あるコンピュータ・システムのプログラムを、別のコンピュータ・システムでも使用できるようにする(エミュレーション=模倣)
ソフト。略称は「
エミュ」。
ゲーム関連では、「ファミコン」「
ゲームボーイ」「スーパーファミコン」「ネオジオ」やアーケードゲームを、パソコンで遊ぶことが出来るエミュレータがある。
非常にアンダーグラウンドな印象が強いエミュレータであるが、(いまのところ)法律上問題はない。エミュレータはただのプログラムで、著作権がからむソフトとは直接関係がないためらしい。
問題となるのはソフトのほうである。エミュレータでゲームをするには、エミュレータ本体のほかに、ゲームソフトの「
ROMイメージ」が必要になる(MDデッキで音楽聴くのに、MDが必要なのと同じ)。「ROM」イメージは、カセットやCD-ROMなどからゲームソフトのプログラムをパソコンなどに吸い出したもの。この場合、自分が持っているソフトを吸い出すことに違法性はないらしい(音楽用CDをMDにダビングして聴いても罪にならないのと同じ?で、バックアップと考える)。
だが、インターネットでは家庭用ゲーム機や業務用ゲームから吸い出したしたゲームプログラム(
ROMイメージ)が違法に配布・取り引きされており、問題となっている。
純正エミュレータで有名なのは、「プレイステーション2」に搭載されている「
プレイステーション」エミュレータ。
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