。関西では鯖節やむろ節と混合して、うどん用のだしによく使われる。(関西うどんのだしには、欠かすことが出来ないもの)
産地・・・長崎県、宮崎県、熊本県


だしは黄色みがかっていて、濃い香りと後に残る深みのある味が特徴。
   鰯節
   
 
原魚・・・カタクチイワシ(タレ)
イワシ類のうちで、ダシの出が最もよい。
魚臭も少なく、まろやかなコクのある濃いめのダシ味が特徴である。


原魚・・・マイワシ(ヒラゴ)
「カタクチイワシ(タレ)」に比べ、コクがうすく、さっぱりしたダシ味。
貯蔵性に優れている。


だしは、やや苦味が勝ち味噌と良く合い、味噌汁によく使用される。
  その他の節
   
あご

ラーメンスープ、中華スープのかくし味の決定版。おいしいスープが、より一層コク・香り・旨みが増します。




さんま節(無頭)

ラーメンスープ、中華スープのかくし味の決定版。おいしいスープが、より一層コク・香り・旨みが増します。
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