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ようこそ みのたけワールドへ!---- Kyoto Minotake Alpine Club

ごあいさつGREETING

はじめまして


 「京都みのたけ山学会」会長の原田です。

 当会は2011年に京都に誕生したばかりの小さな山の会です。
 自らの経験をもとに、一人でも多くの人に山に親しみ、山の素晴らしさと感動を味わってほしいとの熱い思いから、会を設立しました。

 中高年の登山ブームが続く中、近年、これまでにない新たな動きとして山ガール、山ボーイなど若い世代の人たちが山に入り始めています。

 山は実にすばらしく、人生そのものともいえます!私も中学生のころから山登りを始め、登山を通して人生のさまざまな教えや生き方を学んできました。

 しかし、一方で、大自然を相手にする登山には一定のリスクがつきまとうのも事実です。ケガや道迷いによる遭難など、中高年登山者の事故も少なくありません。むしろ年々、増えているのが実情です。その原因の大半は、基礎的な経験や知識・判断力の不足、実力に合わない山やルートの選定、他人頼りの姿勢などによるものです。

 山には行ってみたいけれど、一人ではちょっと…。身近に教えてくれる人もいないし…。でも、本格的な山岳会などに入るのは腰が引けるし…といった人は案外多いのです。何もわからないまま、我流でいきなり山に登り始めたり、旅行業者が主催する登山ツアーに参加したりされている人も少なくありません。

 そこで、会社勤めの現役をリタイアしたのを機に、もっと多くの人が気軽に安全かつ安心して山に登れるようになれば…と仲間づくりを始めました。さいわい、山登りのキャリアと、記者時代に日中友好「太白山合同登山隊」や、パミール高原の最高峰・コングールに登頂した「日本コングール登山隊」に報道隊員として参加した経験もあり、これから山を始めたいという人たちに微力ながら少しでもお手伝いが出来れば…と思っています。

 「みのたけ山学会」の名称には、決して無理や背伸びをせず、自らの実力、身の丈に合った、安全・安心の山登りを楽しもうという思いが込められています。また、「山岳会」とせず「山学会」としたのは、単に頂上を極めることだけを目的とせず、もっと途中のプロセスを楽しもう、豊かな山の自然を学ぼうという趣旨によるものです。山には、美しい高山植物や氷河地形、樹木、野生動物や鳥、昆虫など魅力あふれる自然がいっぱいです。また、山に登るには、地学(地形、地質)や気象、天文、読図、歴史、料理などの知識も必要になってきます。会員それぞれが、「知的登山を楽しもう」をコンセプトに、自分の興味と関心を持ったテーマで、山というフィールドを舞台に「山の自然学」を探求してほしいと願っています。

さあ、いっしょに山に登りましょう!
 レッツ みのたけ!




京都みのたけ山学会