Tips5

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Tips 5

更新日: 2008-12-05

Fast Logout & Access ControlListの導入(Tiger)

Fast Logout & Access ControlListの導入(Tiger)

2004-08-13

次期OSX Tigerで導入される標記の機能がApple Insiderで紹介されています。

Fast Logout

Fast Logout機能とは、現行Logout、ShutDown、Restart時に未保存のDocumentについて保存を促すDialogを表示されますが、次期Tigerでは未保存のDocumentをOSが特定の場所に保存して、再LogIn、再起動時にはその状態を再現させる機能です。
Windowsにおける「休止状態」と同じような機能であると思われます。
この機能の導入でLogout、ShutDown、RestartのSpeedが改善されますし、再起動後はそのまま作業が継続できるMeritがあります。
しかし、残念なことにApplicationがこの機能をもつためには、Application側でDialog表示の替わりにauto-save eventを出すように手直しが必要になります。
Tigerで提供されるApplicationは、この自動保存機能に対応して提供されます。

Access Control Lists

Tigerでは現行BSDのFile権限をSambaやWindowsとの相互運用性を確保するために一部強化するようです。
内容としては、GroupによるFile所有者権限の導入、複数の所有者によるFile所有者権限の導入、親DirectoryのFile権限の継承の強化、Read/Wite/Executeに加えてFile制御の導入と紹介されています。



リッチメディア動画広告をブロックする方法

リッチメディア動画広告をブロックする方法

2004-07-17

現在のInternetは様々な広告に満ち溢れています。その広告Toolの技術も多岐にわたっています。
これをBlockするPlugIn、ProxyがWired Newsの"リッチメディア動画広告をブロックする方法"で紹介されています。
そのなかでMozillaの拡張機能であるAdblockはなかなか人気のあるBlock Toolです。


そこでこれを経験するため、 Browser Mozilla projectのFirefoxをDownloadしてから、AdblockをInstallしてみました。
(注)AdblockはSiteの[ Adblock 0.5d2 nighty 39]をClickするとInstall作業が自動的に開始されます。


AdblockをInstallしたら、Firefoxを再起動してください。Tool Menuに[Adblock]というMenu Itemが追加されています。
Adblockの設定はこの[Adblock]というMenu ItemのSubmenuの[Preference]を開いてそこにBlockしたいObjectのURLを追加します。
通常はBlockしたい画像を右Clickして[Adblock Image]を選びますとURLが表示されますので、それを適当に*で置き換えて登録します。
例 */banner/ */ad.* *ngs.impress* 
このAdblockの扱い易いところは、BlockしたいObjectを簡単に登録できることです。


毎日訪問するSiteの広告をBlockするのは申し訳ない気もしますが、ちらちらと動画広告がでないのは落ち着いてそのSiteの内容を読めますので精神衛生上なかなかよろしいです。
幾つかのSiteで広告をBlockする登録を実行しましたが、なかなかこの作業は痛快です。なんだかモグラたたきをしている気分になりますね。
最近はMozilla Userも増えているのもこのAdblockに代表されるPlugInの使い勝手のよさにあるようです。


もう一つ上記動画広告をブロックする方法で紹介されていたPrivoxyというProxy TypeのToolも試してみました。
これはProxyですのでOS、Host、Browser種類を問わず使用できるBlock Toolです。
そういう意味で大変魅力があるのですが、BlockするObjectの登録方法が複雑で音を上げてしまいました。これがAdblockのように簡単になれば言う事ないのですがね。


ついでにMozillaのFirefoxですが、Context Menuに普段常用のものが表示されないというのが私には致命的に辛いものがありますので当分はSafariが私のBrowserの位置にあります。



Troubleshooting Site

Troubleshooting Site

2004-07-04

Hal Tanaka氏からPantherにかかるTroubleshooting Siteの紹介をいただきました。
Tanakaさん いつもありがとうございます。


『Hello MacFreak (2)


友人のiMac(Flatpanel)の画面表示不良の相談に答えるため、Webを探していたところ
OS X 10.3 (Panther)?Troubleshooting 情報が纏まったページを見つけました。
How to deal with Common OSX 10.3 Panther Problems
http://www.macattorney.com/panther.html
障害発生時の問題切り分けに役立つとおもいます。』


(macfreak)Trouble対応は米国の情報が豊富で詳しいですね。User数の数の違いでしょうか。
このSiteは関連Linkも記載されていますので、詳細な情報を得たい場合にも役に立ちます。
新しいOSX Tigerが発表されました。OSXもPantherで基盤整備が整いSpeed、安定性も一応の基準に達したと感じます。
これからはこの基盤の上に新たな機能を追加してゆくPhaseになるものと期待したいです。その第一歩がTigerではないでしょうか。
丁度Mac OSの1990年代前半の状態を思い出されます。なんといってもMac UserはWindowsにはないExcitingな機能が追加されるのを待ち焦がれているのです。SpotLight、Automator,XCode2.0、Core Imageと実に楽しみな機能を早く経験したいですね。

Mac OSX脆弱性が持つ問題点

Mac OSX脆弱性が持つ問題点

2004-06-04

Mac OSXの脆弱性について各Siteでさまざま論じられています。
そのなかで私が分かり易くて最も正確と思ったのがTidBITS#731/24-May-04で”Mac OS X 脆弱性について説明する”という記事でした。
この記事を読むとこの問題はMacOSXの基本的な仕様にかかる重大な問題であることが鮮明に解説されています。


簡略に説明しますと、書類のTypeとApplicationを関連づける方法の仕組です。
MacOS時代では書類のTypeは4文字のCreator CodeによりApplicationと対応付けされていましたが、MacOSXからはこれを含めて次の2つの仕組が導入されました。

1.拡張子による対応づけ
2.URLスキームによる対応付け
拡張子による対応付けはWindows等とのCross Platformの要請から導入されました。
URLスキーム(http、mailto、file等)によるApplicationの対応はInternet Config と呼ばれるサードパーティの解決法をAppleが採用しました。

この仕組はInternetの世界とUserのLocalな世界を自由に行き来するのには大変便利な仕組といえます。


しかしURLスキームはどんなものでも自由にProgrammerによって導入できますので、標記の記事でも書かれていますように悪意あるProgramで(evil://)を自分のURLスキームと宣言しておき、先ずUserにDownLoadさせるだけで(それを起動しなくても)Systemに(evil://)を認識させることができるのです。
あとはInternet上で(evil://)というLinkをClickするように誘導するだけです。
このような基本的な仕組であるだけに、この仕組を悪用させない方法を現行便利に運用している機能を阻害することなく実施することが大変困難を伴うものと思われます。







FinderでNew Windowsを開くTips

FinderでNew Windowsを開くTips

2004-04-11

皆さんは、FinderであるFileを別のFolderに移動あるいはCopyするときはどんな手順をとっていますか。
私はSpring-Loaded Folder機能をあまり使わないでCommand+Nで新しいWindowsを開いてそのWindows間でDrug&Dropをするという最も原始的な方法を使っています。


これは一つには私のOSXの構成がMulti-Partitionに分かれていますので移動とCopyの結果確認をしておきたいという私の習癖からです。
Spring-Loaded Folder機能を使いますと元のFileのWindowsは新しいFolder Windowsに切替ってしまいますので、元Fileの確認のために再度そのFolderを開く手間が必要になるのがいやですね。
Copyの時はOption+Drug、移動の時はCommand+Drugと使い分ければいいのですが、永年の癖はなかなか治らないです。


つい最近macosxhintsを読んでいますと、SideBarにあるFolderを Command+Clickすると新しいWindowsが開き、FinderのFolderをCommand+DoubleClickすると同様に新しいWindowsが開く事を知りました。
また対象FileをDrugしてCommand Keyを押下してSideBarのDestination Folderに被せると新しいWindowsが開くのですね。
こんな何でもないTipsも知っておくと大変重宝するものです。

Safari SpeedUp Tips

Safari SpeedUp Tips

2004-03-31

SafariをSpeedUpするTipsがmacosxhintsに掲載されていましたので紹介します。

1.autofill entriesを時々削除
[Safari Preference],[Autofill],[click the "Edit..." button for the "Other forms" box],[Remove All]
2.不要な言語をOffにする
[select Safari Icon],[右ClickでGetInfo],[Languageの不要なものをOff]
3.JabaScriptを不可にする
[Safari][Preference...][Security][Jaba,JabaScriptをOff]
4.Cashed Fabiconsを削除
Terminalで次を実行
find $HOME/Library/Safari/Icons -type f -name "*.cache" -delete
5.BookmarkのTitle名を短くする。


(注)3.のJaba,JabaScriptをOffにすると一部正しく実行できないSiteがあるので注意


Safariの実行でbeach ballが結構長い時間回るようになってきた場合は上記を参考にしてください。

No need for 3rd party disk utilities

No need for 3rd party disk utilities

2004-03-17

Hal Tanaka氏から標記の基本に忠実なSystemの維持方法の情報をいただきました。
Tanakaさん ありがとうございます。




『Hello Macfreak


しばらく、ご無沙汰しておりました。
最近、気に入っているサイトがあります。
本日はそのサイトに記載された記事の紹介です。
Mac OS X = No need for 3rd party disk utilities.
(http://macintosh.fryke.com/cgi-bin/macnews.cgi/2004/02/)


3edパーティーのDiskUtilityを使わない、シンプルで基本に忠実なシステムの
健康維持法(?)だと思います。少し長文ですが引用します。

... but people only learn slowly. Here are my three survival tips for
living with a modern Macintosh computer. ;-)


1.) Learn to backup and reinstall
You might not believe me, but this is the most important one. I do regular
backups of my home folder [ "~/" ], system application support [
"/System/Library/Application Support" ] & [ "/Library/Application Support" ]
and my applications folder [ "/Applications" ] to a firewire harddrive. If I
want to "optimise" my harddrive, I erase it, reinstall Mac OS X, apply all
the recent updates to Mac OS X (keepin' them on the FW drive), copy the
backup onto the newly installed system and am ready to go in about 50
minutes. Yes, 50 minutes. Much less than any disk optimisation tool takes
for optimising a drive! And even more important: Some disk optimisation
tools actually kill your drive(s).


2.) Mac OS X comes with a Disk Utility.
Yep. The included one. It's quite good and is on the first installer CD of
Mac OS X. Start up from that disk and look at the Apple menu. From there,
repair your disk (checking is included and you'll want to repair it anyway
if it finds something) and repair your permissions. Do both things twice
while you're at it. Once a month is reasonable, once a week is quite
certainly more than good enough. And you can also do them from the running
system as long as everything's okay.


3.) There is no step three
... to quote Apple's iMac three-step internet connection ad.』


(macfreak) OSXの機能を使用したSystem維持の方法は、なんといっても基本的なものだけに是非基礎知識として身につけておくことが望ましいですね。
上記の内容を要約しますと、BackUpするのは次の4つです。

1.Home Directory(~/)
2./System/Library/Application Support
3./Library/Application Support
4./Applications

Systemの再構築は、OSXをClean Installして上記のBackUp内容を上書きする。
1週間か1か月に一度はInstaller CDの"Disk Utility"を使用してRepair Diskとrepair permissionsを実行する。


これは基本的な方法ですが、Serverの構築、各種UNIX関連SoftのInstallしている場合はこれだけでは不足です。
私は上記1の替わりにCCC(Carbon Copy Cloner )を使用しています。

HardMount方式のサーバブラウズを実現

HardMount方式のサーバブラウズを実現

2004-02-24

TidBITS#716/09-Feb-04に大変興味のある記事が掲載されています。それはTidBITSから電子本として発刊された“Take Control of Sharing Files in Panther”の一部抜粋です。
この電子本は未だ日本語に翻訳されていないのが残念ですが、紹介されている以下の3つの内容だけからでもこの電子本の内容の濃さが分かります。
1.IP over FireWire4
2.Personal File Sharing のゲストアクセスをオフにする
3.Jaguarでのサーバブラウズ方式を実現


上記のなかで今回は3.についてその内容を引用します。
私は共有File ServerのMount方法にHard MountとSoft Mountの2つがあることを知りませんでしたが、Pantherでの共有File Serverがなんかスッキリしないのを感じていましたが、この記事をよんでそれを理解することができました。
私は以下の記事で説明されているHard MountのApple Scriptを利用しています。
MountされたFie ServerがDeskTopに表示される方が馴染みがあり私には分かり易いからです。



**Jaguarでのサーバブラウズ方式を実現** -- Panther 10.3 から 10.3.2 では、それ以前のバージョンの Mac OS X と比べて共有ファイルサーバのマウントの仕方が変更されている。
Jaguar やそれ以前にリリースされた Mac OS X では、すべてのファイルサーバは“ハードマウント”されていた。ハードマウントされたファイルサーバはデスクトップ上にアイコンで表示され (Panther のFinder 環境設定ウインドウでそのようにオプションをセットしていると仮定)、ほとんどの場合ローカルのハードディスクと同じように使うことが出来る。
しかし、ハードマウントされているサーバは、ネットワーク接続が切れたりサーバがクラッシュするなどしてサーバにアクセスできなくなると、Panther でさえも Finder の動作が止まってしまい、見つけられなくなったサーバを切り離すまで長い時間がかかることがある。


Panther でも、Finder の「移動」メニューから「サーバへ接続...」(Command-K) を選んでサーバの詳細を手入力することによりサーバをハードマウントすることができるが、Panther では興味深くも少し変わった方式、つまり Unix で古くから使われている“ソフトマウント”する方法も新しく提供している。
ソフトマウントされたサーバは、どちらかというとフォルダに近い。
デスクトップに表示されるのではなく、「ネットワーク」ブラウザ (Finder のサイドバーにある「ネットワーク」アイコン) を使ってアクセスする。サーバやネットワークが使えなくなっても Panther はエラーを出さないし、使えなくなったサーバにアクセスしようとしても止まることさえない。
当然であるが、そこには何も無いだけである。サーバがまたアクセス可能になれば、そのフォルダを見たときにサーバの中身が見つけられることだろう。


最初は、ソフトマウントされたサーバはログインプロセス無しにいつでもアクセス可能なので、このソフトマウント方式はデスクトップに表示されるサーバに替わる優れた方法だと思っていた。
しかし、実際に使ってみると頻繁に不思議な挙動をするのだ。パスワードの再入力を要求されたり、ソフトマウントされていると思ったサーバが見つからないとか、サーバのハードマウントとソフトマウントを両方同時に行ったりとかである。サーバをハードマウントする際の若干の短所と相対的な簡便さを秤にかけると、とても割に合わない。


ソフトマウントを完全にやめ、さらにハードマウント時のダイアログにマシンの番号や名前を入力するのを省略するため、Jaguar スタイルの「サーバに接続...」ブラウズダイアログに戻すことがほぼ可能だ。同僚の Dan Frakes が、この古いソフトウエアのインターフェースを呼び出す一行の AppleScript スクリ
プトを提供してくれた。


1. /アプリケーション/AppleScript フォルダよりスクリプトエディタを起動する。
2. デフォルトで開いた「名称未設定」ウインドウに次のコマンドを入力する:


open location (choose URL) with error reporting


3. このファイルを /ライブラリ/Scripts/Finder Scripts/ に“Old HardMount”など好きな名前で保存する。
4. /アプリケーション/AppleScript にある Install Script Menu を実行し、Finder にスクリプトメニューバー (訳注: メニューバー右方の日本語IMメニューの隣に現れる) をインストールする。
5. Finder でスクリプトメニューの Finder Scripts サブメニューからこのスクリプトを選択すれば、美しくも懐かしい Jaguar のネットワークブラウザが現れることだろう。しかしながら、このバージョンでは、どのタイプのサーバの一覧を表示するかをポップアップメニューから選択するようになっている。


CPU占有率表示Top CommandのCustomize

CPU占有率表示Top CommandのCustomize

2004-02-22

私はTerminalからCommand Lineを打つのは苦手なのですが、CPU表示(Cee Pee Youを使用)が異常に高い状態が続きLoop状態になったときは、TerminalからTop Commandを使うことがあります。


ところが、このTop Commandで表示されるCPU占有率でいつもTop Programが20%近い値を示し、常にTopの位置を占めることが多いのに疑問を感じていました。
この疑問に答え、Cpu占有率に焦点を絞ったCustomizeの方法がmacosxhintsの"Dramatically reduce the CPU usage of 'top'"に掲載されていますので紹介します。


どうやらTop CommandのCPU占有率が高いのは、Darwin memory management coreに関係があるようで、Top CommandをMemory使用状況を除外して実行させることによりTop CommandのCPU占有率を1%近いもの下げることができ、結果として本来のCPU占有率調査の便が計れるというわけです。


この実装方法ですが、私の場合はtcshを使っていますので.tcshrc fileに次のAliasを追加しました。

alias ttop 'top -ocpu -R -F -s 2 -n30' 

これで従来のTopも、それをCustomizeしたTtopも実行可能になります。
なお、bcshを使っているUserさんは。.bashrc Fileに次を登録してください。

alias ttop='top -ocpu -R -F -s 2 -n30'


iCalにAddressBookのURL登録

iCalにAddressBookのURL登録

2004-02-07

PantherのAddressBookには機能を拡張するPlugInの仕組みが用意されたようです。
macosxhintsの"Schedule calls in iCal from Address Book"には、AddressBookに登録の人に電話するというTo Do 項目を作成するApple Scriptが紹介されています。
ここで紹介されているApple Scriptを~/Library/Address Book Plug-Ins/にいれることにより可能になります。これは、電話することの多い人には結構役に立つものでしょう。


このScriptで作成されたTo Do項目をClickするとDrawerが開くのでその中のURL(Addressbook://xxxx......:Abperson)をClickして”Go to Location”選択すると該当者のAddressBookが開くという手順になります。


しかし、To Do項目は日付しか指定できず時間の指定ができないという問題点があります。
これを解消するのには、私は良く電話する人のCall Listを日付なしでTO Do Listに登録しています。
(注)URL(Addressbook://xxxx......:Abperson)を得るのに上記のApple Scriptを利用します。


そして一般のScheduleEventを作成して、AddressBookから電話したい人のIconをScheduleEventにDrug&Drugして登録します。、そのEventをClickするとDrawerが開いて、登録した人のURLにTO Do Listに登録しておいたCall ListのURLをPasteしておくことで前期のTo Do項目と同様な手順を利用できます。
AddressBookに登録した情報をScheduleEventと関連付けしたい場合には便利ですね


iTunesのLocation Error

iTunesのLocation Error

2004-02-04

先日Hard Diskの換装に伴いiTunes用のVolume名を変更し、iTunesのPreferenceのLocation FolderのPathを変更したのですが、iTunesの曲を聴こうと該当の曲をDouble ClickするとFolder Locationが見つからないというErrorになります。
どうやらiTunesのPreferenceのLocation FolderのPathが有効になるのは、今後追加するLibraryに対するものに限定され、既存のものは既に登録ずみのLocation情報を使うようです。
その情報は~/Documents/iTunes/iTunes Music Library.xml に保存されているようですね。
しかたがないのでVolume名を元の名前に変更すると全く支障なく聴けるようになりました。
iTunesのLibraryを別Partitionに指定している方は、HDDの換装時はご注意ください。


(追伸)iTunes Libraryの移行については、macosxhintsに貴重な情報がありますので参考にしてください。
Move an iTunes library to a new machine

.dmg Fileを.iso Fileに変換

.dmg Fileを.iso Fileに変換

2004-02-01

先日macosxhintsを読んでいて標記の記事に興味を持ちました。
前提としてCD-R DriveでなくCD-ROMしかないMac のUserがCD-R Drive付きのPCを持っていた場合、そのCD-R Driveで.dmg Fileを焼くという場合を想定しています。
.dmg FormatはMac固有のものですのでこのFileはPCではCD-Rに書込の対象にならないわけです。
そのためこのFormatを.dmg から.iso に変換してPCのCD-Rに焼くというわけです。


方法として次の2つがあります。

1.Command Lineを使用
hdiutil convert /path/to/filename.dmg -format UDTO -o /path/to/savefile.iso
(注)/path/to/filename.dmg、 /path/to/savefile.iso は適宜変更してください。
2.DiskCopy Applicationを利用
[File]menuの[Convert Image...]を実行時、Output Formatとして"CD/DVD Master"を指定
(注)PantherCDにはDiskCopyが含まれていませんので、JaguarCDからPacifistを利用してInstallしてください。



実は私のG4もCD-R Driveが無く、PC(Vaio)側にCD-R Driveがありますので、この方法は使えそうです。(未試行)

DiskのPartition作成

DiskのPartition作成

2004-01-29

昨日G4購入から5年使用した30GBのDiskがCrashしてしまいました。
Diskが本当に使用できないかの判定はいろいろありますが、私の場合はPanther起動CDからDisk Utilityを起動してそのVolumeに対してErase TabのOption Buttonを押下して"0 Data書込み"を実行し、これがErrorになる場合はそのDiskは使用不能と判断しました。

早速新しい120GBのHDDを1万円で近くのPart屋さんから購入してCrashしたDiskと換装しました。
DiskのPartitionについては各Userの使用形態により区区ですが、私の場合は次のような、10GB、20GBのPartitionをいくつか作りたいと思いました。

OS9:7GB
Swap:3GB
OSX:20GB
HomeDirectory:20GB
Itune Directory:20GB
その他:10GBの複数Partition

Disk Utilityを使って、上記の様なPartition構成にするときにはどうするかのTipsですが、私は次のような方法をとりました。

1.全体を複数の均等なPartitionに分け、その一つが10GBになるような分割数を調査する。これはPartition数を指定するPopUpからいろいろ選択してみればすぐ分かります。
2.OS9、Swap用のため最初のPartitionを分割Buttonを押して2つに分け、OS9のSize指定を7GBと指定する。そうすることによりSwapが10GBの残りのSizeになります。
3.OSX、HomeDirectory、iTuneDirectory用には均等に分割したPartitionを2つ合わせた20GBにするために、連続した10GBのPartitionの最初のPartitionを削除します。そうすると削除したPartitionが次のPartitionに合併されて20GBのPartitionができます。


もちろんPartitionの分割方法は上記以外にいろいろありますが、上記はもっとも簡便な方法ではないかと思われます。
新しいDiskをDiskUtilityを使用してPartitioningするときには参考にしてください。

QuickTime Moviesの保存

QuickTime Moviesの保存

2004-01-22

QuiclTime Moviesには、とても気に入って保存したいと思うものがよくありますが、単に右ClickのPopup MenuからDiskに保存を選択できません。
そのためのTipsがmacosxhintsに”Save 'unsavable' QuickTime movies”というTitleで記載されていますので紹介します。


方法としてQuickTime MoviesそのものをDiskに保存する長期保存方法と、URLだけを保存しておく短期保管の方法の2つです。

長期保存

1.System PreferencesのQuickTimeを開き<Plug-In>の"Save movies in disk Cache"をCheckする
2.保存したいQuickTime Movie を該当URLで閲覧
3./private/tmp/501/TemporaryItems/に保存されているQTPluginTempxxxxxxx Fileを保存したいFolderに移しFile名を"任意名.mov"と変更する


短期保管

1.保存したいQuickTime MovieがあるURLに行く
2.そのPageで右Clickして”View Source”でSourceを表示
3.Cmd+f で”.mov”を検索してQuickTime MovieのURL(http://....)をCopyして任意のFileに記録する



長期保存はMovieそのものを保存するので、該当URLからMovieが削除されても安全ですが、短期保管の方は単にLink情報だけですのでMovieが削除されたらそれまでです。

Journaling ON時のfsck Reportsについて

Journaling ON時のfsck Reportsについて

2004-01-19

AppleのTech Info Libraryに標記に付いて無視できるError種類について記載されていますので紹介します。


Pantherから導入されたJournalingをONにしていた場合fsckの下記Errorは無視しても安全です。

1."Volume bitmap needs minor repair"
2."Invalid volume free block count" 
3."Volume header needs minor repair"
4."Incorrect block count for file"



上記Error Messagesは良性のもので、File Systemに対する障害を意味するものでないので無視してもいいとのことです。
そしてJournalingを設定している場合Single User Modeで起動する必要がなく、VolumesがFile Systemに認識されたときには、File SystemはVolumesの整合性を維持します。
もし fsck を走らせる場合は -nあるいは-f Flagつきで実行するのが最善です。


-n Assume a no response to all questions asked by fsck except for 'CONTINUE?', which is assumed to be affirmative; do not open the file system for writing.


-f Force the check.


しかし、Jounaling Systemは決して万能ではないようで。macosxhintsに"File system journaling won't prevent all disk damage"という記事が投稿されています。


PantherのDiskUtilityはDefaultでJounalingをOnになっていますが、それ以前のOSXで初期化したVolumeについて私の場合はJounaling Onにして運用しています。
当初言われた程cpu負荷もないようですから、Jounaling Systemを利用しない手はなさそうです。

20 Troubleshooting Steps for OS X

20 Troubleshooting Steps for OS X

2004-01-14

Hal Tanaka 氏から標記のOS X Trouble対応の標準的な手順についての情報をいただいました。
Tanakaさん 貴重な情報ありがとうございます。


『Hello MacFreak


MacosxhintsにOSXトラブル時の20の対応策(手順)が記載されています。
Twenty steps to help diagnose and fix system issues
Mon, Jan 12 '04 at 10:22AM from: petey


http://www.macosxhints.com/article.php?story=2004011205473937
以下、冒頭部分の引用です。


20 Troubleshooting Steps for OS X




So your OS X Mac isn't working quite right. What should you do? Here's a
list of 20 basic steps to try.

FIRST AID

  • 01 Restart
  • 02 Check/fix the filesystem
  • 03 Make sure you're not running out of free space on the System volume
  • 04 Repair permissions
  • 05 Create a new user account, and see if the problem persists there
  • 06 Clear system & user caches
  • 07 Disable Application Enhancer, if you're running it
  • 08 Startup in SafeBoot mode, and see if the problem persists there
  • 09 Reset system firmware
  • 10 Unplug all USB, Firewire devices except Apple mouse

MORE SERIOUS TROUBLESHOOTING

  • 11 Reapply the latest combo updater
  • 12 Run the Apple hardware diagnostic CD
  • 13 Check the hard drive for bad blocks
  • 14 Take out 3rd party RAM
  • 15 Unplug 3rd Party PCI cards
  • 16 Reset PMU
  • 17 Archive and reinstall the OS
  • 18 Reinstall the system from scratch
  • 19 Send the machine back to Apple
  • 20 Additional Notes




OSXのトラブルは予期せずやってきます、トラブルに見舞われると慌てて対応しようとして、かえって問題を複雑にし、解決にいたるのに長い周り道をすることが多いものです。
異常事にそなえて、このような手順を明確にし、必要なツール、手段をすぐ使えるように用意しておくのが大切です。
トラブルの原因は単純な部分にあることが多く、この手順の10までの手段と順序はそのよい例だとおもいます。』




(macfreak)MacOS 9 の時代にも永年のUserの知恵を集約したこのようなTrouble対応の手順がありました。OSXもこのような知恵が標準化されるということは、OSXがUserに定着化してきた証なんでしょうね。
以下簡単に各Stepの要約を引用します。

01 Restart

 Computer一般に適用可能な対応策です。これより簡易なLogout/Loginというのも結構役に立つ事があります。

02 Check/fix the filesystem

 基本的にはBoot CDを使いDisk Utilityを起動してRepair Diskを実行します。

03 Make sure you're not running out of free space on the System volume

 最近のOSXはSystem Volumeの Spaceが狭隘状態になるとAlarmで知らせるという措置を講じているようですが、System Volumeはswap Fileを含めて3GB程度余裕を持ちたいですね。

04 Repair permissions

 Disk Utilityを起動してboot Driveを選択しFirst Aid tabのRepair Permissionsを実行する

05 Create a new user account, and see if the problem persists there

 原因がHome Directoryにあるのかを切分けるためにTest用にUser Accountを作成しそのAccountでも発生するのかをCheckします。

06 Clear system & user caches

 Cocktail等のToolを使用して全てのcachesをClearしてRebootします。

07 Disable Application Enhancer, if you're running it

 Haxies from Unsanityをお使いの場合はLogin時Shift Keyを押下したままにするとAPEを殺した状態でLoginできるのでお試しください。

08 Startup in SafeBoot mode, and see if the problem persists there

 boot時にShift Key押下したまま起動するとSafeBoot modeという基本的なExtensionsだけでOSを立上げることができます。この状態で現象が発生しないときには最近追加した3rd party Extensions or StartupItemsに問題があります。

09 Reset Firmware

 Firmwareを工場出荷の初期状態に戻してみます。これはcmd+opt+O+Fを押下した状態でBootすることでFirmwareのopen画面を表示されますので次のCommandを入力します。
reset-nvram (hit return)
reset-all (hit return once more, the system should reboot)

10 Unplug all USB, Firewire devices except Apple mouse

 Macに接続しているUSB、Firewire関連のDeviceを外して(Mouseは付けたまま)Rebootします。

11 Reapply the latest combo updater

 AppleのSiteからあなたのOSXのVersionに対応したcombo updater(直近の有償Version以降の全てのUpdate項目を含む)をDownLoadしてUpdateを実行する。

12 Run the Apple hardware diagnostic CD

 上記CDをC Keyを押下してReboot時選択して実行する。

13 Check the hard drive for bad blocks

 この方法の基本は現OSをBackUpした後にOSX Installation Diskを使用してre-initializeを実行する。これ以外にはApple Protection Planに参加した場合に提供されるTechTool Deluxe CDを使用してCheck、あるいはNorton Disk Doctor等の3rd party disk utilitiesを使用して実行します。

14 Take out 3rd party RAM

 追加した3rd party RAMを外してみる

15 Unplug 3rd Party PCI cards

 同様に3rd partyのPCI Cardを外してみる。また最新Driverに入れ替える

16 Reset PMU

 Power Management Unit'sをresetする。PMU Buttonを1秒間押下する。これ以上長く押さないことと一度だけにしておくこと。このPMUのreset方法は各機種毎に相違するので注意

17 Archive and Install OS X

 現行のUser と network settingsを別に保管して、現行のOSを入れ替える。

18 Reinstall the system from scratch

 OSを新規Installする

19 Send the machine back to Apple

 大変高価になります。

20 Additional Notes

Uninstall Norton Products if you've installed them
 Norton製品はなにかとTroubleを引き起こす原因になりやすいようです。
Check your error logs
 Apple menuから"About this Mac"を選び<more info><Logs><Console>と進むとError Logが見えるのでそれをCheckする
Start your system in verbose mode
 cmd+Vを押下してBootして画面に表示される内容からError Messagesを捜し出し、それをKeywordにしてGoogle Searchなりして解決策を捜す。
ESD safety is important when working inside your computer
 ManualなりAppleのWeb Support情報を参照する


昔からPRAM Clear(Cmd+OPT+P+R)というのが記載されていませんが、先日から私のG4の起動音が鳴らなくなったので、昔どおり実行してみましたところ見事に復旧しましたので、この方法もまだ有効だと思います。


Trouble予防策として私が実行していますのは、System に影響を与えそうなSystem UpdateやSoftのInstallの場合は、先ず現行System AreaのCloneを作成してからUndate/Installするという手順を取る事にしています。これはUNIXに疎い私にとって急がば回れのダサイ方法ですが結構これで助かった事がありますので、参考にしてください。


Script Menuを表示する

Script Menuを表示する

2004-01-12

PantherになってからMenu BarにScript Menuが表示されないBug(?)があり、いままでこのScript Menuを使用して実行していたApple Scriptが使えず困っていました。
先日macosxhintsを読んでいてこれを可能にするTipsを見付けました。


Launch applications and documents via the Script menu


方法は次のApplication IconをDouble Clickしてください。
/Applications/AppleScript/Install Script Menu.app


なおScript Menuの表示を簡素にするTipsについては、2003-04-06”Script MenuのTips"の記事を参考にしてください。



Mac OS X: About Disk Optimization

Mac OS X: About Disk Optimization

2004-01-04

Hal Tanaka氏から OSXでのDisk Optimizationの必要性が低いというAppleの見解文書の紹介をいただきました。
Tanakaさん 貴重な情報ありがとうございます。




『Hello MacFreak


以前、OSX環境でDISKのdefragに意味はない(効果少)と報告しましたが
Appleの正式Documentが発行されています。
Mac OS X: About Disk Optimization
Article ID:25668
Created:12/3/03
Modified:12/19/03
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=25668
この文書からも、OSX環境でDISKのdefragに意味はないことが
明快になりましたね。
DISKのdefragを行うより、外部HDDにバックアップを作成
これをリストアするという手順がベストのようです。
(定期的Volumeバックアップ作成にもなります)』




(macfreak)Appleの正式見解ですので信憑性があるといえますね。
上記のAppleの文書からその理由を日本語で引用します。(誤訳の場合はお許しを)

・HFS PLUSは使用済みとなったFileのSpace Areaを極力再使用しないように設計されている。
・OSX10.2以降のSystemには"Delayed Allocation"という複数の断片を纏めて一つのAllocationを作成する機能が備わっている
・より速いDriveと進歩したCaching技術、およびApplicationの設計技術が相俟って多くのApplicationは断片Fileを追書するのではなく全体をRewriteする"Hot-File-Adaptive-Clustering"を採用して自動的にdefragmentを実行する
・進歩した先読み技術とCachingを利用した纏め書き技術は、System Performace上でのOptimizationの効果を減じている


しかしながらDiskが殆どSpaceがなく、大きいFileを頻繁に更新するような場合にはFragmentationが発生することもあり、このような場合にはdefragmentationが効果があると記載されています。

OSX 10.3.2起動時間短縮(続報)

OSX 10.3.2起動時間短縮(続報)

2003-12-31

Hal Tanaka氏から標題の処理をApple Scriptで実行するApplicationの紹介をいただきました。
Tanakaさん ありがとうございます。




『Hello Macfreak


OSX 10.3.2起動時間短縮(続報)です。
SpeedStart 0.1
http://www.macupdate.com/info.php/id/13672
AppleScript applicationです、Terminalが不得手といわれる
方に!!』




(macfreak)上記をDownLoadする際にはOption+Clickをする必要があるようです。
このScriptはBootCacheControlのSymbolic Linkを/usr/sbin/に作成します。
なおこのPatchを解除するUnpatch処理も実行できますので、Software Updateの前に実行するのが簡単でいいですね。



OSX10.3.2起動時間短縮対策のまとめ

OSX10.3.2起動時間短縮対策のまとめ

2003-12-30

Hal Tanaka氏から標記についての注意事項について貴重な情報をいただきました。
Tanakaさん いつもありがとうございます。

『Hello MacFreak

OSX10.3.2起動時間短縮対策のまとめです。
この対策は2度目のRe-Bootから効果が現れる点に注意してください。

MACNNのReadersForum
Software - Troubleshooting and Discussion> Mac OS X > Possible Fix for
10.3.2 Slow Boot Problemからの引用です。
注意点はOSXのUpdateを行う前には、このPatchを解除しておくことでしょう。

You will need to enter your administrative password in Terminal followed by
a return after the command:
all commands are on a single unbroken line (no returns, no line breaks in
Terminal regardless of how they appear here).

1. Command creates extra file, speeds up boot times, but might screw up
future updates:
sudo cp
/System/Library/Extensions/BootCache.kext/Contents/Resources/BootCacheControl /usr/sbin
2. Remove this command before installing any future OS X updates:
sudo rm /usr/sbin/BootCacheControl
3. Possibly safer command that uses link (but apparently not recommended by
Apple Technical Support):
sudo ln -s
/System/Library/Extensions/BootCache.kext/Contents/Resources/BootCacheControl /usr/sbin
http://forums.macnn.com/showthread.php?s=9e16bcc109ba384ca0ddc8076212aa7c&threadid=194715
Posted on : 12-27-2003 09:41 PM By mcsjgs Veteran Member 』



(macfreak)先日の/usr/sbinにBootCacheControlをCopyした場合は、OSXのSoftware Updateの前に削除する必要があるとは重大な情報ですね。
おそらく/usr/sbinのBootCacheControlがBoot時に実行されるため、もとのBootCacheControlが修正された場合はその結果が反映されないから危険なのでしょうね。
Symbolic Linkも推奨しない理由はよく分かりませんが、BootCacheControlのPathも維持されるという保障がないからでしょうか。
この注意は忘れてしまいそうで怖いですね。なにせBootTroubleを引き起こすためUNIXに不慣れな私などは対応におろおろしそうです。お互いに忘れないようにしましょう。