石川虚舟
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布袋道
 
野外工房/              
古法華の丘

 
《黄庭 No.2》
 
神気の坐
 
《つむぎ糸》
 
《石卓/石坐》
 
洞天への道
 
稲荷来迎
 
洞天
 
輝く気
 
石庭内経図
 
せせらぎの径
 
上丹田(泥丸)
 
《太極台》
 
九鬼周造の墓
 
石川虚舟の造形作品
 
デュシャン・ガーデンズ
Duchamp Gardens
 
 
 

 《銀河の隙間 No.2》  photo 2019. 7. 4
 
人間存在が時間的存在(厳密には時間的空間的存在)であることに基いて、人間には歴史がある。歴史は文化を産むにおいて勝義の歴史となり、文化は自己の形成の中に必ず芸術を含んでいる。・・・ 芸術とは歴史が現在面で円熟し完成したものである。円熟の頂点に達し、完成の極に至ったものである。円熟完成した形で直感され制作され、またそれが直感され翫賞されるのである。芸術の小宇宙的構造ということがいわれるが、芸術とは小宇宙として完結したものである。
・・・
 ともかくも芸術の時間的性格は現在的であるということができる。但しその場合に現在というのは点のような現在を言っているのではない。直感によって輪郭づけられた一定の持続を有った現在である。
 九鬼周造『時間論』岩波文庫、pp.116-120
 
    とぐろ巻く野分恐るる蝮哉   虚舟
 
自然とはおのずからな道であった。道はたとえおのずからな道であっても苟(いやし)くも道である以上は踏み行かねばならぬ。その踏み行く力が意気である。然るに道には踏み出される出発点と踏み終わる終点とがある。出発点と終点との明かな自覚が諦念である。
 九鬼周造『人間と実存』岩波文庫、p.310
 
 
 

《神気の坐》から《つむぎ糸》を望む 
 photo 2019. 7. 11
 
  ⇒ 《神気の坐》  
  ⇒ 《稲荷来迎》
 
2017年2月、岩を削り、石畳を敷き、「布袋道」を整備。
2019年5月21日、《つむぎ糸》の制作にあわせて「布袋道」入口付近を再整備し、 デュシャンの『銀河』(混沌)や『停止原基』の曲線を念頭に造形開始。《銀河の隙間 No.2》を構想。
7月2日、正面右の石(方形)を、テコを用いて45度回転させ、上部を水平に設置。 兎角するうちに、《大ガラス》の『銀河』内部に登場する3つの「揺らぐ四辺」が浮上。

  ⇒ マルセル・デュシャン《大ガラス》『銀河』(混沌)
  ⇒   マルセル・デュシャン《3つの停止原基》1913-14
 
心が欲念を忘れると、欲界を超越する。
 王重陽 『立教十五論』 第十三(論超三界)
 
  ⇒ 石川虚舟《超三界》(2007)