不公正ファイナンスその2
上場企業のトップが仕手筋と手を組んで株価を吊り上げ
、架空増資を主導するという恐ろしい事件がおこりました。
最近の手口「不公平ファイナンス」と呼ばれる増資の手口を
まとめてみました。
不公平ファイナンス
@経営不振の企業の株式を取得して経営に介入する。
経営者に近づき悪魔のささやき・・・経営者が積極的に行う場合も・・・
A増資計画、新規事業計画などを発表し株価を吊り上げる。
うそで塗り固められたIR乱発
B増資の引き受け先と裏でつながり、市場価格より安値で新株を
割り当てる。
(発表されているよりもさらに好条件、これがたちが悪い)
裏で繋がる、架空会社を作るなど・・・
CうそのIRを発表、投資家の注目を集める。
D同じくして投資顧問や情報系ブログ、掲示板などで推奨銘柄として
取り上げられる。
(情報をえさに群がる魑魅魍魎)
E情報にのせられた個人投資家の買いに、新株を売り逃げる
増資の引き受け先までもでっち上げた今回の事件は極端なケース
だが、資金の出所が見えにくい海外の投資ファンドを介した、不透明
な増資案件は数多い。
たちが悪いのが、株価が上がりそうでぜんぜんあがらない、パターン
だ、引き受け先はIRで発表されている引き受け株価より、裏でもっと
好条件で株を手に入れいるので、引き受け先が最低損しない株価
までは上がるだろうと、知ったかぶりで参加してくる、仕手株好きの
個人投資家が格好のカモとして、罠に嵌っていく・・・・
不公平ファイナンスは、株価吊り上げ、株価操作、相場操作とも
連動しており今後も同様な案件で逮捕者がでることでしょう。
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