9月29日 電波時計
元の勤務地であった工場の一角が大型ホームセンターに変わった。独身寮として使われていた場所だったがいつの間にか売りに出されたのだ。元の住人としては行かねばならぬと開店早々に行って見た。 9月25日 手造り精米
義兄の法事で田舎に出かけその帰りに新米を戴いてきた。姉夫妻が有機農法で丹精込めて栽培した貴重なお米である。玄米の状態で戴いてきたので、精米しなけれならないため「手作り精米」をすることにした。幼少の頃、正確に言うと福井地震(昭和23年)の直後、電気は停電し精米機は壊れ止む無く一升瓶に玄米を入れ、棒で突く方法が手っ取り早い精米の方法だった。その方法を自分でもやってみたくなったのだ。 9月11日 出口調査
今日は衆議院の総選挙投票日である。近くの小学校の体育館に設けられた投票所で朝一番に国民の義務を果たしてきた。今まで何回投票をしてきたか不明だが、初めてNHKの出口調査の対象になった。珍しい出来事だったので調査員にサンプリング数の質問をしたが判らない。 9月6日 台風14号(ナービー)の明暗
台風14号が大きな被害をもたらした。ところが同じ台風が一方では恵みをもたらしている。四国の水がめ早明浦ダムは梅雨時の雨量が少なく9月初めには貯水率0%までに落ち込んでいた。それがこの台風のもたらした雨で貯水率100%までに回復したのだ。左のグラフはその瞬間をとらえたものである。(クリックで拡大します) 9月1日 防災の日にちなんで
防災グッヅの一つに情報入手に欠かせないポータブルラジオがある。我が家でも最近、手回し発電機が組み込まれ、携帯電話の充電機能・ライトにも使える優れものを入手した。このラジをは、乾電池でも動作可能で切り替えスイッチが設けられている。そこまでは良いのだがちょっと気に食わない箇所がある。使用する電池が単4(2本)なのだ。 8月23日 地蔵盆
今日は地蔵盆である。新興住宅地であるわが家から数十メートル離れた、古くからの住宅地の一角に普段なら見落としてしまいそうな小さなお地蔵さんが安置されている。それが年に一度、地蔵盆の今日は数多くの提灯が飾り付けられ、蝋燭・線香・お供物が供えられ存在を顕にする。提灯にはそれぞれに子供の名前が印されており、一生の息災を祈るのである。 8月21日 西雲寺
福井市の西のはずれの山中にある、真宗仏光寺派のお寺である。嫁ぎ先で亡くなった姉が納骨されている菩提寺であるが、義兄が平均寿命にも到達せぬ内に他界してしまい、お盆の直前の8月6日に納骨してきた。(ちなみにわが実家は浄土真宗西本願寺派である。分家に相当するわが家はどのお寺の檀家にもなっていない。典型的な核家族と宗教の関係はどうなるのであろうか?) 8月4日 料理は脳を鍛える
昨日の朝日新聞に、「料理すると脳イキイキ」という記事があった。東北大と大阪ガスの共同チームが実証したもので、
今まで言われていた事を科学的に確認したそうだ。「平成の隠居」にも食事室が設けられている。
中身はまだ充実していないが料理を取り扱うのは意味があったと気をよくしている。 7月27日 また伸びた平均余命!
先日(7月22日)、平均余命の統計資料が政府より発表された。詳細は 6月23日 般若心経の世界
今日の新聞広告に大きく掲載されていたのが、「生きて死ぬ智慧」のタイトルが付いた般若心経の現代語訳本である。
全国書店でベストセラーになっているとかで、わが手元にも今週初めに届いたた。著者(柳澤桂子)が生命科学者であり、且つ同年齢だからとても興味を持ったのだ。 6月15日 石段の照明
道路とわが家の敷地の間には3段の石段がある。これが夜は真っ暗で、慣れた人でも躓きそうな危険な場所であった。
外で暮らすようになった子供が声を揃えて改善要求を出していた。長い間無視していた問題の石段に、ようやく照明装置を設置した。
それも夜間になると自動点灯し、LEDを使用した消費電力の極めて少ない、電気料金も不要の優れものである。設置に要した費用は零円、
すなわち手持ちの部品と廃材、過去に投資した太陽光発電パネルを電力源とした究極の「エコロジー型設備」なのだ。 5月23日 神戸十三佛巡拝 満願!
神戸十三佛巡拝を開始したのが平成十五年二月十七日である。それから2年ちょっとを経過し、
本日ようやく最後の霊場・「獨鈷山 鏑射寺」を巡拝し、めでたく満願となった。 さてさてつぎのテーマを何にするか、目下家主さん考慮中であります。気長に目標が定まるのを待つことにして、 先ずは満願おめでとう! 5月20日 福井の方言
左の写真、福井の方言1万1千語が収録された貴重な辞典である。目下この辞典を元に[福井弁]のデータベース作成に取り組み中だ。
毎日少しずつ入力し、開始してから3週間たちやっと[ア行]と[イ行]の1800語が完了した。
その量たるや420KBになるのだが全体からみれば十分の一に満たない。全部では5MBほどになる見込みで、何時になった全部が完了することやら・・・。 それはそれとして、知らなかった面白い表現が福井弁の中ににはあることがわかり楽しんでいる。 例えば「イモジカブリ」「イマキカブリ」・「インノコト」・「アイバン」等、自分の育った所では使われていなかった言葉である。 福井出身の方、判りますか? ・・・「イモジカブリ」と入力し検索ボタンをクリックするとその意味が出てくる ・・・ そのような事がこのサイトの中で出来るようにしたいと思っているのです。どうやら2−3年先にやっと完成するようなテーマではあるのですが! 5月5日 一枚の古びた木札
右の写真、何の変哲もない木札とお思いになるでしょうが、本人にとってはいささか感慨を覚える代物です。昭和42年3月31日の日付が上段に、左に居住地と中央に氏名がかかれている。鹿児島の開聞岳山麓にある自然公園に残されていた物を、子供夫婦が持ち帰って呉れたのだ。何を隠そうこの木札、38年前の新婚旅行で訪れた際に記念植樹をし、その時に作られた物なのです。どうやらかなり傷んできていたので新しく木札を造りなおし、表には我が夫婦の・裏面に子供夫婦の氏名を記載し残してきたようだ。その残骸を持ち帰って来てくれたのだが、38年の風雪に耐えた貫禄を感じませんか?(キトラ古墳に比べればチリみたいな物だが!) 4月29日 新しい躍動の時代 今日からゴールデンウイークが始まる。 年中がゴールデンウイークの隠居にはいささか迷惑である。タイトルはちと仰々しいが、経済財政諮問会議の「日本21世紀ビジョン」に関する専門調査会 (会長:香西 泰)が先日発表した報告書のタイトルである。小泉政権の目指す将来ビジョンが見えないとの批判に対応するためまとめられたのであろうが、 読んでみると結構面白い。報告書は経済財政諮問会議の運営しているホームページからダウンロードできる。世間がゴールデンウイークで騒がしい時こそ、 外出は抑えじっくりと政府の目指している「2030年の姿」に触れて見るのも価値が有りそうだ。 URLは「http://www.keizai-shimon.go.jp/special/vision/index.html」です。 3月30日 サッスーン邸
タイトルの名前は神戸北野にある異人館の一つです。一般公開はされていないのですが専ら結婚式場として使用されているようです。 3月14日 推計人口 毎年、私の誕生日の2−3日後に日本の推計人口(昨年10月現在)が公表される。総務省統計行政の一つで、ホームページで公表されるから毎年かかさず眺めている。「90歳以上人口が101万6千人(総人口に占める割合は0.8%)と,初めて100万人を超えました」と冒頭に解説されている。私が注目しているのは同年の仲間の人口で、1,376 千人とこの1年間で1,200人減少している。男が800人に対し、女は300人と半分以下であるのが何かわびしい。老齢化が進み、年金が大変だと世の中騒いでいるが、女性が長生きするのを前提に掛金の徴収もすべきと思うのだが如何なものか!。ちなみに、年齢(各歳)別の男女人口は年に1回だけの公表で、5歳階級は毎月公表されている。ピラミッドが滅茶苦茶の形になっているのを眺めるだけでも価値がある。詳しくは統計局ホームページを訪問して下さい。 3月10日 66歳の誕生日! 今日は館主の66歳の誕生日です。いよいよ隠居小学校への入学学齢に達しました。と同時に館「平成の隠居」が開館して1周年を迎えました。誰も祝ってくれないでしょうが隠居はいささかご満悦です。昨日、確定申告の準備をしました。今回は医療費控除もないし、楽しみ少ない申告になると思っていたのですが、66歳と言う事は昨年は65歳だったのです。これは老年者控除の対象年齢となるので、所得控除を50万円認めてくれるのです。税額に換算すると4万円相当ですから下手に祝ってもらうより有り難いではないですか。誰でも同じ条件と思われるでしょうが、生きていなけりゃ恩恵にはあずかれません。ようやく1年生にもなることだし、今しばらくこの恩恵を享受することにします。新たな恩恵を増やしてもらうなら更に喜ばしいのですが・・・。 3月7日 平成のラジオ少年 しばらくご無沙汰日記でした。ここのところラジオ少年に戻って遊んでいたため、おろそかになっていただけのことです 。齢から還暦分を差し引くと今年は小学校への入学の年です。最近はませた子供が多いから、6歳でも少年と呼んでもおかしくは無いでしょう。 さすれば「平成のラジオ少年」と呼称するのはいかにも若々しく楽しげではないですか!。(略称をHR少年とする)
さてこのHR少年、トランジスタ4石のポータブルラジオ
を作り十分実用になる事が検証できてご満悦でした。それならば短波も聞いてみようとトライしてみたのですがこれも成功しました。 2月24日 ダイヤルコード? タイトルは何だと思われますか?。インターネットの検索キーワードとしてこの言葉を使いようやく目的にたどり着きました。古い真空管ラジオを修理し、動作するようになったのですが、同調を取るダイヤル機構に使われている・・・「糸」「紐」「ケーブル」・・・何と呼ぶのが正しいのか不明・・・が切れており新品への交換が必要でした。その入手先を探していたのです。なかなか見つからず、代用品を使ってみましたが直ぐに駄目になってしまいます。そして、ひょんな事からこのキーワードで検索し日本での製造元を見つけ出せたのです。 2月16日 無用の長物か?・・・スキャナー
年に何回か、スキャナーがあればなーと思うことがある。デジカメを入手してからその代わりを務めてくれることもあるが、「帯に短したすきに長し」の感はぬぐえない。数日前何かでスキャナーがあればと思う出来事があった。子供に借りる事も出来るのだが、土曜日まで待たねばなず、その上勿体をつけられかねない。思い切り買う事にしてネットで探す。 選択に迷ったが少し贅沢なCANONの8400Fを手配し昨日送られてきた。一昨日、歯を同時に二本抜きその上風邪を引いたらしく微熱がある。 寝込にかぎると寝ていたのだが、手元に品物がありながら寝かせておくのは忍びない。やおら起き出し取扱説明書を片手に動作チェックをする。 特に欠陥は見つからなかった。一安心してまた床に入る。さて、年に何回使うことやら!子供にも冷やかされている・・無用の長物じゃないのー・・と。 2月11日 シーラカンスのベンチ
年の初めに立てた今年の目標の一つに、ベンチの整備がある。真空管式ラジオの修復作業をやっている内に、しっかりした調整や測定がしたくなってきたためである。そして、元の会社に廃却品を回してもらうよう頼んでいた。 2月9日 神戸十三仏 無動寺
神戸十三仏巡りも二つを残すだけとなった。その内の一つ、高野山真言宗「無動寺」を参拝してきた。神戸市北区山田町に在り、車でなけれ行く事がが難しい所である。国指定重要文化財の大日如来坐像はじめ六つの仏像が本堂に安置されているが、これらの諸仏は聖徳太子が戦勝を祈願して刻ましめたとの伝えがあり、征破の後に七堂伽藍が建立されたらしい。現在は本堂と鐘楼を残すのみだが1752年に再建された記録が残っている古刹である。 2月2日 真空管式ポータブルラジオ
真空管式ポータブルラジオの修理を頼まれていた。不足していた真空管を東京在住の知人に入手して貰い、具体作業に入ったのが先週土曜の夜である。アチコチ錆が発生し修復が危ぶまれたセットだが、他に使い道の無い真空管に投資した以上完成させざるを得ない。ソケット・スピーカ・出力トランスの錆を無事に落とす事ができ、何とか修復出来そうな感触が得られほっとする。続いて回路・部品チェックを行い数点の部品を交換し、理屈上の修理は完了させた。 1月27日 真空管
ここのところ真空管式ラジオの修理が続いている。自動車用のラジオ2種類に続き、
据置型の2バンドラジオが2台と連続して4台を復活させた。
いずれも昭和30年台前半の品物で、部品交換・電線の交換と再配線・機構部品の分解/再組立等をすることで修復できた。更にポータブル型の1台の修理に着手したところである。 1月21日 "真珠・・" を食べる!
真珠が食べられるはずは無い。「真珠の母貝アコヤガイの貝柱」を食べたと言う事です。初めての食材で非常に珍しい。
昨年末に親戚関係となった三重のおじいちゃんが送ってくれたのですが、天婦羅にすると美味しいという事なので早速それに調理し食べてみました。
結構美味しくいただける。貰ったのは1kgも有るのでこれだけでは食べつくせない。冷凍保存しておき、「真珠ご飯」にしても食べてみました。
これも美味しい。もっと他の味わい方は無いものかと、最近やり始めた燻製(熱燻)にしてみました。
珍味といえる酒の肴として最高の一品に仕上がりご満悦の隠居さんであります。食材はまだ残っているので、もっと新しい食べ方は無いものかと模索中であります。 1月16日 AM放送でも! しばらく途切れていた。ちょっとばかり日記を更新するより優先度が高いイベントが続いたからである。
それは初代クラウンのラジオの修復に伴い、シーラカンスを発奮させる現象に遭遇した為である。
クラウンのラジオを室内に設けた簡易アンテナで聴いてみた。
やたら雑音が大きく凡そ使い物にならない。ラジオ本体の問題ではなく、AM放送の苦手な妨害雑音が滅茶苦茶に多い環境になっている。
むしろラジオは思ったより良い音がしている。しからば「AM放送でもここまで綺麗に聴けるのか!」と人が感心する受信状態を実現したくなった。 1月8日 水仙満開
今年は暖冬と言われているが、我が家の庭で水仙がそれを証明している。例年より一ケ月近く早く満開となった。
水仙の開花する時期は多分集積温度によって決まるのであろうと思う。植物によって開花時期の因子は様々のようだ。菊は日照時間に関係しているようだし、
気象庁が開花を予測している桜は、過去の気温や寒さのあたり具合、雨の状況などで、開花時期が決まるらしい。果たして今年の桜は何時頃満開となるのか?。 1月4日 野外喫茶と新年会
正月も4日目となるとご隠居さん連中は自由度が増してくる。 今年も昨年同様ご近所が連れ立って雌岡山(めこうさんと読む)の頂上に祭られている神出神社にお参りし、 帰りにT田珈琲舎の出前サービスによる野点のコーヒーを味わった。そして昨年よりも参加者が増えただけでなく大きな変化が起きた。 新年会を続いてやろうと言うことになったのだ。急遽M崎邸が会場となり、買出しに走る者、おせちの残りを持参する者、 お酒を調達する物夫々が動き回り、お隣にも声をかけ総勢11人のニワカ新年会が開催された。3時間近くワイワイガヤガヤ、 来年も4日にやろうと決めた上に、夏はバベキューを楽しもうとの約束も交わされた。近隣との交わりが少なくなったと一般に言われる世の中だが、 我が庵近辺には当てはまらないようだ。されども、新興住宅街であるこの地に引越ししてから25年近くの歳月が経過している。 付け加えるならば参加者のお一人が現役であることを除けば±3歳の幅に入るご隠居さん達の集まりであることだ。 1月1日 謹賀新年
「新年明けましておめでとうございます。」 月並みだがこれに変わる他の表現を探す気も無くHATEMALU日記
平成17年版をスタートをする。
夜が明けるとお屠蘇で祝いをし、おせち料理・お雑煮を頂きながら新しい年をスタートさせる。
おせち料理は隠居が大晦日の1日をかけて作った自慢の手造り品である。今年で隠居のおせちは20回を数えるまでになった。
そして少しずつ中身も変化している。作り始めの頃は品目の追加が主であったが、ここ数年は新しい種類の追加と同時に削減が繰り返されている。
今年は熱燻で作られた牛肉、
豚肉、鮭が追加され、クワイ・ユリネが削除された。 その総品目は30種類になるが、来年のおせちに新しい品目の追加すべく、
この一年また精進したいものだ。そして次の年にも是非紹介したいと思っている。 |