もえぎのとり
ようこそ『萌黄の鳥』

プロフイ-ル

第一歌集 『萌黄の鳥』
佐々木則子
「水甕」所属



                     
 装丁 堀江春美  (社)日本南画院理事審査員


逃したる魚の浮かびきぬ赤いろにぬりつぶされし画布の裏より

文庫本に身を沈めるというならず未来館にて人を待ちおり

沈めおく言葉再び燃え出して南京黄櫨より飛び出す

雲低くたれ込むる昼の住宅街にツルゲーネフがひと括りある

赤松にしゅるしゅるからむ蔦のごと野望は常にひそやかであれ

                      

水甕新鋭第一歌集 

著者の作歌の基本姿勢は、日常性・卑俗性を排し、
高い文学性をめざすことで一貫している。人生も
作歌もこれから、前途に測り知れない未知の期
待がある。益々の日々の精進を望むものである。
            中條芳之介

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