祖母の着物で

大好きだった祖母の着物を解いて

息子の作務衣を作る。

何度も縫い直しをしたのか

丹念に継ぎをあて、

丁寧に縫ってある。

もう☆00年近くたつのだろうか。

丁寧に解いて水洗いし、

アイロンをする。

それでも絹の風合いは

失われていなくて軽い。
とても軽い。

ただ昔の人のことでたけが短く、
息子用にしては少し短め。

継ぎ足し継ぎ足し作る。

なんとか生き返った