プレートテクトニクス
地表から深さ約100kmの部分は比較的硬い岩板であり、地球の表面はこのようなプレートと呼ばれる数十枚の岩板で覆われている。造山作用、火山、地震などの地質活動はすべてこプレートが相互に動くことにより起こる。
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温室効果
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対流圏、成層圏、中間熱圏そして外気圏と地球を取り巻く何層もの大気は、温室の働きをして地球を温める。しかし、二酸化炭素やメタンのような成分が多くなり過ぎると、熱が大量に蓄積され、金星で起こったような暴走温室効果を招くことになる。直接的には南北両極で氷山の溶解が加速され、海面の水位が高まって地球の沿岸地帯が水没する危険が起こる。
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南極のオゾンホール

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地球上空25〜40kmで地球を包んでいるオゾン(3つの酸素原子から成る)層は、地球を危険な紫外線から守ってくれている。近年の汚染のために南極上空のオゾン層が薄くなってしまっており、北極でもこの現象がかなり顕著になっている。
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バンアレン帯
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地球の自転により、外核の中にある鉄の流れが強い電流が生み、磁場ができる。磁場は宇宙まで達して繭の形をした磁気圏を形成して太陽風から地球を守っている。太陽風のプラズマ(荷電粒子)は磁場に捉えられて巨大に二つのドーナツ型の帯に集められる。これが、バンアレン帯と呼ばれ、1958年にアメリカが打ち上げた人工衛星エクスプローラーにより発見された。発見者のバン・アレン博士にちなんでこのように命名された。
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