Network
更新日: 2008-12-05
Remote Login WebService
Remote Login WebService
2007-07-12
実家の親にMacを使うように奨めて、Macを購入して初期Setupを済ませて使ってもらっているという話は良く聞きます。
しかし、いざ電話で質問されたときなどは遠隔地であるゆえに大変な手間と時間がかかります。ましてTrouble Shoot作業となるとお手上げの状態になります。
そんな時は遠隔地からRemote Loginして各種操作ができれば理想的ですね。
Remote Desktop Toolは一般的に設定はそれなりの知識が必要になることが普通です。
ところが最近はInternet上でRemote Login Serviceを提供するSiteが出現して、特別な知識が不要になっています。
macosxhintsの" Provide remote support via a web-based service"で紹介されているLogMeInを試してみました。
先ずServer(実家の親のMac)となるMacからLogMeIn に接続してAccountを取得してPreview software(LogInMe) をDownloadしてInstallします。
Client(あなたのMac) には何もInstallする必要がありません。ClientからBrowserでLogMeIn(http://www.LogMeIn.com/)に接続してLoginするだけで、Browser画面にRemoteのMac画面が表示され、Speedの遅さは仕方がありませんが、Desktopの操作は全く支障なく実行できます。
あまりにもあっけなくRemote MacにLoginできますので、逆に不安になります。
LogMeIn Siteの説明では、通信は暗号化されているということですが、Remote MacにLoginするときにOSXのUserIDとPassWordを入力するときは、さすがに少々抵抗を感じます。
Remote Macの初期設定の時にLogMeInのAccountを取得してServer ToolをInstallしておくと、その後のSupportが容易になりそうです。
いろいろなWeb Servive が出現していますがとても便利がいいのですがSecurityには注意したいものです。
Firewall Tool(WaterRoof)
Firewall Tool(WaterRoof)
2007-07-04
Firewall toolとして BrickHouseを使ってきたのですが、Interfaceがもう一つお好みでなく、一部挙動不審もありTigerのipfwに対応したFirewall Toolを探していました。
ついに見つけました。それがFreeWareのWaterRoofです。これはipfwのFront Endと謳っているだけに ipfwの全ての機能を実現可能です。
・Interfaceはとても親切で分かり易い
・最初のFilter Ruleの設定にはWizardに従い基本的な設定は可能
Apple Sharing
Window Sharing
Web
ssh login
FTP
Remote Desktop
Printer Sharing
File Maker
・FilterRuleに対応するPacket数とByte数も表示してくれる
・Keep-state、Established、setup等のOptionもGUIで指定可能
・Keep-stateに伴うDynamic Rulesも表示される。
・Log Windowで簡単に目的のPacket Logを確認可能
・Manualが親切である。
・Firewallを有効にする環境設定はすべて面倒をみてくれる。
・作成したFilter Ruleの修正を間違った時Checkしてくれる
・良く使うFilterRuleが用意されている。
Basic Configuration
Basic Configuration and Service
Safe ICMP
TranseParent Proxy
Block nMap
Block Dangerous Traffic
Limit Bandwidth
(参考)WaterRoofのFile
・Filter File:
"/private/etc/firewallrules"
・StartupScript:
"/Library/LaunchDaemons/net.waterroof.rules.plist"
"/private/etc/waterroof.sh"
macfreak が欲しい機能ととして Logから Filter Ruleを作る機能、作成したFilter Ruleの修正はGUIで実行,Logは"/private/var/log/ipfw.log"に取ってほしい等がありますが
これだけの機能を Freewareで提供してくれる作者に感謝します。
macfreakはPacket Filteringの初歩的な知識しかなく ipfwについては全く知らなかったのですが、それはInternet上に諸先輩方の解説記事がありますのでそれを参照にWaterRoofの設定を行いました。
参考としたipfwの解説は"ipfwでPacketFiltering、FireWall"です。
下記は WaterRoof がStatefull Firewallの例としてGenerateするSampleです。
01000 allow ip from any to any via lo*
01100 check-state
01200 deny tcp from any to any established
01300 allow tcp from me to any setup keep-state
01400 allow udp from me to any keep-state
65534 deny ip from any to any
65535 allow ip from any to any
Firewall SoftはSecurityを目的とするので Freeware では心配という方もあるかと思います。そんな方はこのWaterRoofと基本的に設計思想が同じsunShieldもご検討ください。
Wireless Network のFinder(WiFind)
Wireless Network のFinder(WiFind)
2007-06-02
Hal Tanaka氏からWireless Network のFinder というべきWiFindの紹介をいただきました。
Tanakaさん いつもありがとうございます。
『Hello Macfreak
Wireless networkのファインダーは数多くありますが、WiFindはシステム環境の拡張として
作動するように作られていて、将にCoolなアプリケーションです。
Apple(US)のWiFind 1.1紹介記事
http://www.apple.com/downloads/macosx/networking_security/wifind.html#
Shareware($8)ですが、小生は即レジストしました、MacBookユーザの必携に一本ではないでしょうか? 』
(macfreak)地方都市在住のmacfreakは、Macbookを持ち出してWireless接続を利用できる環境にありません。そのためWireless接続は家庭内Router接続に限定されますのでWireless Network Finder のNeedは低いのです。
ただし、最近のOSXのUpdateに伴い接続切断が結構の頻度で発生するため、その対応策の一環としてGeekToolを利用して10秒毎に/sbin/ping -c 2 10.0.1.1( (注)10.0.1.1はRouter IP Address) を実行してその結果をIcon表示(緑:接続 赤:切断)していますが、これがmacfreakのNetwork Finderとなります。
なお、Signal強度はiStumbler 98というApplication(Universal Binary)を利用しています。
開放PortsとそのProcessを表示
開放PortsとそのProcessを表示
2007-05-01
Securityが気になる時には、開放されているports(Listening Ports)とそれがどのProcessで使用されているかCheckするのは基本的な手順の一つです。
これをTerminal.appから実行commandがmacosxhintsに"Show which processes are listening to which ports"というTitleで掲載されていましたので紹介します。
Commandは次のとおりです。
sudo lsof -nP | grep TCP
and
sudo lsof -nP | grep UDP
macfreakの場合は次のとおりです。
$
sudo lsof -nP | grep TCP
Password:
launchd 1 root 10u IPv6 0x046fcc50 0t0 TCP *:515 (LISTEN)
launchd 1 root 11u IPv4 0x04a6be8c 0t0 TCP *:515 (LISTEN)
launchd 1 root 12u IPv4 0x04a6bb38 0t0 TCP *:139 (LISTEN)
launchd 1 root 13u IPv4 0x04a6b7e4 0t0 TCP *:445 (LISTEN)
以下省略
なおApple Softwareが使用されているTCP & UDP の一般的なPortsは、"アップルソフトウェア製品で使われる「一般的な」TCP および UDP ポート"を参考にしてください。
Trojan Horseを早めに見つける為にも時々このCommandを実行して前回の結果と比較するのが望まれます。
Broadband Tuner 1.0
Broadband Tuner 1.0
2006-06-22
FTTHの普及により高速Broadbandの利用者が多くなりました。これは米国でも同じ現象のようです。
そうなりますとOSXのSystem ParameterのDefault設定のままでは不適切な事態となります。
これに対応する為にBroadband Tuner 1.0がReleaseされています。
この手のToolは以前にもBroadband Optimizer等を当HomePageでも紹介しましたが、Apple謹製というのが珍しいので今まで特別な対応を取っていなかったMac Userさんには安心してお勧めします。
macfreakも光回線導入時は、TCP 関連Buffer Size変更をいろいろ試行錯誤してみた経験があるのですが、どこかがBottle Neck(Broad Band Routerと思われる)になっているらしく一向にSpeedの改善が見られないので最近はこのThemeは忘れていましたが、先日macosxhintsに"Tune high-speed networks for faster transfers"という投稿があり、Appleから標題のToolがReleaseされていること知りました。
このToolのDefault Valueは下記のようになっています。
net.inet.tcp.sendspace: 131072
net.inet.tcp.recvspace: 358400
kern.ipc.maxsockbuf: 512000
この値の理論的根拠は知りませんが、一応参考にしてください。
いろいろこの値を変えて試行する場合は上記macosxhintsの記事にも記載されているようにTerminalから次の例示のように入力しては、Speed計測を実施します。
$ sysctl -w kern.ipc.maxsockbuf=8000000
$ sysctl -w net.inet.tcp.sendspace=4000000
$ sysctl -w net.inet.tcp.recvspace=4000000
実施した結果、望ましい値を得る事ができたら、Broadband Tuner 1.0により作成された"/private/etc/sysctl.conf"をEditorで開いて該当のValueに変更してRestartしてください。
(注1)sysctlでの変更はreboot時に引継がれないため"/private/etc/sysctl.conf"に値を設定します。"/private/etc/rc"の実行時にこのFileが参照され、System Parametersが設定されます。
(注2)Broadband Optimizer等がInstallされている方は、Broadband Tuner 1.0を導入する必要はありません。Broadband Tunerに変更したい場合は、Broadband Optimizer等をUninstallしてください。
Mac DVDをPCとShare
Mac DVDをPCとShare
2006-05-01
Mac側にDVDが接続されているが、PC側にないときにはDVDで提供される各種Software等をPC側でInstallするときなどは大変こまります。そんな時にはMac側でMountしたDVDをPCから利用する方法を覚えておけば助かります。
この方法がmacosxhints"Share a Mac DVD drive to a Windows PC"に紹介されています。
この方法は、DVD 装置を共有して常時PCから利用可能にするものではありませんが、特定のDVDをPCから読みたいときに利用してください。
手順はHome DirectoryのPublic FolderにMountしたDVDへのSymbolic Linkを作成して、そのLinkをPCからDouble Clickして利用するのです。
cd ~/Public
ln -s /Volumes/FFXI
macfreakもこの方法でTestしてみましたが、PCからDVDに簡単にAccessできました。
PCにDVDが接続されていない場合には覚えておいていいTipsです。
2台のMacでKeyboardとMouse共有(Teleport)
2台のMacでKeyboardとMouse共有(Teleport)
2006-03-18
このSoftは大変uniqueなSoftです。2台のMacでSoft的にKeyboardとMouseを共有することを可能にします。
macfreakの場合は、G4(Server)とG5の2台のMacを隣り合わせに設置しています。通常はG5のDisplayの前に座ってKeyboard&MouseもG5に接続した形態で使用しています。しかし時々G4のWeb、Mail、DNS ServerのMaintenance、Log確認の必要が生じる時がありますが、そんなときこのTeleportでSoft的にKeyboard&MouseをG4 Server機に切換えて作業できるのがとても重宝します。
以前はVNCを試行的に使用してG5のDisplay、Keyboard、Mouse共 G4 ServerにSoft的に切換をしてみたのですが、反応の遅さに辟易したことがありました。
それに較べてKeyboard&Mouseだけの切換は送受信するData量が少ない為全くストレスなく使用できるのが何よりありがたいです。
使い方ですが、Teleport 3.6を双方のMacにInstallします。
(注)Install Fileは次の3個です。
- ・"~/Library/PreferencePanes/teleport.prefPane/"
- ・"~/Library/Caches/teleportd"
- ・"~/Library/Preferences/com.abyssoft.teleport.plist"
設定はSystem Preferenceのteleportを開いて下図のようにG4 Server(Destination)は[Activate teleport]と[Share This Mac]をCheckします。
G5(Keyboard&Mouse使用)の設定は[Activate teleport]をCheckして、Destination Macをお好きなEdgeにDrug&Drop
G5(Source Mac)
G4(Destination Mac)
切換はSystem PreferenceのTeleportをActiveにして設定したEdgeにMouseを移動しますと、Keyboard&Mouseが Destination Macに切替ります。
切換を終了したいときは、Ctrl+Option+Shift+escを押下するか、Destination Macの System Preferenceの[Share this Mac]のCheckをOffにしてください。
2台のMacを並べてお使いの方には、Spaceの節約の目的にも使う価値があります。なによりResponseに遅滞がないのがいいです。
複数Mac間で簡易Data交換(DropCopy)
複数Mac間で簡易Data交換(DropCopy)
2006-02-11
TidBITS#814のTidBITSご用達ツールで紹介されているのが標題のDropCopyです。
とてもSimpleで使いやすいSoftです。一般にNetwork関連のSoftは各種設定が大変で、設定を間違うとどこに原因があるのか調査するのも気が重いという感じがあるのですが、正にこのSoftは特別なNetworkの知識は何も要求されないのが素晴らしいです。
準備するのは、
- DropCopyを情報を交換するMacにそれぞれInstallする。
- DropCopyで受信するFile保存用のFolderを各MacでDropCopy Preferenceに事前に登録しておく。
- (注)DropCopy1.01はOSX10.4.X対応ですが、Panther(OSX10.3.9)対応のMacにはDropCopy0.5.3をInstallします。
主な機能は
1.FileやFolderを指定のMacにCopyする
2.簡単なMessageを指定のMacに送信してDialogに表示する。
3.指定のMacのClipboardの内容取込む
- 1のFile転送は対象FileをDeskTopのDropCopy IconにDrugし、該当のMac名にDropするだけです。
- 2.のMessage転送は、DropCopy Iconに表示されている該当Mac名をDouble Clickすると表示されるDialogにMessageを入力してDialogのSendボタンをClickします。
- 3.のClipboardの内容取込みはDropCopy MenuのGet Clipboardから該当Mac名を選びます。
実に簡単ですので、チョットしたDataの交換には重宝します。
(注)DropCopyはTCP Port 5052 を使用しますのでFireWallを設定している場合はこのPortを開けてください。
Mac3台まではFreeですので、家庭内LANで使うのにお勧めします。
Outbound Port25 Blocking
Outbound Port25 Blocking
2005-07-12
Spam業者のやり口で一番典型的なのは、動的IP Addressを使い、ISP外のSMTP Serverを利用して大量のSpam Mailを発信するというやり方です。
動的IP Addressを使うのは接続の都度IP Addressが変わるので発信者の身分特定が困難であること、ISP外のSMTP Serverを使うのは発信したSpamのBounce Mailが多い事からISPのSMTPを使えば直ぐに身元が特定されISPから排除されてしまうからです。
このようなSpam業者のやり口を制約する方法にOutbound Port25 Blockingがあります。
米国ではISPの約半数がこれを導入していると言われますが、日本の場合は今まで"ぷらら"、"WAKWAK"、"SANNET"と少数派でしたが、今回Biglobeが手法は少し異なりますがOutbound Port25 Blockingに参加するのは歓迎すべきことだと思われます。
Outbound Port25 Blockingは、そのISPがSpam Mailの発信元に加担しないという効果がありますが、Port25 Blockingを実施しないSMTP Serverからの受信を拒むわけではないので、ISPの大半がこの施策を実施しないとなかなかSpam撲滅は難しいです。
しかしISPを中心にSpamを撲滅しないとMailそのものの存続が危ぶまれるという機運が出てきたことは大変評価できることです。
この機運はISP全体にあるいは、Mail Server業者に何らかの施策(SMTP Auth等)を促す効果を生じると思われます。
WakeOnLan
WakeOnLan
2005-01-24
私のHome Lanは2階に2台のMac(G4,G5)と1階にPC(Vaio) 1台を接続しています。2台のMacは有線接続ですが、PC(Vaio)は無線接続です。
Macの1台(G4)は常時電源OnでServerとして運用、残りのMac(G5)は自動Sleepで運用、PCも自動Sleepで運用しています。
標題のWakeOnLanの必要が生じるのは、PC側でData更新をした後にG5にそのBackUpを取りたい時です。
PC側のHDDの容量が狭隘であるのでG5のHDDを利用しています。
ところがPCで作業した後いざBackUp作業をしたいと思っても、2階のG5はSleep状態というのが常態です。
2階まで上がるのが億劫なので、PCからG5のSleep解除がどうしても欲しいという訳です。
このWakeOnLanの方法はmacosxhintsの"Wake a Mac from a PC and vice versa"を参照しました。
WakeOnLanで留意することは、Wake PacketがBroadCastされ該当MacAddressのHostをWakeさせます。
そしてとても残念なことに無線接続されているHostはWakeOnの対象にできないのです。これはMachineがSleepすると無線機能も不可となるからです。
またBatteries稼働のMobileMachineも省Energy設定のためSleep中はEtherPortがActiveになりません。
手順を下記に略記します。
PCからMacのSleep解除
Mac側情報収集(Macで作業)
- 1.IP Address(SystemPreference-->Network-->Built-In Ethernet-->TCP/IP)
- 2.SubNetMask(同上)
- 3.Mac Address(SystemPreference-->Network-->Built-In Ethernet-->Ethernet)
PCでの作業
- 1.Wake-On-LanのDownLoad
- 2.Wake-On-Lanを起動して次を設定
- Mac Address:上記Mac Address
- Internet Address:上記IP Address
- Subnet Mask:(例)255.255.255.0
- Send Option:Internet
- Remote Port Number:(例)9
- 私はLan内でのTestしかしていません。
- (注1)不思議な事にSend OptionをLocal Subnetを指定するとうまくゆかなかった。
- (注2)Internet経由でWake-On-Lanを実行する場合はInternet AddressはFQDNを指定
- (注3)PCでWake-On-Lanを実行しますとUDP Port 9のBroadcast PacketがLanに送出されますので、Sleep中のMacの全てが対象になります。
Mac側での作業
- 1.SystemPreference-->Energy Saver-->Option-->Wake for Ethernet network administrator accessをCheck
- これでこのMacがWakeOnLan対応になります。
- (注1)Mac側でにFirewallの設定でUDP Port 9を許可しなくても問題ありません。
- (注2)Internet経由の場合はRouterのFireWallの設定と同時にPort Mappingを忘れないで下さい。
MacからPCのSleep解除(PCが無線接続の場合/PCがBatteries稼働の場合は不可)
PC側情報収集(Macで作業)
- 1.Mac Address(Terminalから% arp host名あるいは% arp IP Address)
PCでの作業
- 1.Network Adapterの設定をStandBy解除可とする
- Start-->ControlPanel-->システム-->ハードウエア-->デバイスマネージャ-->ネットワークアダプタ-->該当のDeviceを右Click-->プロパティ-->電源の管理-->このデバイスでコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする
Macでの作業
- 1.WakeUpをDownLoad
- 2.WakeUpを起動してHost名とMac Addressを設定
私のPCは無線接続ですので、このTestは実施していません。
hosts Fileを有効にする
hosts Fileを有効にする
2004-11-04
Linux 、Windowsでは家庭内のLocal LAN内の名前解決にhosts Fileを使うのは常套手段です。
ところがOSXはNEXTの流れを踏襲してこのhosts FileをそのままではLAN内の名前解決に使えないという制約があります。そのためNetinfoにhosts情報を登録して名前解決をするという手順が必要になります。
この手順については、実に様々な情報があり一体どれが現行Pantherで有効なのか悩むところです。
参考URL(海上 忍氏のLAN構築に必須の『hosts』を登録する)
これはOSXのVersionによりその手順に違いがあるためと想像されます。私もいろいろ試してみましたがどうやらPantherでは次が一番簡単な方法であると結論にいたりました。(^o^)
1./etc/hosts にhost名とIP Addressの追加
例
##
# Host Database
#
# localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting. Do not change this entry.
##
127.0.0.1 localhost
10.0.1.200 is dnsart.com
10.0.1.201 g5
10.0.1.13 vaio
255.255.255.255 broadcasthost
::1 localhost
2.Terminalから次を実行
- sudo nicl . create /locations/lookupd/hosts LookupOrder CacheAgent FFAgent NIAgent DNSAgent NILAgent
- これはNetinfoに名前解決の検索順序を指定します。
- CacheAgent:Cache(NetInfoのキャッシュを参照)
- FFAgent:hosts File( /etc配下の各種設定ファイルへの参照を一手に引き受けている FFAgent (Flat-File-Agent)に問い合わす)
- NIAgent:NetInfoデータベース(/machines)
- DNSAgent:DNS Server
- NILAgent:(以下”Mac OS X を NIS 環境に統合する方法”より引用)
NIL agent は常に否定的な反応をします。一見するとこれは意味を持たないように思えます。lookupd が何かを agent に問い合わせて、agent が何も見つけられなかった場合には "not found" というメッセージを受け取ります。 NILAgent を使うことでキャッシュの中に"否定的な項目"を置いておくことが出来ます。 その項目について再び lookupd が要求を受け取った時、直ちにその否定的な値を見つけて、他の agent に長い時間(無駄に)探させることを回避できます。
NILAgent は基本的に lookupd の処理を高速化します。もちろん、検索順序の最後に置かれるべきものです。
Remote Volumeのmount
Remote Volumeのmount
2004-10-27
sshのPasswordless認証設定に失敗し、未だその解決策を見つけていません。しかたがないので、Remote ServerのBackupをG5 Macに行うために、とりあえず該当VolumeをMountした状態でPsyncXでBackUp RunをScheduleして凌ぐ事にしました。
そのためLogIn時にそのMountを忘れないようにする方法を検討しました。
たしかこのような話題がmacosx-jpのMailing Listで話題になったことがあったのを思い出しました。
そこでいろいろ対策が検討されていますが、一番原始的な(ダサイ)方法をとることにしました。
それは単にMountした該当Volume Iconを起動項目に入れるだけです。
難点はIDとPasswordをLogin時尋ねられることです。
私の場合はRebootはめったにしませんので、この方法でもそれほど負担がありません。
(追伸)Remote VolumeのMount時にPassword入力を求められるDialog画面のOptionボタンを押すとPasswordをKeychainに登録するか否かを選択することができることに気がつきました。
このボタンを選択しますと以降Login時はパスワード入力は求められなくなりました。
smb関係のSoft関連情報ですがOSX用の smb Server Soft SharePoint 3.5.1、および smb Client Soft Sharity 2.9がReleaseされています。
Panther Compatibilityについてはあまり触れられていませんが、私のG5ではSharityの方はsmb ServerがCIFSに正しくMountされない状態が出ています。
未だ完全なCompatibilityが達成されていない感じがします。
VNC
VNC
2004-09-26
Cinema Display(DVI)用切替機Gefen社のDVI Switcher 2×1 の日本での販売が未だ開始されないので、私のG4
は従来のNanao 17inch CRTを接続して使っています。G4はServer専用機としての使用ですので当初予想したほど触る事は少ないのですが、そうは言ってもSoftware UpdateやらG5と同じ構成にするためにiPhoto Libraryの
Web公開Soft GalerieをInstallしたり、G5の各種設定のためにG4の情報を参考にしたりと1日に数回はAccessします。
既に23Inch Cinema Displayに慣れた身には、Nanao CRTでの作業は苦痛ですので、Mac OS9でも試したVNCをInstallしてみました。
G4(VNC Server)
G5(VNC Client)
- 1.Chicken of the VNCをInstall
使用して見た結果はあまりの反応の遅さに辟易しました。特にWindowsの位置調整には使用不可に近い状態でした。
また文字入力等は我慢できる範囲ですが、Customizeしている各種Keyboard Maestroで作成したMacroのShort Cut実行をすると、G4とG5を同じ設定にしているためG5に切替ってしまいます。さすがにこれでは仕事になりません。使用を残念しました。
G4の使用頻度からから考えますと高価な切替機を購入するほどではないのですが、場所をとるCRTを撤去するためにはそれしかいい案が浮かばないので悩ましいです。
しばらく様子をみることにします。
Microsoft Remote Desktop Connection Client 1.0.2 for Mac
Microsoft Remote Desktop Connection Client 1.0.2 for Mac
2003-12-21
以前このHome PageでVNC(Virtual Network Computing)を紹介したことがあります。
VNCは "Remote Display system"であり、あるMachineのDeskTop環境をLAN/WANに接続された別のMachineから遠隔操作できるSoftです。
丁度このVNCのMicrosoft版がReleaseされました。それが標題のSoftです。
このSoftはMacの画面にWindowsを表示して、全くWindowsの操作をすることができるものです。
DownLoadはMactopiaから可能です。無償のClient Softです
対応のWindowsはWindows XP ProとWindows2000Server等です。
画面を見てるだけでは正にWindowsそのものです。おまけにMacとWindows間でCopy&Pasteもできるという勝れものです。
MacでもWindows Excelを実行できるし使い方によってはとても便利ですね。もちろんMacでVaio(Windows)を実行しているときは、当該Vaio(Windows PC)からは操作できません。しかし私のように個人でMacとWindowsを持っている場合は、一人2役はできませんでこれで充分です。
私の場合はWindowsは801.11bという無線LANでの接続なのですが、MacでのWindows操作は特にひっかかりもなくSmoothに操作ができます。
私の場合は文章入力操作もMacとWindowsで全く同じように統一していますので、当初は入力はEGBridge入力かと錯覚してしまいました。
昨日もuControlでCapsLock KeyをControl Keyとしていますので、Copy&Paste(CTrl+c,Ctrl+v)、Program終了(Ctrl+Q)等の操作もVaioと同じ操作で可能です。
Function Keyは、不思議な事にMacで指定したものが実行されます。私の場合はこれで便利ですが、Universal(特定Programに限定しない)なShort Cut KeyでMacとWindowsで重複しないものは、それぞれ実行可能ですのでFunction Keyの例から判断して重複する場合はMac側の設定が優先されるようです。
しかしこのような操作環境になりますと、Universal仕様のShortCutは統一しておいた方が混乱が無くていいですね。
これは一度経験してみる価値があるSoftですね。WindowsPCを常時稼働させておいて操作はMacからするという方法を採用すると2つのOSをInstallしたMulti-OS-Machineを操っている気分になります。これにX11も併用すると本当に現在の著名なOSを網羅するMacということになります。
問題点としてClient 1.0.2 for MacのDialogが文字化けするのとWindows側のエクスプロラーにMountされるMac側VolumeのFile名が文字化けします。
iTunesの曲をWindowsで共有
iTunesの曲をWindowsで共有
2003-12-16
iTunesの曲をLocal LANで共有するために、このHome Pageの2003年07月04日[SLIMP3]というTitleでSLIMP3 Streaming Serverの導入について書きました。
今までWindows98のMebiusからはこのSLIMP3 Serverを利用してG4のiTunesのLibraryを利用してきました。
今回はWindowsXPとなりiTunes For Windowsが利用できますので、AppleのiTunes SiteからDownloadしました。
このWindows用iTunesは全くMacと同じですね。画面だけをみているとMenu Barの表示位置が変わるだけですのでMacでLibraryを聞いていると錯覚してしまいます。
さてiTunes同士の共有はiTunesの持つ共有機能を利用できますので実に簡単です。
まずG4のiTunes PreferenceのSharing Windowを開きShare my musicをCheckして共有するLibraryの範囲を指定します。
一方Windows用iTunes[編集][設定...][共有]Tabで[共有されている音楽を検索する]にCheckすると自動的にG4のiTunes Libraryを見つけて新しくPlayListが作成されます。
実に簡単にiTunes Libraryの共有が実現します。
このiTunes For WindowsはiPodの拡販策という効果以上にMacの使いやすさとスマートさをWindows Userに訴求する効果をもつように思います。
File共有&Printer共有(Panther)
File共有&Printer共有(Panther)
2003-11-18
PantherをWindows NT互換のFile Sever/Printer ServerにするSambaが新しいVersion(3.0)になりました。
Jaguarの時代はSambaのGUI SoftとしてSamba Sharingというとても使いやすいSoftを使用していたのですが、作者がPanther対応の予定が無い旨を明言しています。
そこでこれと同様な機能を提供するSharePointのPanther対応版を待っていました。
先日SharePoints3.3.0が発表されPanther対応となりました。
そこで早速これを使用してPantherをSamba ServerとしてWindowsPCからMacのFile共有とMacのPrinter共有の設定を行いました。
例のごとく結構いい加減な設定ですが、私のWindows98 ClientとPantherとの間でFile共有(Home Directory)、Printer共有が稼働しています。
手順は下記のとおりです。
1.SharePointsをInstall
- SharePoints.prefPane-->~/Library/PreferencePanes/に入れる
2.SharePointsの設定
- "Normal"share
- ShareName: Home
- Derectory Path; /Volumes/Name/sig
- AppleFileServerSharing: Shared(+)
- Windows(SMB)Sharing: Shared(+)
- "User&Public Share"
- Full Name:茂
- Short Name:sig
- Group:Staff
- UID:501
- PublicDirectoryShared?: Yes
- "SMBProperties"
- Server NetBios Name: G4
- WorkGroup: WorkGroup
- Server Info String:Mac OS X
- Security Method: SHARE
3.Printer共有関連設定
- a.システム環境設定から共有を選択
- ・Windows共有を有効にする
- ・プリンター共有を有効にする。
- b.Cups関連設定
- ・ /etc/cups/ directory下の mime.convs fileを開く
- 以下のLineのコメントを外す。
- #application/octet-stream application/vnd.cups-raw 0 -
- ・同じdirectory下の mime.typesを開き、
- 以下のLineのコメントを外す。
- #application/octet-stream
- c.アプリケーションのPrint Centerを起動
- ・プリンターリストから該当のプリンターを選択
- ・ Option を押したまま追加ボタンを押す.
- ・詳細を選ぶ
- ・下段のプリンターの種類で該当のプリンターを選ぶ
- ・装置のURI欄に以下のようにURIが表示される
- usb://Canon/BJ%20S600?serial=21I9Z7(Canon BJ S600の場合)
- ・プリンタの機種は「一般設定」のままでよい。
4.WindowsPC側の設定
- ・LoginはOSXと同じUser名PasswordでLogin
- ・WindowsPCのControlPanel-->Network-->アクセスの制御
- 共有レベルでアクセスを制御する(S)
- ・NetWork Printerの新設
- ネットワークコンピュータに表示されるNetworkPrinterをDoubleClickして後はウイザードに副って設定
Broadband OptimizerによるNetwork Performance向上
Broadband OptimizerによるNetwork Performance向上
2003-08-26
Internet接続Performanceを向上させるにはTCP/UDP各種転送用Memory BufferのSizeを拡張するのが常套手段ですが、前回紹介した"Delayed Acks"Offの設定に加えてMemory Buffer拡張を行う標記Shell Scriptが公開されています。
BroadbandOptimizer(以下BBOという)のInstall方法
- 1./Library/StartupItems/にBroadbandOptimizer folder全体を移す(rootモード)
- 2.BroadbandOptimizer folder の権限を設定
- sudo chmod 775 /Library/StartupItems/BroadbandOptimizer
先ず現行のOSXのDefault値を確認するにはTerminalから次行を実行。
sysctl -a
BBOのDefault状態はPPPoE-based DSL connections に最適化されていると書かれています。
内容は下記のとおりです。
net.inet.tcp.sendspace: 65536
net.inet.tcp.recvspace: 65536
net.inet.tcp.delayed_ack: 0
net.inet.udp.recvspace: 73728
上記の値を修正する場合はBroadbandOptimizer Folder内のFile(BroadbandOptimizer)を適宜修正します。
OSXのDefault値は32768ですので、各自で調整する場合は 49152 ~の値にすること。
また各自の環境の最適値を見つける場合はTerminalから次のように指定してください。
sudo sysctl -w net.inet.tcp.sendspace=49152
最適値を見つけたらBroadbandOptimizer Folder内FileをEditorで修正してSystemを再起動してください。
私のFTTHの環境で"delayed acks"をON(=1)にした方がPerformanceがいいので、その他の価はBBOのDefaultの状態での効果を測定してみました。Speed計測siteで9回測定した平均値です。
BBO Install前 27.91Mbps
BBO Install後 30.36Mbps
約9%のPerformance向上が見られました。