寺院建築―鎌倉時代 |
「鎌倉時代」は1185年から1333年の約150年間で、その鎌倉時代に再び中国と国交を回復
そこで、今回は鎌倉時代の「和様建築」を、次回からは「大仏様建築」「禅宗様建築」「折衷 法然の教えは、戒律による難しい行を実践しなくてもただ「南無阿弥陀仏」と念仏を唱え |
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「大善寺」は「勝沼ぶどう卿」駅の |
写真は広角レンズ撮影のため屋根の背が低く見えますが
実物は豪快な屋根でした。 |
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「明通寺(みょうつうじ)」は山号を「棡山(ゆずりさん)」 |
2棟とも杉木立の中に静かに佇み非常に均整がとれた美しさを湛えておりました。 |
「三重塔」は本堂の右手前に位置し石段を上がると僅かに切り開かれた空地に建築されておりました。1270年に再建されたもので回り縁が付き、屋根は桧皮葺です。大仏様の猪目(ハート型・赤 |
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これら国宝建築が鬱蒼とした杉の老木で囲まれておりますだけに「室生寺五重塔」のよう |
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本堂の「蟇股」は3種で修 |
「西明寺(さいみょうじ)」は湖東三山の一つで、山間に位置するだけに自然豊かな清浄さの |
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「金剛輪寺(こんごうりんじ)」は湖東三山の |
「長寿寺」はどなたも居られず私一人でした。 |
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床下には「亀腹」が設けられておりませんが基礎面は後ろに行くにしたがって少し高く |
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「石山寺」境内には奇妙 |
「本堂」に設けられた、紫式部が『源氏物語』を執筆した「紫式部源氏の間」を通り過ぎ |
また三方から眺めることが出来、感動を覚えること間違いなしです。裳階部分が大き |
「大報恩寺」は「千本釈迦堂」とも俗称されております。 |
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黒ずんだ木部と白い壁と白色塗装した軒下の明るさが見事なアクセントを築いております。 |
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「蓮華王院」の「蓮華王」とは |
「千手観音像」を1001体もお祀りするのに必要なスペースであります。 |
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「蓮花門」は三間一戸八脚門で「東寺」伽藍の西 |
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「法界寺」はこじんまりとした樹林 |
宝形造です。多くの人々を魅了してきた本尊の「阿弥陀如来像」に相応しく方七間堂という |
「海住山寺(かいじゅうせんじ)」は京都府に |
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「光明寺」は「君尾山(きみのおさん)」の中腹にありますが林道を使えば近くまで行けま |
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礎石(法隆寺) |
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「秋篠寺のお話」をご参照ください。 |
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「和様」では鎌倉時代には珍しい「三手先」のうえ「三軒」で再建されております。「基壇」も床ではなく壇上積です。 |
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写真の中央下の垂木は「力垂木」で、総ての地垂木が六角形です。時代は「角地垂木」形 |
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「禅宗様建築」で取り上げます長野県
「東大寺」は大仏様で再建されました 「興福寺のお話」をご参照ください。 |
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「十輪院」の「本堂」は建物の背が低く、 |
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垂木の代わりに厚板を利用して軒を支える「板軒」という珍しい構造でした。 |
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従来形式の門から楼門に変わっていきます。その楼門の多くは三間一戸ですがこの楼門は一間一戸です。 |
「頭貫」に大仏様の「木鼻」が設けられて |
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「薬師寺のお話」をご参照ください。 |
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「霊山寺(りょうぜんじ)」は境内に一 |
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「三重塔(鎌倉時代)」は手入れが行き届いており、国宝指定にならないのは後世に手を加えすぎているのかどうかは分かりませんが、早晩国宝指定になることを祈っております。 |
「長弓寺」は「霊山寺」に近接しております。長弓寺の周辺には住宅が密集してい |
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美な佇まいを感じさせていて、その本堂を数人の方が写生をされておりのどかな風景で した。 |
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「聖霊院」とは「聖徳太子」をお祀りしてあり、通常「開山堂」「御影堂」「祖師堂」などと呼ばれているものです。 |
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「室生寺のお話」をご参照ください。 |
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行基葺 |
大仏様木鼻 象鼻 |
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「孝恩寺」はわが大阪では国宝建造物の最初の紹介です。 |
「観音堂」が木積(こつみ)の釘無堂(くぎなしどう)と俗称されるのは建築の際釘の使用 |
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「慈眼院(じげんいん)」は「孝恩寺」とそう遠くない |
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塔の前庭には苔が植えてあり手入れがよく行き届いておりました。苔を踏むことの |
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「太山寺(たいさんじ)」は神戸市に |
りこれが精一杯の撮影位置でした。 |
「金剛峯寺(こんごうぶじ)」は「弘法 |
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のが難しいので三方の写真を掲載いたしました。 |
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多宝塔(金剛三昧院) |
「金剛三昧院(こんごうさんまいいん)」は「金 |
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「長保寺(ちょうほうじ)」は密教寺 |
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「浄土寺」のある「尾道」とは尾道水道と山 |
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邪鬼 黄色の丸印のところ |
邪鬼(法隆寺金堂・五重塔) |
「邪鬼」と言えば「四天王」の足許でもだえ苦しむ姿を想像されると思いますが建物を支 |
「本山寺(もとやまじ)」は香川県下で |
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「中備」は総て「間斗束」の上に「蟇股」を組合せたもので |
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「石手寺(いしてじ)」は松山市内にあり後 |
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2階部分の高欄付き回り縁は上がる階段も無いので装飾のためかと思いましたが設け |
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「大宝寺本堂」は県下最古の木造建築とのことですが右側の樹木は鬱蒼として多くの年輪 |
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「太山寺(たいさんじ)」は第52番の札所で、次から次へとお遍路さんがお参りに来られて |
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