娘の事

今年(2003年)の1月で23歳になりました。
20歳のころに体調を崩して 長く家で寝ていました。
やっと やっと 元気になってきました。
まだ、完璧とは言えないですが 最近 働き始めました。
本当にホッとしています。
自分の気持ちを整理するために 書いていきます。<6.28>


2000年4月 短大を卒業した娘は トヨタ○○○で働き始めました。
食物栄養科を出て 栄養士の資格もとってたんだけど 車が大好きで
運転も大好きなので バイトで車販売の受付に行き始めました。
毎日楽しくて 車の事を色々覚えて 会社の人も若い人が多く
機嫌よく働いていました。

始めは週に3日のバイトで 行ってたんだけど 同じところの支店の受付の子が辞めたので 週に3日づつ 二つの支店の受付に行ってました。
短大を出るまで 帰りの時間もうるさく言ってたので 働き出したら
「もう二十歳で大人なんだから 何も言わないで!」
と言って 毎日 会社の人と飲み会とか 短大の時の友達と会うとか
高校の友達に会うとか言って ほとんど毎日 予定がありました。

休みの時くらいゆっくり寝てたらいいのに
買い物に行ったり デイトしたり 
忙しいものでした。

夏を過ぎたころから なんか元気ないなぁ・・・と

思ってたけど 本人は何も言わないし 相変わらず帰りは遅いし
若いから 元気なもんやなぁ・・と思っていました。

そのうちに 朝 バスで駅まで20分くらい乗るんだけど
「バスに酔う」といって電話かけてきて 車で駅まで送ったりしていました。
「疲れてるんやから ちょっとゆっくりしなさいよ。」といっても
「人がいないから休めない」とか言って 同じように毎日会社に行ってました。
残業を頼まれると 断れなくて 意外と真面目な性格だったようで
毎日会社に行ってました。

かなりしんどそうな日が続いていたけど 朝起きたら
何とか会社に行けるし 行ったらそのまま働けるしで
そんな事を続けていました。

10月の終わりころに 朝起きても微熱があって
どうしても会社に行けなくなりました。

会社には私が電話して「ちょっと熱があるので 休ませてください。」 と
毎日毎日言ってました。 ちょっと休んだら 良くなると思っていたので
辞めさせようとも思わないし 本人もすぐに行くつもりでいました。

でも、熱は全然ひかないし 体はだるいし ちっとも良くならないので
いつも行く内科に診てもらっても 「疲れでしょう」くらいで薬もないような事でした。

「頭がふらふらする」と言うので 耳鼻科にも診てもらったし
市民病院に行って 色々検査もしてもらいました。
でも、数値には何も出てこなくて ゆっくり休んだら治るでしょう・・・
というような事でした。
原因もわからないし 熱は下がらないしで 困っていました。

会社からも「何時になったら来てくれるのか」と言う問い合わせもあるし
病名も付かないので 説明のしようもなくて 本当に困っていました。

娘は家ではほとんど横になっていたけど
近くの買い物に付いて来たりはしていました。
心療内科を勧めてくれる人も 何人もいて
年が明けて 1月16日に 駅の近くの心療内科に行きました。

さっぱりした感じの女の先生で 話を聞いてくれそうな感じがして
[よかったぁ]とホッとしたことを 覚えています。
精神安定剤と 夜寝られない時に飲む睡眠剤をくれました。

話を聞いてくれたのは 1回目だけで 後は 「調子はどうですか?」
と聞いて 「変わらない」と言えば同じ薬をくれて
「調子が良くない」と言えば 違う薬を処方してくれると言う感じで
長く待っても 診察時間は3分もないくらいでした。

でも、薬を飲んでるので 娘は前より元気で
「このまま行くと 仕事も復帰できるよね。」と言ったり
していました。
友達が遊びに来てくれたりしたら 元気に対応してたし
電話やメールはマメにしていました。

2月頃 甥がウインドウズ95の中古を持ってきてくれて
娘は短大でパソコンも習っていたので ちょうど暇つぶしにいいなぁ
と思ってました。 95では スピードも遅いので 主人は娘が使うんだったらと言って ウインドウズMEを買って 娘は喜んで使っていました。

4月半ばから 娘はすごくしんどくなってきて
食欲もなくなって 顔にも精気がなく
心配で出かける予定もやめて 心療内科に
行きました。それまでも2週間に一度はずっと通っていました。先生は話を聞くと薬を変えてくれました。

また、少し良くなってきて 心療内科の帰りに 駅横のデパートによって
洋服を買ったりしていました。
6月16日に 高校時代一番仲の良かった友達の結婚式があるので
先生にずいぶん前からいって その日出席できるように
調整してもらうように言ってました。
「一人では自信ないから お母さんも行って どこかで待ってて」
と言って 着ていく洋服も買って 準備していました。

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