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ホームシアター - 上映中

基本的にBlu-rayにて映画鑑賞しています。
※ 一部ネタばれしていますので、未見の方は、ご注意ください。
※ 映画のスクリーンショットは、ホームシアターで実際に投影した画を写真撮影したものです。従いまして、このイメージの2次使用を禁止いたします。

"THE DARK CRYSTAL" - 「ダーククリスタル」

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ゲルフリン族の少年ジェンは、クリスタルの欠片を求め、オーグラを探し当てる。そこで、欠片を手に入れるには、多数の中から選び出さないといけない、と言われ。そして、3つの太陽がひとつになるとき、その欠片を元に戻さなくてはならないことを。もし、失敗すると世界が永遠に悪に支配されることを。

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クリスタルがひとつになるとき、真実が明らかになる。ただ、その際にキーラは犠牲になり。
ファンタジーの王道ですね。まるでベタな展開となります。でもあの"AVATAR"と同じように、ベタな展開こそがこの映画に合っているのかと。CGがない頃の特殊撮影、またマペットのリアルさに驚きました。人間は登場せず、全て異世界の出来事になります。
1982年の映画ですので、もう32年前(!)のものとなるんですねぇ。今見ても何ら遜色のない映像美だと思います。

"NOAH"

Blu-rayが届いたその日のうちに鑑賞しました。

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地表が水に覆われ、"The Ark"が浮かび上がるシーンです。それまでにウォッチャーは全て斃れ、"The Creator"により"Home"に戻ってしまいました。息もつかせぬスペクタルシーンの連続です。この映画での最も派手な、迫力あるシーンとなっています。

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映画の最後のシーンです。有名な言葉、「産めよ、殖えよ、地に満ちよ」と語られます。
"NOAH"では、もちろん箱舟のシーンが最も有名ですが、実は家族の愛情について語られています。人間は滅びるべき、という信念の元、孫を殺害しようとしますが、どうして出来ずに後悔するシーン。家族の愛によりまた生きようとするシーン。
"NOAH"の人間としての葛藤を描くことにより、聖人としての"NOAH"ではなく、人間としての"NOAH"を描いていると思いました。また、機会があれば見直してみたい映画です。

"The voice of a distant star" - 「ほしのこえ」

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やっぱり、WOWOWにて放映されていました。Blu-rayに録画していましたので、スクリーンにて再度鑑賞してみました。
かつて、DVDにて(TVです)鑑賞していたのとは印象がまるで違ってみえました。まぁ、記憶違いも多分にありましたが(汗)。
サイズは、4:3なんですね。画質もあまりよくありません。HiVision放映(1080i)ですが、DVDのアップコンバートのように思えます。

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ミカコとノボルの造形もややつたないものがあるように感じました。アニメーションの動きもロボットVS.異星船などはさすがと感じられましたが、人物、キャラクタの動きにはぎこちないものがあるようにも感じました。
それから、ノボルの声は、新海誠本人だったんですね。気が付きませんでした。
ストーリーとそのアニメでの表現では、(なぜか)せつなく、それでいてなつかしく感じられました(どうしてかな?)。
アニメ終盤のセリフ、「ここにいるよ。」2人で発するこの言葉がノボルの決意を示すようなのが象徴的でした。

"MISSION TO MARS" - 「ミッション・トゥ・マーズ」

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Brian de Palma監督、Gary Sinise主演の"MISSION TO MARS"です。WOWOWで放映されていましたので、その録画(Blu-ray)での鑑賞です。
映画館での鑑賞は逃しましたが、DVD(Import版)が発売されると直ぐに購入して(TVで)鑑賞した覚えがあります。その後に、デジタル・ハイビジョンでの放映をD-VHSで録画して、HiVisionで鑑賞していました。今回は、スクリーン(大画面)と5.1chでの鑑賞となりました。

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この映画への批評は賛美両論あるようですが、私は好きな映画のひとつです。
最後に、Gary Siniseが宇宙船に乗り込むシーン、あるいは全体の印象が、アウター・リミッツと同じテイストと感じました。
2000年の作品ですが、CGも鮮明で現実感があります。宇宙空間の描写も、効果音がまるでなく、音楽そのものでその表現がなされていました。
映画を鑑賞後、なぜか感動したのを覚えています。

※ 本作は、Blu-ray化されているようですが、Amazonで調べた限り、ヨーロッパ(Import)版しかないようです。リージョンの関係で日本での鑑賞は難しいようです。HiVisionで鑑賞するには、TV放送の録画でしか楽しめないようです。

"STAR TREK THE MOTION PICTURE"

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"STAR TREK"映画化の記念すべき第1作です。5年間の調査飛行を終え、18ヶ月の改装後のエンタープライズ号の雄姿です。
スタートレックファンの一人としては、とっても印象深い作品です。オリジナルメンバーが一堂に介し、監督がロバート・ワイズ、音楽がジェリー・ゴールドスミス。
当時のビデオ化は、VHS/βビデオテープ、当然トリミングサイズで発売されました。またその後、スペシャルロンガーバージョンも発売されました。とにかく高価なものでしたので、レンタルビデオで借りて見ていました。
さらに、LDで発売されるとすぐに購入。Import版でした。英語字幕もなし。でも、画質が向上したので当時はそれでも満足でした。
その後、またLDでノートリミング、英語/字幕版も購入しました。
さらに、DVDでも。そして、今回のblu-ray版。ビデオテープ以外のメディアをすべて購入、鑑賞していることになりますね。
メディアが変わるたび、あるいはオーサリングが変わるたび、画質が向上していくのが分かります。
4Kで発売されるとまた購入するのかなぁ。

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star_trek_the_motion_picture_blu_raystar_trek_the_motion_picture_poster当時でも破格の制作費を投じて製作された本作。興行的にはいまいちだったようですが、それでもパラマウントは、次々と映画を製作していくことになります。
小さなTVでは分かりませんでしたが、スクリーンで改めて鑑賞して見ると、画像の美しさに圧倒されます。エンタープライズ号の美しさにも。特殊撮影そのものには時代を感じさせるものもありますが、それでも素晴らしい出来栄えです。
また、エンドロール直前に、"The Humen Adventure Is Just Begining"とあり、続編を期待させるようなクレジットでした。まぁ、映画のポスターにも最初からありましたが(爆)。
第2作目からは、"Space, the final fronteer."とあの有名なナレーターが入ることになります。

"FROZEN"

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"Let it go !"と歌い上げるシーンです。城から出て、孤独の宮殿での自由な気持ちを表したシーンですね。魔法を開放し、氷の宮殿を作り上げるシーンは、圧倒的な迫力と美しさでした。歌とともに何度でも見直したくなるシーンです。

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frozen_posterfrozen_blu_ray_3d"An Act of True Love"、最後にアナが選択した「真実の愛」とは・・・。
定石通りの展開ですと王子さまとのキスとなるのですが、この作品では、アナは自己犠牲を厭わず別の選択をします。
それこそが、"True Love"。そして、ハッピーエンドへと。
ディズニーらしい作品でした。雪の女王の新しい解釈の元、アナとの姉妹の愛情を前面に、改めて「真実の愛」について考えさせる内容でした。といっても小難しい理屈なく、優しく表現されていました。
それから、(人間でない)愛らしいキャラクター達。特に雪だるまのオラフ。生きた雪だるまです。トロール達もそうでしたね。
名作と呼ぶにふさわしい、素晴らしい映像、ストーリーでした。映画館へ行かずとも何度もホームシアターで鑑賞できるのがうれしい。日本語吹替版も興味があるのですが、Blu-ray(国内版)が発売されたときに考えることにします。

※ ちょっとだけ、楽しいお話を。
幼い娘を連れて、この映画を鑑賞したお母さん。
「楽しかった? お話は分かった?」と、聞いたお母さん。
「おもしろかった。"ありのままで"がよかった。」と目をウルウルさせて言う娘を見て、
「まぁ、家の子は小さいのに映画の内容が分かったのね。」と感激したお母さん。
「雪の女王は、アリさんだったのね。」 ・・・お母さん、訳が分からず。
「だって、"アリのままの、すがたみせるのよ"、と歌っていたもん。」
※ 別バージョン
「"ありのままの、すがたみせるのよ~♪"、パパはどうしたの?」
「えっ?」
「だって、"アリのママの、すがたみせるのよ"、でしょ・・・?」

The Girl Who Leapt Through Time" - 「時をかける少女」

アニメ版の「時をかける少女」です。英語表記は全米公開時の正式タイトルです。Import版Blu-rayの表記でもあります。

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紺野真琴が最後のタイムリープをするところです。この映画は映画館では見ておりませんが、Blu-rayでは何度も見ています。お気に入りのアニメです。脚本がよく、ストーリーに引き込まれます。キャラクターは平板な表現ですが、動きが自然で、背景は映画らしく丁寧に書き込まれています。夏の空、入道雲がとってもリアル。

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紺野真琴と間宮千昭が最後に言葉を交わすシーンです。夏の夕日の中、千昭は真琴に囁きかけます。
「未来で待っている。」と。
紺野真琴の声を仲里依紗が、間宮千昭は石田卓也、津田功介を板倉光隆が、そして芳山和子を原沙知絵と、いずれも俳優陣が声優に挑戦しています。仲里依紗は、この声を担当して初めて知りました。で、私の一押しは、原沙知絵だったりします。

「宇宙戦艦ヤマト 2199」

往年のアニメの名作「宇宙戦艦ヤマト」のリメイクです。前作の矛盾点を解消し、現代版のアレンジを加えながら、完全新作として復活しました。今回、WOWOWで劇場版の放映があり、Blu-rayを見直してみました。

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宇宙戦艦ヤマトのフォルムはほとんど変わっていません。ディテールに拘った描き方にはなってはいますが。また、以前の設定よりは巨大化しているようです。より緻密に描かれているのは、やはり時代を感じさせます。また、階級を始め、セリフもまた現代海上自衛隊のものを参考にしているようです。

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木星圏で波動砲を発射した後のシーンです。リメイク版では、様々なシーンが追加され、新たに描かれています。
以前のヤマトを知るものにとっては、その映像美に感嘆します。
最近のハリウッド映画のリメイク版と同じですね。

「12人の優しい日本人」

NHKプレミアムシアターで放映していたものをBlu-rayにダビングしての映画鑑賞です。この作品を初めて見たのは、BS9-HiVision(アナログです)でとなります。DVD化されると直ぐに購入、鑑賞しなおしました。

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「これ、同じ人が書いたんじゃないの?」
三谷幸喜脚本の舞台を映画化したものです。裁判員制度がない時代の、もし日本に陪審員制度があった場合の様子を描いたものです。ベースにあるのは、もちろん「12人の怒れる男」です。
日本人が陪審員を務めた場合の、その心情がよく表れていて、そこに三谷幸喜節が炸裂! 思わずくすっとなる場面が続きます。

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「すごいこと思いついちゃった。被害者は、自分から飛び出したんだ。」
映画の舞台の大半は、この小さな部屋の中だけです。これもまた「12人の怒れる男」と同様です。
時間経過は、窓から差す日の光でさりげなく表現されています。いつ見てもおもしろい、三谷幸喜の代表作と思えます。

※ 本作もまだBlu-ray化されていないようです。HiVisionで鑑賞するには、TV放送の録画でしか楽しめないようです。

"Library Wars" - 「図書館戦争」

つい先日、原作本を読み終えたところですが、WOWOWにて放映していました本作を録画して、Blu-rayにて鑑賞しました。

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笠原郁が王子様と出会う、冒頭のシーンです。本作品は、映画館でも見たのですが、原作のテイストを残したまま、かなりエピソードを絞った作りになっていました。

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「図書館の自由に関する宣言」が刻まれたプレートの前で佇む2人。この後、堂上教官が笠原郁の頭に手を・・・。
今、この作品を見直して、現実社会の状況に如何に似ているか、ちょっと考えさせられます。「国家の秘密法案」、「集団的自衛権」等々。さらには、韓国、中国との国交状況。
話は変わり、今回はWOWOW放映の録画で鑑賞したわけですが、昨年本映画はBlu-ray化され、発売されています。でも高い!、ので購入せずにいました。最近、中古でも見かけたのですが、5,000円を下らず、やっぱり購入を見送りました。どうして、こんなに高いのでしょうか。

「精霊の守り人」

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三管プロジェクターで一度見たのですが、最近入手したDLPプロジェクターで見直しました。第1話を見ました。
一番最初のバルサの登場シーンです。最近のアニメのクォリティの高さ(主に画質ですが)には驚かされます。特にこの作品は、脚本の良さも相まって、素晴らしいものになっていると思います。

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seirei_no_moribitoチャグム皇子を助けた時にあった不思議な現象のシーンです。動きのシーンでもクォリティが破綻せず、素晴らしい表現です(ちょっと生意気な感想ですね)。第一話を見直しただけですが、大画面で見ても、映画と同じクォリティと思います。
ストーリー展開も素晴らしく、異世界でありながら、どこかにありそうな、生活観のある表現に感心しました。このクォリティのまま26話まで続く(しかも毎週)のですから、日本のアニメ界の実力も相当なものですね。また、TV放送ではステレオでしたが、Blu-rayでは、5.1chとなっています。サラウンド効果も素晴らしい、と感じました。臨場感がまるで違います。

"Ender's Game"

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劇中マインド・ゲーム画面です。ねずみの最初の試練です。ひとつの試練をクリアすると次の試練があり、それをクリアして、最後の試練は・・・。小説では、もう少しくわしく描写されていましたが、かなり簡略化していました。ただ、映像化すると小説を読んだときと受ける印象が全然異なりますね。

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ender's_game_posterバトルスクールでの初陣のシーンです。サラマンダー隊の中で孤立無援で、孤軍奮闘する様子が描かれています。
ここでペトラという同士を得ることができましたが。

映画全体として、よく小説の内容を反映していると感じました。ただ、予備知識なくこの映画を鑑賞するのは、ちょっと厳しいかも。グラフ大佐の感情表現が難しく、ハリソン・フォードが頑張っているのは分かりましたが、初見でどう映るかは微妙かも。
ゲームのシミュレーターも迫力ある映像表現されていました。
小説を読んでから見ると内容がよく理解できましたし、楽しめました。英語字幕はつらかったですが。

サウンドトラックは、あまり印象に残っていません。バトルスクールでの模擬戦闘シーンでの音楽のみが聞き分けられた程度です。
私自身は、"Gravity"よりは、この"Ender's Game"の方が楽しめたと思うのですが。
3Dで映像化して欲しかったと思うのは、私だけでしょうか。

SF映画としては、よくできていると思いますが、感動作というには厳しいかも。小説を読んだ上でこの映画を見ると感動するかもしれませんが。
それは、よくぞここまで映像化できた、というものでストーリーそのものから来る感動とは、ちょっと違うかもしれません。
今、2回目を見終わったところです。けっこう、よく出来ている、というのが正直な感想です。
Asa Butterfieldもエンダーという複雑なキャラクターをよく表現していると思います。特に自分の指揮で、味方艦隊を特攻で壊滅させてしまったこと、その結果敵種族といえ、種絶滅させてしまったこと、それがシミュレーターでなく現実であったことを知ったときのショックをよく表現していたと思います。

「いま、会いにゆきます」

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WOWOWで放映していたもののBlu-rayでの録画です。この映画も何故か気に入っています。2004年の映画ですから、今からちょうど10年前ですね。初めて見たのはDVDで、次はBSデジタルの(これもWOWOWだったかな)放映をD-VHSで録画してTVで見ていました。
映画館で見ていないのは、"Love Letter"と同じですね。映画の脚本は、岡田惠和で「ちゅらさん」と同じ人ですね。音楽は、「ビフォー→アフター」でおなじみの松谷卓。

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恋愛模様を男性側から、女性側からそれぞれ見た風景が違って描かれていたのが新鮮でした。
そして、このラストシーン。澪が紫陽花のように梅雨のときに戻ってきたのなら、夏を象徴する向日葵の中で再会するのも象徴的な演出でした。

※ 本作は、まだBlu-ray化されていないようです。HiVisionで鑑賞するためには、TV放送の録画によるものしかなさそうです。

"The Ten Commandments" - 「十戒」

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もっとも有名なシーンです。モーゼが両手を高く掲げると、紅海が二つに割れ、海の中に道が出てくるシーンです。
今見ても、迫力のあるシーンです。

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the_ten_commandments_blu-ray「十戒」を授けるシーンです。時代を感じさせない特殊撮影です。今なら、CGで何でも表現できますが、当時の技術を考えると驚異的なシーンです。
この映画を初めて見たのは中学生の頃です。たしか、冬休みの正月に見た覚えがあります。70mmでの公開でした。映画館で、初めて「前奏曲」、「間奏曲」を聴きました。それから、5~6回続けて見に行きました。とても衝撃的な経験でした。
LDプレイヤーを購入してすぐに輸入版で、また国内版が発売されるとすぐに購入して見ていました。TVで見れるようになった、それだけで感動していました。DVDでも発売されるとすぐに購入しています。Blu-rayは、Import版を購入後、改めて国内版を購入しています。見直す度に、新しい発見があります。

"The Sound of Music" - 「サウンド オブ ミュージック」

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「サウンド オブ ミュージック」クレジット前のオープニングシーンです。ここで、テーマ曲が紹介されます。ザルツカンマーグートの山々を背景に歌い上げる様子は圧巻です。

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オープニングシーンとエンディングロール前のシーンをみると、常に背景に山々の風景が見られます。
美しい山の風景から始まり、風景にて映画が終わります。とても印象に残る演出です。
この映画を実際に映画館で見たことは実はありません。最初は、TV放送(もちろんアナログです)で。次は、LDで。LD(国内版)は日本語吹替えでステレオでした。またLDは、輸入版でも見ました(サウンドトラックCDが付属されていました)。次は、BS9-HiVision放送をW-VHSで録画して見ていました。前後して、DVDも購入してみた覚えがあります。それから、今回のBlu-rayに至ります。
けっこう見ているものですね。
その度に映像フォーマットもメディアも変わっているのも、おもしろいところです。
でもいい映画は、やっぱり何度見てもいいものですね。
ちなみにザルツブルクへは、3度訪れています。サウンドオブミュージックツアーにも2度参加しました。とても美しいところです。ミラベル庭園にも行きました(ドレミの歌を歌っていた場所です)。思い出深い場所です。

"IRON MAN 3"-「アイアンマン 3」

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スタークの本宅が襲撃され、やっとスーツをまとって反撃というシーンです。もうすでに屋敷はボロボロ。で、このスーツは試作品で、マーク42。積極的な戦闘がまだできない試作品を何とか知恵で襲撃をかわします。今回のアイアンマンは、スーツに頼ることなく、生身で勝負!という展開が主となっています。

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ストーリー終盤、スーツが救援に来た、と思ったらポッツを誤認攻撃、という場面です。ところがそのときポッツのとった行動とは・・・。やっぱり、スタークはこのときにもボロボロで生身での戦闘です。
演出は、回を重ねるごとに派手になっていくのは仕方がないところ、スターク自身もアベンジャースの戦闘が元でのPTSDに悩ませられる、という新しい面も見せることに。
アイアンマンは、スパイダーマンと並び人気のあるヒーローなんでしょうか。本当は、イヤミで女性にだらしない人間性は最低の男、だけれどもスマートで天才的な頭脳と社会的な地位のあるどこか憎めない、スタークがヒーローになって・・・、という展開がおもしろいのは確かなんですが。

"LIFE OF PI"-「ライフ-オブ-パイ トラと漂流した227日」

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「アバター」以来、驚異の映像美、らしいです。確かにトラと漂流しているときは、幻想的なシーンが随所にあり、トラが同舟の他の動物を貪り食ったときのシーンはありませんでした。全体的には、悲壮感、トラへの恐怖感よりもややファンタジー色を感じました。このシーン(救命ボートにトラが乗り合せていたことが分かったシーン)では、さすがに緊張感のあるものとなっていましたが。

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スチール写真にもなった代表的な一シーンです。
タイトルだけだと、トラとの友情が芽生え、ともにサバイバルしたような印象でしたが、実は・・・。
幻想的なシーンとは裏腹に現実感のある(リアルな)設定でした。ラストでトラがジャングルをじっと見つめた後、ナレーションにあるように、振り向くことなく・・・、というように。

"PACIFIC RIM"-「パシフィック・リム」

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この夏(2013年)公開された「パシフィック・リム」のBlu-rayからの一シーンです。イェーガーが突然(当然のごとく)刀様のものを繰り出し、怪獣を一刀両断。そしてこの高さから落下しても、壊れることのない機体。

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怪獣の世界に潜入というか突破してきたシーン。迎撃することもなく驚いているばかりの怪獣たち。そこをイェーガーが原子炉をオーバーロード、主人公脱出。めでたし。めでたし。
なんかこう、脚本が荒っぽい。イェーガーと怪獣との戦闘シーンに拘って、肝心のストーリーがいまいち、と感じました。

"Love Letter"

この映画は、特に気に入っている作品です。日本映画らしい繊細な情緒表現、日本映画らしくない軽妙なテンポで展開するストーリー、といった印象を受けました。
初めて見たのは、WOWOW(アナログ放送です)で、クリスマスのちょうどこの時期だったと思います。
DVD化されると直ぐに購入したのを覚えています。
今回、NHKプレミアムシアターで放映(2013年12月)したのを録画して、HiVisionで鑑賞することができました。

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オープニングシーンです。亡くなった恋人の3回忌が行われる雪の中のシーンです。彼は雪山での遭難で亡くなったことが、後に明らかになります。雪の中に横たわり、しばらく息を止めて、おもむろに立ち上がり、降る雪を仰ぎ見る。おそらくは、亡くなった彼を偲んでいるのでしょう。オープニングから印象に残るシーンです。

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このシーンは、映画のラストで、図書貸出カードの裏面を見るシーンです。そこには・・・。
本の著者は、マルセル・プルースト、タイトルは「失われた時を求めて」。ここで、この映画の主題が明らかになります。
そして、エンディングクレジットへ。脚本・演出が秀逸です。

”MAN OF STEEL"

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序盤の見せ場でしょうか。サウンドトラックはそのまんま、"Oil Rig"ですね。多重ドラムの迫力あるサウンドとなっていました。

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初めてスーパーマンが空を飛んだときのシーンです。サウンドトラックはズバリ、"Flight"。この表題は、CDディスク全体のテーマとなっていました。

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今回のスーパーマンでは、マーチ的な楽曲はなく、この重厚なサウンドがテーマとなっているようです。
これまでの(いわば)明るいヒーローというより、いささか人間っぽい、ダークな雰囲気とよくマッチしているように思えました。
ちなみに(私の場合ですが)初めて映画館にて、このサウンドを聴いたときは、ただただドラムだけが鳴っているような印象でした。サウンドトラックCDも一度聴いただけでは、どれも同じような曲としてしか分かりませんでした。
Blu-rayを何度も見て、聴いて、さらにサウンドトラックCDを聴いて、やっと各曲を聞き分けられるようになりました(汗)。

ところで、まだ米国版Blu-rayしか(ホームシアターで)見ていませんので、当然日本語字幕は無し。
英語字幕にて見ているわけですが、おかげで(?)、気づいたことがあります。
終盤にクラーク・ケントとして、デイリー・プラネット社に初めて来たときにロイス・レーンと挨拶するシーンでのことです。

Lois Lane: "Welcome to the Planet."
Clark Kent: "Glad to be here, Lois."

"the Planet" は、もちろんデイリー・プラネット社のことでしょうが、もう一つの意味と捉えるのは、うがった見方でしょうか。国内版の日本語字幕がどのようになっているか、興味のあるところです。

※ 2013年12月18日、国内版が発売され、翌日配送されてきましたので、早速確認してみました。

ロイス:「プラネットへ ようこそ」
クラーク:「どうぞ よろしく」

うーん、「プラネット」がデイリー・プラネット社以外をも示しているのか、微妙・・・。

"STAR TREK Into Darkness"

"STAR TREK" に続くシリーズ第2作。"STAR TREK 2"と表記される場合もあるようです。

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Enterprise号が、反撃できずに一方的に攻撃を受けているシーンです。近くに見える衛星は月で、向こうに見える惑星が地球ですね。また敵艦との間にデブリが多数見受けられますが、このデブリが、次のアクションに重要な役割(障害?)となります。

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エンディングクレジット前のEnterprise号の雄姿。そういえば、ワープシーンは、前作と効果が変わっていました。

star-trek-2-into-darkness-poster「人類最大の弱点は、愛だ。」
という訳の分からんコピーがついた本作。
このコピーを考えた人は(採用した人も含めて)、実際に映画を見たのかどうか非常に疑わしいところ・・・。
アメリカ合衆国ではIMAX劇場で2013年5月15日、一般劇場で同16日に公開。 日本では、お盆後の週末に先行公開(8月16日、17日、18日)の後、2013年8月23日から上映。
やっぱり(というか、当然?)本編を見ずに予告編のみ見てコピーを作成した可能性大。
でも、どこをどう見たら、このようなコピーが生まれるのか・・・。

日本でのBlu-ray発売は、2014年1月8日とのこと。
国内版Blu-rayに、同じコピーが冠されるのかしらん。

そういえば、この映画は先行公開の初日8月16日に3D+日本語字幕版にて見ました。
その2週間後に"MAN OF STEEL"を同じく日本公開初日8月30日、3D+日本語字幕版にて鑑賞したのでした。
この、3D+日本語字幕版というのが近くの映画館にはなくて、少し遠出して見たのを覚えています。

ところで、本作も前作と同様にアクション満載となっており、またオリジナルシリーズへのオマージュもそこかしこにちりばめられており、それを見つけ出すのもひとつの楽しみとなっています。
"STAR TREK"シリーズは、前作で明らかになったように、また本作劇中スポックが指摘していたように、オリジナルシリーズとは別の時間線をたどっており、宿敵の登場も違った形で現れます。
オリジナルシリーズの"STRAR TREK II The Wrath of Khan"との違いを探すのも楽しいところです。
そうしたところで、最後に気づいた点をひとつ。
今回、Enterprise号は、一切、武器の使用を行使していません。
フェイザー砲も光子魚雷も、一発も放つことなく、ひたすら攻撃を受けるのみ、となっているのです。クロノス星へ偵察艇で侵入したときも、その偵察艇も発砲していません。
なんとまぁ。

"AVATAR"-「アバター」

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一人前のハンターとなるための試練として、イクランを求めて山を登っていくシーンです。なぜかこのシーンがお気に入りです。パンドラという異世界感がよく表れているシーンだと思います。

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派手な戦闘シーンです。"AVATAR"は、初めての3D体験でした。3Dグラスが重かったですね。IMAX劇場でも見ましたし(3Dグラスは軽かった)、3D日本語吹替え版も、2Dでも見ました。とにかく衝撃的な映画で、何度も見ています。Blu-rayも発売当日に入手し(通常版)、ディレクターズカット・エクステンデット版も入手、3D版も3D対応Blu-rayプレーヤーのおまけとして入手しました。今でも(2013年)Blu-rayでよく見ています。

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※ "AVATAR"の続編が製作されるそうです。楽しみです。

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