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HOMEStudy RoomBooks 2015

書斎 - Books 2015

最近読んだ小説の数々を平積みになった本の中から、順不同にピックアップしていきます。それと感想をちょっぴり。
※ 簡単な感想を併記していますが、やっぱり表現が難しい。自分でも駄文だとは思いますが、仕方ないですよね。それにしても、ついさっき読み終わったばかりの本だというのに、内容の大半がはっきりと思い出せない・・・。どうしたものか・・・。
※ 一部ネタばれしていますので、未読の方は、ご注意ください。
※ 画像は全て所蔵する現物をスキャンして得ています(帯があるものはそのまま)。従いまして、このイメージの2次使用を禁止いたします。

[2014年] [2015年]

2015.1

nekoben_4「猫弁と少女探偵」

「猫弁」シリーズ第4弾!、です。
いつものメンバー勢揃いです。そこにシンデレラシューズ社長婦人の野口美里と同じマンションのお隣さん、滝之上京子(有名私立小学生、10歳)が今回新たに加わります。その京子が川べりから拾ってきた三毛猫が誘拐されて・・・。
それに「猫弁」玄関扉いたずら書き犯人、石森完太の家の事情も加わり・・・。
種々雑多な人間関係、色とりなす万華鏡のように絡まったつながりから、三毛猫誘拐事件から一筋の光が差すように、一つの風景が浮かび上がる・・・。
といったような風景描写のように各人の心情が映し出されていきます。誰もが極悪人でなく、主人公「猫弁」百瀬太郎の回りは優しい人々が取り巻きます。外から見れば、如何に悲惨に見えようとも、百瀬は前向きです。
ほのぼのとした読後感は相変わらずです。ただ、今回は謎がひとつ(伏線かな?)。百瀬の弟と名乗る人物の登場。明らかにニセモノと分かる人物であり、百瀬の自宅に盗聴器を仕掛けていった人物。うーん、気になります。そして、「次巻は最終巻!」のコピー。次巻が楽しみです。

shana_xix「灼眼のシャナ XIX」

この巻も全編、死闘の描写となっています。地上での戦闘、「神門」の奥からの戦闘が描かれています。両陣営とも徒やフレイムヘイズがバタバタと死んでいきます。
ただ、主要人物はやはりしぶとい。(結局は)サブラクのみが亡くなっています。フェコルーはあれでついに亡くなったのかな。ちょっと微妙です。
ところで帯にあるコピー、「私は悠二を倒す。」とあったのでてっきり「闘滅」するのかな、と思ったのですがそうではなく・・・。うーん、うまい!
そして、ついに「祭礼の蛇」が「神門」より出てこようとしています。という場面で今巻は終わっているのですが、続きが早く読みたい。でも、手元にあるのはこの巻までなんですよねぇ。
ここでちょっと一休みして、積んであるシャナ以外の本を読むしかないのかぁ。
気長に続巻を探すことにします(笑)。

shana_xviii「灼眼のシャナ XVIII」

やっと第18巻です。やっとヴィルヘルミナ一行は、シャナとアラストール奪還のために、海底に沈んでいた「天道宮」を再び浮上させ、「星黎殿」へと向かう。うーん、その手があったか。
一方囚われの身であったシャナは、ヴィルヘルミナらの急襲の余波をかって、脱出。その際に「贄殿遮那」を召喚し、自身もまたフレイムヘイズの魔神として甦る。ちょっと強引なような気がしましたが、まぁいいか(ちょっと上から目線(笑))。
一方、フレイムヘイズ東西防衛線と「仮面舞踏会」は、ついに激突。その間にも、坂井悠二と三柱臣らは、「神門」を抜け、奥へとその「祭礼の蛇」本体へと向かう。
全編、戦闘、死闘の描写であって、攻める方、守る方からの視点から語られ、戦いの趨勢は二転三転します。フレイムヘイズ兵団の主力部隊もまだ機をうかがって待機している状態です。
カムシンの力がここで明らかになります。「壊し屋」と異名をとる訳も(笑)。緊迫感を伴ったスリリングな戦闘状況が続き、あっという間に読み終えてしまいました。
次巻もこの戦闘の続きとなるのでしょうか。楽しみです。

claymore_21claymore_22"CLAYMORE 21, 22" - 「クレイモア 第21巻、第22巻」

第20巻を飛ばして第21巻、第22巻を読みました。
死んだと思われたミリアが戦士全員を率いて組織に挑みます。そこで組織がとった対抗策は、「深淵喰い」を解き放つ間にかつてのナンバー1を蘇らすこと。かつてのナンバー1、カサンドラ、ロクサーヌ、そしてヒステリアの3人と現戦士たちとの死闘が繰り広げられます。
次々と斃される戦士たち。そして次々と覚醒していく、かつてのナンバー1たち。かつての因縁からカサンドラとロクサーヌが死闘を繰り広げるなる中、その混乱に乗じて、ヒステリアを斃そうと画策するミリアたち。
この2巻に渡って、死闘の様子が描かれていきます。
圧倒的な実力差に対してミリアが冷静に、かつ果敢に打開策を図り、決死の覚悟で立ち向かいます。この巻以降の戦闘でもそうですが、彼女のリーダーシップはさすがです。また、組織を壊滅させるという信念にも揺らぎがありません。
本編のヒロインであるクレアがしばらく姿を見せていませんが、それでも読者(私のことです、念のため)を惹きつけるキャラクターたちの活躍がストーリーを引っ張っていく展開は飽きることがありませんでした。もう一度、続けて最終巻まで読みたくなってきました(笑)。

shana_xvii「灼眼のシャナ XVII」

やっと第17巻を読み終えました。
この巻では、囚われの身になったシャナと「祭礼の蛇」坂井悠二、取り残されたヴィルヘルミナ、昏睡状態に陥ってしまったマージョリーなどの状況が描かれています。そして、坂井悠二はアラストール、三柱臣、教授とドミノ、サブラク、楽師ロフォカレとともに「神門」の奥に消え去ってしまう。そしてまた、来る決戦に備え全世界からフレイムフレイズが集結し、ヴィルヘルミナ達は独自にシャナとアラストール奪還のため、御崎市を後にします。
次巻以降の決戦を予感させつつ、今巻はここまでとなっています。いよいよ、というところですね。これまで見知った(読み聴いていた?)面々の他、新たに登場したフレイムヘイズもまたいて、頭の中がごっちゃになってきました(笑)。それにしても「神」と呼ばれる「紅世の徒」は何人いるのでしょうか。また、その持つ力が今一よく分かりません。うーん、ムズい・・・。

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