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MSCB

 
























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  MSCB


 MSCBとは、特殊条項が付いたCB(転換社債)のこと。
 発行後一定の期間経過後に、転換価格をその時の時価で算定し直す
 (上方、下方)条項が付されているCBのことをMSCB 
 (※CB 転換社債 ダイワ証券


 MSCB 「転換価格(下方)修正条項付き転換社債」 といいます。


 MSCBが発行されると注意が必要です。
 特に、株価100円以下の会社が発行するMSCBには特注です。


 資金繰りがうまくいかない会社、銀行からはお金を借りれない・・・


 社債を発行しようにも利子をたくさんつけないと誰も買ってくれない・・・


 第三者割り当て増資、株式公募増資も引き受けたところで資金繰りが
 うまくいっていない会社の株・・・値下がりリスクがあるから・・・
 引き受けてが見つからない・・・


 こまった・・・・


 ここで現れたのが MSCB です。
 MSCBは発行する会社も引き受け側も損をしないようにできています。


 まず発行する会社は、MSCBを発行して利子負担なしで資金が
 調達できます。株券に転換できるので利子は無し。

 
 引き受け側は、株に転換するときに市場価格より、有利な株価で
 株式に転換できるので損をしない。


 難解な日本語が書いてあります。


 本新株予約権の行使請求期間が終わるまで、毎月第4金曜日
 (以下「決定日」という。)まで(当日を含む。)の5連続取引日
 (ただし、終値のない日は除く。以下「時価算定期間」という。)
 の株式会社○○証券取引所における当社普通株式の普通取引の
 毎日の終値(気配表示を含む。)の平均値の90%に相当する金額
 (1円未満を切り上げる)・・・・


 ようは、いつでも市場価格より安い値段の株券をもらえる権利です。
 時価より有利な価格で株式に転換できる社債=MSCBなのです。


 結局そんをするのは・・・・既存株主です。
 新たな株が増えて、一株あたりの利益が希薄化され、
 EPS、ROE, ROA といった指標の低下が起こります。 


 MSCBを発行する会社には注意が必要です。





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