現在は、吸入ステロイド薬が使用されるようになり、喘息発作による死亡は減少しています。完全に治ってしまう疾患ではなく、内服薬と吸入ステロイド薬や長時間作用型の吸入β刺激薬を使用し発作の無い状態を維持(コントロール)する治療が中心となっているようです。当院ではこれらの治療に加え、漢方薬の併用〔五虎湯(ごことう)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、柴朴湯(さいぼくとう)など〕をすることで、より早く症状を軽快することがあるためにその使用をお勧めしています。