戸塚刺繍

平成14年、100歳を越えこの世を去られた

戸塚きく先生によって戸塚刺繍は、

昭和24年ごろから日本の昔からの針運びによる

フランス刺繍として広められました。

多くのステッチを組み合わせ立体的な表現をしたり、布目を利用したいろいろなステッチの組み合わせで豊かな表現がされています。
 

布には図案を描いて、単色のグラディションで表現したり、多くのいろいろな色を使って楽しく美しく表現してあります。

彼女(梶原園子さん)の場合は

明るく楽しい表現のなかに同色のグラディションを

入れるなど工夫が多く見られます。

お嬢さんのお嫁入り座布団のカバーも5枚そろえで

見事なものでした。

今回は、私の手元にあるのをUPしてみました。

本当に丹念に美しく刺されています。

残念ながら長年使わせてもらって

少し汚してしまったのもありますが、

お楽しみください。

   

花のうた (ランゲ) By BGM Music By Gallery Oto

戸 塚 刺 繍

この時計は私の手仕事の横にいつもあり、長年動いているけれど

くるいもせずに私をせかせます。

下にあるのは夏のコップ敷き。

20年以上も愛用していて、お客様の前に顔を出すものたちです。

彼女いわく「この刺繍は飾っておくための物ではなく、

生活の中で実際に使って楽しんでほしい」

というのが最初に始められた戸塚先生のポリシーだったとか。

それに甘えて使わせてもらっている内

いつの間にか黄ばみジミがついて、すっかり年をとりました。

いえいえ 私の手入れ不足のせい!!申し訳ない気持ちです。 

        

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白い花の小物掛け

 

花束の額

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ポシェット

 

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少年 拡大図へ

少女 拡大図へ

 

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クッションA

43×43

 

壁掛け

30×35

 

クッション

43×43