バーチャファイター ACT AC
このゲームを初めて見た時の感動は忘れられない。
今でこそ当たり前のように存在している3D格闘だが、
このゲームが出現するまでは、この世に存在しなかった物である。
「すげー!モニターの中に人がいる!」本当にそう思った。
鉄拳、闘神伝、バイパーズ、ソウルエッジ、デドアラ、etc.
数ある3Dの中で「一番好きなのは?」と聞かれたら、
最終的に、このゲームを宣言してしまうのは、このときの衝撃が
ベースになっていることは間違いない。
バーチャファイター2 ACT AC
正直言うと、前作ほどの衝撃はなかった。
確かに美しくなった。なめらかになった。
しかし、「人形劇みたい。」俺の目にはそう映った。
良くできたゲームだし、かなり好きなゲームだ。
ただ、妙な違和感があるのだ。
中途半端に、外見を人に近づけたために、
できの悪いマネキンに見えてしまったのかも知れない。
「こういうのがやりたかったんだよー!」
コクピットに潜り込み、2本のレバーを握りしめたとき
俺の魂は通常空間になく、電脳空間へとダイヴしていた。
昔、「超時空要塞マクロス」というアニメで、
3D対戦ロボットSTGをプレイしているシーンがあったが、
それに近いこと(ある意味それ以上)が現実に出来るようになったのだ。
この時代に生まれて良かった。(涙)
目の前に迫るガンダムもどき(テムジン)。
いまこそ、必殺の、「ピンク・シュガー・ハートアターック!」(爆)
俺にとって、このゲームは憧れのロボットゲームであると同時に、
究極のギャルゲーだった。
一時期、「デートに行って来る。」と称してゲーセンに通い、
フェイ・イェンを駆り続けたのは公然の秘密だ。
バーニングレンジャー ACT SS
熱い!とにかく熱い!
いや、消防士のゲームだから熱いのは当然なんだけど。(^_^;
「一秒を感じとれること。
命を大切にすること。
女神を味方に付けること。」
この、オープニングメッセージに偽りなし!
熱血が大好きな奴は速攻プレイすべし!
慣れないうちは操作性に難ありと感じるかもしれないが、
のめり込んでしまえば、そんなことは関係なくなる。
バスト・ア・ムーブ ETC PS
音楽に合わせて、パッドを操作して画面上のキャラクターを踊らせて、
優劣を競うダンスゲーム。
不覚にもハマってしまった。格好いいことをCool!という最近の風潮は
私には合わない。格好いいのはHEAT!であり、Burnning!だからだ。
だから、Cool!を連発するこのゲームにハマったのは、敗北であり、屈辱なのだ。
しかし、面白い物は面白い。凄く悔しいけど。
パワーレンジャーピンボール DP PS
アメリカの人気番組「パワーレンジャー」をテーマにしたDP。
KAZeのDPにしては大味なところもあるが、
オブジェクトの配置や、ラウンドなど随所にKAZe臭さが滲み出ていて
大変面白いゲームに仕上がっている。
ちなみに、パワーレンジャーは東映の戦隊シリーズ、
恐竜戦隊ジュウレンジャーと超力戦隊オーレンジャーをアレンジした作品だが、
ピンボールの台に「超力戦隊」としっかり書き込まれているあたりに
スタッフの遊び心が感じられて笑える。
バンパイアセイバー ACT SS
結論から言うと、面白くなかった。
何というか、肌に合わないというのだろうか?
特に真新しさもないし、画面効果が派手なわけでもない。
正直、今更スト2の焼き直しをされてもなぁ。と言ったところだ。
フェリシア、ガロン等の高速系のキャラクターは若干爽快感があるが、
それ以外は使い古された感覚か、奇抜すぎて付いていけないか、である。
おまけに、ただでさえ不安定なSS用のバックアップカートリッジを外して、
4Mの増設RAMを装着するのはリスクが高すぎる。
「フェリシアの声が荒木香恵」ってだけではプレイの吸引力が弱すぎる。
ひざの上の同居人 SLG PS
ダメ人間が、ダメ人間のために作った、ダメゲー。
「猫耳美少女育成ゲーム」ってだけでも相当ダメなのに、
随所に邪な妄想をかき立てるシチュエーションが盛り込まれている。
このゲームを、最後まで顔の筋肉をゆるめっぱなしでプレイしたことで、
俺もダメ人間であることが確定してしまった。
惜しむらくはアルバムモードがないこと。
それにより、ゲーマーとしての攻略意欲が著しくそがれるため、
気に入った猫のハッピーエンドが見られれば、もうそれで満足してしまう。
ちょっと考えれば気づきそうなものなのに、惜しいことである。
ビ・ヨンド ADV 98 18禁
面白かった。
ストーリーは起承転結がしっかりしており、
プレイヤーを作品世界にぐいぐい引き込む。
シリアスとギャグのギャップの激しさもスパイスとして効いている。
ドタバタしながらも、泣かせるところではきっちり泣かせるあたりが、
まるで吉本新喜劇を見ているようだ。
Hシーンなしでも、十分楽しめるゲームだと思うので、
コンシューマー機への移植を熱烈に希望する。
このゲームをプレイしていないのは人生の何割か損をしているのは
間違いないからだ。
出来るだけ多くの人にプレイしてもらいたい。
ファイターズメガミックス ACT SS
バーチャとバイパーズのキャラクターが勢揃いした格ゲー。
それに加えて、隠れキャラとしてバーチャコップや
レンタヒーローまで登場する、まさに「お祭り」的ソフト。
ゲームそのものは無茶苦茶大味だが、「何でもあり」の
いわゆる馬鹿ゲーは大好きなので、何の問題もない。(笑)
ファンタシースター RPG MD
(本来はセガMkV用のソフトなのだが、私はメガアダプターを介して、
MDでプレイしたので、分類上MD用ソフトとする。)
発売当時はTVCMを見て、「セガってスゲー!」と唸ったものだ。
それから数年後、プレイする機会があったのだが、
時既に、SFRPGは斬新なものではなく、当初ほどの感動はなくなっていたのは事実
だ。
しかし、ストーリーが面白くて、のめり込んでいったのは確かだ。
残念だったのは、3Dダンジョンの難易度が高いため、自力でのクリアが出来なかった
こと。
結局、友人から攻略本を借りてクリアした。
ファンタシースターU RPG MD
前作の設定とストーリーを受け継ぎ、システムを一新した続編。
ゲームの難易度そのものは低く、ストーリーを見せることに主眼をおいているので、
全編にわたって滞り無く楽しめた。
シリーズ一番人気らしいが、俺的には一番印象が薄い作品であった。
ファンタシースターV RPG MD
結果的に、シリーズ外伝となってしまった不遇な作品。
はっきり言ってしまうと、クソゲーなのだが、
音楽の出来はシリーズ中トップであろう。
何年度だったか忘れたが、ゲームミュージックライブで
セガSSTバンドが解散を発表したときに、
このゲームのオープニングを演奏したのだが、その時は涙が止まらなかった。
俺だけではない。観客のほとんどが泣いていた。
美しく、もの悲しく、どこか懐かしい旋律は人の心を解放してくれる。
ゲームをプレイしろなんて、無茶なことは言わない。
だから、音楽だけでも、オープニングの曲だけでも聞いてくれ。
ファンタシースターW RPG MD
シリーズ最終作にして総決算的作品。
今までのシリーズと異なり、純粋に楽しかった。
無理にアニメにしようとはせず漫画的に表現されたビジュアルも
テンポが良かったし、戦闘もストレスは少ない。
何と言っても最終作だけに、シリーズの謎を
ほとんど解きあかしてくれている点が素晴らしい。
ストーリーにも少々ひねりがあり、最初から最後まで
ワクワクドキドキさせられた。名作。
封神領域エルツヴァーユ ACT PS 1999/05/13
なんと言ったらよいのか・・・。一応、3D対戦格闘である。
しかし、奥井雅美が歌い、美麗なアニメーションが流れるオープニングを見る限りでは、
なんのゲームかさっぱり解らない。
というのも、宇宙刑事風のヒーローに始まって、もろファンタジーの美少女剣士、
一見して陰陽師と解る美青年、魔法使いの少年、パンクロッカー、宇宙傭兵、
人形のような少女、女子高生、格闘少女、挙げ句の果てに破壊の魔神???
実はこのゲーム、TV番組を意識した、オムニバス形式でストーリーが進行するのだ。
実際、新番組予告はあるわ、アイキャッチもあるわ・・・。
ストーリーが、ちゃんとキャラクターごとの番組になっているのだ。
「勧善懲悪ダンザイバー」「MoeMoeエリル」等、番組のタイトルまで付いている。
さぁ、ここまで聞いて単なる色物だと思った人手を挙げて。(笑)
手を挙げた人は一つの間違いを犯しました。
「単なる」色物ではなく、「徹底した」色物が正解。
キャラクターのポーズに始まって、カット割り、操作感、必殺技、声優など、
TV番組風の演出に対するこだわり方は尋常ではないのだ。
はっきり言ってバカゲーだ。しかし、凄く好きだ。
バカなゲームを作るなら、徹底してバカにする。スタッフの熱意がビリビリ伝わってくる。
やればやるほど、こだわりが見えてくる。隠れた名作といっても過言ではあるまい。
ブレイブ・サーガ SLG PS 1999/01/18
幻の第9の勇者「勇者聖戦バーンガーン」をメインストーリーにした、
サンライズ勇者シリーズの総決算的ソフト。
登場ユニットは、第8作目のガオガイガーを除く殆どの勇者ロボットに加え、
ダグラム、ボトムズ、ガリアン。
メインシナリオ全46話に加えて、サブシナリオが30話。
圧倒的なボリュウムはまさに、「勇者聖戦バーンガーンLDボックス」!
いや、実際、名古屋TVの撤退さえなければ、勇者シリーズ最新作として、
今年度に放送されていたはずの作品だから、他の勇者との絡みが無くとも、
独立した一作品として成立し得るほど、バーンガーンの出来がよい。
もちろん、他の勇者シリーズも、殆どの合体シーンを放送時のままのムービーで、
しかも、「合体バンク」として何度も流してくれる辺り、
スタッフの勇者シリーズへの理解と愛が感じられる。
ゲーム画面そのものが、少々チャチに見えるので、一般層には受けが悪いかも知れないが、
勇者シリーズのファンなら、絶対に買って損はしない。
特に、後半登場するグレート合体後の各必殺技の演出は、アニメを思い出させてくれて良い感じ。
さらに、初回特典でついてくる、1/1聖勇者バーンのフィギュアの出来も
素晴らしいので、漢なら「ブレイブチャージボックス」を買うべき。
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