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未熟な左手が作った第2種MEの安全管理に関するノートです。
誤りがございましたら、ご連絡下さい。
電気的安全性の測定測定用器具(MD) 漏れ電流の測定には、測定用器具(MD)を用います。これは、1kHz以上の高周波に対する電撃の閾値が、周波数に比例して増大することを模擬した回路で人体の電撃に対する周波数特性を模擬した回路です。 ![]() ※ 点線内の回路は、測定用インピーダンスと称し、人体の電撃に対する周波数特性を模擬 ≪各素子の役割≫ 1) R1(10kΩ)とC1(0.015μF) R1(10kΩ)とC1(0.015μF)を直列に並べて、コンデンサーC1の電圧を測定することで低域通過フィルターを形成しています。 2) R2(1kΩ) 人体の代表的な抵抗(心臓に電極が入った状態を想定) 3) 回路図 人体の代表的な抵抗値R2と低域通過フィルターR1とC1の並列回路となります。 ![]() スイッチ1は、人体の周波数特性を加味した漏れ電流を測定することができます。 測定用電圧計(JIS規格)@ 入力インピーダンス 1MΩ以上 ≪漏れ電流の計算法≫ 電圧計の読みを人体の抵抗値である1kΩで割った値が、漏れ電流値となります。 |
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