一年戦争時の地球連邦軍MSの開発系統概要図 |
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UC0070年に存在が確証されたミノフスキー粒子は、当時主流となっていた核融合炉の小型化・大出力化を可能としただけではなく、散布された空域における電磁波の伝達が著しく阻害される等、これまでの軍事常識を覆す特性を持っていた。
しかし、地球連邦軍はこの粒子の特性による戦場形態の変化に気付かず、従来のレーダー管制下における戦闘を想定した軍備を継続し、マゼラン級宇宙戦艦やサラミス級宇宙巡洋艦を中心とする戦力の整備に努めていた。
もちろん、ジオン公国軍が開発していた大型機動兵器の情報は諜報部門を中心とした各部門よりに報告されており、それに対抗するための兵器の開発も進められてはいた。
しかし、連邦軍内部では大艦巨砲主義がまかり通っており、その動きは細々としたものであった。
一年戦争開戦後、ジオン公国軍のMSにより敗退を重ねた地球連邦軍は、「V作戦」により遅まきながら本格的なMSの開発に着手、RX-78ガンダムを始めとする高性能MSの開発に成功する。こうして、戦場ではMS対MSという新しい様相へと変化していった。
地球連邦軍のMSがジオン公国軍のそれに勝っていた点は、ビーム兵器の携帯・新素材による軽量な装甲材にあった。また、本来なら汎用兵器であるMSに、「砲撃戦用」・「支援用」に特化したMSも合わせて開発することにより、過去に蓄積していた通常兵器の運用ノウハウを応用可能としたため、MS戦の経験が浅い指揮官でもMS戦の指揮が可能であった。
RX-75系統 |
RX-79系統 |
RX-75A ガンタンク |
RX-79(G) 陸戦型ガンダム |
RX-75B 量産型ガンタンク |
RX-79(G)Ez-8 ガンダムEz-8 |
RMV-1 ガンタンクU |
RGM-79(G) 陸戦型ジム |
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RX-79BD-1 |
RX-77系統 |
ブルーディスティニー1号機 |
RX-77-1A ガンキャノンA |
RX-79BD-2 |
RX-77-2 ガンキャノン |
ブルーディスティニー2号機 |
RX-77-3 ガンキャノン重装型 |
RX-79BD-3 |
RX-77-4 ガンキャノンU |
ブルーディスティニー3号機 |
RX-77D 量産型ガンキャノン |
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RGM-79系統 |
RX-78系統 |
RGM-79A ジム |
RX-78-1 プロトタイプガンダム |
RGM-79D 寒冷地戦用ジム |
RX-78-2 ガンダム |
RGM-79F 陸戦用ジム |
RX-78-3 G-3ガンダム |
RGM-79FD デザートジム |
RX-78-4 ガンダム4号機 |
RGM-79G ジム・コマンド |
RX-78-5 ガンダム5号機 |
RGM-79GS |
RX-78-6 |
ジム・コマンド(宇宙仕様) |
ガンダム6号機・マドロック |
RGM-79L ジム・ライトアーマー |
RX-78-7 ガンダム7号機 |
RGM-79SC |
RX-78E ガンダムGT-FOUR |
ジム・スナイパーカスタム |
RX-78NT-1 ガンダム・アレックス |
RGM-79SP ジム・スナイパーU |
RX-78XX ガンダム・ピクシー |
RAG-79 アクア・ジム |
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RAG-79-G1 水中型ガンダム |
フルアーマー系統 |
RGC-80 ジム・キャノン |
FA-78-1 フルアーマーガンダム |
TGM-79 ジム・トレーナー |
FA-78-2 ヘビーガンダム |
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FA-78-3 フルアーマー3号機 |
その他 |
HFA-78-3 |
RB-79A ボール |
重装フルアーマーガンダム |
RB-79K ボール |
PF-78-1 パーフェクトガンダム |
RRF-05 ザニー |
RX-78NT-1・FA |
RX-79EX-1 ゼファーガンダム |
フルアーマーガンダム・アレックス |
(注意) |
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以下の型式番号は、独自のものです。 |
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RX-75A、RX-75B、RGM-79A、RGM-79FD、RB-79A |
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