海外遊人


HISAのオーストラリアで沈没 ビールで溜息ひとつ


コアラさんが好きです でもカンガルーさんの方がもぉ〜と好きです





2日後には帰国だってのに、考えてみたらまだオーストラリアらしい動物達と触れ合ってないやん。
大好きなカンガルーに遊んでもらおう。ガイドブックのザ・オーストラリアン・ワイルドライフパークの文字に心躍らせた。

ホテルのフロントで行き方を尋ねれば、動物園に行くツアーを紹介してくるばかり。「自分で行きたいんだけど」って伝えると、今日のフロントマンは親切にも色々と調べてくれた。いつもは工藤(巨人軍の工藤に似た中国人)と 呼んでいたフロントマンが対応してくれてたんだけど、彼は僕の英語の発音を笑って真似するだけだったから大嫌い!

ザ・オーストラリアン・ワイルドライフパークまでは、電車でルーティーヒルまで行き(往復$10.5)、更にそこからバスに乗るらしい。
1時間半ほど電車に揺られれば、お目当ての駅に着き、目の前にバスも止まっている。「フロントマン、なかなか正確でやるじゃない」。なんてのほほんと周りの景色にカメラを向けていると、ワイルド ライフパーク行きのシャトルバスは出て行ってしまった。しかも平日と言う事もあって次のバスまで40分も待たなければならなくなった。 「マジで?ここで一体何をしたら良いの?」見渡してみると、いや見渡すまでも無くな〜んもない町である。
しかしながら、次のシャトルバスが来る頃になると、次第に女子高生っぽい子達も集まりだし、にわかに寂しい町のバス停前だけが華やかになった。彼女達はきっと、ワイルドライフパークに隣接するワンダーランドって遊園地に行くんだろうけど、日本同様ここでも女子高生のパワーに圧倒されてしまう・・・



ザ・オーストラリアン・ワイルドライフパーク 
 入場料$23

BABYブームでした

到着後、タイミングよく羊の毛刈りショーが行われ様としていました。 一応はストーリー仕立てになっており2人のお兄さんによるショーというよりはまるでドリフ。遠足に来ていた幼稚園児にはバカうけ。僕も一緒になって「志村後ろ後ろ」みたいなノリで楽しみ、丸裸にされてしまった羊は「ヒィ〜、イックシュン」とカトちゃんのくしゃみ?



さらに園内をブラブラしていると、僕のお婆ちゃんならきっと 「神様のお使い様じゃぁ〜」なんて言いながら手を合わせちゃうだろう白いカンガルーを発見。「白ヘビ扱いかよ」さま〜ず三村ならこうツッコミ入れそう?
シドニーに1匹しかいないアルビノのカンガルーなのに、誰も興味を示さないのが不思議。「僕人気ないんだよね〜、俺もモテないんだよなぁ〜」とひとごと・・・いやカンガルーごととは思えず、しばらく向き合ってしまいました。
その後はノーマルなカンガルーとエミューに触れ合えるエリアに移動。大人のカンガルーは「また人間が来たで」って軽く僕に愛想を振りまいてくれると、再びゴロンと横になってしまいました。

                  



 
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