since 04'03/10   平成の隠居

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ハテマル日記
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9月29日 電波時計

館の標準時計

 元の勤務地であった工場の一角が大型ホームセンターに変わった。独身寮として使われていた場所だったがいつの間にか売りに出されたのだ。元の住人としては行かねばならぬと開店早々に行って見た。
 店は新しさは感じるものの品揃えには魅力も無かった。しかし、¥798の値段がついた電波時計が売られていたので思わず買ってしまった。家に帰って早速動作させてみる。ところが、一向に自動調整される様子が見えない。値段だけのことかと半分諦めの気持ちで取扱説明書を読んでみると「自動調整には7分間必要です」とある。7分も待つ訳には行かないのでほっておいた。忘れた頃に見てみるとちゃんと正しい時刻に調整されているではないか!。
 昔のJJY(標準電波)は短波であった。何時しか長波(40Khzと60Khz)に変わり、何としても受信してみたい気持ちにかられ「再生式トランジスタ受信機」を製作し信号だけは確認したことがある。応用を色々トライしたのだが安定したキャリアーを得られず中断してしまった。精度が極め高いキャリアーは魅力なのだが、雑音が思いのほか大きく実用には程遠い感じがしたためだ。それにしてもこの値段で正確な時刻が得られるのは何となく楽しい気分である。(日本標準時・標準電波に関する情報は日本標準時グループのサイトをご覧下さい。詳しく説明されています)

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9月25日 手造り精米

手造りの精米と米糠

 義兄の法事で田舎に出かけその帰りに新米を戴いてきた。姉夫妻が有機農法で丹精込めて栽培した貴重なお米である。玄米の状態で戴いてきたので、精米しなけれならないため「手作り精米」をすることにした。幼少の頃、正確に言うと福井地震(昭和23年)の直後、電気は停電し精米機は壊れ止む無く一升瓶に玄米を入れ、棒で突く方法が手っ取り早い精米の方法だった。その方法を自分でもやってみたくなったのだ。
 玄米六合を一升瓶にいれ、南天の木で作った棒で突いて精米するのだが、何と1万回搗いて漸く八分づき程度になった。写真は糠とお米に分離した状態を撮影したものである。現代生活は余りにも便利性を追及したがる。時には、はるか昔に立ち戻った手造りのスローライフも面白いものだ。とは言うものの、回数のカウントはちょっとした工夫で、100円ショップの万歩計を使って自動カウントした。明日は美味しい新米が戴ける!

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9月11日 出口調査

 今日は衆議院の総選挙投票日である。近くの小学校の体育館に設けられた投票所で朝一番に国民の義務を果たしてきた。今まで何回投票をしてきたか不明だが、初めてNHKの出口調査の対象になった。珍しい出来事だったので調査員にサンプリング数の質問をしたが判らない。
 どうやら、出口調査は精度を高くするために、一選挙区に1000人以上をサンプリングするらしい。全国では300の選挙区があるから約30万人。となれば珍しくもなさそうな数字である。ところが全国の投票所数は5万3千箇所にのぼる。一投票所あたり6人の計算になるが、全投票所で調査するのではなくこちらもサンプリングしているはずだ。どうやって選択しているのであろうか?
 NHKでは1993年から統計手法に基づく出口調査をやり始めたらしく、工夫を重ね精度を上げているのであろ。1投票区の選挙人数、投票率、立候補者の知名度、等々統計学では処理できない要素が含めれている中で、少しでも早く当確報道を出すための努力と思うが、報道側の努力より電子投票システムや在宅投票システムの構築等、選挙側の改革に力を入れるほうがもっと面白いのだが!

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9月6日 台風14号(ナービー)の明暗

早明浦ダムの貯水率100%に

 台風14号が大きな被害をもたらした。ところが同じ台風が一方では恵みをもたらしている。四国の水がめ早明浦ダムは梅雨時の雨量が少なく9月初めには貯水率0%までに落ち込んでいた。それがこの台風のもたらした雨で貯水率100%までに回復したのだ。左のグラフはその瞬間をとらえたものである。(クリックで拡大します)
水資源機構池田総合管理(http//cn05.awaikeda.net/~ike-sou/)のホームページからコピーした資料だが100%になった瞬間だけに興味深い。ちなみにこの瞬間の数値は(9月6日 20:00)、貯水位:324.76 流入量:5404.33 有効貯水量:170470 となっている。
 ついでに関連した話題、これを記事にした各誌の時間はNIKKEI:20時00分、朝日:20時40分、読売;20時42分であった。
自己満足の領域ではあるが、限りなく情報源に近づき、早さを競うのも面白いものだ。

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9月1日 防災の日にちなんで

発電機付き携帯ラジオ

 防災グッヅの一つに情報入手に欠かせないポータブルラジオがある。我が家でも最近、手回し発電機が組み込まれ、携帯電話の充電機能・ライトにも使える優れものを入手した。このラジをは、乾電池でも動作可能で切り替えスイッチが設けられている。そこまでは良いのだがちょっと気に食わない箇所がある。使用する電池が単4(2本)なのだ。
 それでなくても乾電池で動作する機器が増えてきた。デジカメ・時計・ラジオ・石油ストーブ・リモコン・・etc.が勝手気ままの電池が使われている。電池が消耗し、直ぐ交換が出来ないと大抵その品物は葬り去られる。そこで、わが家では単三に統一する活動を実施中である。
 家風に合わないこのラジオをどうするか、捨てるには惜しいし・・・。結局改造する事にした。ホームセンターで電池ケースを買ってきてラジオの底に取り付けるだけの簡単な改造だ。電池は充電可能なNi-Cdである。太陽光発電パネルでNi-Cd電池は充電可能な体制にあるので発電機能は必ずしも必須では無かったのだった。ラジオの消費電流8mAと少なく、改造後一回も再充電せずに順調に動作中である。計算上は100時間動作するので、忘れた頃に再充電となるであろう。

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8月23日 地蔵盆

地蔵盆の飾りつけ

 今日は地蔵盆である。新興住宅地であるわが家から数十メートル離れた、古くからの住宅地の一角に普段なら見落としてしまいそうな小さなお地蔵さんが安置されている。それが年に一度、地蔵盆の今日は数多くの提灯が飾り付けられ、蝋燭・線香・お供物が供えられ存在を顕にする。提灯にはそれぞれに子供の名前が印されており、一生の息災を祈るのである。
 このようなお地蔵さんは、旧い集落ごとに安置されており、夕方になると子供たちが浴衣姿に着飾って集まってくる。お供えが皆に配られるのが目当てで集まってくるのだが、何となくほほえましい。近畿地方で盛んな行事の様で、故郷福井では同じような想い出が無い。それだけに何時までも残して欲しい初秋の慣わしである。

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8月21日 西雲寺

見事なしだれ桜の幹

 福井市の西のはずれの山中にある、真宗仏光寺派のお寺である。嫁ぎ先で亡くなった姉が納骨されている菩提寺であるが、義兄が平均寿命にも到達せぬ内に他界してしまい、お盆の直前の8月6日に納骨してきた。(ちなみにわが実家は浄土真宗西本願寺派である。分家に相当するわが家はどのお寺の檀家にもなっていない。典型的な核家族と宗教の関係はどうなるのであろうか?)
 このお寺の境内に見事な枝垂桜が植えられている。若御前に樹齢をお聞きしたのだがはっきりしていないと言うことだった。福井市から天然記念物の指定を受けている名木でもあり満開の時に是非一度見たいと伝えたところ、「一度といわず、何回も来て下さい」といわれ、来年には満開の様子を写真にしたいと思っている。帰宅後しばらくしてお寺の名前でネット検索してみた。このお寺のHPを探しあて、偶然にも1500回の訪問者となったのだ。何か因縁を覚え、日記の材料とさせて貰った。
 飾り気の無いHPには、桜の開花情報も掲載されている。来年はサイトからの情報で予定を決める事にしよう。興味を覚えられたなら是非訪問してみてください。
(URL http://www.arukou.net/saiunji/

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8月4日 料理は脳を鍛える
8月3日新聞切抜き

昨日の朝日新聞に、「料理すると脳イキイキ」という記事があった。東北大と大阪ガスの共同チームが実証したもので、 今まで言われていた事を科学的に確認したそうだ。平成の隠居にも食事室が設けられている。 中身はまだ充実していないが料理を取り扱うのは意味があったと気をよくしている。
 館主の生活パターンも起床してから朝食が終わるまでの3ー4時間は定着して来た。そのうち30分ほどが朝食の準備時間に当てられ、 みそ汁と何か一品の料理(?)作りが隠居になった時から今日まで継続している。その他、週に2回の納豆の仕込み・月に2−3回の燻製づくり・ 年に一回のオセチ作りもやっている。これらも料理といえるがレパートリーをもっと増やす必要があるのかもしれない。ついでながら、 家主さんの言いようは「材料の調達から最後の後始末までをきっちりやって初めて料理したといえるのですよ」である。 「箱庭農園」での野菜作りも料理の内だし、その肥料のための「ミミズ飼育」も料理の内と言える。恐るべし館の「料理連鎖」・「垂直統合」

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7月27日 また伸びた平均余命!

  先日(7月22日)、平均余命の統計資料が政府より発表された。詳細は 厚生労働省のHPをご覧願うとして、我が年齢の余命は18.21年で、昨年より0.19年長くなった。言い換えれば83.21歳 まで生きられる計算なのだが、この調子で余命が伸びるとした単純計算では2.8年更にながくなる。即ち86歳 が明石の隠居の死亡推定年齢となるのだ。なんと20年もの長き年月が残されているのだ。おいおいどうする!!!・・・頭を抱えているのであります。

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6月23日  般若心経の世界
科学的解釈の般若心経

 今日の新聞広告に大きく掲載されていたのが、「生きて死ぬ智慧」のタイトルが付いた般若心経の現代語訳本である。 全国書店でベストセラーになっているとかで、わが手元にも今週初めに届いたた。著者(柳澤桂子)が生命科学者であり、且つ同年齢だからとても興味を持ったのだ。
 ネットで注文し届くまでの間にちょっとしたわるさをしてみた。般若心経をEXCELを使って分析してみたのだ。般若心経は266文字で書かれている。 使われている漢字は130種で一番多く繰り返し使われている漢字は「無」で22回に及ぶ。ついで「是」・「不」が9回、「羅」「故」・・・が続く。 これが分析結果で、そこには何の意味も無い。古代インド語の大般若経を三蔵法師が苦労して集約・中国語化した経緯を持つお経である。 当然ながら翻訳には当て字が使われ、漢字そのものに正しい意味は含まれて居ないと思っている。
 しかし、頭の体操にはなった。久しぶりにIMEパッドを使って文字入力をしたり、EXCELの関数を使った処理がトライ出来たのだ。 お釈迦様が予想もしなかった効用が般若心経には含まれているのか、それとも「想定内」なのか、それはさておき、 真髄をただしく理解できるよう熟読しなければと思っている。(EXCELはここをクリックで開きます)

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6月15日  石段の照明
LEDで照明される石段

 道路とわが家の敷地の間には3段の石段がある。これが夜は真っ暗で、慣れた人でも躓きそうな危険な場所であった。 外で暮らすようになった子供が声を揃えて改善要求を出していた。長い間無視していた問題の石段に、ようやく照明装置を設置した。 それも夜間になると自動点灯し、LEDを使用した消費電力の極めて少ない、電気料金も不要の優れものである。設置に要した費用は零円、 すなわち手持ちの部品と廃材、過去に投資した太陽光発電パネルを電力源とした究極の「エコロジー型設備」なのだ。
 シーラカンスの[能力・知力・技量]を使って、カスタマイズされた照明装置を実現するのはいささか楽しい事である。 しかも材料の殆どが廃材を活用し、ランニング費用も不要なのだから環境問題の最先端を走っているのだ。 古い技術でも大いに環境貢献に活用出来るではないか! 装置に関心のある方は回路図を見てください。(余りにも簡単なので製作記事は割愛)

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5月23日 神戸十三佛巡拝 満願!
鏑射寺 三重塔

 神戸十三佛巡拝を開始したのが平成十五年二月十七日である。それから2年ちょっとを経過し、 本日ようやく最後の霊場・「獨鈷山 鏑射寺」を巡拝し、めでたく満願となった。
 このお寺、明治の初期に不逞藩士に襲われ焼失し、廃寺となっていたのを、現山主中村師が昭和三十四年から入山し復興に着手、 同四十一年に護摩堂、四十八年に三重塔の建立と順次復興されました。(詳しくは同寺のホームページ  http://www.kaburaiji.or.jp をご覧下さい) 写真の三重塔は昨秋3ヶ月を費やし塗装修復されました。 新緑の中に映える朱が鮮やかでおもわずシャッターを押したものです。

  さてさてつぎのテーマを何にするか、目下家主さん考慮中であります。気長に目標が定まるのを待つことにして、 先ずは満願おめでとう!

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5月20日 福井の方言
貴重な方言辞典

 左の写真、福井の方言1万1千語が収録された貴重な辞典である。目下この辞典を元に[福井弁]のデータベース作成に取り組み中だ。 毎日少しずつ入力し、開始してから3週間たちやっと[ア行]と[イ行]の1800語が完了した。 その量たるや420KBになるのだが全体からみれば十分の一に満たない。全部では5MBほどになる見込みで、何時になった全部が完了することやら・・・。
 この辞典では福井県で使われている言葉で、標準語ではないと判断したものを方言としている。しかし、それが必ずしも福井弁ではないから厄介だ。 関西で一般的に使われている言葉も多数含まれている。この中から福井でのみ使われている語を選び出さなくてはならない。気の遠くなるような話であるが、 やり始めたからには何とか完成させたいものだ。

 それはそれとして、知らなかった面白い表現が福井弁の中ににはあることがわかり楽しんでいる。 例えば「イモジカブリ」「イマキカブリ」・「インノコト」・「アイバン」等、自分の育った所では使われていなかった言葉である。 福井出身の方、判りますか? ・・・「イモジカブリ」と入力し検索ボタンをクリックするとその意味が出てくる ・・・ そのような事がこのサイトの中で出来るようにしたいと思っているのです。どうやら2−3年先にやっと完成するようなテーマではあるのですが!

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5月5日 一枚の古びた木札
38年の歴史を刻む木札

 右の写真、何の変哲もない木札とお思いになるでしょうが、本人にとってはいささか感慨を覚える代物です。昭和42年3月31日の日付が上段に、左に居住地と中央に氏名がかかれている。鹿児島の開聞岳山麓にある自然公園に残されていた物を、子供夫婦が持ち帰って呉れたのだ。何を隠そうこの木札、38年前の新婚旅行で訪れた際に記念植樹をし、その時に作られた物なのです。どうやらかなり傷んできていたので新しく木札を造りなおし、表には我が夫婦の・裏面に子供夫婦の氏名を記載し残してきたようだ。その残骸を持ち帰って来てくれたのだが、38年の風雪に耐えた貫禄を感じませんか?(キトラ古墳に比べればチリみたいな物だが!)
 実は今から20年ほど前にも、この木札の写真を貰ったことがある。我々が仲人をしたカップルが彼の地を訪れ、撮影して来てくれたのだった。記念植樹は昭和63年で終りとなったようで全部で7万本植えられた。その中で再訪問する人は年に10人にも満たないようだが、この木札は2回の訪問を受けた幸せ物である。新しく作られた木札を確認するのも面白いのではと思っている隠居であります。

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 4月29日 新しい躍動の時代

 今日からゴールデンウイークが始まる。 年中がゴールデンウイークの隠居にはいささか迷惑である。タイトルはちと仰々しいが、経済財政諮問会議の「日本21世紀ビジョン」に関する専門調査会 (会長:香西 泰)が先日発表した報告書のタイトルである。小泉政権の目指す将来ビジョンが見えないとの批判に対応するためまとめられたのであろうが、 読んでみると結構面白い。報告書は経済財政諮問会議の運営しているホームページからダウンロードできる。世間がゴールデンウイークで騒がしい時こそ、 外出は抑えじっくりと政府の目指している「2030年の姿」に触れて見るのも価値が有りそうだ。 URLは「http://www.keizai-shimon.go.jp/special/vision/index.html」です。

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3月30日 サッスーン邸

 タイトルの名前は神戸北野にある異人館の一つです。一般公開はされていないのですが専ら結婚式場として使用されているようです。
 3月26日、ここで愚息の結婚式が行われ写真を撮る事が出来ました。当日は天候に恵まれ庭での挙式の後邸内に移動し披露宴となりました。最後に立食パーティーが庭で行われたのですが、この時花嫁の友人のお一人から思いがけずも「ミミズ」の話が飛び出したのです。我がHPをご覧になったようで、うら若き女性にしては珍しいとその時は思ったのですが、本日謎が解けました。その女性のお母さんからMailを戴き、ミミズに関心をお持ちだという事が解りました。孝行娘が母親のために情報入手をいろいろやられていたようで、その一環が披露パーティー会場でも行われたのでした。何となく嬉しくなる話です。女性の親を思う優しい心遣いとわがHPの粗末なコンテンツに関心を持たれるお方の存在がわかった事のためです。ちなみに、この日は我が夫婦の38回目の結婚記念日でもあったのです。よくも耐え忍んだと内心では思っているのですが!

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3月14日 推計人口

 毎年、私の誕生日の2−3日後に日本の推計人口(昨年10月現在)が公表される。総務省統計行政の一つで、ホームページで公表されるから毎年かかさず眺めている。「90歳以上人口が101万6千人(総人口に占める割合は0.8%)と,初めて100万人を超えました」と冒頭に解説されている。私が注目しているのは同年の仲間の人口で、1,376 千人とこの1年間で1,200人減少している。男が800人に対し、女は300人と半分以下であるのが何かわびしい。老齢化が進み、年金が大変だと世の中騒いでいるが、女性が長生きするのを前提に掛金の徴収もすべきと思うのだが如何なものか!。ちなみに、年齢(各歳)別の男女人口は年に1回だけの公表で、5歳階級は毎月公表されている。ピラミッドが滅茶苦茶の形になっているのを眺めるだけでも価値がある。詳しくは統計局ホームページを訪問して下さい。

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3月10日 66歳の誕生日!

  今日は館主の66歳の誕生日です。いよいよ隠居小学校への入学学齢に達しました。と同時に館「平成の隠居」が開館して1周年を迎えました。誰も祝ってくれないでしょうが隠居はいささかご満悦です。昨日、確定申告の準備をしました。今回は医療費控除もないし、楽しみ少ない申告になると思っていたのですが、66歳と言う事は昨年は65歳だったのです。これは老年者控除の対象年齢となるので、所得控除を50万円認めてくれるのです。税額に換算すると4万円相当ですから下手に祝ってもらうより有り難いではないですか。誰でも同じ条件と思われるでしょうが、生きていなけりゃ恩恵にはあずかれません。ようやく1年生にもなることだし、今しばらくこの恩恵を享受することにします。新たな恩恵を増やしてもらうなら更に喜ばしいのですが・・・。
 ホームページは1周年無事に経過しました。これからは本名も記載し益々内容充実に努めたいと願っています。あくまで本人の満足が基本なので他人さんがどう感じるかは全く別の話ではありますが。

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3月7日 平成のラジオ少年

 しばらくご無沙汰日記でした。ここのところラジオ少年に戻って遊んでいたため、おろそかになっていただけのことです 。齢から還暦分を差し引くと今年は小学校への入学の年です。最近はませた子供が多いから、6歳でも少年と呼んでもおかしくは無いでしょう。 さすれば「平成のラジオ少年」と呼称するのはいかにも若々しく楽しげではないですか!。(略称をHR少年とする)
これでも短波ラジオ!

 さてこのHR少年、トランジスタ4石のポータブルラジオ を作り十分実用になる事が検証できてご満悦でした。それならば短波も聞いてみようとトライしてみたのですがこれも成功しました。
 自分が本当の少年の頃、色んな制約が有り実現できなかった事が、平成の今日はいとも簡単に達成できるのです。そこには「平成の隠居」が追い求めている感動の材料がごろごろしています。少年の頃には無かった材料・道具を使い、不足する知識はインターネットで調べ、思わしい結果がでればHPにUPする。良き時代を満喫させて頂きます。

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2月24日 ダイヤルコード?

 タイトルは何だと思われますか?。インターネットの検索キーワードとしてこの言葉を使いようやく目的にたどり着きました。古い真空管ラジオを修理し、動作するようになったのですが、同調を取るダイヤル機構に使われている・・・「糸」「紐」「ケーブル」・・・何と呼ぶのが正しいのか不明・・・が切れており新品への交換が必要でした。その入手先を探していたのです。なかなか見つからず、代用品を使ってみましたが直ぐに駄目になってしまいます。そして、ひょんな事からこのキーワードで検索し日本での製造元を見つけ出せたのです。
 Mail問い合わせしても無しのつぶて、諦めきれずにFAXしてようやく連絡がつきました。そのあとは順調に進展し、本日めでたく入手できたのであります。日本での製造メーカーは多分たどり着いたこの会社だけではないかと思います。横浜にあるメーカーなのですがそのホームページで使っている商品名が「ダイヤルコード」でした。殆ど需要の無いこの材料を今でも製造し供給している事実にになにかしら嬉しさを感じ、応援したくなったシーラカンスでした。

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2月16日 無用の長物か?・・・スキャナー
入手したスキャナー

 年に何回か、スキャナーがあればなーと思うことがある。デジカメを入手してからその代わりを務めてくれることもあるが、「帯に短したすきに長し」の感はぬぐえない。数日前何かでスキャナーがあればと思う出来事があった。子供に借りる事も出来るのだが、土曜日まで待たねばなず、その上勿体をつけられかねない。思い切り買う事にしてネットで探す。 選択に迷ったが少し贅沢なCANONの8400Fを手配し昨日送られてきた。一昨日、歯を同時に二本抜きその上風邪を引いたらしく微熱がある。 寝込にかぎると寝ていたのだが、手元に品物がありながら寝かせておくのは忍びない。やおら起き出し取扱説明書を片手に動作チェックをする。 特に欠陥は見つからなかった。一安心してまた床に入る。さて、年に何回使うことやら!子供にも冷やかされている・・無用の長物じゃないのー・・と。

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2月11日 シーラカンスのベンチ
整備中の測定ベンチ

 年の初めに立てた今年の目標の一つに、ベンチの整備がある。真空管式ラジオの修復作業をやっている内に、しっかりした調整や測定がしたくなってきたためである。そして、元の会社に廃却品を回してもらうよう頼んでいた。
 昨日、突然宅配便で3個の荷物が届いた。到着を予測したように荷物の発送人から電話がかかってきた。「信号発生器・オッシロ・バルボルを送ったから! 残りはその内探して送ります。」との連絡だ。 
 早速動作チェックしてみる。2種類は健在だったが、オッシロが動作しない。ケースを開けて内部点検してみる。基板に半田付けされたヒューズが断線していた。手持ちの近い特性のヒューズと交換、正常に動作回復する。思いがけない早いペースでベンチ整備が出来そうだ。有り難い事である。感謝!感謝!

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2月9日 神戸十三仏 無動寺  
無動寺 本堂

 神戸十三仏巡りも二つを残すだけとなった。その内の一つ、高野山真言宗「無動寺」を参拝してきた。神戸市北区山田町に在り、車でなけれ行く事がが難しい所である。国指定重要文化財の大日如来坐像はじめ六つの仏像が本堂に安置されているが、これらの諸仏は聖徳太子が戦勝を祈願して刻ましめたとの伝えがあり、征破の後に七堂伽藍が建立されたらしい。現在は本堂と鐘楼を残すのみだが1752年に再建された記録が残っている古刹である。
 山の頂に近い山腹にあるため、蛍の棲息を期待するのは無理な地形だが、代わりに若王子(にゃくおうじ)神社本殿が本堂を見下ろすように祭祀されている。これも国重文で、1297年の棟札がある貴重な社殿の様だ。日本の誇る建築様式に触れる事ができ、一種の感動を覚え写真に収め帰ってきた。

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2月2日 真空管式ポータブルラジオ
真空管式ラジオの内部

 真空管式ポータブルラジオの修理を頼まれていた。不足していた真空管を東京在住の知人に入手して貰い、具体作業に入ったのが先週土曜の夜である。アチコチ錆が発生し修復が危ぶまれたセットだが、他に使い道の無い真空管に投資した以上完成させざるを得ない。ソケット・スピーカ・出力トランスの錆を無事に落とす事ができ、何とか修復出来そうな感触が得られほっとする。続いて回路・部品チェックを行い数点の部品を交換し、理屈上の修理は完了させた。
 恐々電源スイッチをONにする。何も起きない。スイッチが破損しているとわかり直接接続する。「ブーン」とすごいハム音、何故だ!と思いながら慌ててスイッチを切る。乾電池に置き換えるとハム音は消えたが音が歪んで聞こえる。B電源の接続が間違っていた。この様な単純な間違いを是正しながら修理は完了した。しかし、67.5VのB電源用乾電池は世の中から姿を消している。 22.5V×3の方法はあるのだが10mA近く電流が流れるので持続時間が問題だ。AC100Vでも使えるようにすべき・・・なんて次の課題を考えながら シーラカンス健在なりと自己満足したのであります。なお、このラジオ何時頃製造されたのかメーカーに問い合わせたところ、昭和29年(1954年)製との回答がありました。ちなみにシーラカンスの御歳15の時であります。

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 1月27日 真空管
保有していた真空管

 ここのところ真空管式ラジオの修理が続いている。自動車用のラジオ2種類に続き、 据置型の2バンドラジオが2台と連続して4台を復活させた。 いずれも昭和30年台前半の品物で、部品交換・電線の交換と再配線・機構部品の分解/再組立等をすることで修復できた。更にポータブル型の1台の修理に着手したところである。
 幸いな事に、真空管はいずれも健在で交換の必要は無かったのだが、保守用のため何本か購入した。そして、世の中では未だ真空管が流通しているのを知り驚くと同時に、趣味として楽しんでいる人の如何に多いかも知った。
 自分も昔は真空管で良く遊び、どこかに残骸を保管しているはずと探してみた。そしてガラクタの中から一箱を見つけ出した。 箱の中にはmT管を中心としGT管・ST管も混じって合計42本が残っていた。40年近く前に集めた品物であるが、中には1本が数千円する物も混じっておりチョッピリ感激する。 果たして何本が健全に動作するのであろう。また、どうやってチェックするか、しばらく真空管で遊べそうだ。

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 1月21日 "真珠・・" を食べる!
”真珠・・”の燻製
 

 真珠が食べられるはずは無い。「真珠の母貝アコヤガイの貝柱」を食べたと言う事です。初めての食材で非常に珍しい。 昨年末に親戚関係となった三重のおじいちゃんが送ってくれたのですが、天婦羅にすると美味しいという事なので早速それに調理し食べてみました。 結構美味しくいただける。貰ったのは1kgも有るのでこれだけでは食べつくせない。冷凍保存しておき、「真珠ご飯」にしても食べてみました。 これも美味しい。もっと他の味わい方は無いものかと、最近やり始めた燻製(熱燻)にしてみました。 珍味といえる酒の肴として最高の一品に仕上がりご満悦の隠居さんであります。食材はまだ残っているので、もっと新しい食べ方は無いものかと模索中であります。
 この貝柱、大きさは長さ2−3cm、太さ1cm位の物です。今の時期しか獲れないのだそうです。 養殖真珠から真珠をとりだすのを「浜揚げ」と言うのだそうですが、真珠の色が一番美しい今の時期に浜揚されるためです。 貝柱が取れるのはサイズの大きい母貝だけで、中くらい以下は肉砕機で細かく砕いてとりだすそうです。 従って真珠の養殖をしている地元の方だけしか手に入れることの出来ない珍品なのでした。

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 1月16日 AM放送でも!

 しばらく途切れていた。ちょっとばかり日記を更新するより優先度が高いイベントが続いたからである。 それは初代クラウンのラジオの修復に伴い、シーラカンスを発奮させる現象に遭遇した為である。 クラウンのラジオを室内に設けた簡易アンテナで聴いてみた。 やたら雑音が大きく凡そ使い物にならない。ラジオ本体の問題ではなく、AM放送の苦手な妨害雑音が滅茶苦茶に多い環境になっている。 むしろラジオは思ったより良い音がしている。しからば「AM放送でもここまで綺麗に聴けるのか!」と人が感心する受信状態を実現したくなった。
 そして、試行錯誤を繰り返し、我が家でのAM放送の受信状態としては今までの中で最高と言える状態が作り出せたのだ。 しかもリサイクル品を活用して成し遂げただけにちょっといい気分である。 改善の余地は残っているがこれから先は最適部品の入手と計測器の力を借りないと成果が出ない。区切りをつけるに最適なレベルと今回はここまでとした。 その内、工作室で中身を披露してみたい。

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 1月8日 水仙満開
満開の水仙

 今年は暖冬と言われているが、我が家の庭で水仙がそれを証明している。例年より一ケ月近く早く満開となった。 水仙の開花する時期は多分集積温度によって決まるのであろうと思う。植物によって開花時期の因子は様々のようだ。菊は日照時間に関係しているようだし、 気象庁が開花を予測している桜は、過去の気温や寒さのあたり具合、雨の状況などで、開花時期が決まるらしい。果たして今年の桜は何時頃満開となるのか?。
 そもそも植物が花を咲かせるのは人に見せるためではなく子孫を残すためだ。綺麗な花を咲かせて昆虫を呼び寄せ、受粉の手伝いをして貰う巧妙な自然の技である。 水仙は球根で増殖していると思っている。しからば花は何の役目を果たしているのか、単純な疑問が湧いてくる。このように自然界には知らないことが山ほどある。 そして巧妙なメカニズムが解明された時、人間はきっと大きな感動や感激を味わう事であろう。身の回りに存在する「感動・感激」の種を大事にしたいと思っている。

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 1月4日 野外喫茶と新年会

野点珈琲

 正月も4日目となるとご隠居さん連中は自由度が増してくる。 今年も昨年同様ご近所が連れ立って雌岡山(めこうさんと読む)の頂上に祭られている神出神社にお参りし、 帰りにT田珈琲舎の出前サービスによる野点のコーヒーを味わった。そして昨年よりも参加者が増えただけでなく大きな変化が起きた。 新年会を続いてやろうと言うことになったのだ。急遽M崎邸が会場となり、買出しに走る者、おせちの残りを持参する者、 お酒を調達する物夫々が動き回り、お隣にも声をかけ総勢11人のニワカ新年会が開催された。3時間近くワイワイガヤガヤ、 来年も4日にやろうと決めた上に、夏はバベキューを楽しもうとの約束も交わされた。近隣との交わりが少なくなったと一般に言われる世の中だが、 我が庵近辺には当てはまらないようだ。されども、新興住宅街であるこの地に引越ししてから25年近くの歳月が経過している。 付け加えるならば参加者のお一人が現役であることを除けば±3歳の幅に入るご隠居さん達の集まりであることだ。

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 1月1日  謹賀新年

地元若衆の奉納する獅子舞
 

「新年明けましておめでとうございます。」 月並みだがこれに変わる他の表現を探す気も無くHATEMALU日記 平成17年版をスタートをする。
 ここ数年、新年は近くの大窪八幡宮への初詣に向かう途中の道で迎える。今年は明石大橋の照明が一瞬消え、 新年を迎えると同時に中央から岸に向かって流れて点灯する7色の照明を眺めながらであった。途中除夜の鐘を幾つか聞きながら 、長女・長男・その嫁と家主を含め総勢5名が連れ立っての参拝に幸せ覚えずには得られない。
 神社では例年と幾つの違いを見ることが出来た。その一つが地元の若集により奉納されていた獅子舞であり、 少しずつかずを増やしていた夜店が5つにもなっていた事である。
 村の鎮守様のような小さな神社であるが変化が見られるのは何か感慨を覚える。 噂によると億の寄進をされた氏子がいるとかで 、方や資金の隠ぺい工作を謀る政治家の存在と、つい対比して考えてしまいたくなる。

今年のおせち料理

 夜が明けるとお屠蘇で祝いをし、おせち料理・お雑煮を頂きながら新しい年をスタートさせる。 おせち料理は隠居が大晦日の1日をかけて作った自慢の手造り品である。今年で隠居のおせちは20回を数えるまでになった。 そして少しずつ中身も変化している。作り始めの頃は品目の追加が主であったが、ここ数年は新しい種類の追加と同時に削減が繰り返されている。 今年は熱燻で作られた牛肉、 豚肉、鮭が追加され、クワイ・ユリネが削除された。 その総品目は30種類になるが、来年のおせちに新しい品目の追加すべく、 この一年また精進したいものだ。そして次の年にも是非紹介したいと思っている。
 

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