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KURZWEIL K2600X



 ピアノ経験の全くない自分が、88鍵フル・ウェイティッド鍵盤のK2600Xを購入するとはもう自殺行為にも等しいもんでした。し
かし32.7kgは重い!!自宅に届いてまず、2階の自分の部屋に持って上がってスタンドにセットするのに約1時間かかりました。
 購入に至る動機は、僕が参加させていただいているDTT(Dream Theater Trialの略。)という音楽セッションサ−クルの名古
屋支部長の方が購入したという情報を聞き、では僕も買おうというのがキッカケです。76鍵のK2600という機種もありますが、鍵
盤が多いほうがいいということと、ピアノタッチのほうが練習になるということでK2600Xの方にしました。あとは度々出てくる
Dream Theaterというバンドの現キ−ボ−ディストであるJORDAN RUDESSという人が使っているというのも動機のひとつで
すね。購入動機について、僕の中ではプロの誰々が使っているというのが結構重要な位置を占めますね。テクはまったく無いので
そのぶんせめて機材だけでも真似できればと・・(涙)。
 Roland RD600での練習の甲斐があってかこのK2600Xのタッチにも慣れてなんとか弾いてます。今では逆にP600やM6
のいわゆるシンセ鍵盤の方が弾きにくいと感じるようになりました。
タッチについて、ピアノ経験のない僕が言うのもなんですけどね(笑)。
 肝腎な音についてですが、もともとのファクトリ−プリセットにもアナログライクな音からデジタル、さまざまなSE等がプログラム
されており、殆どすべてについてこれ1台でカバ−できるのではないでしょうか?またプレイ中のさまざまな音色等のリアルタイム
なコントロ−ルも写真では分かりにくいですがフロントパネル左のほうに配置される8本のスライダ−や同じく鍵盤のすぐ上、フロン
トパネル上に配置される長さ約60cmのリボンコントロ−ラ−等にさまざまなMDIコントロ−ルをアサインすることにより可能です。
で、このリボンコントロ−ラ−がついているというのも購入動機の一つです。このリボンコントロ−ラ−を使ってピッチをグィ−ンと上
げ下げしたときの快感はたまりません(笑)。そしてカラ−リングについてこの青色というのも実は好き。このへんが僕がマニアック
たる所以かもしれません。しかし実際はこの青色が不評で現在は黒色に変更されているようです。もし青色を持っている方はその
うちプレミアがつくかも!!そして、KB3モ−ドというのでリアルなハモンドB3をシュミレ−できたり、KDFXというのを使っていろい
ろなエフェクトを組み合わせて独自のエフェクトを作ったりできてとても役だってます。ですが、複雑な音作りができる反面、当然パ
ラメ−タも多くなっています。そしてマニュアルが今のところ英語の原文のものしかないのですよ〜(泣)。日本語マニュアルは付属
していましたがK2500のものでした。それでもだいぶ参考にはなりましたが・・。実際音を作っていて、不明な箇所が出てくると英
和辞典で単語を調べつつマニュアルと格闘しなければなりませんでした。おかげで単語をだいぶ覚えることができて、
今なら英検3級程度は合格するかもしれません(ウソです)。
 オプションとしてこのK2600Xには、オ−ケストラROM、コンテンポラリ−ROM、32MBのSIMMを積んでいます。
WAVファイルが読込みできるので「ネタ」に最適です。



KURZWEIL K2600R



K2600RへのOrchestralROM
インスト−ル


 K2600のラック版です。自宅ではRD600とつないで鳴らしています。DTTでの遠出セッションに参加する場合、そうそうK2600
Xを運んでいくわけにもいかず、身軽に移動できるようにと購入しました。写真をみていただいても分かるようにリボンコントロ−ラ−
がついてませんのでその点については妥協が必要です(笑)。あとのスペックはほとんどK2600と同じです。プレイ中のプログラム
チェンジについて、K2600Xの場合はペダルを使ってやってますがK2600Rの場合はできない(というかやり方を知らない??)
のでマニュアルでカ−ソルボタンを押してやってます。
 オプションのオ−ケストラROM、コンテンポラリ−ROM、32MBのSIMMを積んでいます。なのでネタには使えます。
やはりマニュアルは英語版しかないので、KURZWEIL JAPANさん、どうかよろしくお願いしますです(笑)。
 ちなみに、XにもこのRにも取説ビデオ(しかし英語版)が付属してますが、講師はJORDAN RUDESSさんです。ファンの人は
結構楽しめるかも!?



Roland VS1680 XPANDED& CDR88RW



 やはりいろいろバンドをやりだすと、自分たちのプレイを録音してCDとかを作ってみたくなり買ってしまいました。しかし、実際は
ドラムのマイク録りなど、録音テクなどなにも持っているハズがないので、ビデオからこのVSに落としてCDを作るのが精一杯で
した。なのでノイズのりまくり!!しかし、まあ自分たちのプレイをCDにすることが出来たということに感動はしました。
通勤時の電車の中でそのCDを聴きまくってましたね。
 現在は、Dream Theater等、いろいろな曲の耳コピ専用マシ−ンとして使っています。当然、本来の使用目的とは全然違う方
向になってしまってます。なのでVS本人は実は頭に来てるかもしれません(笑)。でもまぁ、フレ−ズを半速で聴けるので耳コピに
は持ってこいなのですよ〜。このVSのおかげで、めんどくさいと感じていた耳コピにも
再び気合いをいれて取り組めるようになりましたね。
 CDを作るには、録音デ−タをもとにして仮想ファイルのようなものを作ってそれからCDに書き込みにいきますが、この仮想ファイ
ルを作るのに30分のCDならおよそ1.5倍くらいの時間を要します。そしてCDに書き込みに15分程度と
結局1時間程度かかります。しかし、一度仮想ファイルを作ってしまうと後はCDに書き込みだけなので
1枚だけCDを作るというような時は不便かもしれません。



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