結婚披露宴・入社式・朝礼・PTA会合・仕事始め・他、スピーチの話材の中に「故事・ことわざ」を挿入して名文句を作りましょう
a 結婚披露宴 / 愛 |
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35.美婦は目を楽しませ、良妻は心を楽しませる。 |
美婦と良妻を兼ねれば男性にとって申し分がない |
◆ナポレオン(1769〜1821/フランス軍人・皇帝) |
34.もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。 |
一方的に愛されることだけを求めるのはエゴイストである。エゴイストには愛される資格はない。自分から人を愛することが、愛される資格を得る条件である。 |
◆セネカ(BC4〜AD65/ローマ哲学者) |
33.愛されなかったということは、生きなかったことと同義である。 |
愛されることが人生に大きな意味を持ち、そして、愛されない人生は意味のない人生である。 |
◆ルー・サロメ(1861〜1937/ドイツ小説家) |
32.恋に肩をたたかれた時には、常日頃は詩的な調べに耳をかさないような男でさえ詩人になるのである。 |
恋は人間を変える。プラトニック・ラブ(精神的な恋愛)はプラトンの名前に由来している。 |
◆プラトン(BC427〜BC347/ギリシャ哲学者) |
31.命を張って闘っている一人の婦人。これこそ静かな忍従の、果敢な女の英雄の姿ではあるまいか。 |
一般に大人物などという時には有名な人物を考えるし、圧倒的に男性が多い。しかし、無名の平凡な女性の生きる姿の中に英雄を見る |
◆ヘルマン・ヘッセ(1877〜1962/ドイツ詩人・小説家) |
30.あなたと一緒に歩くときは、ぼくはいつも釦に花を付けているような感じがします。 |
花を飾っているような気分、それは愛する人といるときの高揚した気持ちを言い表している。 |
◆サッカレー(1811〜63/イギリス小説家) |
29.女性の全生涯は愛情の歴史である。 |
子供のころは両親や兄弟姉妹を愛し、結婚後は夫を愛し、さらに子や孫にまで心から愛を注ぐのが女性の自然な性情である。 |
◆アービング(1783〜1859/アメリカ小説家) |
28. 女はよき夫をつくる天才でなければならない。 |
男性は結婚相手によって変化するが、すばらしい夫が欲しい女性は能力をつくすべきだということ。リアリズム文学の代表者とされるバルザックの言葉 |
◆バルザック(1799〜1850/フランス小説家) |
27.とにかく結婚せよ。もし君がよい妻をうるならば君は非常に幸福になるだろう。もし君が悪い妻をもつならば君は哲学者になるだろう。そして、それは誰にとってもいいことなのだ。 |
ソクラテスの妻クサンチッペは昔から悪妻の典型とされている。そのことを頭におけば、この言葉はさらに興味深い。良妻にせよ、悪妻にせよ、男性は結婚してはじめて人生の醍醐味がわかるのである。 |
◆ソクラテス(BC470頃〜BC399/ギリシャ哲学者) |
26.恋愛は人情の永久的な音楽であり、青年には希望を、老年には後光を与える。 |
恋愛中の青年には、人生はバラ色で可能性に満ちているようにおもわれるであろう。老人の場合も恋愛は活力をもたらし、その人を輝かせる。人生のどの時期においても、恋愛はよい音楽に似た効用を持つのである。 |
◆スマイルズ(1812〜1904/イギリス著述家) |
25.尊敬ということがなければ、真の恋愛は成立しない。 |
相手の独立した人格の尊厳を重んじるときに、真の恋愛ができる。 |
◆フィヒテ(1762〜1814/ドイツ哲学者) |
24.家庭の状態をよくし得ない女は家にあっても幸福ではない。そして家にあって幸福でない女はどこへいっても幸福でない |
妻の幸福の源は家庭である。家庭において妻の役割がいかに重要であるかを説いた言葉 |
◆トルストイ(1828〜1910/ロシア小説家) |
23.最も良いタイプの愛情は、相互に生命を与え合うものである。 |
1950年にノーベル文学賞も受賞。真に愛されていると知るとき、人は活力を覚え、積極的に生きる勇気を得る。そういう愛を抱き合うのが理想的だ |
◆バートランド・ラッセル(1872〜1970/イギリス哲学者・数学者) |
22.高尚なる男性は、女性の忠告によって、いっそう高尚になる。 |
あらゆる面で優れた男性は、愛情豊かな女性の協力を得て、より程度の高い男性へと成長する |
◆ ゲーテ((1749〜1832/ドイツ詩人・小説家) |
21.結婚・・・いかなる羅針盤もかって航路を発見したことがない荒海。 |
結婚生活を航路の明確でない荒海に例えた。一組一組の夫婦が航路を探りながら航海するのだから、難破を防ぐには一致協力が必要だ |
◆ ハイネ(1797〜1856ドイツ詩人) |
20.結婚前には両目を大きく開いてみよ。結婚してからは片目を閉じよ。 |
結婚相手として適当かどうかは徹底的に観察するべきだが、結婚後は相手の欠点を見過ごす寛容さがないと幸福な生活は望めない |
◆ フラー(1608〜61/イギリス聖職者) |
19.恋は不思議なめがねをかけている。胴を黄金に、貧しさを豊かさにかえて見せるようなめがねをかけている |
代表作「ドンキホーテ」の主人公は風車を巨人と思い込む。恋する者も相手を過剰評価する点で、これに似た錯覚を侵すことがある。その錯覚があるからこそ成立する恋も少なくない。 「ドンキホーテ」の作者 |
◆ セルバンデス(1547〜1616スペイン小説家) |
18.愛は幸福の財布である。与えれば与えるほど、中身が増す。 |
誰かに愛を与えても無くなるどころか、さらに豊かになる。 |
◆ ミュラー(1794〜1827/ドイツ詩人) |
17.家はなかに住むために建てるのであって、外から見るためではない。 |
つまらない見栄を張ったり、他人の目を気にするな、外見より中身である。 |
◆ベーコン(1561〜1626/イギリス哲学者) |
16. 人間は、自分の欲しいと思うものを求めて世間を歩き回り、そして、家庭に帰ったときにそれを見出す。 |
人生においていかに家庭が大切かを説いた言葉。 世間で言う「隣の芝生は青い」という言葉もある。 |
◆ジョージ・ムーア(1852〜1933/イギリス小説家) |
15. 愛されることは幸福ではなく、愛することこそ幸福だ。 |
受け身で愛を待つのではなく、積極的に愛することの大切さを説くものである。 |
◆ ヘルマン・ヘッセ(1877〜1962/ドイツ 詩人・小説家)) |
14. 愛する・・・それはお互いに見つめ合うことではなくて、一緒に同じ方向を見つめることである |
愛によって理解しあったなら、同じ目標に向かって共に歩むようになる。何時までも相手の存在に酔っているような閉鎖的であってはならない。 |
◆ サン・テグジュペリ(1900〜44/フランス 小説家・飛行家) |
13. 愛の光なき人生は無意味である |
明るさ、暖かさの源である愛のない生活は悲劇であり、生きがいのないものである |
◆ シラー(1759〜1805/ドイツ 詩人・劇作家) |
12. 女は深く見る、男は遠くを見る |
女性は夢想家ではなく現実的だから、自分の周囲のことに関心が深い。それに対して、男性はとかく現実を忘れて遠くにある夢を追いがちである |
◆ グラッペ(1801〜36/ドイツ 劇作家) |
11. 高尚なる男性は、女性の忠告によって、いっそう高尚になる。 |
あらゆる面で優れた男性は、愛情豊かな女性の協力を得て、より程度の高い男性へと成長する。 もっともゲーテは大作「ファウスト」の中で「婦人を最も強く保護することを心得ている男だけが、婦人の好意を受ける資格がある」と述べている。 |
◆ ゲーテ(1749〜1831/ドイツ 詩人・小説家) |
10. 幸福は、小鳥のようにつかまえておくがいい。できるだけそっと、ゆるやかに。小鳥は自分が自由だと思い込んでさえいれば、喜んでお前の手の中にとどまっているだろう。 |
幸福を味わうには、余裕を持てということである。幸福を手放したくないと、むきになればなるほど幸福は逃げ去ってしまう。恋人についても、同じことが言える。 |
◆ ヘッベル(1813〜63/ドイツ 劇作家・詩人) |
9. 慈善は婦人の徳、寛大は男子の徳。 |
女性は心優しい慈しみの情があってこそ女性であり、男性は全てを許す寛大な心を持ってこそ男性といえる。 |
◆ アダム・スミス(1723〜90・イギリス 経済学者) |
8. 諸君自身の生活を楽しめ。これを他人の生活と比べたりしないで。 |
他人の生活と比較すれば、多くの場合、羨ましさから自分の生活に不満の種をみいだすことになる。或いは、比較した他人よりはいいと優越感をいだくかもしれないが、それは感心したことではない。人は人、自分は自分と割り切って生活するのが幸福になる秘訣かもしれない。。 |
◆ コンドルセ(1743〜94/フランス 数学者・政治家・教育改革家) |
7. 汝の祖先を思い、汝の子孫を思え |
自分の体には遠い祖先から血が流れており、その血は更に子孫まで伝わって行くことを思い巡らしてみよ。そうすれば、自分というものをあだやおろそかに考えることは出来ないはずであり、よい社会を築くための努力もいとわない気持ちになるだろう。 |
◆ ジョン・クインシー・アダムス(1767〜1848/アメリカ 第6代大統領) |
6. 夫婦間の愛情というものは、お互いがすっかり鼻についてから、やっと湧き出してくるものなのです |
真の夫婦愛は、永い間の努力の積み重ねによって生まれてくるものです。「愛するということの意味がわかるまでには、長い時間がかかる」 |
◆ ワイルド(1854〜1900/イギリス 詩人・小説家) |
5. 夫婦生活は長い会話である |
夫婦生活で大切なことは、会話を交わし意志の疎通をはかることである |
◆ ニーチェ(1844〜1900/ドイツ 哲学者) |
4. 婦人の胸中には愛の源泉がある |
婦人の注ぐ愛情は、まさに泉の如く尽きることがない。女性の愛のあり方を称えた言葉 |
◆ リットン(1803〜73/イギリス 小説家・政治家) |
3. 最もよいタイプの愛情は、相互に生命を与え合うものである。 |
真に愛されていると知るとき、人は活力を覚え、積極的に生きる勇気を得る。そういう愛を抱き合うのが理想的である |
◆ バートランド・ラッセル(1872〜1970/イギリス 哲学者・数学者・ノーベル文化賞) |
2. 夫婦はなお鋏みの如し |
鋏みは左右の刃が根元で固く結ばれているが、ときに反対方向に動く。だがその間に異物が入れば左右の刃が協力して切断する。このように、夫婦はときに反対方向を向くことがあっても、そこに他人が入れば互いに力を合わせてこれに対抗する。 |
◆シェリング(1775〜1854/ドイツ哲学者) |
1. 妻は若い夫にとっては女主人であり、中年の夫にとっては仲間であり、老人にとっては乳母である。 |
夫にとっての、理想的な妻のあり方を表現したもの。ベーコンは、イギリスの経験論哲学の創始者と政治家である |
◆フランシス・ベーコン(1561〜1626/イギリス哲学者) |
b 賀寿の祝い・敬老会 Top |
15.老年はわれわれの顔よりも心に多くの皺を刻む。 |
老年期を迎えた人にとって問題なのは、肉体的な老いよりも精神的に老けこむことである。 |
◆ モンテーニュ(1533〜92/フランスの思想家) |
14.人間は年を取るものだと始終考えていることほど、人間を老けさせるものはない。 |
年を取るのを意識しすぎるのは、老いに拍車をかけるようなもの。仕事や趣味に打ち込んでいる人は、年老いた人でも若々しい。 |
◆ リヒテンベルク(1742〜99/ドイツ物理学者) |
13. 老年は男女間の友情には最も適した時代である。 |
性的な関心が薄れた老年期には、男女間の精神的な交流に深い味わいがでてくる。「ジョルジュ・サンド」などの伝記で人間理解の深さを示す |
◆ アンドレ・モーロア(1885〜1967/フランス小説家・伝記作家・歴史家) |
12. 私たちが追い出されずにすむ唯一の楽園は思い出である。 |
アダムとイブはエデンの園を追放されたが、人が思い出にひたっているぶんにはにはその心配は無い。そして記憶の中に再生した思い出は、エデンの園に勝るとも、劣らない素晴らしい楽園である。 |
◆ジャン・パウエル(1763〜1825/ドイツ小説家) |
11. いかに長く生きたかではなく、いかに良く生きたかが問題である。 |
長生きするということは素晴らしいことであるが、問題は単に長く生きたということではなく、充実した日々を送ったかどうかということ |
◆ セネカ(BC4〜AD65/ローマ哲学者帝政ローマ時代の文豪) |
10. 価値ある人生は長し。 |
生存時間の長短だけで人生の価値は決まらない。精一杯働いて一生の間に充実した仕事を成し遂げれば、たとえ長命に恵まれなくても、その人は価値有る長い人生を送ったことになる。 |
◆ チャールズ・ヤング(1834〜1908/アメリカ 天文学者) |
9. 人生は旅行であって、死はその終点である。 |
普通に言う旅行とは空間を旅することだが、時間を旅するのが人生という旅行である。旅行には必ず終わりがあるわけで、それが死ということになる。従って、終点に到着するまでは実り豊かな旅行をするように心掛けるのが賢明というものである。 |
◆ ドライデン(1631〜1700/イギリス 詩人・劇作家・桂冠詩人の地位) |
8. 旅は私にとって、精神の若返りの泉である |
各地を放浪した経験があり、それが「即興詩人」などの作品として実を結んだ。旅することによって受ける刺激が精神を若返らせる |
◆ アンデルセン(1805〜75/デンマーク 小説家・童話作家) |
7. 人間は年を取るものだと、始終考えていることほど、人間を老けさせるものはない |
年を取るのを意識しすぎるのは、老いに拍車をかけるようなもの。仕事や趣味に打ち込んでいる人は、年老いた人であっても若々しい。何かに積極的な興味を抱き続けるなら、自分の年齢のことなど忘れてしまうからだ。 |
◆ リヒテンベルク(1742〜99/ドイツ 物理学者) |
6. 若い時は一日は短く一年は長い。年を取ると一年は短く一日は長い。 |
「一日が長い」理由の一つは惰性で過ごしているからである。そのため、ややもすると毎日を空疎に送りがちになり「一年は短く」感じてしまう |
◆ フランシス・ベーコン(1561〜1626/イギリス 哲学者) |
5. 若い者も美しい。しかし、老いたる者は若い者よりもさらに美しい。 |
誰もが持つことが出来るが、確実に失ってしまうもの・・・それが若さの美である。そのもろい美しさとは逆に、長い時間をかけて磨き上げた年老いた人の美しさは輝きを失うことがない |
◆ ウォルト・ホイットマン(1819〜92/アメリカ 詩人) |
4. 私たちが追い出されずにすむ唯一の楽園は思い出である。 |
アダムとイブはエデンの園を追放されたが、人が思い出に浸っているぶんにはその心配はない。そして、記憶の中に再生した思い出は、エデンの園に勝るとも劣らない素晴らしい楽園である。 |
◆ ジャン・パウル(1763〜1825/ドイツ 小説家) |
3. 老いたる女はあらず。 |
女性はいつまでも若いつもりでいるという意味。男性よりも女性のほうが老いを忌み嫌う傾向が強いが、愛や善良さといった特質を失わなければ、年齢に超然とした若さが保てるであろう。 |
◆ ミシュレ(1798〜1874/フランス 歴史学者) |
2. 煙草をやめるなんて、とてもやさしい事だ。私はもう100回以上も禁煙している。 |
ユーモア小説作家で「トムソーヤの冒険」で知られる。自然児の精神とユーモアに満ちた作品を多く出した作者らしい言葉。 |
◆ マーク・トウエーン(1835〜1910/アメリカ 小説家) |
1. 若い者は美しい。しかし、老いたる者は若い者よりもさらに美しい。 |
誰もが持つことが出来るが、確実に失ってしまうもの・・・それが若さの美である。そのもろい美しさとは逆に、長い時間をかけて磨き上げた年老いた人の美しさは輝きを失うことがない。 |
◆ウォルト・ホイットマン(1819〜92/アメリカ詩人) |
c 快気祝い Top |
9. 健康な人は自分の健康に気が付かない。病人だけが健康を知っている。 |
病気にならなければ、健康のありがたさが判らない、と。イギリス・ビクトリア朝の優れた思想家で、明治日本の知識人に影響を与えた |
◆カーライル(1795〜1881/イギリス歴史家・思想家) |
8. 健康は労働から生まれ、満足は健康から生まれる。 |
労働することによって健康になることができ、健康であることによって人は満足を得ることが出来る。 |
◆ ペティ(1623〜87/イギリス 経済学者) |
7. すこし飲み、そして早くから休むことだ。これは世界的な万能薬だ。 |
節酒をして、夜ふかしをしない。この平凡な心得が、どこにおいても通用する健康の秘訣。当たり前のようだが、強い意志がないと守りきれない |
◆ ドラクロア(1798〜1863/フランス 画家) |
6. 生命は黄金を積むも、これを買うことができない。 |
日々健康で万事が順調なときは、生命をとくに意識することもなく暮らしているが、この大切な生命は天与のものであることを忘れてはならない |
◆ ホメロス(BC8世紀頃/ギリシャ 詩人) |
5. 忠告はめったに歓迎されない。しかも、それをもっとも必要とする人が、常にそれを敬遠する。 |
自尊心や自負心が強く、高慢な人は他人からの忠告をうるさがる。実は、そういう人ほど忠告に耳を傾ける必要があるのだが。自分自身で手痛い目にあって、はじめて忠告の有り難さが判る人が多い。。 |
◆ チェスターフィールド(1694〜1773/イギリス 政治家) |
4. 第一の財産は健康である。 |
アメリカ独自の個人主義を唱え、地方に隠棲して思案・著述に専念したエマソンの言葉。健康が第一と考えた彼は、事実79歳の長寿を全うした |
◆ エマソン(1803〜82/アメリカ詩人・思想家) |
3. 食後の睡眠は銀、食前の睡眠は金。 |
「食後の一睡は万病の薬」といわれるほど食後のすいみんは健康に良い。食前の睡眠はさらにそれを上回る。 |
◆ トルストイ1828〜1910/ロシア小説家) |
2. 時の経つのが早いと思うのは、人生というものが判ってきたからだ。 |
「光陰矢の如し」の思いは洋の東西を問わない。こうした感慨が身にしみるのは、若い世代よりも人生の起伏を経た。いわゆる熟年の時代からだろう |
◆ ギッシング(1857〜1903/イギリス小説家) |
1. 自分に打ち勝つことは、勝利のうちの最大のものである。 |
理想を追い求めながらも、人は自分のうちの貪欲、怠慢といった悪い性向に足を引っ張られやすい。この性向の克服は最大の勝利である |
◆ プラトン(BC427〜BC347/ギリシャ哲学者) |
d 創 業・創立記念・表彰 Top |
14.天才?そんなものは決してない。ただ勉強だ、方法だ、不断に計画しているということである。 |
天才とは、ただ才能に恵まれたということではなく、その人間の努力である |
◆ロダン(1840〜1917/フランス彫刻家) |
13.成功に秘訣というものがあれば、それは他人の立場を理解し自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である |
16歳で機械工となり、努力の末世界の自動車王となったフォードの成功の秘訣を説いた言葉。他人のことを思いやる心がなければ成功はない |
◆フォード(1863〜1947/アメリカ実業家) |
12. 他人を感動させようとするなら、まず自分が感動せねばならない。そうでなければ、いかに巧みな作品でも決して生命ではない |
「晩鐘」「落穂拾い」など、心打つ美しい絵で知られるミレーの言葉。芸術作品を生み出す最も基本的な衝動は、感動であることを教えてくれる |
◆ミレー(1814〜75/フランス画家) |
11. ささいな出費を警戒せよ。小さい穴が大きな船を沈めるであろうから。 |
ほんのわずかな出費が大きな財産を傾けることもあるから、用心しなければならない。 |
◆ フランクリン(1706〜90/アメリカ 政治家・科学者) |
10. 私は災難の起こるたびに、これをよい機会に変えようと努力し続けてきた。 |
石油王として一大財閥を築いた。反トラスト法によるトラストの解体など、数々の困難に遭遇した。しかし、彼は災難を、チャンスに変わり得るものと受け止めてきた。それが成功の秘訣であろう。 |
◆ ロックフェラー(1839〜1937/アメリカ 実業家) |
9. 足場さえあれば地球も動かせる。 |
「アルキメデスの原理」をはじめ、数学的・物理的発見で知られる。進水できずに困っていた大船をテコの原理で動かしたときの言葉といわれる。偉大な科学者の言葉としての重みとともに、科学の持つ可能性を示した言葉といえる。 |
◆ アルキメデス(BC287頃〜BC212/ギリシャ 数学者・物理学者) |
8. ことの始めに当たって、結果がどうなるかを常に考えよ。 |
結果を予測して物事をはじめなければ失敗するということは、登山だけでなく人生のあらゆる面に適用できる真理であろう。 |
◆ ウィンパー(1840〜1911/イギリス 登山家・挿絵画家) |
7. 成功に秘訣というものがあれば、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。 |
16歳で機械工となり、努力の末ついに世界の自動車王となった。 他人のことを思いやる心がなければ成功はないという |
◆ フォード(1863〜1947/アメリカ 実業家) |
6. 成功の秘訣を問うな。なすべき一つ一つに全力をつくせ。 |
成功の秘訣を聞きたがる人の多くは、楽をして成功したいと思っている。目の前の仕事を着実にこなしていれば、その結果として成功を勝ち得るのだ。 |
◆ ワナメーカー(1838〜1922/アメリカ 実業家) |
5. 脱皮できない蛇は滅びる |
蛇が脱皮を繰り返して成長していくように、絶えず古い殻を脱ぎ捨てていかなければ進歩はない |
◆ ニーチェ(1844〜1900/ドイツ 哲学者) |
4. 初めに計画せよ。然る後に実行せよ。 |
しっかりした計画がないと物事はうまくいかない。しかし、計画ばかりが立派でも、実行が伴わなければ何にもならない。練りに練った計画と果敢な実行力ー両方があいまって成功する。 |
◆ モルトケ(1800〜91/ドイツ 戦略家・近代ドイツ軍創設者) |
3. 野心は、空を飛ぶことと同時に地を這っていくことを知っている。 |
空を飛ぶとは、自分の野心に酔うことである。しかし、本当の野心家は、酔ってばかりいなくて、その実現に向けて地を這うような現実的な努力を重ねるという意味である。 |
◆ バーク(1729〜97/イギリス 思想家・政治家) |
2. 野心は奔流のように、けっして後ろを振り返らない。 |
野心に駆られて行動しているときには反省している余裕がない。どんな犠牲も惜しまないし、例え危険を感じても突っ走ってしまう。是非を超えた情熱ーそれが野心というものだ。 (劇作家・俳優で活躍し、筆禍事件や決闘で入獄した経験を持つ)ジョンソンの言葉 |
◆ ベン・ションソン(1572〜1637/イギリス 劇作家) |
1. 貧乏は呼べばいつでも来る。 |
人を貧乏に落とし入れるものは数々あるが、現状をしっかり認識することが、貧乏を呼び込まない第一の方法である |
◆ ゴールドスミス(1728〜74/イギリス劇作家) |
f 入社式 Top |
18.うまいものを食っても、8時間食い続けられるものではない。遊ぶことにしても同じだ。ただ、仕事だけは8時間やっても飽きが来ない。また、やる気が出る。 |
人間性に対する痛烈な皮肉を込めた戯曲「人と超人」を書いた。また、社会主義者でもあった。仕事について語った言葉で、そうしたショーの面を考えるときに理解できる |
◆バーナード・ショー(1856〜1950・イギリス劇作家・評論家) |
17.生涯において最も大切なことは職業の選択である。しかし、偶然によってそれが決まる。 |
環境などの巡りあわせで職業が決まってしまう。しかし与えられた職業に対して最大限の努力をすべきである。 |
◆ パスカル(1623〜62/フランス数学者・物理学者・思想家) |
16. 成功と言うものは、その結果ではかるのもではなく、それに費やした努力の統計ではかるべきものである。 |
結果は目に入りやすいが、費やした努力は目に入りにくい。成功という一見華やかな結果を目にした時に、その裏にどれだけの努力があったかを思うべきである。アイディアだけが優れていたと見られがちなエジソンだが、その影には実に大変な努力があった。 |
◆エジソン(1847〜1931/アメリカ発明家) |
15. 英雄とは自分の出来る事をした人だ。ところが凡人はその出来る事をしないで、出来もしない事を望んでばかりいる。 |
自分に出来ることを見つけるということは、実はたいへん勇気を必要とするのであるg |
◆ ロマン・ロラン(1866〜1944/フランス小説家) |
14. いかなるときでも、おじぎはし足りないよりも、し過ぎたほうがよい。 |
腰は低すぎるくらいのほうが人間関係はうまくいく。 (トルストイはわが国の近代文学にも多くの影響を与えた) |
◆ トルストイ(1828〜1910/ロシア 小説家) |
13. 怒りはつねに愚行に始まり悔恨に終わる |
怒りは人間の理性を失わせるために、普段では思いもよらないような愚行を演じてしまう。無謀な行為もその一つである。その結果、怒りがおさまるにつれて後悔する事になる。 (ピタゴラスの定理で有名) |
◆ ピタゴラス(BC590頃〜BC510/ギリシャ 数学者・哲学者) |
12. 一歩後退、二歩前進。 |
何事においてもうまくいかない時には一歩下って検討してみる冷静さが大切であろう。それが、さらに飛躍することにつながる |
◆ レーニン(1870〜1924/ロシア 思想家・政治家) |
11. 疑わしいことは問うのを恥じるな。過ちは正されるのを恥じるな。 |
疑問があれば人に聞き、過ちを指摘されたら素直に改めるということは進歩するには不可欠なことなのである。 |
◆ ルソー(1712〜78/フランス 思想家) |
10. けっして時計を見るな、これは若い人に覚えてもらいことだ。 |
時計を気にするのは時間に支配されるということである。仕事に熱中している人は、時間の経過など念頭に無いのである。 |
◆ エジソン(1847〜1931/アメリカ 発明家) |
9. 最初に言葉で譲歩すれば、その次にはだんだんと事実についても譲歩していまうものだ。 |
相手の主張に賛同できないと心で思いながらも、その場の感情的対立を避けたいために、つい譲ってしまうことがある。しかしたび重なると、自分の行動の面でもずるずる相手に引きずられていくことになる。 |
◆ フロイト(1856〜1939/オーストリア 精神病理学者) |
8. 仕事を追え、仕事に追われるな。 |
仕事を自分から求めて取り組めば、努力することが苦痛でなく、実り豊かな結果が得られる。 |
◆ フランクリン(1706〜90/アメリカ 政治家・科学者) |
7. 仕事をするときは上機嫌でやれ。 |
仕事そのものを楽しみ、積極的に取り組めと言う。 |
◆ アドルフ・ワーグナー(1835〜1917/ドイツ 経済学者) |
6. 生活については常に満足せよ。しかし自分自身については満足するな。 |
他人の生活を見て羨んだり無理をしたりせずに、自分の置かれた状況に自足した生活を送るのが幸福な生き方である。しかし、自分自身について自己満足に陥ってしまっては進歩がない。 |
◆ J・Gネーサン(1882〜1958/アメリカ 雑誌編集者・劇評家) |
5. 全世界を知って、自分自身を知らない者がいる。 |
浅く広い学問を身に付けることによって自分を偉いと思う込む人がいる。しかし、そういう人に限って、自分の短所や欠点を知らないものだ。 |
◆ ラ・フォンテーヌ(1621〜95/フランス 詩人) |
4. 不平をこぼす人間に与えられるものは一般に憐れみよりもむしろ軽蔑である。 |
不平をこぼすことは、こんなに可愛そうな自分を見てくれと人に甘えることでしかない。だから人から返ってくるものは軽蔑しかない。 |
◆ サミュエル・ジョンソン(1709〜84/イギリス 詩人・評論家) |
3. 仕事が楽しみならば人生は極楽だ。苦しみならばそれは地獄だ。 |
人は仕事をするように生まれついている。とすれば、仕事に最大限の楽しみを見出すのが賢明である |
◆ ゴーリキ(1868〜1936/ロシア 小説家 劇作家) |
2. 人間にとって苦悩に負けることは恥ではない。快楽に負けることこそ恥じである。 |
苦悩と闘って負けたところで人間の尊厳は傷付かないが、快楽におぼれて自分を見失うのは堕落である。 |
◆ パスカル (1623〜62/フランス 数学者・物理学者・思想家) |
1. 人間には二通りある。一つは仕事にありつけないとへこたれてしまう人間、もう一つは、例え仕事がなくとも、必ず自分に何かやれる仕事が有ると信じている人間、この二通りの人間である。 |
仕事は人から与えられるのを待っているべきものでなく、自分から求めるべきものである。自分でやれる仕事は、自分に合った仕事である。 |
◆ウォルト・ディズニー(1901〜66/アメリカ映画製作者) |
g 就 任 Top |
13.他人のために尽くすことによって、自己の力を量ることがことができる。 |
他人の為に汗を流すときに、その人の本当の力量があらわれ、自分でも自分の思いがけない能力を発見する |
◆イブセン(1828〜1906/ノルウェー劇作家) |
12.自分ひとりで石を持ち上げる気がなかったら、二人がかりでも石は持ち上がらない |
むやみに他人に依頼心を起こしてはならないとの警句。このような気持ちを持って協力しあってこそ、物事は成就する。 |
◆ゲーテ(1749〜1832/ドイツ詩人・小説家) |
11.私は責任をもって物事を行い、うまくいかなかった時には、一身にその責任を引き受ける大統領になりたい。 |
ニューフロンティアの旗のもと、言葉通りに外交・内政面の重責を十二分に果たした |
◆ジョン・F・ケネディ(1917〜63/アメリカ政治家) |
10.全体は個人のために、個人は全体のために存在する |
個人と社会・組織との関係の理想的なあり方を端的に表現。 「三銃士」の作者 |
◆デュマ(1802〜70/フランス小説家・劇作家) |
9. もし好機が到来しなかったならば、自ら好機を創り出せ。 |
「天は自ら助くる者を助く」の名言がある。好機が全く訪れなかったら、手をこまねいていないで、とにかく自分で何かやってみよう。 |
◆スマイルズ(1812〜1904/イギリス著述家) |
8. 庭に人手が入れば入るほど、だんだん自分の家でなくなってくる。 |
庭付きの家を持っても、庭手入れに他人の手を借りていると、だんだん自分の家ではないような気がしてくる。精神についても同じ事で、他人の意見に従ってばかりいると、自分自身の独自性が失われてしまう。 |
◆ デービス(1871〜1940/イギリス 詩人) |
7. 人に従うことを知らない者は、良き指導者になりえない。 |
よく人にしたがうことのできる人物が、指導者としても優れている。 |
◆ アリストテレス(BC384〜BC322/ギリシャ 哲学者) |
6. 怒りは常に愚行に始まり悔恨に終わる。 |
怒りは人間の理性を失わせるために、普段では思いもよらないような愚行を演じてしまう。無謀な行為もその一つ。その結果、怒りがおさまるにつれて後悔することになる。 |
◆ ピタゴラス(BC590頃〜BC510/ギリシャ 数学者・哲学者) |
5. 運命の中に偶然はない。 |
幸運といい、不運といっても、それはその人がつくり出した必然的な成り行きであり、たまたまそうなったのではない。 |
◆ トマス・ウイルソン(1856〜1924/アメリカ 政治家 28代大統領) |
4. 議会に対しても私は、血と苦労と涙と汗の他は、私は何も提供するものを持たないと申したい。 |
下院における演説の言葉だが、「第2次大戦回顧録」でノーベル文学賞を受賞したチャーチルだけに、自分の政治姿勢を巧みに表現 |
◆ チャーチル(1874〜1965/イギリス 政治家) |
3. 沈黙は我慢の出来ない、当意即妙の答えである。 |
愚かな事をいった相手に対しては、黙って顔を見つめるだけで当意即妙の答えになる。しかし、これをやられたほうはでは、たまらないであろう |
◆ チェスタートン(1874〜1936/イギリス 小説家・批評家・詩人) |
2. 人間の弱さは我々を社交的にする。共通の不幸が我々の心を互いに結びつける。 |
「同病相憐れむ」のことわざがある、同じ苦しみにあっている人は相手の気持ちがよく理解できるので仲良くなりやすい。社交的になるにはこの心理が働いている。 |
◆ ルソー(17123〜78/フランス 思想家) |
1. ホームインするには、一塁、二塁、三塁とベースを踏んでいかねばならない。 |
生涯に714本のホームランを打ったベーブ・ルースことジョージ・ハーマン・ルースの言葉だけに興味深い。ホームランとわかれば各塁を1周しなくてもよさそうなものだが、それではホームランにならない。物事にはすべて規則や手順があって無視してはいけない。 |
◆ ベーブ・ルース(1895〜1984/アメリカ プロ野球選手) |
h 転 任 Top |
7.自分の時間を短くするものは何か?活動/私の時間を耐え難いほど長くするものは何か? |
「はじめた仕事は最後まで徹底的にやる」という精神を持つゲーテ。活動しているときと怠惰なときとで時間の流れが違う。 |
◆ ゲーテ(1749〜1832/ドイツ詩人・小説家) |
6. 誰でも機会に恵まれない者はない。ただそれを捕えなかつただけなのだ。 |
1代で巨万の富を築き上げた「鉄鋼王」ふつう運が強いのだと考えるが、恵まれたチャンスをいち早く掴み、それを無駄にしなかっただけと語る。 |
◆ カーネギー(1835〜1919/アメリカ実業家) |
5. 苦難の時に動揺しないこと。これは真に賞賛すべき卓越した人物の証拠である。 |
順境にあって優れた人物でも、逆境に陥ったとたんに人柄が変わってしまうことがある。逆境の中でこそ人間の真価がが問われる |
◆ ベートーベン(1770〜1827/ドイツ 作曲家) |
4. もし君が大きな才能の持ち主なら、勤勉は才能をさらに大きくするだろう。 |
才能も大切だが、その才能を磨く努力をすることが、それ以上に大切である |
◆ レイノルズ(1723〜92/イギリス 肖像画家) |
3. 私にとって困難な行為は、私にとって常に新鮮である。 |
困難な行為が新鮮であるというのは、多くの場合未経験だからである。 |
◆ バレリー(1871〜1945/フランス詩人・思想家) |
2. 自分は有用な材であるという自信ほど、その人にとって有益なことはない。 |
自分を有用だとはっきり自信をもって確信できるためには、自分の能力に対する厳しく冷静な判断が必要、それが出来ればどこ詠っても活躍できる |
◆ カーネギー(1835〜1919/アメリカ実業家) |
1. 涙と共にパンを食べた者でなければ人生の味はわからない。 |
苦しい生活を経験した人でなければ、人生の本当の意味合いはわからない。 |
◆ ゲーテ(1749〜1832/ドイツ詩人・小説家) |
i 退 職 Top |
8.己の実力が不十分であることを知ることが、己の実力を充実させる。 |
自分の実力に満足し、慢心すると進歩が停止するが、いつも謙虚に自分の力不足を認めて努力すれば、人はさらに実力をつける |
◆アウグスティヌス(354〜430/初期キリスト教の教父) |
7. 恋と噂話は、一番お茶をおいしくさせる。 |
お茶は一人で飲むよりは、何人かで話をしながら飲むのがうまい。それが恋人と語らいながら、他人の噂話をしたりするのであれば申し分ない |
◆フィールディング(1707〜54/イギリス 小説家) |
6. 人生の大目的は知識ではなくて、行動である。 |
「行動」とは、この場合、額に汗して働くことである。知識も人間にとって大切であるが、単なる知識にとどまっていては意味がない。人を正しい行動に導くものでなければ死んだ知識である。 |
◆T・H・ハックスリー(1825〜95/イギリス 生物学者) |
5. 脱皮できない蛇は滅びる |
絶えず古い殻を脱ぎ捨てていかなければ進歩は無い |
◆ニーチェ(1844〜1900/ドイツ哲学者) |
4. 満足は、天然の富だ。 |
無知の自覚にはじまって普遍的心理と人間の生き方を追求するのがソクラテスの哲学。自分の持っているもの、おかれた状況に満足すべき価値を見出すものは、それだけ富んでいることである。 |
◆ソクラテス(BC470頃〜BC399/ギリシャ哲学者) |
3. 目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいる |
自分の享受している幸福に慣れている人は、その有り難さがわからない。自分の持つものの価値を正しく認識することが幸福になるためには不可欠 |
◆ジード(1869〜1951/フランス小説家) |
2. われわれが我々の運・不運をつくる。そしてわれわれはこれを運命とよんでいる。 |
運がいいか悪いか、それを人力を超越した大きな力、運命によると見なすのが普通だが、実はそれぞれの人の生き方の結果にすぎない。 |
◆ ディズレーリ(1804〜81/イギリス政治家) |
1. 志を立てるのに遅すぎるということはない。 |
20世紀前半に3度首相をつとめた。40歳のとき父親が亡くなり、後を継いで議員に立候補しようとしたが周りから遅すぎると止められた |
◆ ボールドウィン(1867〜1947/イギリス政治家) |
j 部課会 Top |
11.人間は地位が高くなるほど、足もとが滑りやすくなる。 |
地位が高くなるにつれ、人は自分の足元を見失って堕落しがちであり、それが油断とあいまって没落の原因となりかねない |
◆タキトゥス(55頃〜120頃/ローマ歴史家) |
10.速やかに生長するものは早く枯れ、除々に生長するものは永存する。 |
生長の過程に無理があれば、いくら早く生長してもその代償は早く老いてしまう。無理なく一歩一歩生長すれば、老いや時間で消滅しない。植物の生長に託して人間の成長の理想的なあり方を説いた言葉。 |
◆ホーランド(1819〜81/アメリカ・ジャーナリスト・小説家) |
9. 決定はあせってはならない。一晩眠ればよい知恵が出る |
問題をかかえた時、あせっても仕方が無いということがある。ロシア近代文学の父、ブーキシンの言葉のように、一晩眠れば解決方法が自然に浮かぶ |
◆ブーキシン(1799〜1837/ロシア詩人・小説家) |
8. 人間は「自分でなければ出来ない」と錯覚していることが多すぎる |
自分の能力を過大評価する人間が多いが、組織にとってかけがえの無い人間などいない。かわりの人間がすぐに現れるのが組織と言うものである |
◆ ドラッカー(1909〜 )アメリカ経営学者) |
7. ものぐさは錆と同じ。労働よりもかえって消耗を早める。一方使っている鍵は、いつも光っている。 |
面倒くさがりやは使わない鍵と同様、早く錆びついてものの用に立たない。働くことは、何時までもその人を光らせる。 |
◆ベンジャミン・フランクリン(1706〜90/アメリカ政治家・科学者) |
6. 今日為し得るだけの事に全力を尽くせ。しからば明日は一段の進歩があろう。 |
人は日一日と進歩しなければならないが、それには今やっている仕事に全力を尽くして、やり遂げることが大切である |
◆ ニュートン(1642〜1717/イギリス物理学者・数学者) |
5. 狐はわが身をとがめずして罠を責める。 |
狐が罠にかかると、不注意だった自分を責めずに不運をすべて罠のせいにしてしまう。反省のない人間はこの狐と同じである |
◆ ウィリアム・ブレーク(1757〜1827/イギリス詩人・画家) |
4. 明日為すべきことは今日これをなせ。 |
限られた人生で活躍・実績を残すには、明日の仕事の分までしてしまうような実行力が必要だ。(避雷針発明・アメリカ独立宣言の起草者) |
◆ フランクリン(1706〜90/アメリカ政治家・科学者) |
3. 虚栄心は、それを満たされる時でなければ道理を聞き分けない。 |
自分を実際より優れているように見せたいという欲求が虚栄心であるから、道理にかなったものでない。一度は満足しても再び取りつかれる |
◆ ジュベール(1754〜1824/フランス哲学者) |
2. 無知を恐れるなかれ、偽りの知識を恐れよ。 |
無知ならば正しい知識を容易に受け入れられるが、偽りの知識で頭がいっぱいであればその余地はない。その意味でも偽りの知識の弊害は大きい |
◆ パスカル(1623〜62/フランス数学者・物理学者・思想家) |
1. 私は機会の到来に備えて学び、いつでも仕事にかかれる態勢を整えている。 |
ただ機会を待っているだけでは、いざ機会に恵まれた時に何も出来ない。大切なのは何時でもそれに対処できる、日頃の地道な努力である |
◆リンカーン(1809〜65/アメリカ政治家) |
m 朝 礼 Top |
11.弁解は飾られた嘘にすぎない。 |
失敗の言い訳は、それを少しでも軽く見せるのが狙いである。そのためまことしやかに事実を捻じ曲げたり誇大に表現し嘘に限りなく近づく |
◆ポープ(1688〜1744/イギリス詩人・評論家) |
10. 速やかにすべき事をゆるくし、ゆるくすべき事をいそぐなり |
優先すべきことは何か。それを知れ。まず、それをなせ。さもないと、悔いを残すぞ。と戒めている。 |
◆ 吉田兼好(1283〜1352/日本徒然草作者) |
9. 微笑と握手には金も時間もかからない。そして商売を繁盛させる。 |
デパートの先駆けとなった高級紳士服店を開いたジョン・ワナメーカー。微笑と握手という簡単なことを実行するだけで客の心を開き商売が繁盛するという基本的な心得を説いた |
◆ワナメーカー(1838〜1922/アメリカ実業家) |
8. 人の悪口を言ったら、すぐにあなた自身の悪口を言われていると思え。 |
人の悪口を言うということは、天に向かってつばをはくようなものである。自分の品性を疑われ、かえって人から軽蔑されることになる。 |
◆ ヘシオドス(BC800頃/ギリシャ 詩人) |
7. よい顔が推薦状であるならば、よい心は信用状である。 |
人間味があふれている顔には好感を覚えるので、そんなよい顔の持ち主とは交際しても良いと思うであろう。しかし深く交際しても大丈夫だと保証するのは正直で健全な考え方をする、良い心である |
◆ リットン(1803〜73/イギリス小説家・政治家) |
6. 機会は鳥のようなものだ。飛び去らないうちに捕らえよ。 |
鳥を捕らえるには、まず慎重に近づき、そして今と思う時に一気に捕らえることである。機会も同で、慎重さと果断に富んだ心が共に必要である。 |
◆ シラー(1759〜1805/ドイツ 詩人・劇作家) |
5. 怒れるときは十度数えよ。怒りさらにはなはだしくば百度数えよ。● |
怒りの感情におそわれたとき、間合いを置くことで、後悔するような衝動的言動は避けられる |
◆トマス・ジェファーソン(1743〜1826/アメリカ政治家) |
4. 怒りの静まる時、後悔がやってくる。 |
一時の怒りに駆られた衝動的な行動はたいてい後悔の原因になるものだから、怒りを抑える意志の力が大切である |
◆ソフォクレス(BC497頃〜BC406/ギリシャ劇作家) |
3. いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである |
不幸が過ぎ去るのを待つか、打開のための積極的な努力をするかは、その人の生き方によって違うであろう。しかし、大切なのは不幸に打ちのめされない精神的な強さである。 |
◆ロラン(1866〜1944/フランス小説家) |
2. 嘘は雪だるまのようなもので、長く転がせば大きくなる。 |
始めは小さな嘘でも、伝わるうちに憶測や誤聞が付随して予想外の大きな嘘に成長する |
◆マルチン・ルター(1483〜1546/ドイツ宗教改革者) |
1. もし最初成功しなかったら、試みよ、再び試みよ。 |
すぐにあきらめてしまっては、失敗は失敗として残るが、再度の挑戦で成功すれば失敗をおぎなって余りあることになる。失敗にめげずにねばり強く取り組む姿勢そのものが人間にとって大切であるい。 |
◆ヒクトン(1803〜70/イギリス説教者) |
n 新年会 Top |
5. われわれは言葉だけでなく、行為でそれを示さなくてはならない。 |
飢えに苦しんでいる者にとっては、慰めや励ましの言葉よりも、一片のパンをもらうほうが有難いであろう。第35代アメリカ大統領は、ニューフロンティア精神をかかげ、実行力を重視した |
◆ ジョン・F・ケネディ(1917〜63/アメリカ35代大統領・政治家) |
4.誠実にまされる知恵なし |
こざかしい策略をめぐらすよりも、誠実に行動するほうが何事もうまくいく。保守派のトーリー党をひきいて首相の座につき、スエズ運河の買収やロシア南下政策の封じ込めで知られるが、それらを実現したのは誠実さと果敢な行動力である。 |
◆ディズレーリ(1804〜81/イギリス政治家) |
3. 将来を思い煩うな。現在為すべきことを為せ。 |
将来を気にするよりも、現在を精一杯生きるということだ。それが来るべき将来の安定にもつながる |
◆アミエル(1821〜81/スイス文学者・思想家) |
2. ことのはじめに当たって、結果がどうなるかを常に考えよ。 |
結果を予測して物事をはじめなければ失敗するということは、登山だけでなく人生のあらゆる面に適用できる心理である |
◆ウィンパー(1840〜1911/イギリス登山家・挿絵画家) |
1. 労力なければ安楽もなく休息もなし |
安らかで楽しい気分は、労力を尽くしてよく働いたという満足感によって味わえるものである。また、働くからこそ休息があるわけで、労働と休息の交互の繰り返しこそ充実した人生の条件である。 |
◆ カーライル(1901〜66/アメリカ映画製作者) |
o クラス・老人会 Top |
11.人生には、友情よりも気高い快楽はない |
気高い友情は、それほど精神的な満足や充足感が得られる。サミュエルジョンソンは英語辞典を独力で完成、シェークスピアの研究、英文学史に巨大な足跡を残す |
◆サミュエル・ジョンソン(1709〜84)イギリス詩人・評論家) |
10.金の貸し手にも借り手にもなるなよ。金を貸すと、金も友だちもなくしてしまう。 |
金銭というものは、人間の心にとって、いかに扱いが困難かを物語っている。 |
◆ シェークスピア(1564〜1616/イギリス劇作家・詩人) |
9. 真の友情とは、はるかに功利を超越したものである。 |
彼と友人になれば得になるからといった功利的な考えで結んだ友情は、本当の友情ではない。友人同士が助け合うのは当然だが、それが最初からの目的であったとすれば純粋な友情とはいえないだろう。そうしたことを超越した、はるかに高いものである。 |
◆ ボナール(1754〜1840/フランス政治家・思想家) |
8. 10歳にしては菓子に動かされ、20歳にしては恋人に、30歳にしては快楽に、40歳にしては野心に、50歳にして貪欲に動かされる。何時になったら人間は、ただ叡智のみを追って進むようになるのであろうか。 |
ロマン・ロランがルソーの若いときは「臆病・意志薄弱・無性格」だった、と。誘惑に弱い人間について嘆息するこの言葉には、彼の反省か込められている。 |
◆ ジャン・ジャック・ルソー(1712〜78/フランス思想家) |
7.悲嘆のどん底にいる時に友のかけてくれる言葉ほど嬉しいものはない。その言葉ほど美しく聞こえるものはない。 |
すべもない悲しみにくれていると、誰からも見捨てられた気がする。真の友人はそんな時に深い同情と慰めのこもった言葉をかけてくれるものである |
◆メナンドロス(BC342頃〜BC291頃/ギシシャ喜劇作家) |
5. 人間は40を越すと、誰でも自分の顔に責任を持たねばならない。 |
人の容貌は、自分自身でつくりあげていくもので、その人の教養や人生経験によって、魅力的な顔になったり卑しい顔になったりする |
◆リンカーン(1809〜65/アメリカ政治家) |
4. 君がもし考えることをせぬ人間であるとすれば、いったい君は何のための人間であるのか。 |
人間の特質は考えるということにあり、考えることによってじぶんの存在理由や人生の意義などを認識することが出来る。考えることを放棄したとき、最も貴重な人間らしさが失われたといってよいであろう |
◆コールリッジ(1772〜1834/イギリス詩人) |
3. 私は世界に二つの宝を持っている。私の友と私の魂と。 |
ロマン・ロランは世界中の未知の共に慰めや励ましの手紙を書いた。無名時代に文豪トルストイに悩みを訴える手紙を出し、誠実な返事をもらって感激した経験に基づくという |
◆ ロマン・ロラン(1866〜1944/フランス小説家) |
2. 涙と共にパンを食べた者でなければ人生の味はわからない。 |
苦しい生活を経験した人でなければ、人生の本当の意味合いはわからない。文豪ゲーテの人生経験にあふれた言葉である。 |
◆ゲーテ(1749〜1832/ドイツ詩人・小説家) |
1. あまり他人の同情を求めると、軽蔑という景品がついてくる。 |
同情と言うものは自然にわいてくる感情であって、強要されるものではない。それを他人に強要すれば、今までの評価を無にされて軽蔑される |
◆バーナードショー(1856〜1950/イギリス劇作家・評論家) |
p 忘年会 Top |
7. 酒の一杯は健康のため、二杯は快楽のため、三杯は放縦のため、四杯は狂気のため。 |
適量なら健康に良い酒も、度を過ごすと自分自身がコントロールできなくなっていく有様を賢人らしい機知を込めて述べた |
◆ アナカルシス(BC6世紀/スキタイの王族) |
6. 一番多忙な人間が一番多くの時間を持つ。 |
多忙であることは人間に時間を浪費させない。多忙な人間ほど時間を有効に使うから、より多くの時間を持つことになる。 |
◆ ビネ(1797〜1847/スイス神学者) |
5. 幸福とはその人間の希望と才能にかなった仕事のある状態をさす。不幸とはエネルギーを保ちながら、無為な状態にあることをさす。 |
やりたい仕事があり、それをやり遂げる能力を持っている人は完全燃焼できて幸福である。逆にエネルギーのはけ口を見出せない人は不幸だ。 |
◆ ナポレオン(1769〜1821/フランス軍人・皇帝) |
4. 酒は人を魅する悪魔である。うまい毒薬である。ここちよい罪悪である。 |
酒の持つ魅力と、その誘惑に打ち勝つことの出来ない人間。それは、今も昔も変わらない。 |
◆ アウグスティヌス(354〜430/初期キリスト教の教父) |
3. 才能があっても、胸くその悪くなるような輩もあれば、いくつも欠点を持っていて、快感を与える人もある |
人間の魅力は才能と関係ない。才能ある人は才能を見せびらかして嫌がられ、欠点のある人が欠点を隠さないことによって好かれる場合もある |
◆ ラ・ロシュフコー(1613〜80/フランス政治家・思想家) |
2. 時は万物を運び去る。心までも。 |
歳月という時間が経過する内に、人の作った建築物は崩壊し、自然の景観すら元の姿をとどめなくなる。形ある物ばかりではない。人の心までも変えてしまう |
◆ ウェルギリウス(BC70〜BC19/ローマ詩人) |
1. 何を笑うかによって、その人の人柄がわかる。 |
他人の失敗を見て笑う人、赤ん坊の笑い顔を見てともに笑う人、人は様々だが、その笑う対象によってその人柄がわかる |
◆ バニョール(1895〜1974/フランス劇作家) |
k 仕事始め Top |
12.賢明な思考よりも、慎重な行動が重要である。 |
博学多才、雄弁をもって政界に進出したキケロの言葉。どのような賢明な計画、考えがあろうとも、慎重さを欠いた軽率な行動はすべてを無にする |
◆ キケロ(BC106〜BC43/ローマの政治家・雄弁家) |
11.不利は一方の側にだけあるものではない。 |
不運だとか不利だとかといって、自分のマイナス面にばかり目を向けていては負け犬になるばかりだ |
◆ チャーチル(1874〜1965/イギリス政治家) |
10.われわれは言葉だけでなく、行為でそれを示さなくてはならない。 |
飢えに苦しんでいる者にとっては、慰めや励ましの言葉よりも一片のパンの方がありがたいであろう。実際の行動を必要とする例は他にも少なくはない。第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディは、ニューフロンティア精神を掲げ、実行力を重視した人である。 |
◆ ジョン・F・ケネディ(1917〜63/アメリカ政治家) |
9.人間にとっては、何でも思い通りになるということは、あまり良いことではない。 |
何でも自分の思い通りになるとしたら、人間は傲慢になるし、努力をしなくなる。自分を向上させたいという気持ちも失われる。思い通りにならないで苦しむからこそ、人間はそれぞれの境遇や立場において全力をつくすのである。 |
◆ フェラクレイスト(BC6世紀〜BC5世紀/ギリシャ哲学者) |
8.疑う余地のない純粋の喜悦の一つは、勤労のあとの休息である。 |
働いたあとの休息ほどすがすがしいものはない。 カントは大学教授時代、寸秒の狂いもなく一定のコースと時刻に散歩したエピソードをもつ |
◆ カント(1724〜1804/ドイツ哲学者) |
7. 時は過ぎ去るけれども、ひとたび発せられた言葉は、永久にあとに残る。 |
口に出したことを後悔するような発言ほど、いつまでも人は覚えているものである。 |
◆ トルストイ(1828〜1910/ロシア小説家) |
6. 洒落は会話の調味料であり、食物ではない。 |
会話を引き立てる洒落は楽しいが、洒落のための洒落にウエートを置きすぎると相手は不快に感じることもある。洒落にも節度が必要である。 |
◆ 1778〜1830/イギリス評論家・随筆家) |
5. ユーモアのセンスを持っていると、人間性の矛盾を楽しむようになる。 |
ユーモアは対象から一歩しりぞいて眺めるときに生まれる。人間性の矛盾も、そうすることで観察できる |
◆ モーム(1874〜1965/イギリス小説家) |
4. 希望が人間をつくる。大いなる希望を持て。 |
どのような希望を持つかで、人の人格や生き方が変わってくる。大きな希望を持つ人は、その実現に向けて力を尽くす、克己心がつちかわれることになり、ちっぽけな希望しか持たない人は努力を怠りがちである。 |
◆ テニソン(1809〜92/イギリス詩人) |
3. 早起きは、人を健康に、富裕に、そして賢明にする。 |
早起きが以下に大切なことであるかを、フランクリンは小さいときから苦労を重ね努力の末に事業に成功した。彼の経験にもとずいた名言 |
◆ フランクリン(1706〜90/アメリカ政治家・科学者) |
2. 自分で薪を割れ、二重に温まる。 |
薪を割ることによって体を温め、自分が割った薪で部屋を暖める。一挙両得というもの。16歳で機械工になり努力を重ねて世界の自動車王となったフォードの言葉には、人の長たる者の自戒も込められている。 |
◆ フォード(1863〜1947/アメリカ実業家) |
1. 乗りかけた船にはためらわずに乗ってしまえ。 |
何かを始める時には誰でもためらうものであるが、そこで迷っていては前進はない。思い切って行動せよ。 |
◆ ツルゲーネフ(1818〜83/ロシア小説家) |
l 仕事納め Top |
4.金で信用を作ろうと思うな、信用で金を作ろうと考えよ。 |
人間にとって一番大切なのは信用である。 「信用は無形の財産」 |
◆ テミトスクレス(BC528頃〜bc462頃/ギリシャ政治家・将軍) |
3. 恩を受けた人は、その恩を心に留めておかなければならない。しかし、恩を与えた人はそれを覚えているべきでない。 |
受けた恩を忘れては非難されても当然である。しかし、与えた恩を覚えていて見返りを期待するのも卑しい心根である |
◆ キケロ(BC106〜BC43/ローマ政治家・雄弁家) |
2. 希望は強い勇気であり新たな意志である。 |
希望を持てば、強い勇気と新たな意志が生まれる。希望を抱くということがまず大切である。 |
◆ マルチン・ルター(1483〜1546/ドイツ宗教改革者) |
1. 次に来る旅人のために泉を清く保て。 |
草原を旅する人々にとって、泉のきれいな水は非常に貴重である。濁らせて飲めなくしてはあとの人は困り果てる。仕事をする場合にも当てはまる |
◆ ジンギスカン(1167頃〜1227/モンゴル帝国の創設者) |
q 入学式 Top |
8.朋友とは自分以外の自己をいう |
真の友人は自分の全てを理解してくれている、ともに何事も率直に話あう事ができる。その意味で、自分以外のもう一人の自分と言ってよい |
◆ゼノン(BC335頃〜BC263頃/ギリシャ哲学者) |
7.私たちがみんなで、小さい礼儀作法に気をつけたなら、この人生はもっと暮らしやすくなる |
「礼儀作法」を「思いやり」と言い換えることもできる。その思いやりがないと社会はギスギスして暮らしにくい。 |
◆ チャップリン(1889〜1977/イギリス映画俳優・監督) |
6.見えないところで私のことを良く言っている人は、私の友人である |
本人がいないところでは辛辣な批評になりがち。良い評判を立ててくれるのは、真の友人である |
◆ フラー(1608〜61/イギリス聖職者) |
5.「時の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静に立っている。 |
より良い日を思い描くゆえに、未来の到来が待ち遠しい。しかし、未来が現在になると、あっという間に現在は過去に変わってしまう。懐かしさを込めて振り返る過去はもう変化のしようがない。 |
◆ シラー(1759〜1805/ドイツ詩人・劇作家) |
4. 苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ |
ベートーベンの実生活は、病気、貧窮、家庭的悩みが絶えなかった。苦悩を突き抜けたときに人は無上の歓喜に到達するという |
◆ ベートーベン(1770〜1827/ドイツ作曲家) |
3. 友情は成長の遅い植物である。 |
友情を育てるには、成長の遅い植物を世話するのと同じように、根気良く手を加え気を配らなくてはならない |
◆ ワシントン(1732〜99/アメリカ政治家) |
2. 友達は第2の自己である。 |
友は一心同体と云ってよい。自分自身のように、その存在や言動に抵抗感を覚えないのが親友であろう |
◆ アリストテレス(BC384〜BC322/ギリシャ哲学者) |
1. 人の品性は、その読む書物によって判ずることができる。 |
書物が人格に与える影響を指摘して、品性を卑しくするような読書をしてはならない |
◆ スマイルズ(1812〜1904/イギリス著述家) |
r 卒業式 Top |
11.成功の秘訣を問うな。なすべき一つひとつに全力を尽くせ。 |
成功を聞きたがる人の多くは、楽をして成功したいと思っている。目の前の一つひとつ着実にこなしていれば、その結果として成功を勝ち取る |
◆ワナメーカー(1,838〜1922/アメリカ実業家) |
10.青年は安全な株を買ってはならない。 |
目標に対して安全第一のコースを選ぶよりも、勇気に挑戦せよと述べている。魅力ある株の売買には危険を伴うが、それを恐れては収穫はない |
◆コクトー(1889〜1963/フランス小説家・詩人) |
9.青春は何もかもが実験である。 |
経験の浅い青春時代は、実験を繰り返しながら自分の可能性や人生の意味を探っているようなもの。実験には失敗がつきもの、失敗を恐れず勇気を持ってあらゆることに立ち向かうべきである |
◆スティーブンソン(1781〜1848/イギリス発明家) |
8空気と光と友人の愛。これだけ残っていれば、気を落とすことはない。 |
空気や光と同じように、人間の成長にとっていかに友情が貴重であろうか。ゲーテはドイツの詩人シラーとの友情は、長年にわたって不動のものであった |
◆ゲーテ(1749〜1831/ドイツ詩人・小説家) |
7.ヨーロッパ全航程にわたる完全無欠な好天候の確報など待っていられるものか。今こそチャンスだ。よし、明け方に飛び出そう! |
1927年5月、愛機「セントルイスの魂」号に乗ってニューヨークからパリまでの初の単独無着陸飛行に成功。出発前の言葉だ。必要な条件が100%揃っていなくても、チャンスだと思ったらチャレンジする勇気が必要なことを教えている。 |
◆チャールズ・リンドバーグ(1902〜74/アメリカ飛行家) |
6. 友情は愛されるより愛することに存する。 |
お互いが愛されることだけを求めていたら、友情は育たない積極的に無私の愛を与え合う時に、真の友情が生まれる。友情を育てたいならば、利己的でなく相手に献身的でなければならない。 |
◆ アリストテレス(BC384〜BC322/ギリシャ哲学者) |
5. 人生における大きな喜びは、君に出来ないと世間がいうことをやることである。 |
世間はとかく人の能力を認めたがらないが、その世間に対してすばらしい仕事をしてみせるのは、たしかに愉快であろう。 |
◆ バジョット(1826〜77/イギリスジャーナリスト・経済学者) |
4. 自分の経験は、どんなに小さくとも、百万の他人の経験より値打ちのある財産である。 |
自分で経験することの大切さを述べた言葉。(レッシングは啓蒙主義の発展した18世紀ドイツ最大の劇作家として知られる) |
◆ レッシング(1729〜81/ドイツ劇作家・評論家) |
3. 青年にすすめたいことは、ただ三語に尽きる。すなわち働け、もっと働け、あくまで働け、と。 |
がむしゃらに働くことそれ自体を説いているのではない。情熱をもってエネルギッシュに働いて、未来を切り開くときの喜びを教えている |
◆ ビスマルク(1815〜98/ドイツ政治家) |
2. 読書をして考えないのは、食事をして消化しないのと同じである。 |
読書をしたらその内容をよく考え、生かすべきものは、自分の思想や行動の中に取り入れなければ、正しい読書とはいえない |
◆ バーク(1729〜97/イギリス政治家) |
1. 明るい性格は財産よりもっと尊い。 |
貧困の逆境にめげず、いつも明るい性格を失わず、世界の鉄鋼王に大成した人の言葉。明るい性格の人はどんな社会にあっても誰からも好かれ 百万の富より勝るものを持っている人である。 |
◆カーネギー(1835〜1919/アメリカ実業家) |
s 成人式 Top |
14.生きるとは、考えるということである。 |
考えるとは、日常の些事でなく、学問や哲学、自分の理想について思いを巡らすことである。思案にふける時に、人間が人間らしく生きるといえる。 |
◆キケロ(BC106〜BC43/ローマ政治家) |
13.人間が賢くなるのは、経験によるのでなく、経験に対処する能力に応じてである。 |
経験があっても、そこから学びとれない人は賢くなれない。経験をどう生かすかかは、その人の能力次第である。 |
◆バーナード・ショー(1856〜1950・イギリス劇作家・評論家) |
12.青春の失策は、壮年の勝利や老年の成功よりも好ましいものだ |
青年期の失敗は貴重な経験であって、将来の成果は限りなく大きい。 (ディズレーは6度選挙に落選したが7度目に当選し首相の座についた) |
◆ディズリー(1804〜81/イギリス政治家) |
11.軽蔑というのは、馬鹿丁寧な言葉の中にいつも巧みに隠されている。 |
軽蔑をはっきり示すのではなく、慇懃無礼な態度に出られては怒ることもできない。そのことを見越して、丁重な言葉のうちにに軽蔑を潜ませる人が多い |
◆スタンダール(1783〜1842/フランス小説家・評論家) |
10.ひとりになること、1年の、一週の、1日の、ある部分をひとりで過ごすこと、それは誰にも必要でないだろうか。 |
自分の人生や生き方を考えをめぐらすことは、人間的な成長に非常に有益である。しかし、それには他人に煩わされない自分だけの時間をもたなければならない。 |
◆ アン・モローリンドバーグ(1906〜 )アメリカ小説家 |
9. 20歳では意志が支配し、30歳では機知が、40歳では分別が支配する。 |
20代は自己を主張し、30代では世渡りの機転がきき、40代になると常識的に判断する。処世の警句である。 |
◆ ベンジャミン・フランクリン(1706〜90/アメリカ政治家・科学者) |
8. 政府は帆であり、国民は風であり、国家は船であり、時代は海である。 |
帆が追い風を受けたときに船が海上を順調に走るように、国民の支持を受けるならば、政府はその時代を危なげなく乗り切れる。 |
◆ ベルネ(1786〜1837/ドイツ評論家) |
7. 投票は弾丸より強い |
第16代アメリカ大統領のリンカーンは、ゲティスバーグの演説で「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉を残した。同じ精神がこの言葉の土台ともいえる。自由に投票権を行使できる国民は自分たちの意志を表明でき、望ましくない政府は排除できる。 |
◆ リンカーン(1809〜65/アメリカ政治家) |
6. 財布は、その中に何か入っていなければ襤褸(ボロ)と変わりない。。 |
この場合の財布は、金貨や銀貨を入れる袋型のものである。お金が入っていれば、いくら薄汚れていても価値があるが、そうでなければ襤褸切れと同じ。中身のない人間についても似たことがいえる。 |
◆ メルヴィル(1819〜91/アメリカ小説家) |
5. 険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。 |
何事も成功に導くためには、最初から突出せず、慎重さが必要だ。 |
◆ シェークスピア(1564〜1616/イギリス劇作家・詩人) |
4. 今日という日の再びきたざることを思え。 |
今日が過ぎ去れば、絶対に帰ってこないことは誰でも知っている。それにも関わらず、一日を空費する人が少なくない |
◆ ダンテ(1265〜1321/イタリア詩人) |
3. 謙遜は青年を飾る。 |
若さ、活力、可能性など青年には誇りたいものが多いが、傲慢にならずに謙虚に振舞えば奥ゆかしさという大きな魅力で身を飾る。 |
◆グリルパルツエル(1791〜1872/オーストリア劇作家) |
2. 高慢な者は必ず倒される。 |
シェークスピアの「リチャード二世」の中で、自分の王位を奪った従弟のボリングブルックの得意の様についてリチャードが言うセリフである。 高慢でおごり高ぶる者には反動があるということで、ボリングブルック(ヘンリー四世)も即位後は貴族の謀反に苦しむ。 |
◆シェ−クスピア(1564〜1616/イギリス劇作家) |
1. 老年の欠乏を補うに足りるものを、青年時代に身につけておけ。 |
青年期は意欲的に未知の世界に挑む。そこで得たものが習慣になると老年期の空白を満たすことが出来る。持続性を要する読書の趣味は特にそうだ |
◆レオナルド・ダ・ビンチ(1452〜1519/イタリア画家・彫刻家・建築家) |
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16.子供の教育は、過去の価値の伝達にはなく、未来の新しい価値の創造にある。 |
学校は精神的成長の手段を与える場で、真の教育は社会で行なわれるという。未来で新しい価値が創造できるような教育が真の教育である。 |
◆デューイ(1859〜1952/アメリカ哲学者・教育学者) |
15.両親が子の心の中に情熱を残せば、それは貴重な財産になる。 |
子どもの成長の陰には、わが子の成長を願う父母の懸命な思いや祈りがある。これこそが掛け替えのない宝である。。 |
◆エジソン(1847〜1931/アメリカ発明家) |
14.女たちが、人類の最初の教師である。 |
母親から育てられ世話を受ける幼児期の子供が、その影響を免れない。子供の精神形成を最初に行うのが女性である。 |
◆ヘッベル(1813〜63/ドイツ劇作家・詩人) |
13. 家庭よ、汝は道徳上の学校なり。 |
子弟教育に尽力したペスタロッチは、道徳教育の重要性を痛感、家庭の健全を訴え、人間教育の基本は家庭なりと強調した |
◆ペスタロッチ(1746〜1827/スイス教育者) |
12. |
多くの女性に思慕の情を捧げたゲーテは「永遠の女性は、高い空へ我々を導く」と歌っている。また、彼の母親は明朗快活で他人の面倒見がよく、多くの人に慕われた女性であっとという。 |
◆ゲーテ(1749〜1832/ドイツ詩人・小説家) |
11.人の両親ほど最も自然にして最も好適な教育者はいない。 |
教育における道徳の重要性を強調し、その基本は家庭にあるとした。(教育を科学的・論理的に研究した人物。) |
◆ ヘルバルト(1776〜184/ドイツ哲学者・教育学者) |
10. 良い言葉の一度は、悪い本の一冊に勝る。 |
優れた言葉は人を啓発する力を持っている。それが一言であっても、人に与える影響はお粗末な本を一冊読むよりはるかに大きい。 |
◆ ルナール(1864〜1910/フランス 小説家・劇作家) |
9. どんな虫っけらだって、踏みつけられりゃあ、何を!! という格好をするものだ |
世間的には虫けら同様の取るに足りない人間でも自尊心はある。屈辱を受けると反発するのはその為なのである。(ドンキホーテ作者) |
◆ セルバンテス(1547〜1616/スペイン小説家) |
8. 一人の父親は、百人の校長にまさる。 |
画一的な学校教育よりも、わが子の個性を知り尽くした父親が優れている |
◆ハーバート(1593〜1633/イギリス詩人・聖職者) |
7. 子供を父や母に結び付けていた絆は、決して切れることはないけれど、それは緩むのである。 |
強い絆によって結ばれてきた親子でも、子が成長するにつれて親よりも愛する人が出現し、離れていくものである |
◆ローレンス(1885〜1930/イギリス小説家) |
6. 子供の将来の運命は、その母親の努力によって定まる。 |
子供にとって、母親の教育の仕方がいかに大切なものであるか。すべての人間にとって、母親とはそれほど重要名な存在なのである |
◆ナポレオン(1769〜1821/フランス軍人・皇帝) |
5. 子供は五歳までにその一生涯に学ぶ全てを学び終えるものである。 |
フレーベルは1838年に世界最初の幼稚園を創設した人物である。幼児期の教育がいかに大切であるかを説いた、現在の幼児教育にとっての至言 |
◆フレーベル(1782〜1852/ドイツ教育家) |
4. どんな父親でも手加減して子をなぐる。 |
父親の子どもに対する愛情を述べた言葉 |
◆ラ・フォンテーヌ(1621〜95/フランス詩人) |
3. 母親の涙は子の不平を洗い去る。 |
母親の優しさ、ありがたさをいったもの。 (ペルシャを滅ぼし、ギリシャ・エジプト・アジアにまたがる大帝国を建設した大王の言葉) |
◆アレクサンダー大王(BC356〜BC323/マケドニア王) |
2. 子供を不幸にするいちばん確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである。 |
子供の教育には何が大切であるのかを逆説的に表現したもの。 (啓蒙思想家ルソーが著した教育論「エミール」にある言葉。 |
◆ルソー(1712〜78/フランス思想家) |
1. 子供は父母の行為を映す鏡である。 |
親がどのように暮らし、どのように子供を育ててきたか、それはその結果である子供の姿が何より雄弁に物語る。親が真剣に正しく生きることが、何ものにも代えがたい本当の教育となる。 |
◆スペンサー(1820〜1903/イギリス哲学者) |
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7. 涙は悲しみの、もの言わぬことばである。 |
悲しみの表現としては数万言の言葉より無言の涙のほうが雄弁である。 |
◆ ボルテール(1694〜1778/フランス 文学者・思想家) |
6. 不幸はその人の偉大さを証明するものである。 |
見方を変えれば、不幸を克服することによって偉大さが証明されることになる。強靭な精神力を持って不幸を乗り越えたり、不幸をバネにして優れた業績を残した人は少なくない。 |
◆ パスカル(1623〜62/フランス数学者・物理学者・思想家) |
5. 悲しみのための唯一の治療は何かをすることだ。 |
悲しいことがあったとき、それを乗り越えるには何かをして気を紛らわすのが良い。くよくよ考えていても、何も解決しない。 |
◆ ジョージ・ルイス(1817〜78/イギリス哲学者) |
4. 充実した一日が幸せな眠りをもたらすように、充実した一生は幸福な死をもたらす。 |
充実した一日は安眠を、充実した一生は永遠の安息を与えてくれる。 |
◆ レオナルド・ダ・ビンチ(1452〜1519/イタリア画家・彫刻家・建築家) |
3. 死は人生の終末ではない、生涯の完成である。 |
死を人生の終末と思わず、むしろ生涯の仕事や成すべき事を全てまとめ上げた時を向かえたのである。 |
◆ルター(1483〜1546/ドイツ宗教改革者) |
2. 裸で私はこの世に来た。裸で私はこの世から出てゆかねばならぬのだ。 |
人は何も持たずに生まれてくる。死ぬときにもあの世に何も携えて行けるわけでもない。物欲や名誉欲にあくせくするのがむなしく滑稽にすら思えるだろう。しかし、そうした認識を持ちながらも、人間らしく精一杯生きることが大切である。セルバンテスは「ドンキホーテ」の作者 |
◆セルバンテス(1547〜1616/スペイン小説家) |
1. 悲しめる心よ、落ちついて悔(く)ゆるのをやめよ、雲のうしろには太陽が照っている。 |
悲しみの向うに希望があることを太陽にたとえて、憂いに沈む人に慰めを与えている。(彼は平明な言葉と快いリズムで人生を歌う特色がある) |
◆ ロングフェロー(1807〜82/アメリカ詩人) |
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23.過去のことは過去のことだといって片づけてしまえば、それによって、我々は未来をも放棄してしまうことになる。<時> |
過去をもう済んだこととして忘れてしまわず、正しい認識を持って対処しなければ、輝かしい未来を迎えることが出来ない |
◆チャーチル(1874〜1965/イギリス政治家) |
22.決意は遅くとも、実行は迅速なれ。<実行> |
決意は熟慮して遅い方が短慮で速いよりましであり、しかし実行においては遅過ぎては何事も成し遂げられない。 |
◆ドライデン(1631〜1700/イギリス詩人・劇作家) |
21.教養のある人とない人とでは、生きた人と死んだ人ほどの違いがある。<教育> |
ある婦人はよく彼を自宅に招いたが、その理由は彼が来ると夫や友人が無教養で下品な話を遠慮するからである |
◆サミュエル・ジョンソン(1709〜84/イギリス詩人・評論家) |
20.いまだかって、根拠のないスキャンダルは一度もなかった。<信念> |
「火のないところに煙は立ぬ」のことわざと共通する。下院議員での30年間活躍した経験が関係している |
◆シェリダン(1751〜1816/イギリス劇作家・政治家) |
19.政治家たちは、ただ目の前だけが薄暗く見える洞穴の中に住んでいる。<政治> |
政治家たちが遠大なる理想を持たず、目先のことしか考えない有様である。将来の見通しがない政治は決して民衆を幸福にすることはない |
◆タゴール(1861〜1941/インド詩人・小説家) |
18.人は敗れたゲームから教訓を学び取るものだ。<スポーツ> |
ゲームに敗れた時は必ず原因がある。その敗因を徹底的に分析し、反省し、同じ失敗を繰り返さないことによって実力を伸ばす事が出来る |
◆ジョーンズ(1902〜72/アメリカ プロゴルファー) |
17.旅行は人間を謙虚にする。世の中で、人間の占める立場が如何にささやかなものであるかを、つくづく悟らされる。<旅行> |
未知の土地を訪れると、自分がひとりぼっちであると感じる。如何に自分の存在の小さいことを率直に認識したもの |
◆フローベール(1821〜80/フランス小説家) |
16.勝てると思えば勝てるのだ。自信こそ勝利の条件である。<信念> |
勝負事や物事は「勝てる」と思いこめば、必要以上に相手を恐れたりせず十二分に自分の力が発揮できる。 |
◆ハズリット(1778〜1830/イギリス評論家・随筆家) |
15. |
冗費を省けば、その分だけ収入があったのと同じである |
◆キケロ(BC106〜BC43/ローマ政治家・雄弁家) |
14.ああ!青春!・・・人は一生にひと時しかそれを所有しない。その残りの年月はただ思い出すだけである。<青春> |
短い青春を切なく礼賛した言葉だ。人は誰でも年をとるにつれて、若き日のことを懐かしむものである |
◆アンドレ・ジード(1869〜1951/フランス小説家) |
13.話すことの2倍、人から聞くべきである。<交際> |
相手の話をよく聞かなければ誤解が生じやすいし、しゃべりすぎると言い間違いも多くなる。 |
◆デモステネス(BC384〜BC322/ギリシャ政治家) |
12.自ら実行し得ることは決して他人の手を煩わすな。<実行> |
「自分のことは自分でせよ」と幼い時から言われて育つ。それでいて大人になった時にそれが出来ている人が少ないのは、人間にとってかなり難しいことだからである。モンテスキューは「法の精神」三権分立を唱えた啓蒙思想家である。 |
◆モンテスキュー(1689〜1755/フランス法学者) |
11.人生にはただひとつだけ疑いのない幸福がある。それは、人のために生きることである。<人生> |
人は大変な状況を前にすると、自分のことだけで精一杯と思うことがある。だが、そこから一歩踏み出し「人のために」行動できることは素晴らしい |
◆トルストイ(1828〜1910/ロシア小説家) |
10.君の欲しいと思うものを買うな。必要なものだけを買え。<欲望> |
欲しいと思うものが必要なものとは限らない。欲望に歯止めをかけるには、本当に必要なものだけを買うとよい。 |
◆カトー(BC234〜BC149/ローマ政治家) |
9 美は皮一重 <容姿> |
美男美女といっても、それは顔の皮膚一枚で決まるだけのことだ。人は表面的な美醜ではなく、心・精神的な美しさで評価するべきとの意味を含める |
◆コベット(1763〜1835/イギリス政治ジャーナリスト) |
8 .なるほど、あの娘は美しい。しかし、美しいと思うのはお前の眼なのだよ。<容姿> |
美というものは主観的なもの。もちろん、外面的な美しさにとらわれてはいけないという意味も言外にある |
◆クセノフォン(BC430頃〜BC354頃/ギリシャ軍人・哲学者) |
7.美しき女にはやがて飽きが来る。善良な女には永久に飽きがこない。<男女> |
外面的な美しさは永続きしないが、善良さという魅力は変わることがない。 ※人間のさまざまな生き方を考察した「随想禄」の筆者として有名 |
◆ モンテーニュ(1533〜92/フランス思想家・随筆家) |
6.二人は昼も夜も聖書を読んだ。だが私が白と読んだところをあなたは黒と読んだ。<学問> |
同じ書でも読む人によって受け取り方が違うという事を言った言葉。 |
◆ブレーク(1757〜1827/イギリス詩人・画家) |
5. 煙草をやめるなんて、とてもやさしいことだ。私はもう100回以上も禁煙している。<生活> |
ユーモア小説家らしい言い方。「トムソーヤの冒険」の作家で西部を舞台にした自然児の精神とユーモアに満ちた作品が多い。 |
◆ マーク・トウェーン(1835〜1910/アメリカ小説家) |
4.アリストテレスがなんと言おうと、哲学が束になってかかってこようと、煙草にまさるものはあるまい。<生活> |
体に悪いと理屈はよく判っていても、煙草をやめられるもにでない。今も昔もかわらない。愛煙家の心情を述べたもの。(フランス古典喜劇の確立者) |
◆ モリエール(1622〜73/フランス劇作家) |
3. 人生は一杯のお茶のようなものだ。勢い込んで飲んでいけば、それだけ早く茶碗のそこが見えるというものだ。<人生> |
「ピーターパン」の作者として有名。限られた人生をあくせくして働いて過ごしても仕方が無いということを、ユーモアこめて皮肉っぽく言ったもの。お茶好きなイギリス人らしい比喩である。 |
◆ バリー(1860〜1937/イギリス劇作家・小説家) |
2.話上手の第1の要素は真実、第2は良識、第3は上機嫌、第4は頓知。<交際> |
真実が無ければ人は耳を傾けないし、良識が無ければ顰蹙(ひんしゅく)を買う。上機嫌に話せば聞き手も愉快になるし、頓知は話に生彩をもたらす。 |
◆ テンプル(1628〜99/イギリス政治家・著述家) |
1.珍客も長座にすぎれば |
用事があっても来客に向かって帰ってほしいとは言い難い。久しぶりの珍客ほど長居しがちで、最初の歓談気分が失われてしまう。 |
◆ アンデルセン(1805〜75/デンマーク小説家・童話作家) |
v 感情・理性 Top |
19.家庭の状態をよくし得ない女は家にあっても幸福ではない。そして家にあって幸福でない女は、どこへ行っても幸福であるまい。 |
妻の幸福の源は家庭である。家庭において妻の役割が重要である |
◆トルストイ(1828〜1910/ロシア小説家) |
18.孤独は、すべて優れた人物の運命である。 |
優れた人は物事の奥深くまで認識してしまうので、平凡な人たちと距離が出来、孤独になる。 |
◆ショーペンハウエル(1788〜1860/ドイツ哲学者 |
17.人間には耐えられない侮辱が二つある。ユーモアのセンスがないという断言と、苦労知らずだという断言と |
どちらもまともには付き合いたくないというニュアンスが含まれている。そのために、言われた人は激しい侮辱を感じるのであろう。 |
◆シンクレア・ルイス(1885〜1951/アメリカ小説家) |
16.誰の言葉にも耳をかせ、こっちのことはむやみに話すな。 |
人の話をよく聞くことことが大切だが、自分のことをしゃべりすぎると不利になるし交際もうまくいかなくなる |
◆シェークスピア(1564〜1616/イギリス劇作家・詩人) |
15.あらゆる人の目から、あらゆる涙をぬぐい去ることが、私の最大の願望である。 |
インドの独立運動をはじめとして、アジアの開放や世界平和の確立に指導的地位にあったネルーは、人々の苦しみや悲しもをなくすことを理想とするすぐれた政治家の姿勢を示すものとして感銘深い |
◆ネルー(1889〜1964/インド政治家) |
14.美しい笑いは、家の中の太陽である |
家庭にあっても、人生においても美しい笑顔が大切である。「虚栄の市」の作品で知られる、若くから父母の死、妻の精神病と不幸を体験した。 |
◆ サッカレー(1811〜63/イギリス小説家) |
13.男がどんなに理屈を並べても、女の一滴の涙にはかなわない |
男性が理論的に話を進めようとする時、弱い立場の女性から涙によって訴えられると、つい負けてしまう。物事は理屈だけで処理できないことをいう |
◆ ボルテール(1694〜1778/フランス文学者・思想家) |
12.女子を傲慢にするものはその美貌。 |
イギリスの生んだ世界的劇作家シェークスピァ特有の女性に対する警句の一つである。 |
◆ シェークスピァ(1564〜1616/イギリス劇作家・詩人) |
11.常に謙虚であるならば、褒められた時も、けなされた時にも間違いをしない。 |
褒められていい気になったり、けなされて絶望するのは、自分で自分を正しく判断できていないからで、謙虚さが身についていれば正しく補える |
◆ ジャン・パウル(1763〜1825/ドイツ小説家) |
10.君の悲哀がいかに大きかろうと、世間の同情を求めてはいけない。同情の中には軽蔑の意が含まれているからだ。 |
同情を求めるのは弱さをみせる事であり、弱い人間を尊敬しないのは世間のならいである。同情の中に軽蔑の感情が含まれるのはそのためである |
◆ プラトン(BC427〜BC347/ギリシャ哲学者) |
9. 自分の腕前を隠す心得があることこそ、大きな腕前である。 |
「能ある鷹は爪を隠す」とのことわざもある。ただ能力があるだけでは人間として不十分であり、適切な時にだけその能力を見せることが大切である |
◆ ラ・ロシュフコー(1613〜80/フランス政治家・思想家) |
8.望みを持ちましょう。でも望みは多すぎてはいけません。 |
希望・願望・期待といったものを持つことは人生を充実させる。それがあるからこそ、生きる勇気が得られる。しかし、多すぎたり、大きすぎたりして実現できなければ苦い失望感を味わうことになるだろう。 |
◆ モーツアルト(1756〜91/オーストリア作曲家) |
7.嫉妬には、その人を愛しているためということもあろうが、やはりそこにはうぬぼれが、一層多く入っている。 |
嫉妬は相手を独占して当然だという錯覚によって起こりやすい。この言葉はそのうぬぼれを戒めている |
◆ ラ・ロシュフコー(1613〜80/フランス政治家・思想家) |
6.憤怒より自分を抑えるには、他人の怒れる時に、静にそれを観察することである。 |
他人の怒った状態を冷静に観察し、それを思い出すようにすれば、憤怒にかられて行動する時の自分を抑えることができる。 |
◆ セネカ(BC 4〜AD65/ローマ哲学者) |
5.時間がそれを軽減し和らげてくれないような悲しみは一つもない。 |
どんなに深い悲しみであっても、時間がたてば癒されるものである。 |
◆ キケロ(BC106〜BC43/ローマ政治家・雄弁家) |
4.人間にとって苦悩に負けることは恥ではない。快楽に負けることこそ恥じである。 |
苦悩と闘って負けたところで人間の尊厳は傷付かないが、快楽に溺れて自分を見失うのは堕落である。「パスカルの原理」・哲学著作「パンセ」が有名 |
◆ パスカル(1623〜62/フランス数学者・物理学者・思想家) |
3.腹の底から笑ったことのない人間は、度し難い悪人に違いない。 |
人が笑うときには警戒心を解くのが普通。特に腹の底から笑う場合、自分自身をさらけ出す。ところが悪人は用心深いので、そのような笑いはしない。 |
◆ カーライル(1795〜1881/イギリス歴史家・思想家) |
2.どんな忠告を与えるにせよ、ながながとしゃべるな。 |
ポイントをついた短い忠告は、与えられるほうでも受け入れやすい。くどくどとやられてはいくら良い忠告でもうんざりする。 |
◆ ホラチウス(BC65〜BC8/ローマ詩人) |
1.苦悩も悲しみも仕事の喜びの前には何でもない。 |
苦しみ悲しみの感情は、それに溺れていては何時までたっても立ち直れない。酒や娯楽に逃避しても好結果は招かない。積極的に仕事に打ち込み、満足できる成果を得ることによってこそいやされる。 |
◆ ブールデル(1861〜1929/フランス彫刻家) |
以上の名言・名句は旺文社の「成語林」故事ことわざ慣用句 別冊1992に 「この冊子が多くの人々のお役に立つことができましたら、これに過ぎる喜びはありません」と ご厚意の記述により、文章を書いたりスピーチの引用に役立てばと転載させていただきました。 pagep ![]() |
椿壽庭 chinjyutei |
名言数:278