社名変更その2
業績の悪い会社が社名変更を行いました。
今後の業態、業績がどうなってしまうのか・・・・
漢字だった社名がカタカナ社名に、イメージ一新、新たな業種に
チャレンジして、良い会社に生まれ変わるのか?
このような会社には、共通点があります。
このような会社は新たな事業を始めます。
その仕事とは!!
印刷業です。
そう、新株をどんどん印刷する印刷屋さんになってしまいます。
毎年のように大規模な、新株発行、CB(転換社債型新株予約権付社債)
公募増資・第三者割当増資による新株発行を行ない、大幅な
「株式の希薄化」をやってしまいます。
新規事業のため、研究開発費のため、財務体質強化のため、などなど
いろいろな理由をつけて新株(エクイティファイナンス)を行います。
資金調達のために発行済み株数はどんどん増え、社名変更して
イメージを変えて、新しいことを始めるといっておきながら実は、おこ
なっているのは・・・
印刷屋・・・・
今後株券は電子化されるので、印刷はしなくてすみそうですけど・・・・
新株予約権の大量発行→株価下落→行使価格の切り下げ→
更なる株式の大量流通→株価下落という、負のスパイラルへ
株価はどんどん下がります。
10円以下、5円以下・・・・
チャートをみると、バーコードのようなチャートを刻む銘柄たち・・・・
そして、そこには「1円で買って2円で売れば、倍になる!!」
投機目的の投機家たちが集まり、証券取引所のシステムがパンク
してしまった銘柄まででてきました。
今でも数銘柄が5円以下のバーコードを刻んでいるようです・・・
2円、3円で買った株が、4円、5円となると大儲けできると思い、
投機目的の投機家たちがどんどん集まってきますが、
集まれば集まるほど、値動きは重くなり動かない状態に・・・・
数年に一度、突然動き出すことがあるので、保有してみるのも
面白いかもしれませんが、その数年に一度の相場が来るのが
先か、市場からその銘柄が退場するのが先か・・・・
あまり効率のいい投資とは言えないようです。
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