指名願いとは
「指名願い」とは「入札参加資格審査」の事で、公共工事の受注を希望する業者が入札に参加するために、事前に希望する官公庁に入札の参加資格を申請するための申請書です。
つまり、「指名願い」を官公庁に提出し、認定されることによって「業者名簿」に登録され、入札に「指名される」可能性が出てくるのです。
なお、建設業の場合「指名願い」を提出するにあたっては、建設業の許可を持っていることや有効期間内の「経審」が必要となります。
入札の参加業者として指名され、入札で落札することができれば、公共工事の元請業者として契約することができるようになります。
「指名願い」の有効期間は官公庁によって異なりますが、通常は1年から4年で、期間満了の前に更新の申請が必要となります。
なお、「指名願い」の提出期間は各官公庁によって決まっているので、注意が必要です。
「指名願い」は提出したからといって必ずしも「指名」が入るというものではありませんので、むやみに出せば良いわけではありません。
地域的な条件や予定している工事の多寡によって「指名される」可能性は大きく変わりますので、各官公庁ごとに費用対効果を考えての提出を検討した方が良いと思います。
■福田行政書士事務所は「指名願い」の専門家としてご依頼者に代りまして各官公庁への「指名願い」の作成・提出をいたします。