Tips3

TopImage02.jpg

Tips 3

更新日: 2008-12-05

Calendar widget 入替え

Calendar widget 入替え

2006-01-20

OSX10.4.4の新しいCalendar Widgetがお気に召さない方のための、以前の赤いCalendar Widgetを再度Installする方法がmacosxhints "10.4: Keep the old red Calendar widget from 10.4.3"という記事に記載されていますので紹介します。
macfreakは以前のCalendarの方が小さいSizeで好きなので以下の方法で再度Installしました。

手順

1.Tiger install discを挿入
2.Pacifistを起動して[Open Mac OS X Install Packages]ボタンを押下
3.AdditionalEssentials.pkg -> Library -> WidgetsのCalendar.wdgtを選んで[Extract to Custom Location]を押下
4.Locationは~/Library/Widgetsを指定する。
(注)OSX10.4.3をBackUpしている場合は、以前の"/Library/Widgets/Calendar.wdgt"を~/Library/Widgets にCopyする。
5.Widgetの名前を CalendarOld.wdgt と変更する。
6.CalendarOld.wdgtを[Show Package Contents]で開いて、Info.plistをJeditなりTextEditで開く
(注)Permissionの関係でPseudoでJeditあるいはTextEditをrootで起動する。
7.開いたInfo.plistのcom.apple.widget.calendar-->com.apple.widget.calendarold に変更して保存。


以上で以前のCalendar Widgetも最近のものも双方使用できます。
以前のCalendar Widgetに拘りのある方は参考にしてください。

.Mac MailでHotSpotからMail送信

.Mac MailでHotSpotからMail送信

2006-01-19

Mobile Mac Userにとって旅行中、無線Hot Spotを利用してMail送信をする機会が多いと思われます。
しかし最近のProvider(ISP)は標準的なSMTP Port(25)をDenyする(Outbound Port25 Blocking)ように設定していることが多い為、受信したMailの返信を送信するときにはErrorとなります。

これを回避する幾つかの方法があります。

  • 1.Web Mailを利用する。
  • 2.Gmail, .Mac Mail のPort 587 を利用する。
  • 3..Mac IMAP Serverと指定してDraft MessagesをWebから送信

1.の方法は、Mailの送受信記録を同一Mailerで管理したい方には向かないです。
2.の方法は一番簡便で便利な方法と思われます。
3.の方法は.MacをIMAP Serverとして指定して、送信したいMessagesをDraft Folderに保存してから、.Mac web siteにLoginしてWeb Siteから送信するという手順です。

これはmacosxhintsの"How to send .Mac mail when SMTP is blocked"で紹介されています。
macfreakは.MacをPOP3 Serverとして設定していますので、3.の方法は試したことはありません。
Outbound Port25 Blockingを回避するため、2.のPort 587がお勧めです。
FireWallでOutboundのPortを制限している方は TCPのPort 587を開ける事をお忘れなく。

OSX10.4.4にFront RowをInstall

OSX10.4.4にFront RowをInstall

2006-01-15

Software UpdateでOSX10.4.4にすると、Front Row が作動しなくなります。これを再度Installする方法が"How To Install Apple's Front Row"に解説されています。
原文を下記に引用します。
Quick Guide

1. Download Front Row 1.0.1
2. Open the disk image and copy the file “FrontRowUpdate1.0.1.pkg” to the Desktop.
3. Download Front Row Enabler 1.1
4. Launch Front Row Enabler from the disk image. Select “Enable Update Installer.”
5. Run the Update Installer by opening “FrontRowUpdate1.0.1.pkg.”
6. Logout
7. Launch Front Row Enabler from the disk image. Select “Enable Front Row.”
8. Set Keyboard Shortcut and Sound Effects in System Preferences.
9. Launch Front Row (command-esc)

上記の作業のPointはDownloadしたFront Row 1.0.1.dmgをMountしたら、(2.)その内容の“FrontRowUpdate1.0.1.pkg”をDesktopにDrug&Dropしてください。“FrontRowUpdate1.0.1.pkg”はiMac G5専用のUpdatorですので、(4.)これにPatchをかけないと一般のMacでは使用できません。その準備作業が1.~ 4.の手順です。
Patchをかけた後は、5.以降の手順でInstallしてください。

TerminalのTips

TerminalのTips

2006-01-10

Terminal.appを使っていてとても不便だと思うのは入力した長いStringの一部挿入削除をしたいときに、Arrow KeyでCursorを一字づつ移動させる必要があることです。
これは Terminalを常用する人にはとてもイライラすることだと思うのですが、macfreakはこれを回避するTipsがあることを知りませんでした。
最近 OSXFAQ のSiteで"Want to move the cursor in Terminal without touching those darned arrow keys? Here's how."という、とても古い(2002/03/25)Tipsを見つけました。
当時のTerminalのPreferenceは現在のOSX10.4.3のものとはかなり変わっていますが、このTipsは現在も使用できます。
設定方法はTerminalの[Window Settings... ]というMenu ItemをClickして上部のPopUpから[Emulation]を選択して
[Option click to position cursor]にCheckを入れてください。

TerminalInspector.jpg

Terminal.appを再起動してください。これで入力したStringの任意の場所にCursorをSetしたいときは Option Clickすることで可能になります。
Terminalに詳しい人にはそんなことは常識ですと言われそうですがmacfreakにはとてもありがたいTipsです。参考にしてください。

Launchdの解説

Launchdの解説

2005-12-31

OSX10.4のTigerからboot時のServicesを起動するのにlaunchdが導入された事は話題にはなったのですが、これをもう少し詳しくかつ易しく解説してくれる記事がなかなか見つけられず、その内忘れてしまっていました。
そんなときに、macosxhintsを読んでいて、Thread投稿のなかでlaunchdの解説記事として紹介されていたのが"An Introduction to Tiger Terminal, Part 5"です。
この内容をmacfreakの備忘録を兼ねて以下に紹介したいと思います。

従来は、OSXもUNIXの流儀に副ってBoot時には mach_init がcore system servicesを起動させ、StartupItems, init.d, or rc/rc.local が boot時のServiceを起動、xinetd がNetwork Serviceを起動、cron がScheduled Serviceを起動という方法でしたが、Tigerになってからこの方法も一部使えるのですが、Appleはluanchdの導入によりこの基本路線を大幅に変更したと言われます。
これは Terminalから ps ax を実行して Process IDを見ますと Pantherの時代はPID 1がinitで 2 がmach_init であったのが、Tigerからは この2つに取って替わりPID 1が luanchd になっていることに窺われます。

Panther

% ps ax
PID TT STAT TIME COMMAND
1 ?? Ss 0:00.02 /sbin/init
2 ?? Ss 7:11.84 /sbin/mach_init

Tiger

$ ps ax
PID TT STAT TIME COMMAND
1 ?? S<s 0:03.16 /sbin/launchd


しかし、Appleの基本路線の変更は、init、mach_init にとどまらず、全てのdaemon の起動と管理を launchd に統一することにより、boot Process のSpeedUpとDaemonn の効率的な管理を行おうとしている点にあります。


一例を上げれば、深夜にScheduleされている Daily、Weekly、Monthlyのmaintenance tasksを見てみましょう。
PantherではcronはSystemStarter がBoot時起動され、それ以降 cron がUser用の/var/cron/tabs/ とSystem用の/etc/crontab の内容をCheckして Scheduling jobsを管理していました。
Patherのcrontabを見ますと下記のようにScheduleされているのが分かります。

15 3 * * * root periodic daily
30 4 * * 6 root periodic weekly
30 5 1 * * root periodic monthly

これは、periodic という Commandが引数(daily、weekly、monthly)の内容に応じて、該当Folder(/etc/periodic/daily 、同weekly、monthly)の内容を実行する仕組になっています。
ところが Tigerのcrontabを開きますと次のようになっています。

# The periodic and atrun jobs have moved to launchd jobs
# See /System/Library/LaunchDaemons
#
# minute hour mday month wday who command

上記のComment Lineの内容に基づき/System/Library/LaunchDaemonsの内容をみると、沢山の.plistが登録されているのが分かります。
その中にある次の3つがmaintenance tasksです。

com.apple.periodic-daily.plist
com.apple.periodic-monthly.plist
com.apple.periodic-weekly.plist

すなわち、Tigerではmaintenance tasksは、cronではなくlaunchdで実行されるようになっているのが分かります。(Schedule時間も上記.plistの中で指定します。)

TigerのlaunchdはlaunchctlというUtilityを利用して各種設定をするようになっています。
Terminalから$ sudo launchctl list を実行してみますとlaunchdに登録されているjobsが分かります。

$ sudo launchctl list
Password:
com.apple.KernelEventAgent
com.apple.mDNSResponder
com.apple.nibindd
com.apple.periodic-daily
com.apple.periodic-monthly
com.apple.periodic-weekly
com.apple.portmap
com.apple.syslogd
com.vix.cron
org.isc.named
org.postfix.master
org.xinetd.xinetd



詳細なboot時の仕組は原文を引用することにします。

When Mac OS X boots, the BootROM checks a test of the hardware and then activates Open Firmware which selects the operating system. Next, BootX loads the kernel and drivers and then the kernel loads launchd. launchd runs /etc/rc which runs SystemStarter which, in turn, runs a series of scripts found in both /System/Library and /Library. launchd then scans through /System/Library/LaunchDaemons and /Library/LaunchDaemons for plist files (more on this in a bit), runs the necessary plist files and then starts loginwindow. launchd manages daemons during startup and continues running until shutdown.


launchdのjobsの登録はその性格に応じてそれぞれの特定の場所が定められています。

system-wide agents :(/Library/LaunchDaemons)
per-user agents(user):(~/Library/LaunchAgents)
per-user agents(root):(/Library/LaunchAgents)
system-wide installed by the OS:(/System/Library/LaunchAgents)

さて、TigerでlaunchdへSchedule jobsを登録する方法ですが、Apple提供のplist editorがあるのですが、Third Vendorからsharewareとして提供されているLaunchd Editor が優れ物です。

UserがSchedule jobsをluanchdに登録する方法は原文を参考にしてください。
上記のようにAppleのboot時のDaemonの起動方法をlaunchdに路線変更したのですが、勿論従来との互換性の維持のため、cronも問題無く使用できます。
いやむしろ現段階では Launchdには Bugがあり、.plist のStartCalendarIntervalが正常に作動しないことが確認されていますので、cronを引続き利用することをお勧めします。
しかし今後このluanchdは成長拡張されてゆくのは間違いないものと思われます。

User PreferencesのBackUp

User PreferencesのBackUp

2005-12-28

Home Directoryも3世代程度はBackUpするのは望ましいことです。しかしDesktop Macの場合はHDに複数のPartitionを用意する事は簡単なのですが、PowerBookのようにArea Spaceがない場合のBackUp作戦としては、User Data以外には標題の"~/Library/Preferences"をBackUpする作戦を検討するのはどうでしょうか。

OS9の時代からも変わらないのですが、Applicationの不具合の80%位はPreferenceを削除したら修復するCaseが多いという経験上の知恵ですが、何よりも保存Spaceが取らない割には効果があると言えます。
またApplicationによってはPreferencesにUser Dataに該当するようなDataが保存されるものがありますので、そんなApplicationが不具合になると単にPreferenceを削除しても、修復作業に大変な労力が伴います。

そのためには、CurrentのPreferencesを毎日Backupして、1週間に一度位は別のDirectoryにBackUpするというような作戦を取る事をお勧めします。
macfreakはHome Directoryも3 Partitionを用意して3世代Backupしているのですが、それ以外にHome DirectoryにPreferences-1、Preferences-2、という2つのFolderを用意して毎日Current PreferencesをPreferences-1に、1週間に一度Preferences-1の内容をPreferences-2にBackupするというのをDejaVuでScheduleしています。

先日も沢山のMacroを作成しているKeyboard Maestroの不具合が発生して、Preferencesを削除したのですが、今まで作成したMacroの大半が無くなり泡を食いましたが、このBackUp作戦により事無きを得ました。少ない労力とCostで実施するBackUp対象として、Preferencesを対象にすることを検討してみてください。

写真のiPhoto Libraryへの取込み

写真のiPhoto Libraryへの取込み

2005-12-26

macfreakはDigital CameraからiPhotoの取込みする場合、CameraをUSB接続した時にiPhoto.appが起動し表示されるWindow下部のImport ボタンを押下していました。
Cameraに残っている写真の全てを取込む場合は、この方法で問題ないのですが、最近撮った写真だけを取込む場合はその写真を取込むまで実に無駄な取込み作業を続けるのに閉口していました。
こんなことはiPhotoのManualを読めば書かれている事なのでしょうが、実はつい最近OSXFAQ Siteを見ていて偶々見つけたというわけです。

それは"Image Capture - Downloading from a Camera"というPageに記載されているのですが、CameraをUSB接続したときに取込み用に使うSoftはImage Capture.appに変更できるというのです。
また取込み用のFolderも指定できます。(macfreakはiPhotoBufferというFolderを作成)

Image Capture.appを起動してPreferenceでCamera接続時に立上げるSoftをiPhotoからImage Captureに変更して、Cameraを接続してみました。
すると素晴らしい速さで写真の取込みがされます。それが終わると[Download Some..]のButtonを押すと写真を選ぶ為のThumbnail画像が表示されますので、取込みたい写真を選んで実行します。
iPhotoBufferに取込んだ写真は、iPhotoからImport機能でiPhotoLibraryに取込むことになります。


ImageCapture.jpg

こんなことは常時写真を触っている方には、お笑い草のTipsなのでしょうが、Macfreakにはとても貴重なTipsなのです。
macfreakは512MBのMemory Cardを使って、HomePage専用写真を撮る時は低解像度で500枚くらいを入れますので、この追加された写真を取込みにはじつにイライラしていたのですが、やっと開放されました。

OSX10.4.3 のSleepのTrouble

OSX10.4.3 のSleepのTrouble

2005-12-22

OSX10.4.3でAuto Sleepが作動しない問題について、前回はuptime CommandのCPU負荷計数を利用して強制Sleepする方法を紹介しました。しかしこの方法も実は万全のTrouble Shootでないことがmacfreakのここ数日の実績から判明しました。それは強制Sleepという方法はAuto Sleepと決定的な機能相違があるようです。
それは強制Sleepすると以降のCron Schedule Taskが予定通り実行されないのです。それもTrouble状況は、Scheduleが全く無視されるCase、予定外の時間に実行されるCase、実行されたあとSleep Lampの状態にならないのに、CPUはSleep状態となりSystem.logも記録も残さない状態になるCaseと区々の現象が発生します。

macfreakはCronのScheduleを予定通り実行させるためにCronwakeというDaemonを使用していますが、この作者のCronwakeの使用法についての説明にも次のような記載があります。

cronwake はユーザの指示したスリープ、shut down を防止できません。

もし時刻 T にユーザがマシンをスリープさせた場合、
Tjob - 60*CRONWAKE_WAKEBEFORE - TTS <= T <= Tjob
であれば、おそらく時刻 Tjob 以降のジョブを実行できないでしょう。
(TTS はコマンドラインオプション -p で指定した値 (デフォルト120秒) です)
(注)CRONWAKE_WAKEBEFOREはスリープからの復帰をジョブの <num> 分前に設定します。
<num> は 1 以上でなければなりません(デフォルト: 3 (分))

この説明は強制Sleepした場合は、その時刻から(60*3+120)秒後以降のScheduleは実行できないと読めます。
現実の現象は、ここの記載とは少し違いますがSchedule Taskが予定どおり実行されないという現象は必ず発生するのです。どうやらCPU負荷計数を利用した強制Sleep方法も、強制Sleepさせること自体に問題があることが分かりました。

それでは、深夜から早朝にかけてのCron Scheduleを予定通りに実行させるためには、Auto Sleepを実現する方法をとるか、一晩中Macの火をいれたままにするかの選択になります。
次善の策としてAuto Sleepを実現する方法をとることにしました。
以前にも報告しましたがOSX10.4.3でAuto Sleepを実現するのはSpotlightを無効にすればいいのは分かっているのですが、Spotlight機能は利用したいし、Cronwakeを利用したSchedule Taskを実行したいとう欲張りな方法は見つける事ができなかったのです。

Spotlightを無効にするのにも/etc/hostconfig のSPOTLIGHT=-NO-にする方法、Spotless1.0.3というApplicationを利用する方法等があります。ところがSpotless1.0.3によるSoftwareによる方法は残念ながらAuto Sleepを実現できませんでした。
結局Spotlightを無効にしたOSX10.4.3を別に用意して、就寝前にはこのOSXに切換えて深夜のCron TaskのSchedule実行をしているというブザマナに体になっています。

Intelligent Sleep改良版

Intelligent Sleep改良版

2005-11-26

昨日作成したIntelligent Sleepを一日使ってみましたが、次の点で改良が必要なことが判明しました。
Sleep許容値としてuptime Commandの最後15分間のCPU負荷計数を使用したのですが、その場合は次の問題点があります。

直前に重い作業を実施した場合は15分間のCPU負荷計数は、15分間の実行待ち行列内の平均ジョブ数ですからCPU Idleになっても急に低下しないため、IdleからSleepになるまでの時間がかかることです。この時間を短縮したくて許容値を大きくすると通常使用時にもSleepが発生するという現象が発生します。


要は、5分間Idle状態が続くと必ずSleepが発生するが、通常使用時はたとえ軽い作業であってもSleepが発生しない設定が必要です。
そのためuptime Commandの5分間のCPU負荷計数を判定基準に使用するように変更しました。

こうする事により5分間何もしないで、uptimeを実行した時の5分間のCPU負荷計数を許容値と採用することにより、今までより低い許容値の設定が可能になり、結果として通常作業中にSleepの発生する事がなくなりました。許容値の算出方法も簡単明確にRule化できます。

改良後のIntelligent SleepのAppleScriptは次のとおりです。

set theLoad to do shell script "uptime | awk '{print $(NF-1)}'"
if (theLoad as number < 0.08) then
tell application "Finder"
sleep
end tell
end if

興味ある方はお試しください。

Intelligent Sleep

Intelligent Sleep

2005-11-25

OSX10.4.3でAuto Sleepしない原因の追求をしているのですが、Google SearchでInternet上を捜しても決定的な原因と対策を見つけることができていません。この調査の途中で面白い対応策を見つけたので現在macfeakはこの方法でCPU Idle時強制Sleepさせています。
それはmacosxhintsに掲載されていた" Auto sleep based on CPU usage"という記事です。

これは"Intelligent sleep/energy saver"というThemeでDiscussされたmacosxhintsのForumでの内容に基づくものですが、考え方としてはSystemがIdleであるという判断をCPUの負荷計数で行い一定の許容範囲を下回ると強制的にSleepさせるというAppleScriptです。これを以下Intelligent Sleepと呼称します。
CPUの負荷計数は uptime というCommand Lineを使います。
uptime の説明には次のように記載されています。

uptime は、現在の時刻、システムが稼働していた時間、システムにログオンしたユーザーの数、およびアクティブプロセッサについて、最後の 1 分、5 分、15 分間の実行待ち行列内の平均ジョブ数をプリントします。

Uptimeの最後の計数である最後の15分間のCPU負荷計数を使用してCPU Idleの判定を行います。
問題はこのCPU負荷計数の許容範囲をどのような値にするかということですが、これは各自のMacでいろいろなCaseでuptime Commandを実行して自分の環境に合ったものを設定する必要があります。
macfreakの場合はCPU負荷計数を 0.1 と設定して運用しています。
使用しているIntelligent SleepのAppleScriptは次のようになります。これをApplicationとして保存して利用します。

set theLoad to do shell script "uptime | sed 's/.* //g'"
if (theLoad as number < 0.1) then
tell application "Finder"
sleep
end tell
end if


次に問題になるのが、これをScheduleする方法ですが、Cronを使うか、市販のSchedule Softを使います。
Cronを使う場合は、毎時ScheduleしているTaskの後に入れるのが望ましいと思います。

macfreakは深夜のCronの稼働のために、Schedule時間の3分前にはSleep解除を自動的に行う cronwake というDaemonにお世話になっています。
そのため、上記Intelligent Sleepを仮にCronで10分間隔にScheduleすると昼間はいいとして、深夜は10分毎にSleepを解除して上記Intelligent Sleepを実行して強制Sleepさせるという冗長な作業を繰返すという問題が生じます。
そのためCronで毎時ScheduleしているTaskの終了時間を推定して、その時間に上記Intelligent Sleepを実行させることが望ましい方法と言えます。

市販のSchedule Softを利用する場合は、10分間隔ぐらいでScheduleするのが適当であろうと思います。
macfreak はKeyboard Maestro というSoftを利用して10分毎にIntelligent SleepをScheduleしています。
OSXのAuto Sleepが作動しないMac Userさんは参考にしてください。

Finder仕様の一部Customize

Finder仕様の一部Customize

2005-11-18

今日macosxhintsを読んでいてちょっと便利なFinderのCustomize方法("Use a unix-style syntax for copies names in Finder")の記事が目に付きましたので紹介します。

一つは記事Titleにあるように Finderでfile.txtをDuplicateするとfile copy.txt という名前で作成されますが、これをUNIX風に file~.txt というtilde 付きにすること。UNIXになれている方にはこの方が馴染みがありますし、短くていいですね。

もう一つは Finderで New Folder を実行すると"untitled folder" という名前で作成されます。この名前であれば通常Alphabet順の位置に作成されるのでこれを" untitled folder"と頭にSpaceを入れることにより何時もTop 位置に表示するようする。これは特に日本語のFolder名などを作成している場合は、表示される位置が特定しないので扱い難いのを改善するものです。

Customizeの方法は簡単ですが、念の為Backupしてから次のFileを修正してください。
"/System/Library/CoreServices/Finder.app/Contents/Resources/English.lproj/Localizable.strings"

前者は "N4" = "^0 copy"; --> "N4" = "^0~"; (注)copyをTilde(波線)に変更
後者は "N2" = "untitled folder"; --> "N2" = " untitled folder"; (注)先頭にSpaceを入れる


興味ある方は参考にしてください。

Auto Sleep 問題対応策

Auto Sleep 問題対応策

2005-11-12

Hal Tanaka氏からOSX10.4.3のAuto Sleep 問題の対応策の情報を頂きました。
Tanakaさん いつもありがとうございます。



『Hello MacFreak

Sleep問題についての対策記述がありました。

Updated Thursday, November 10 2005 @ 08:00 AM PST

Mac OS X 10.4.3 (#9): Mac Help inaccessible for some; More on Address Book content disappearing; Sleep Issues -- Solutions; more

http://www.macfixit.com/article.php?story=20051110081340394

以下引用

Sleep Issues -- Solutions Users continue to report issues with sleep under Mac OS X 10.4.3, particularly an inability to wake their systems from sleep after the update.

In some cases, these issues can be resolved by removing problematic devices like PCI cards or external FireWire/USB devices.

In other cases, some of the workarounds listed in our tutorial "Dealing with Wake-from-sleep issues.".

In particular, deleting the following .plist files
/Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.PowerManagement.plist
/Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.AutoWake.plist
~/Library/Preferences/com.apple.systemuiserver.plist
Some users have also reported success with resetting various Macs' PMUs (power management units), also detailed in the tutorial.』


(macfreak)実はOSX10.4.3の使用は諦めてOSX10.4に戻していたのですが、念のため再度Combo Updateで10.4.3にVersion Upして上記 .plist Filesを削除してRebootしてみました。一晩SpotlightのIndexingの収まるのを待って翌朝AutoSleepが作動するかCheckしました。残念ながらmacfreakのG5はAuto Sleepしませんでした。
もし上記の措置でAuto Sleepに成功した方があれば、掲示板に書込してください。

Auto Sleep

Auto Sleep

2005-11-07

OSX10.4.3 Combo Updaterを利用して10.4.3にVersionUpしました。
今回のUpdateでの一番の関心事はlookupdのBugによるHungup現象が解消されているのかということでした。
当HomePage掲示板に すてぱん さんが書込んでくれていますが10.4.3でもこのTroubleが解消されていないという情報もありますがこれはmacfreakは未だ確認できていません。
macfreakはlookupdのbugのためOSX10.4.2の使用を断念して、いままでOSX10.4を使用していました。

今回のUpdateでAuto Sleepが効かなくなったのがいやですね。
このAutoSleepの問題はOSX10.4.2でも同様に発生していたと記憶しています。
この原因を調べるため、いくつかの作業をしてみました。

同じMacでOSのVersionが違うことでAutoSleepが効いたり効かなかったりするのは、Hardwareに起因するとは考え難いのですが、念の為SMU Reset(PowerMac2.5GHzDualにはPMUが無かったと記憶する)とPRAM Clearを実施しましたが現象は変わらず。次にSystem、User のCache ClearをCache Clear Xで実施したが効果なし。


次にOSX10.4.3をSafe Mode(ShiftKey押下しながらReboot)で立上げてみました。この状態ではAuto Sleepが有効になります。
次にNormal Mode Without startup items(ShiftKey押下しながらLogin)でLoginしました。この状態でAutoSleepが効かなくなります。
そこでTop Commandで両者の差分(XOR)をとり、BackGroundで走る差分Daemonを抽出してみました。
それは以下のとおりです。このBackGroundで走るModuleがAutoSleepを阻害していると考えたからです。

check_afp
crashrepor
unlockupd
mdimport
mds


上記の check_afp、crashrepor、unlockupd、をTerminalからKillしたがダメ。残るSpotlight関連のModuleをStopさせる為Spotlightを無効にしてみました。("/private/etc/hostconfig"のSPOTLIGHT=-NO-)
やっと原因が判明しました。Spotlight関連のmdimport、mdsがAutoSleepを阻害することが分かりました。

さてそうなりますとAutoSleepを利用したいのなら、OSX10.4に戻るか、OSX10.4.3でSpotlightを無効にして稼働させるかの選択になります。あるいはAutoSleepを諦めてOSX10.4.3を利用するだけの価値があるのかという判断になります。
macfreakにとってOSX10.4.3にして特別便利なこともありませんので、またOSX10.4に逆戻りすることになりそうです。


OSX Update 実行手順

OSX Update 実行手順

2005-11-02

Hal Tanaka氏からOSX10.4.3のUpdateの実行手順について情報をいただきました。
Tanakaさん いつもありがとうございます。
『Hello Macfreak

噂のみ先行し、ずいぶん待たされたOSX10.4.3アップデータがリリースされました。

アップデータをソフトウエアアップデート経由でやるのは素人。
玄人の手順がMacfixitに記載されています。
Apple releases Mac OS X 10.4.3 (client and server editions), update recommendations
(October 31 2005 @ 02:30 PM PST)http://www.macfixit.com/

小生の廻りのMacユーザにはこの手順に準ずる方法を以前から推奨しています。

1.First create a backup of your startup volume.
2.Drag the folder com.apple.SoftwareUpdate located in /Library/Caches (the Library folder at the root level of your hard drive) to the trash.
3.Download the standalone version of Mac OS X 10.4.3 and save it for later.
4.Startup (restart) your Mac using a drive other than your usual startup drive as the boot volume. This can include an eDrive created by TechTool Pro, or better, an external FireWire. Make sure that this drive includes a copy of Disk Utility (which can simply be copied from your normal startup volume).
5.Launch Disk Utility from the temporary startup drive. Perform a "Repair Disk" operation on your normal startup drive (which should now appear as another mounted volume in the Finder)
6.Again restart, this time booting from your normal startup volume, while holding the "Shift" key to boot in Safe Mode.
7.Apply Mac OS X 10.4.3 and restart when prompted, this time without holding the "Shift" key.
8.Again, repair permissions using Disk Utility


この手順中、アップデータはMac OS X 10.4.3 Update (Combo)をダウンロードすることを追記します。
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=301985』



(macfreak)OSXのUpdateの手順について、上記のように事前に CacheのClear、Repair Disk の実行、Updateの実行にはSafe Modeで立上げて実行と実に正統手法といえますね。
macfreakは、BackUpをとるのとrepair permissionsは欠かしませんが、それ以外はしていませんので、今回からこれに準じてUpdateを実行したいと思います。
その前に、まず今回のOSX10.4.3のUser 評価Reportを入手してからにしたいと思っています。


Safari Google検索Box のTips

Safari Google検索Box のTips

2005-10-18

macosxhintsに"Improved 'Google search to Find box' transfer"というSafari Google検索Box のTips が掲載されています。
皆さんは、ここに記載されているようにGoogle検索Boxに入力した検索Keywordの先頭KeywordがCommand+FのDialogに転送されるということを知っていました?
macfreakはSafariの検索Boxを日頃使わないので知りませんでした。また同様に先頭KeywordがTextedit、Mail等Cocoa AppのCommand+FのDialogにも転送されるのですね。
また、この投稿のThreadに書かれているようにSafariで検索Keywordにしたい内容を選択してCommand+Eを実行すると、それが Command+F Dialogに転送されます。
簡単なTipsですが、Google検索の使用頻度が高いmacfreakには重宝します。参考にしてください。


間欠して連続するiTemsを選択する方法

間欠して連続するiTemsを選択する方法

2005-10-07

macosxhintsに標記について"Use Command-select and drag-select together"というTitleで投稿されています。
連続するItems領域が複数あるときに、それらを選択する時には通常はCommand Keyを押しながら個々のItemを選択してゆく方法が普通です。
ここで紹介されている方法は、Command Keyを押しながらFileNameの右余白部をDrugしながら連続して選択する方法です。こんな簡単なTipsでも知っておくのと知らないのでは随分作業効率が違います。
PointはFile名の右余白部をDrugすることです。File名をDrugすると文字通りFile移動となります。

全てのApplicationで使えるわけではありませんが、FinderではList Viewでも Column Viewでも有効に使用できます。
macfreakがTestしたのはOSX10.4ですので、それ以前のOSXでは試していません。
なお、Testしたところ最初の領域のDrug操作の時はCommand keyを押下しなくても選択は可能のようです。


最も基本的なShortCutKey

最も基本的なShortCutKey

2005-08-26

今日ConsoleLogを何気なく見ていると、今まで気が付かなかったのですがFinderのCrashがBoot時とSystem終了時に記録されています。そこでBackUpしている別のPartitionからRebootしてそのOSX Versionでも同様に発生するのか確認するためSystem PreferenceのStartup Diskで指定して再起動しました。
ところがこのOSXは何らかの理由で起動不能であり、何時まで経っても例の時計表示が止りません。
たしか起動Volumeを指定してBootするShortcutKeyがあったのは記憶にあるのですが、そのKeyが何であったのか思い出せないという情けない状況に立ち至ったのです。
そこで、別のMacからInternetを検索してShortcutKeyで検索したのですが見つかったのは、Tech Info Libraryの"Mac OS X: キーボードショートカット"でした。

ShortCutKey.jpg

ところがこの一覧表には起動Volumeを選択する起動方法の記載がないのです。とりあえずこの表のOption+Command+Shift+Deleteを押しながら別Volumeから起動しました。

このような場合は、別のMachineが無い場合はDeadLockになってしまいます。
macfreakは備忘録としてNoteTakerには、Trouble対応の対応として起動時のShortCutKeyは記録しているのですが、肝心のMacが起動できなければ役に立たないという、缶切りが缶の中という状況になります。
起動してから、備忘録を確認すると次の記録がありました。

起動Volumeを選択して起動:Option Keyを押しながら起動


どうやらこのShortCutKeyだけは、Memoに書いてKeyboardに貼り付けました。
めったに使わないものだけに忘れてしまいます。まさに最も基本的なShortCutKeyといえます。

なお、問題のFinderのCrashが発生しないOSX VersionのBackUpは見つかりませんでした。
FinderのCrashはReboot時に発生しているようです。原因の追求には時間がかかりそうです。
とりあえずこのまま様子をみることにします。

Finder ToolBarのApp.iCon Button

Finder ToolBarのApp.iCon Button

2005-07-28

macosxhintsに"Create a 'parent directory' Toolbar button"という記事が投稿されていました。
これはFinderのMenu [go}-->[Enclosing Folder]をApple Scriptで実現するものです。
私の場合はこの機能より、Current Finder Windowの中で、上部階層(Parent Folder)にCurrent Folderを切換える機能の方が好みですので、同記事のThreadで紹介されている次のScriptを利用しています。

try
tell application "Finder" to set target of front window to container of target of front window
end try


FinderのToolBarには、各種Application iCon Buttonを登録できますので皆さんはいろいろお好みのものを選んでいることと思います。私の場合は現在次の3つのApple Script Buttonを登録して利用しています。

1.CloneWindow.app(当HomePage 2005年03月 15日(火) Clone the current Finder window を参照)
New Finder Windowを現行のWindowと同じ内容で開き所定の場所にPositioningする。
2.Parent.app(上記のApple Scriptを利用)
Current Folderの親FolderをCurrent Folderに切換える。
3.Hidden.app(当HomePageのApple Script(Show&Hide hidden Files)  2003年04月 12日(土)を参照)

Finderの隠しFolderを表示するように設定して、FinderをUpdateする。

1.のCloneWindows.appはNew Finder Windowを実行したい時には、常用しています。
Column表示と所定の場所にPositioningするようにしているのがPointです。
2.のParent.appはFolderの階層を上に上げたいときに使用
3.Hidden.appはHidden Folderを表示したい時だけでなく、Finderの更新をしたい時に使用

Finderに関連する各種Apple Scriptは基本的には、Menu BarのApple Script Menuから実行できるように、"~/Library/Scripts/Applications/Finder"のFolderに格納しています。その中でもよく使うものをFinder Tool Barに置いて利用しています。

Prevent .DS_Store File

Prevent .DS_Store File

2005-07-15

.DS_Store FileはHidden FileとはいえNon Apple Volumeにまで作成されるのは確かに不愉快なものです。
せめてこの.DS_Store FileをNetwork Volumeには作成しないようにするTipsが、macosxhintsに"10.4: Prevent .DS_Store file creation on network volumes"という標題で投稿されていましたので紹介します。

OSXではRemote VolumeをOpenするときに.DS_Store filesが作成されます。このFileの内容はさして重要な情報ではなく、Finder Window Position、icon Position、Finder Comments等であるようです。
問題はNetwork上のWindows,LinuxのFolderをOpenしたときでも作成されるのでMac Userには大変不評です。
これを防止(.DS_Store filesを作成しない)方法がKnowledge Base Article(Mac OS X 10.4: How to prevent .DS_Store file creation over network connections)で説明されています。

手順はTerminalから次を実行し、rebootしてください。

defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true


上記を実行してもLocal Volumeに.DS_Store Fileを作成されますので留意ください。

これに関連するToolとして、元々.DS_Store Fileが必要でないMount Device(例 iPod Shuffle、compact flash card、memory sticks)から
.DS_Storeを削除するFinderCleaner1.5というSoftもあるようです。参考にしてください。

VODCasting with iTunes

VODCasting with iTunes

2005-07-14

iTunesがPodcastingに対応した事によりPodcastが脚光を浴びています。日本のPodcasting Siteの紹介Site(PodcastingJuice)もありますので参考にしてください。
先日macosxhintsに"Watch video podcasts with iTunes"の記事が投稿されて、VODCasting(VOD=Video On Demand)というのがある事を知りました。
Audioに加えてVideoを含む Podcastを言うそうなのですが、これもiTumes4.9でServiceされています。
それがどんなものか試して見ました。

iTunesのLibraryの"Music Store"を開いて画面左の"Choose genre"のPopupMenuから"Podcasts"を選びます。
検索Fieldに"Tiki Bar TV"と入力してSubscribeしてみてください。
そうするとLibraryの"Podcasts"に"Tiki Bar TV"が登録されているので、その中の好きなEpisodeの[Get]ボタンを押してDownLoadします。
そこでVideoを表示するために[Preference...][Advanced]の[Play video]にCheck入れて表示場所として[in a separete window]選ぶと順次完了です。
先ほどDownloadしたEpisodeをDoubleClickして楽しんでください。

iTunesの普及がiPodに連動して進んでいますから、iTunesを利用したこのVODCastingがこんなに簡単に見られるようになりますと、これを利用した各種ContentsのVODCastingが花開く予感がします。
現状ではVideoはiPodに取込みできませんので、Macでお楽しみください。

なお、iTunesでVodcastを見る手順が"How to watch videoblogs on iTunes 4.9"に解説されていますので、英文ですが図示が多いので参考になります。