石川虚舟
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石川虚舟《稲荷来迎》2016
 photo 2017. 1. 14
 
2016年1月25日、ふと思い立って伏見稲荷大社に初詣。参道で「白狐の面」(和紙張子面)の「吽」を購入。その張子面をモデルに現地の凝灰岩を削り、彩色を施す。
5月25日に、パワー・スポットへの牽引力として、洞にインストール。
因みに、稲荷大神の眷族である白狐(びゃっこ)の「白」は透明の意味という。伏見稲荷の「千本鳥居」では、その虚(透明性)の箇所を通り抜けてパワー・スポットに至る。
デュシャンの《大ガラス》もまた、ガラス製であるが故にその「余白」は透明である。
 
         桃花咲き洞(ほら)にいざなう白狐かな  虚舟
 
  ⇒ 右に迂回する《洞天道》を上がると《洞天》入口へ。
  ⇒ 《洞天》を抜けると、左の《仙人道》で回遊できる。
 
 
 

石川虚舟《二連鳥居》 2016
 photo 2016. 10. 26
 《白狐》(2016)は、既製品の「狐の面」(和紙張子面)をモデルに制作したが、頬部分をデフォルメ。凝灰岩、アクリル・ペイント。
 
伏見稲荷参道で市販される、小型の奉納用「鳥居」の構造に倣って《鳥居》を制作。柱は丸材とし、溝を彫り、貫を取り付けるという変更を加えた。真鍮板の台座に固定。
6月1日、岩に穴を穿って《鳥居》(N0.1) をインストール。
6月29日、《二連鳥居》と交換。
7月20日、神霊勧請に向け、穴の整備拡張を開始。
8月17日、《石橋》整備。
8月24日、《洞天道》新設。