一生を洋裁の振興に捧げた母を看取り、60代を迎えた今、やっと自分の今までとこれからに思いを馳せるときが来たかに思え、今まで私が生活の中で大切にしてきたことは何だったかと考えると、いつも色がテーマだった。
20代からの洋裁・任されていた文具やファンシーの店・店舗の建て替え時やリニュアール時の色・それに似合った植木や花々・そして玄関前の庭のいわゆる
ガーデニング・
50代に入ってから始めた織物の色の不思議、等々いつも色にこだわっていた。色彩学は文化服装学院にいたとき、中田先生にお習いして、少しは解っているつもりだったけど、もう1度初心に返ってカラーコーデイネーター講座を受講することに決めた。1講座ずつ進むにつれ、今までぼんやりしていたものが、色を系統的に意識する事が出来るようになってきたかのように思う。
ただ残念なのは、講座を受けるものと指導して下さる方との
出会いの場がないことで、これは通信講座という環境下では仕方のないことなのでしょうか。殊に自分のパーソナルカラーを決めるとき、私の例で言えば、若いときは確かに春の色が似合うと思えたし好みもそうであったけれど、40代頃からは冬の色の好みに変わっていったと思える。(あるホテルのパーテーでパーソナルカラー診断があったときも冬でした。)周囲を見回してみてもそのように思える。 なににしてもこの講座との出会いを得られたことは、これからの生活にもきっとプラスとなり、私の判断の手助けをしてくれることと思う。
有り難うございました。 平成11年2月
高橋 好乃