石川虚舟
▲ TOP PAGE
 
洞天坂
 
神気の坐
 
洞天
 
輝く気
 
仙人の郷
 
稲荷来迎
 
石庭内経図
 
せせらぎの径
 
上丹田(泥丸)
 
《太極台》
 
『悟真庵』石段
 
デュシャン・ガーデン
 
 
 

《天地の坐》 から俯瞰
 photo 2016. 12. 7
 
修験道は、無極(混沌)から万物が生成されるとする道教の宇宙観に依拠する。 修験道にいう「命風」は道教の「元気」であり、 真言密教に共通する「理智不二」は、陰陽交合による人体の生成に基づいている。
役行者(小角)は賀茂氏の流れを汲むとされるが、彼を開祖とする修験道は、 天と地への融合の信念を、法道仙人のような、渡来人の道士から継承しているのであろう。
    ⇒ 「法道仙人」
 
2016年 8月24日、《稲荷来迎》を右へ迂回する《洞天坂》の新設。
8月31日、周辺の岩場を清掃し、《洞天坂》の整備続行。
9月14日、山桜の根元に赤土を敷き、杉苔を移植。
9月21日、《洞天口の坐》制作開始。
10月5日、《天地の坐》階段制作。
 
 
 

《天地の坐》 (中段右)
 photo 2016. 12. 7
 
  右の階段から《天地の坐》へ上る。静座し、大地を俯瞰することによって、天と地の狭間に生きる存在者について思索させるであろう。
因みに、杉苔は大地に根付くが、養分は空中から取るという。
 
  ⇒ 「洞天」へ