二つ折雑誌のスキャン その4

chainLPの使い方

基礎編
ソフトのインストール
chainLPの代表的な機能の解説

kindle用のpdfファイルを作る

青空文庫からpdf

書籍をスキャンしてPDF化



応用編
DR5010Cとか
ADFスキャナへの応用

自動サイズ取得機能が腐ってる機種向き
2ツ折雑誌のスキャン


今回はいよいよchainLPにスキャンデータを読み込ませます。
今回のスキャンデータはこんな感じ

表紙と真ん中のページのスキャン画像はこんな感じ


かなり大きさに差があるでしょ?

これをフォルダごとchainLPに投げ込むと、こうなる

表紙ではなく背表紙が映ってるけど、左綴じ本ではこれが正常状態。
元画像の左半分が表示されます。

それでは、今回の目玉機能を『編集』>『トリミング&余白』で呼び出してみましょう。(Ctrl+Shift+TでもOK)

この設定画面の事前トリミング内、奇数ページ、偶数ページの別個設定と可変設定が2つ折雑誌の加工を可能としています。
またこの設定画面は開きっぱなしにでき、「適用」ボタンを押すことで、設定をプレビュー画面に反映させることができます。

さて、早速『挿絵』内「事前トリミング」の「可変」スイッチをONにしましょう。
これで可変設定が可能になりました。


各設定の説明をしていきます。
事前トリミングとは、読み込まれた画像を他の処理(半分個や角度補正など)をする前に、外枠を切り捨てる作業です。
今回のchainLPでは可変スイッチを入れることにより、トリミング量を自動で変化させることが可能になりました。
奇数ページ左側が1ページ目のトリミング量を設定し、右側は最終からひとつ手前の奇数ページでのトリミング量設定
1ページ目から最終から1つ手前まで間にある奇数ページはこの設定に従い、ページ数に合わせて、徐々に変動しながらトリミング量が変化します。
偶数ページ左側が2ページ目のトリミング量を設定し、右側は最終ページのトリミング量を設定します。(最終ページは必ず偶数ページのため)
これも同じく2ページ目から最終ページにかけて偶数ページはこの設定に従い、ページ数に合わせて、徐々に変動しながらトリミング量が変化します。
いよいよ変換する本毎の設定作業の始まりです。


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