@釣師の心得 A人と魚の知恵比べ B台風の傷跡 
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テスター

某釣りメーカーのTV番組によく出演して、船の上と言う限られたスペースの中で
カワハギなど、いろんな釣法を使い分け、見事に釣るテスターがいる。

よくアレだけ小物から大物まで釣るものだと毎回感心する。

裏話をすると、何日も釣行取材の中で、わずか30分の間に編集し、
あたかも爆釣したかのように演出している訳だが・・・

私が和歌山の船釣りで、あのハゲ釣法を試しても釣れない ((><o))
結果論からやはり私の釣り方は、パクリであってへたくそなのだろう・・・・

しかし、私にはハゲ釣りは貝類よりもエビ等のほうが、
食いがいいように思うのだが・・・

場所が違えばカワハギの食いも変わるのかな?

某テスターには、和歌山にも結構カワハギが多いので、
是非関東から遠征してもらって
カワハギ釣りをもっと広めてほしい。

人から聞いた話だが、某テスターは一緒に同行した人が先に獲物を釣ると、
ご機嫌が斜めになるとか?? 
そういえば先に他の人が釣ったのを見たことが無い。 
これからは気にして見てみよう!|_-)ジー

宿泊は民宿ではなく、ホテルで無いとダメ!とか?本当かな??
だとすれば、やはり生活スタイルも一流プロなのだろう〜。

しかし、TVに出ているとチョンボも出来ない。
どこから見られているかも分からない。
あたかも芸能人!?
の様でいくら釣りが好きでも堅苦しくはならないのだろうか?
まぁ仕事だからしょうがないのかも知れませんが・・・

同じくアユ釣りでは、名前を知らない人がいないぐらい有名なテスターがいるが、
この人はとにかく元気!
それによく釣る!!まさにアユ釣り名人である。

和歌山の川にもよく来られるが、本当に釣りを楽しんでいる感がある。
又、某テスターを慕う人も多く、○○会と言われるクラブがあるくらいである。   

しかし、某テスターも、最近アユ釣りシーズン以外に、イカ釣りも楽しまれているようで、
和歌山の海にも取材に来られたりしている。

和歌山のイカ釣りは、「ヤエン釣り」と言われる釣り方で、
小あじを泳がせてのって来たイカにヤエンを投入
して釣る方法であるのだが、本来イカの当たりはそんなにあるのもでは無く、
取材ともなると大変である。

これも聞いた話であるが、取材当日は何人かのアシスタントが竿を出し、
当たりが合った竿にテスターがヤエンを投入する!
・・が・・なかなか掛からない・・・。。。( ̄_ ̄ i)

結果TVで放送されたのは見事ゲットされた場面のみなのだが・・
アユ釣り名人でもイカ釣りはまだまだ奥が深そうである。
 o(゚∇^☆)/フレー\(*^∇^*)/フレー\(☆^∇゚)o

その他に、同じく某釣りメーカーのテスターでは、現在ではルアーの第一人者である
彼は、その昔、まだ名前が売れていない頃、リュックと竿を片手にあちこちの川や
海を釣り歩き、釣り場を開拓しルアーを広めたとか・・・
ある時つりに夢中になり夜が更けてしまい、宿泊先に困った彼は、
ある一軒の釣り具店の光が目に入り、
納屋でもガレージでも雨風のしのげる場所での素泊まりを求め、
店主も快く、渡船の仮眠所を解放したとか・・・
無論彼がテスターである事を知らずにであるが・・

彼が去った後何日かして、某釣りメーカーから色んなルアーが
届いて店主はビックリしたとか。

今となっては名前が売れすぎていて、下手な事は出来ないだろうが・・・

釣師としてはその頃が一番楽しく、縛られずに好きな釣りが出来た古き良き時代
であったのではないだろうか?

付け加えてTVの中で華やかに見えるテスター達だが、
取材だけではとても飯は食えない。
講演や釣雑誌への記事や原稿を書いたり・・
又その他の本業で生活しているのが現実である。

釣りが好きだから、釣りをしながら生活出来たら言う事無いのだが・・
世の中そんなに・・甘くない!