アオブダイ


    

南紀の岩礁帯で、
とん・・とん・・ゴツン・・ドッカーーーン!

重い!・何がかかった?

途中まで、ガンガン強烈な引きを楽しめますが、上がって海面に現れた姿を見て釣り人も青くなる魚。

真っ青な魚体に厳つい顔つきの80cmを超える魚体が現れる。

不気味な鋭い眼でこちらを睨むこの魚。

歯が上下それぞれが融合して、鳥のくちばしのような形状をしている。

これは他のアオブダイ亜科の魚にも共通する特徴で、人間の指を噛み切るくらいの顎の力もあるので注意が必要。

また、毒性の強い魚で体内にパトリキシンを蓄積する。

この毒性は、熱でも分解されないので注意が必要です。

特に内臓(肝臓)に蓄積が多く、日本では1953年以降、5人のアオブダイによる死亡例がある。

この魚は、食さない方がいい。

味は、白身の魚で大味でうまみが少ない魚です。(O本)

さしみ・フライやてんぷらで食べるのがいいようですが、毒性を持っているので要注意!