
当院では、問診、徒手筋力検査や各種テスト法を行い、痛みの原因が何かを導き出し各
症状に対して一番効果的な治療法を選択します。
治療内容は、解剖学的に根拠に元ずいた治療ですので、力まかせに矯正を行うようなこと
は致しません、基本的にはリラックス出来る程度の感覚で治療致します。

物理療法とは、電気・光線・温熱・音波等のエネルギーを利用し、様々な症状や障害を改
善するものです。主に痛みの緩和、むくみ、循環の改善などに効果的です。
温熱、アイシング、電気療法、圧迫、など様々な物理療法を患者様の症状にあわせて
行っております。

低周波とは、1~999Hz(ヘルツ)の間の周波数をもつ電気を筋肉に流すと意識とは別に筋
肉が収縮運動を起こします。導子とよばれる電極を付け、導子間にこの電流を流し、通電し
ている間は筋肉が収縮をし、通電を止めると筋肉は弛緩しマッサージ効果を生みます。
また、その刺激により疼痛緩和などを目的とした治療器です。
 

2種類の異なる中周波を生体表面で直角に交差させることで、周
波数の差分にあたる低周
波電流が発生します。この中周波成分を持つ低周波電流で表在組織と深層組織を刺激しま
す。 治療部位を囲むように電極を配置し、その対角線の交点が刺激部位とな
ります。
干渉波は生体内で合成されるため、従来の低周波治療器に比べ皮膚電気抵抗を低く抑える
ことができ、かつ皮膚表面で消費される電気エネルギーが少ないため、皮膚表面のピリピリ
とした不快な刺激感覚が少ない為、深部の神経・筋の治療部位に対して電気エネルギーを
効率的に供給できます。
また、吸引を行いながら通電しますので、効果的なマッサージ効果が期待できます。


SSP療法は、銀メッキを施した逆三角形で円錐状の電極を患部の上に置き、表皮を圧迫しな
がら電気を流し治療する方法です。
「刺さない針治療」の発想から開発された低周波刺激療法です。
治療効果が高いうえ副作用がない為、誰でも安全に治療が受けられるメリットがあります。
頚部痛、腰痛、腱鞘炎、関節痛などに使用しております。


下肢全体を手で掴まれているような心地よい圧力で、マッサージ効果を生み出します。その
ため、循環系の改善を行うことによって脚にたまった血液・リンパ液および余分な水分を効果
的に中枢に戻します。
血液とリンパ液の効果的な流れの促進によって、足のむくみが軽減し、足が軽くなったように
感じられます。


ベッド型ローリングマッサージ器で、筋肉の血行を改善しさらに、適度な運動効果を与えること
で、 身体機能の回復もサポートします。
バイブレーターマッサージ機能、モミマッサージ機能、横ゆれ機能( 金魚運動)などの動きで、
足部から頭部にかけ往復し、 全身を治療します。


痛みや機能障害といった身体症状を改善するために、個別の症状に合わせた手技療法を行
います。基本的な考え方として、施術を行う際には症状が出た部位だけに視点を置くにので
はなく、全体との関連を考えて行ないます。
たとえば、捻挫した場合、けがをした方の脚をかばうため、股関節や腰の筋肉が硬くなります。
こうなると、背部のバランスも崩れてしまい、首の筋肉にも悪影響を与えます。
このような場合に、捻挫を起こした脚だけを治療しても問題の解決にはなりません。手技の方
法も、各部位や症状によって使い分ける必要があります。
ここで紹介する内容は、当院で行っている一部の治療法です。各症状や怪我の状態によって
手技療法などを変えて行きます。

ストレッチングとは、「伸ばす」「引っ張る」という意味で、からだの筋肉や腱をゆっくりと伸ばす
運動のことです。
軽い柔軟体操や屈伸運動も「ストレッチング」です。効果としては、関節の可動域を広くし、柔
軟性を向上させ、怪我を起こしにくくさせる予防となります。また、全身の血流、リンパの流れ
を良くし、疲労の回復を早め、治癒能力を向上させます。筋肉の緊張を取り除くことで、からだ
全体がリラックスし気分も爽快になります。


硬くなった筋肉は、血行が悪く老廃物がたまりやすくなります。
柔捏法(じゅうねつほう)は、痛みも無く心地よい刺激で指先や手掌を使い筋肉をもみほぐし、
血行やリンパの流れを正常な状態へ戻します。



テーピングとは、解剖学的構造に沿って粘着テープやバンテージなどを用いることにより、筋
肉や靱帯などを外部的に支持・補強したりして、固定圧迫を行いその受傷部位の障害を保護
する目的で行われます。
1) スポーツテーピング
アスレティックテーピングとも呼ばれます。スポーツ外傷の予防、応急手当、再発予防など
に使用し、関節、筋肉、靱帯、などの補強や固 定を行います。
2) キネシオテーピング
薄い伸縮性のテープで、効果としては、リンパ液や血液の流れを良くし血行が良くなり、酸
素も栄養も体の隅々に行き渡るようになる為、疲労の回復も早くなります。 |