項目追加、加筆修正。(2000/09/02)
そ
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「
SCEI」と略す。1993年11月16日設立。「
プレイステーション」の販売・「
プレイステーション」用ソフトの開発などのために設立された。ソニーグループの1社で、ソニーの連結子会社。
プレイステーションの開発にはウォークマンなみの開発費用が動いたと噂されるほどで、
当時の次世代機の中でも性能は非常に高かった。同時に音楽産業の流通を利用してゲームの流通構造を変え、優れたCM戦略を行ってゲームのイメージも変えていった。
当初は独立した子会社であったが、最近ソニーの完全子会社になった。つまり、「
プレイステーション」がソニーグループの重要な製品になったということだろう。
「
プレイステーション」・「プレイステーション2」など、ハードの製造能力は非常に高い。ただし、ソフト開発能力は低く、オリジナルタイトルはほとんど外注製。それが仇となってか、「
プレイステーション」はハード発売から1年ほど経たなければ、良いソフトに恵まれなかった。結局ソフトはサードパーティ頼りというのが、SCEIの最大の欠点。
任天堂の肥大化した流通システムを打破したSCEIであるが、1996年には独占禁止法19条(不公平な取引方法に禁止)違反容疑で、本社や取引先など数十ヶ所に公正取引委員会の立ち入り捜査が行われる。1998年には小売店に販売価格を守らせるなどしているのは、独禁法違反に当たるとして排除勧告を受け、この問題は現在も審判中である。
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ソニータイマー
(そにーたいまー)
[time bomb of SONY]
一般俗語(?)。ソニー製の製品が、メーカー保証の有効期限が無効になったとたんに壊れること。ソニーが研究していたエスパーたちの仕業という説もあったりなかったり。ちなみに高すぎる製品ではなく、買い換えやすいゲーム機やウォークマンなどに内蔵されているようである。
ゲーム機・オーディオ機器を問わず、最高の人気とそれに負けない品質を誇るソニー製品であるが、なぜか保証期限が切れる時期に故障する。あまりにも見事に保証期限後に故障するため、冗談で「実はソニーが、保障期間が過ぎてから壊れるようなタイマーを仕掛けている」という噂が立ってしまうほど。
(そんなことがあるはずない)と思いながらも、(ソニーの技術力なら簡単だろうなぁ)とか(本当に仕掛けられてんじゃないのっつーほどのタイミングで壊れるし、まさか…)という思いをぬぐえない。せめて学生は免除してください。
ちなみに我が家の初代「
プレイステーション」は買って1週間で修理に出し、保障期間が過ぎれば調子がおかしくなるなど、ある意味模範的なソニー製品だった。
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ソフトウェアの略。当サイトでは基本的にゲームソフトのこと。一般的にはコンピュータのプログラムを指す。
広義で言えば、情報を表現・伝達する媒体(=ハードウェア。例えばテレビ)に対して、情報の内容のことをソフトと言う。(例えばテレビ番組など)
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ハード(ハードウェア)
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ソフトハウス
(そふとはうす)
[software house]
ソフトウェアハウスのこと。ソフトウェアの開発、販売を専門にしている企業のこと。
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ソフトウェア・メーカーの略。ゲームソフトを開発・販売する会社のこと。「ソフトハウス」と同じ意味。
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ゲーム
ソフトのプログラム側によるリセット。
コントローラーで特定の
コマンドを入力すると出来る。(多くは「ボタンを全部押す」である。)
⇔
ハードリセットソフトが行うリセットなので、ソフトによっては出来ないソフトもあるし、方法も異なる。また入力を受け付ける状態も様々である。
供給メディアが
カートリッジの頃は、あってもなくても構わない程度のものだったが、供給メディアが
CD-ROMや
DVD-ROMの場合、いちいちゲームデータを読み込み直さなくて済むので、非常に重宝する。
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