授業するには
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1.LAN教室の確保
コンピュータ音楽の授業のために、音楽教室にコンピュータを人数分そろえるのは、物理的にも予算的にも難しいことです。 そこで、コンピュータ音楽の授業をするときは、音楽室から離れてLAN教室で行うことになりますが、ここで場所の問題が生じます。 最近、情報の授業の他に、他教科でもLAN教室を使う頻度が上がってきています。そうすると、 コンピュータ音楽を行いたい時間にLAN教室がうまく空いていない場合が生じます。そこで、まず調整が必要です。 年度当初に、時間割作成の係りの先生にお願いして、音楽の授業時間帯にLAN教室を使えるよう お願いしておきましょう。また、学期の途中で実施するなら、他の教科とタイムシュアリングが可能かもしれません。 つまり、1学期は他の教科、2学期は音楽と分割することで対応できるかもしれません。
2.ソフトを選ぶ
音楽の基本的な内容を教えるだけなら、現在、市販されているソフトのどれを選んでも大丈夫です。 ただ、それぞれソフトはそれぞれ個性的で、持っている機能の特色はソフトによって違います。 ですので、まず、自分の行う授業のポイントを整理し、それを教えるための機能が使いやすいかどうかを基準に、 ソフトを選定する必要があります。考えるポイントとしては、シーケンスソフトを使うのかノーテーションソフトを使うのか、が、 まず一番目の注意点でしょう。音楽の表情付けを中心とした授業では シーケンスソフトがいいでしょうし、楽譜をきれいに仕上げたい場合は ノーテーションソフトです。また、そのソフトのアカデミー版が出ているかも、選ぶ基準になるかもしれません。 アカデミー版とは、学校向けに市販の価格より廉価に価格設定したもので、導入予算のことを考えると大変助かります。
3.授業計画例 NEW
授業計画の例です。
@通年、週2時間での授業例
○ここをクリックするとPDSファイルとして開きます。
A2・3学期週1時間での授業例
準備中
4.教科書例
授業計画例のために自主作成した教科書です。
@通年、週2時間用(使用ソフト:レコンポーザ)
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A2・3学期、週1時間用(使用ソフト:シンガーソングライター)
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5.その他資料
研究論文「コンピュータによる感性教育」
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大阪府教育弘済会による「平成19年度教育研究論文」にて、優秀賞を受賞。