落葉(おちば)
落葉雨・落葉風・落葉掃く・落葉焚く・落葉焼く

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椿壽庭
茶屋に居て下なる茶屋の屋根落葉  高浜虚子
菜畑へ次第にうすき落葉かな    西山泊雲
むさしのの空真青なる落葉かな   水原秋桜子
皇居にも深落葉道陛下の道     山口誓子
礼拝に落葉踏む音遅れ着く     津田清子
落葉積む前方後円墳の上      山口超心鬼
ことごとく落葉し大樹枝を張る   内田幸子
隧道の中を落葉が駈け抜ける    葛西十生
すずかけの落葉ガソリンガール掃く 小沢晴堂
霜かかる落葉にとらる踵かな    椿壽庭主人

しぞら 情報 

        2015年天文カレンダー


2015年の祝日、主な天文現象、朔弦望、二十四節気、国立天文台の定例観望会の一覧です。

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     平成29年度 十四節気    

  1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
節気 風 情 手紙の時候あいさつ

小寒

しょうかん
1月5日か6日頃にあたる。小寒とは寒気がまだ最大まで行かないという意味ではあるが、すでに本格的な冬の季節で、寒風と降雪に悩まされる。芹の苗が出盛り、キジが鳴き始め、泉の水が心持温かみを含んでくる
厳寒の候・酷寒のみぎり・寒気しのぎがたい折から・例年にない厳しい寒さですが・寒風肌をさす今日このごろ・初春のお喜びを申しあげます・初春と申しながら・きびしいお寒さですが・
大寒

 だいかん
20
20日か21日頃である。ますます極寒の辛苦にさいなまれ、寒さの絶頂期である。沢は凍りついているが蕗の花が咲き始め、鶏が卵をかえし始め、春はもうすぐ間近に迫っている。












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立春

りっしゅん
と春の分かれ目にあたり、節分の翌日2月4日頃、この日の前夜を年越しと考える風習がある。このため正月節、歳首月などともいう。八十八夜、二百十日、二百二十日などはこの日から起算。暦の上では、この日から春。春立つ、春来るなどと共に春の季語になっている。
余寒の候・春寒のみぎり・寒さまだまだ厳しい折から・立春とは名ばかりで・梅のつぼみの候・あいかわらず寒い日が続きますが・暦の上に春は立ちながら・春まだ浅く寒気去りがたき今日この頃
雨水

うすい
18
18日か19日頃で、立春後15日目。今まで降った雪や氷が解けて水となり、雪が水に変わって降るという意味から雨水と呼ばれる。この頃、雨水ぬるみ、草木の発芽を促し、萌芽のきざしがみえてくる。農耕の準備などは、この雨水を目安として始まる
啓蟄

けいちつ
5
日か6日頃、この頃になると、冬の間、土の中で冬ごもりしていた、色々な虫が穴を啓いて地上へ這い出してくることから啓蟄と呼ばれる。またこの頃は、春雷がひときわ大きくなりやすい時期である。
早春の候・春暖の候・春寒科峭の候・浅春のみびり・春寒次第にゆるみ・だいぶ春めいた昨今ですが・日増しに暖かになりましたが・急に春めいてまいりました
・水ぬるむ頃となり・暑さ寒さも彼岸までと申しますが・一雨ごとに暖かくなり

    

春分

しゅんぶん
20 20日か21日頃、この日、昼と夜の時間がほぼ等しくなり、この日以降は昼がだんだん長くなり、反対に夜が短くなる。一般では、この日を春の彼岸の中日といい、国民の祝日である。









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清明

せいめい
4 分後の15日目にあたり、4月4日か5日頃。清明は「清浄明潔」を略したといわれ、春先の清らかで生き生きした様子をいったもの。この頃になると、春気玲瓏として、桜や草木の花が咲き始め、万物に晴朗の気があふれてくる。 春暖の候・晩春の候・陽春のみぎり・春風駘蕩の候・春はいよいよ深く、桜も咲きそろい・春もたけなわのこのごろですが・春光うららかに・春日のどかな・花冷えとでも申しましょうか・春のたよりも賑やかな今日このごろ       
 
穀雨

こくう
20 4月20日頃。この頃は、春雨のけむるがごとく降る日が多くなり、田畑をうるおして穀物などの種子の生長を助けるので種まきの好期をもたらす。
春の季節の最後の節気である。












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立夏

りっか
5 月5日か6日頃。春ようやくあせて、山野に深緑が目立ち始め、風もさわやかになって、いよいよ夏の気配が感じられてくる。かえるが鳴き始め、ミミズが這い出て、竹の子が生えてくる。だが暦の上では立夏といっても、気象的には春である 初夏の候・向暑の候・薫風の候・新緑の候・若葉の候・緑したたる好季節・すがすがしい今日この頃・深緑の目にしみる昨今ですが・深緑が山野に萌える頃となり・青葉に風薫る頃となりましたが・若葉の緑も日増しに色まさり・五月晴れの好季節と・吹く風も夏めいて・水田に緑の苗がたなびく季節となりました・風薫る5月、緑の眩しい爽やかな季節
    
小満

しょうまん
21 5月21日頃。麦の穂が生長し、山野の植物は花を散らして実を結び、田に苗を植える準備を始め、蚕が眠りから覚めて桑を食べ始め、紅花が咲きほこる季節である。万物しだいに長じて満つるという意味から小満といわれる。気象的には、この頃から梅雨となる年が多い。










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芒種

ぼうしゅ
5 月5日か6日頃。雨が間断なく降り続き、農家は多忙きわまりなし。芒種とは芒(ボウ)のある穀物、すなわち稲を植え付ける季節を意味している。カマキリや蛍が現れ始め、梅の実が黄ばみ始める頃である。 初夏の候・梅雨の候、向暑の候・麦秋の候・青葉若葉の候・梅雨晴れの暑さが続いておりますが・渓流に若鮎おどる季節となりましたが・うっとうしい季節となりましたが・桐の花咲くころに・暑気日ごとに加わります折から・色鮮やかな紫陽花が梅雨空に映える季節と・    
夏至

げし
21 6月21日か22日頃。この日、北半球では昼が最も長くなり、反対に夜が最も短くなる。夏至は夏季の真ん中で、梅雨の真っ盛りで、農家は田植えに繁忙をきわめる季節である。菖蒲が咲き始め、半夏(からすびしゃく)が生えてくる。








小暑

しょうしょ
月7日頃。夏至を境に、日足は徐々につまってくる。小暑の前後に梅雨が明け、夏の太陽が照りつけて、暑さが日増しに加わってくる。蓮の花が咲き始め、鷹の子が巣立ちの準備をする
盛夏の候・猛暑のみぎり・暑気日毎に加わり・近年にない暑さですが・唯々ひと雨ほしい今日この頃・暑さの厳しい毎日ですが・海山が恋しい季節となりました・炎熱日ごとにきびしく・炎暑ことのほかきびしく・草も木も生気を失うような暑さですが   
大暑

たいしょ
23 7月22日か23日頃。このころは益々暑くなり、酷暑の季節である。桐のつぼみがつき始め、大地がうるおって蒸し暑くなり、時々大雨が降る。夏の土用はこの季節に入る。









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立秋

りっしゅう
7 月7日か8日頃。この日から旧暦の上では秋に入るが、実際は残暑厳しく、立春を起点として上り坂にあった平均気温は、立秋の頃、高温のピークに達する。しかし風のそよぎや雲の色に何となく秋の気配が感じられる。ヒグラシが鳴き始め、深い霧が発生する 炎暑の候・盛夏の候・晩夏の候・残暑きびしい折から・立秋とは名ばかりで・残暑の候・立秋も過ぎたというものの涼しさには遠い昨今・毎日がうだるような暑さですが・朝夕はさすがに幾分しのぎよくなりましたが・

    

    
処暑

しょしょ
23 8月23日頃。暑さがやむの意味から処暑という。涼風が吹きわたる初秋の頃で、暑さもおさまり、綿の花が開き穀物が実り始め、収穫も目前となる









白露

はくろ
7 9月7日か8日頃。秋分前の15日目にあたる。白露は「しらつゆ」の意で、秋気も本格的に加わり、野草に宿るしらつゆが、秋の趣をひとしお感じさせる。セキレイが鳴き始め、ツバメが去っていく 秋の候・新涼の候・爽秋の候・残暑の候・新秋の候・新秋快適の候・ひと雨ごとに秋色深まり・秋風ようやく寒くなり・朝晩めっきり涼しくなったとはいえ・新緑の候となりました・ようやくしのぎやすい季節となりました・虫の音が夜ごとにしげくなり・    
秋分

しゅうぶん
23 9月23日頃。この日は秋の彼岸の中日で国民の祝日。祖先を敬い、亡くなった人の御霊を偲ぶ日として親しまれる。春分と同じく昼と夜の長さがほぼ等しい。雷が鳴らなくなり、虫は地中に隠れ、水が涸れ始める。




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寒露

かんろ
10月8日か9日頃。五穀の収穫がたけなわで、農家は繁忙をきわめる。山野には晩秋の色彩が色こく、朝晩は肌にそぞろ寒気を感じ始める。寒露とは晩夏から初秋にかけて野草に宿る露のことを意。雁が渡って来、菊が咲き始め、コオロギが鳴きやむ。 秋冷の候・錦秋の候・爽秋の候・秋涼爽快の候・秋色いよいよ深く・味覚の秋・菊薫る好季節・行楽の秋・仲秋のころとなりました・実りの秋となりました・秋も一段と深まり・天高く馬肥ゆる好季節を迎え・満山紅葉・行楽の季節となりました・木々の梢も美しく色づき・
霜降

そうこう
23 10月23日か24日頃。秋も末で、霜が降りる頃という意味で霜降という。秋のもの寂しい風趣がかもされてきて、早朝に霜を見るようになる。冬の到来が感じられる。小雨が時々降り、楓や蔦が紅葉を始める





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立冬

りっとう
7 11月7日か8日頃。これから冬に入る初めの節で、この頃は陽の光も一段と弱く、日足も目立って短くなり、冬の気配がうかがえるようになる。ツバキ、水仙が咲き始め、大地が凍り始める。 秋の候・向寒のみぎり・日ごとに冷気が加わり・菊薫る今日このごろ・寒い日が続きますが・紅葉の色もようやくあせて・うららかな小春日和が続いております。音もなくしぐれの降るきょうこのごろ・晩秋の空高く晴れあがり・朝な朝な霜見るところとなり・
小雪

しょうせつ
22 11月22日か23日頃。市街には本格的な降雪はないものの、遠い山嶺の頂には白銀の雪が眺められるので小雪という。冬の到来を目前に感じさせられる。北風が木の葉を吹き飛ばし、ミカンが黄ばみ始める




12






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大雪

だいせつ
12月7日か8日頃。山の峰は積雪に覆われているので、大雪という。平地も北風が吹きすさんで、いよいよ冬将軍の到来が感じられる。熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色ずく 冬の候・寒冷の候・寒気きびしき折から・歳末多忙の折から・年もせまり何かとご繁忙のことと・いよいよ本格的な寒さとなりました・本年もいよいよ押し迫ってまいりました・年の瀬も間近となり・本年もいよいよ残り少なくなり・今年もいよいよ暮れると思うと何か心残りが・新年を迎えるお支度に忙しいことと存じます・
冬至

とうじ
22 12月21日か22日頃。この日、太陽が赤道以南の南半球の最も遠い点に行くため、北半球では太陽の高さが1年中で最も低くなる。そのため昼が1年中で一番短くなる

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5月の「椿壽庭」の仲間たちを紹介します。花の台は廃材で「御寮さん」が電動 ノコギリを駆使して製作しました。作品「犬」のオブジェで材料費はゼロ円でした

杏の紅葉と落葉

 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず
二十四節気 ほしぞら情報
松や柏は霜にあってもなお繁茂した姿を保っている。高齢者になってもなお強健で節操が固くありたい。

松柏の姿は、霜を経るも猶お茂る

 = 落葉 =

 
落葉樹は冬になると今まで身にまとっていたすべての葉をふるい落として身軽な裸となり葉の内部で行われていた澱粉製造のような積極的活動を止めて休養気に入る。

 
このように冬になって葉が枝を離れて木から落ちてくること、またすでに地上に落ちている葉のことを合わせて落ち葉という。

 一般には同じ落葉と書いても、葉が木から落ちる現象のことは落葉(らくよう)といい、すでに落ちている葉のことは落葉(おちば)といって区別している。

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         椿壽庭 chinjyutei

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