のしてんてん

デッサンにおける心の力学

始めに 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章
力学の基礎 大小の点の関係 同じ点の関係 点と画面の関係 集団の力学 異形間の力学 広がりと重力 その他の力学
始めに 第一章 第二章
第三章 第四章 第五章
第六章 第七章 表紙

北籔和夫著

心の力学法則目次

法則T  大きな点は小さな点を引きつけようと働き、小さな点は大きな点から離れようとする 
       このそれどれの力を(引力)及び(離力)と名付ける
法則T-2 引力と離力のつり合う間隔は、2つの点の直径の和と等しい距離である
       2つの点が、この距離より近いと引力が働き、遠いと離力が働く
法則T-1 引力は2点が近づくほど大きくなり、離れるほど弱くなる・・・・・・・・・・(1)
       小さな点は常に大きな点から離れようとする(離力)  ・・・・・・・・・・(2)       
法則U  同じもの同士の関係では、引力、離力によって双方に動きが生まれる
法則U-2 離力は法則T-2よりもゆるやかとなる
                     これは双方に形による反発がないためである (図2)
法則U-1 引力は双方が引き合うため法則T-1よりも強い力が生まれる (図1)
法則V  画面上に置かれた点は面の中心に向おうとする力と・・・・(集中力)
                    画面の外に向おうとする力・・・・(拡散力)の影響を受ける
法則V-2 画面の中心と境界線の中点より外側にある点は拡散力をうけて外に向おうとする
法則V-1 画面の中心と境界線との中点より内側にある点は集中力を受けて中心に引かれる
法則W  引き合う複数の点は画面の上で一つの点として振舞う
法則X  等間隔に並んだ点の集合は互いに均衡を保って動かない。
      均等な空間で他より力関係の強い集団が生まれると、それは一つの塊として振る舞う 
法則Y−1 異形のものどうしは互いに反発する
法則Y−2 まとまった形の一部が切り離された場合、その2つの間には離力が現れる
法則Z−1 水平線より下方(地面)に重力が発生し、それより上方(空間)では反重力がうまれる
法則Z−2 形はそれ自体の中に独自の力学をつくり上げている
離力の原理T 離力は異形のものを排除しようとする心が生み出す力である
引力の原理T 引力とは、形が一つの安定した形態になろうとする力として現すことができる

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