儲けも5倍?その2
さて・・・ほんとうに・・・儲かるのか・・・?
お客から入金があればしめたもの、あとは嘘八百の仕手株情報を
教えて、お客にその株を買わせます。
買わせるといってもそれは書類上だけで、お金はこちらが握っている
ので実際には売買していません。
ちゃっかり頂いています。
客をその気にさせるため、入金のあった100万円に400万円を
プラスして500万円分の株を買ったように見せかける、売買報告書を
作って、その客に送りお客をその気にさせます。
さぁ〜〜そのあとどうなるか?
株が上がれば、「また、すごい銘柄の情報が入ってきたんですよ、
間違いないですよ」「次も儲けましょう」
株が騰がれば投資家をおだて、次の情報があると、架空の売買を
繰り返し(売買なんてしてないが)投資額が増えているように装います。
本当に儲かったと思い込んでいる投資家かは、その気になって
また次の銘柄にのります。
そして、逆に株価が下がると、さぁ〜たいへんです。
500円の株が400円に値下がりしてしまいました。
500円−400円=100円 100円×1万株=100万の評価損
自己資金の100万円は消し飛んでしまいました・・・・
すかさず催促の電話がかかってきます。
「このままでは100万がなくなりますよ、追金入れてください。」
やつらはもともと株式の売買などしていません、追金の入金があれば
そのままいただいて、着服してしまっています。
ましてや、架空売買で投資資金が増えていることになっていれば
その5倍の資金で運用していることになり、株が値下がりしたときの
損金は莫大なものになっています。
騰がった、騰がった、わぁ〜〜い!!っと喜んでいたのもつかの間
株価が下がると、見ぐるみ剥がされておしまし。
なんとか資金を回収しようと、電話をしてみると・・・・
「現在使われておりません・・・・」
住所はレンタルルーム・・・・
わけの解らない、甘いお誘いにはのってはいけません。
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