枠つきの写真をクリックすると大きな画像が出ます。
11:東部戦線のカラー写真(提供:滝口 彰さん) これは画像データではなくプリントしたものをいただきました。 フロントガラスの弾痕も生々しい兵員車上で食事中の写真。車種は手前に見える手摺の位置から前方に向けてかなり先細りの車体形状となっており、1500Aクラスの重兵員車(おそらくメルセデス・ベンツL1500A)ではないかと思われます。 小銃ラックに収められた2挺の小銃のアップ 右側の銃はおなじみドイツ軍の主力小銃である「モーゼルKar98K騎兵銃」です。 それでは左側の長い銃は? その特徴的な先端部の形状からすると、ソ連製の「トカレフSTV−38」自動小銃と思われます。ドイツ軍では「SIGew258(r)」自動小銃との名称で呼ばれ、東部戦線の後方部隊やウクライナ義勇部隊などで少数が使用されたのみですから、こうして写真が拝めるのはかなり貴重かもしれません。 2004.4.22 更新
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