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ようこそ みのたけワールドへ!---- Kyoto Minotake Alpine Club

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みのたけのお約束事 ~皆が楽しく気持ちよく過ごすために~

 本会では、堅苦しい「会則」などは設けず、会員の皆さんの良識を信じ、出来る限り自由な雰囲気の中での活動を目指しています。
 しかしながら、多くの人が集まる一つの組織である以上、皆さんに気持ちよく過ごしていただくためには、お互いに守っていただきたい最低限のルールとマナーがあります。
 これまで古い会員さんには折に触れてお話をし、ご理解を得てきましたが、新たな会員さんも増えたことから、改めて「約束ごと」を以下に記します。ご理解の上、遵守をお願いします。

▶「みのたけ」が掲げる理念や趣旨、基本的な考え方、目指している方向性をしっかりと理解してください!
 ◇本会は「一人でも多くの人に登山のすばらしさを知って欲しい」「山の遭難や事故を減らしたい」「未経験の人にも楽しく安心して山を学べる場を提供したい」「若い頃のような先鋭的な登山ではなく、もっとゆったりとした気持ちで山の自然や景色を味わい、仲間と感動を共有したい」-との思いを込めて設立したものです。
 ◇従って、例会の内容やレベルは、ビギナーさんや初心者の方への配慮を優先し「みんなが安心して楽しめる登山」に重きを置いています。登山経験も十分にあり、一人でも山に出かけることが出来、もっと高度な登山に挑戦したいーと考えておられる方には、残念ながら目指している方向・ベクトルが異なっておりますので、ご期待に添うことが出来ません。

▶「登山の基本」は、しっかりと学び、身に着けていただきたいと願っています!
 ◇「みのたけ登山」と言えども、決して「初心者・初級者」を意味するものではありません。初心者からベテランまで、人それぞれ、キャリアと経験に応じた多様な「みのたけ」が存在するはずです。初めての方も、例会で経験を積み、自らの「みのたけ」のレベルを徐々に向上させていって欲しいと願っています。
 ◇会員の皆さんには、単に山に登って楽しい一日を過ごすーというだけではなく、毎回の例会参加を通してステップを踏みながら、「登山の基本」をしっかりと学び、身に着けていただきたいと思っています。意欲のある会員さんに対しては、すべてのノウハウを惜しみなく伝授します。最初は「一般会員」からスタートし、やがては「サブリーダー」、さらには「リーダー」へと経験を積み、将来は会の中核的メンバーとして活躍されることを期待しています。

▶最も大切にしているのは「チームワーク」です!
 
◇本会では「チームワーク」を最も重んじています。理由は「チームワーク」こそが、本会の目指す「安全登山」の実現に不可欠な最重要要素だからです。
 ◇目指しているのは、単なる仲良しクラブ的な「チームワーク」ではなく、「安全登山」「互いの命を守る」ための、「リスクマネージメント」としての「チームワーク」です。
 ◇どんなに技量が優れたメンバーがそろっていても、互いの心がバラバラで統率が取れていないパーティーほど危険なものはありません。いざという重大事態に直面した時に結束力を発揮することが出来ず、遭難などの最悪事態につながってしまうリスクがあります。


▶他の会との重複加入はご遠慮願います!
 ◇昔と違って、ネットが全盛の昨今では、だれでも簡単にいろんな山岳会にアクセスすることが可能になりました。本会に対しても、さまざまな方からアプローチがあります。中には、すでに他の会やグループに所属されていながら、重複して本会への入会を求めてこられる方もおられます。しかしながら、そのような方に対しては入会をお断りしています。
 ◇理由は、本会では会員としてのアイデンティティー、自覚と責任感、一体性を特に大切にしているからです。個々の山岳会には、それぞれの特色や目指している方向性、理念というものがあります。いくつもの会に所属し、自分の好みに合った時だけ参加して良いとこ取りのつまみ食いをしているような、いわゆる〝二足の草鞋”タイプの方には、やはり信頼感がわきません。会としての一枚岩の結束、チームワークを築いていく上でも、かえって弊害となります。


▶会の中でのグループ化、私的な山行の呼びかけなどはご遠慮願います!
 
◇会員の皆さんには、例会に参加して、交流の輪をおおいに広げていただきたいと思っています。
 ◇しかしながら、互いに親しくなって慣れてくると、ついつい起こしがちなのが「今度、〇〇山に一緒に行きませんか」と誘い合ったり、同行者を募ったりする行為です。ですが、それは絶対にしないでください。それが始まると、気の合った人同士の小グループがいくつも出来て、やがて定着し、せっかく苦労して築き上げてきている本会の「一体感」「チームワーク」が崩れて、会がバラバラになってしまいます。どこの組織でも、会中会派の行動はご法度です。本会でも、残念ながら、過去に辞めていただいた方がおられますので、くれぐれもご注意をお願いします。


▶「特別例会」の位置づけと考え方について!
 ◇「みのたけ」の例会には、毎月2回の「月例会」(日帰り)と、夏や秋に泊りがけで実施する「特別例会」(遠征)があります。その違いは、単に宿泊を伴うか否かということだけではありません。「特別例会」にはもっと別な特別な意味合いと位置づけを持たせております。
 ◇「特別例会」(遠征)は、月々の「月例会」への参加を通して自らを鍛え、培った「登山力」を、本格的な中級山岳で実際に試していただくといういわば訓練の総仕上げ的な意味合いを持たせています。
 ◇従って、月々の「月例会」にほとんど参加されていない方が突然「特別例会」への参加を希望されても、お受けすることは出来ません。
 ◇また、新しく入会された方に対しては、最初の1年間は「特別例会」への参加を認めておりません。まずは1年間、月例会にしっかりと参加して「登山力」を養うとともに、会員さんと力を合わせる「チームワーク」を身に着けていただきます。その上で「特別例会」(遠征隊)に「隊員」として参加していただけるかどうかを判断させていただいています。
 ◇「特別例会」は舞台が中級山岳になりますから、さまざまなリスクもアップします。また、メンバーが24時間、濃密な人間関係で行動と寝食を共にすることから、より一層のチームワークが求められます。お互いに気心も性格も熟知しあった、信頼し合えるメンバー同士がそろって、初めて、パーティーとしての結束力と一体感、信頼感が生まれます。「見慣れない人だけど、あの人はだあ~れ?」というようなパーティーなどは、あり得ません。


▶山岳保険への加入を強く推奨します!
 
◇みなさんの安全には日々、万全を期していますが、自然が相手の登山では不慮の事故が起こる可能性はゼロではありません。これまで、皆さんの「安全登山」に対する高い意識と努力、協力のおかげで、過去200回を超える例会でも重大事故は一度も起きていません。本当に有り難いことです!
 ◇最近は、登山中の事故や遭難に備えて「山岳保険」への加入が強く求められてきています。登山届にも、必ず個人別の「保険加入の有無」の記入欄があります。本会では、会全体としての一括保険加入はしておりませんので、万一の事故に備えて、各人の自己責任において保険への加入をお願いします。昨今は、さまざまな種類の保険が登場していますので、いちどご検討され、ご自身のレベルや登山スタイルに合った保険に加入されることを強くお勧めします。

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