数学と文化の関わりについての紹介。 数学の文化史のページ

5th「ハンス・ホルバイン(子)/ニコラウス・クラッツァーの肖像」



ハンス・ホルバイン(Hans Holbein der Ju"ngere, 1497年/98年 - 1543年)(ルネサンス期のドイツの画家)が描いたニコラス・クラッツァー (1487?-1550)(ドイツ人の数学者、天文学者、時計学者(horologist))の肖像画である。 ニコラスが日時計を製作している場面である。Louvre美術館へ行くと,間近でみることが可能であり,写真撮影もOKである。

4th「メランコリアⅠ/デューラー」



アルブレヒト・デューラー(1471-1528)(ドイツ)の1514年の銅版画の作品。 天使が「憂鬱」に沈んでいるものを表現している。 作品中には,多面体や球,魔方陣(作品を完成した1514が組込まれている),天秤,時計など数学に関わる物が鏤められている。 実物を見れば,その詳細な部分までの表現に驚かされる。

3rd「遠近法で見る浮世絵―政信・応挙から江漢・広重まで」



絵画を数学的視点からみる一冊。 (三省堂HPの紹介) 「広重の「東海道五拾三次」の元絵ではないか?その司馬江漢の作とされる五十参次画帖のダイナミックな構図は,数学的遠近法を駆使した画法であった。江戸期浮世絵の遠近法習熟の過程を数学的見地から実証する。

2nd「フェルメール」(レースを編む女)



現在,京都市美術館にてルーヴル美術館展 ―17世紀ヨーロッパ絵画―が開催されています。 宣伝パンフにも載せられているのが「レースを編む女です」 ぜひ一度フェルメール作品の実物を見てください。 (以下,公式HPからの引用です) 一瞬の光をとらえて永遠の印象をそこにとどめた自然かつ幻想的な絵を描く達人・・・。ヨハネス・フェルメールは、17世紀に活躍したオランダ画家のなかで最も評価の高い巨匠の1人です。しかし何世紀にもわたり彼の存在は謎に包まれてきました。寡作だったフェルメールが実際に描いたのは、「50点ほどではないか」と言われる中で、現在残っているのは30数点に過ぎず、それらのすべてを鑑賞しようと、世界の美術館を訪れる熱烈なファンもいるほどです。 もちろん、ルーヴル美術館も例外ではありません。ルーヴル美術館は、フェルメールの晩年の作品2点を所蔵しており、それらを目当てに足を運ぶ人も少なくありません。今回、初来日する《レースを編む女》は、フェルメール作品のなかでも小さな作品で、晩年の究極の1枚です。2009年夏から秋、この1枚を観るなら、京都へ。

1st「中宮寺 天寿国繍帳」



いわずとしれた,奈良県中宮寺にある国繍帳である。  芸術作品としてもすばらしいが,「数学的遠近法」の視点からみれば,絵画の発展の様相がとても感じられる作品である。  詳しくは,横地清「数学の文化史」,森北出版にあるので一度読んでみてください。  なお,中宮寺みることができるのは,複製で,実物は,ときおり博物館などにて展示される。
天寿国繍帳:「伝世品としては最古の刺繍である天寿国繍帳は、飛鳥時代に制作された旧繍帳と、鎌倉時代にこれを模造した新繍帳の遺(のこ)りのよい部分を、江戸時代に貼り混ぜて1面の繍帳にしたものです。意外なことに、鮮やかな色彩のほうが旧繍帳なのです。この繍帳には亀の甲羅に4文字の刺繍銘があり、当初は100匹の亀が刺繍されていたとされ、その全文すなわち400文字が『上宮聖徳法王定説(じょうぐうしょうとくほうおうていせつ)』に記されています。それによると、推古30年(622)に聖徳太子が亡くなられ、妃の橘大郎女(たちばなのおおいらつめ)が、推古天皇に願い出て、太子が往生した天寿国の有様を刺繍によって表したものです。下絵を描いたのは渡来系の人物で、刺繍は宮中に仕えた采女(うねめ)達が行ないました。図様は撚(よ)りの強い糸を用いて輪郭線で縁取り、内部を緻密に繍(ぬ)い表す技法で、飛鳥時代の刺繍の特色をよく表しています。 」(東京国立博物館HPより)

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