コロダイ


         

 南紀の海で代表的な魚といってもいいぐらい、釣り師を楽しませてくれる魚。

活性が悪い時でも、水温が下がった冬の釣りでも数ほどでないがそこそこのサイズが上がってくる。

天秤ふかせ釣り、鯛かぶらなどで釣れ、相手をしてくれる貴重な魚です。

竿を出して、穂先を眺めていると、コツ・モゾ・・・・少し誘いを入れると、・・ドン!   
竿先が水面に引き付けられる、

真鯛同様、強い引きを楽しめるのですが、水圧変化に弱いのか水面近くになると急におとなしくなる。

しかし、南紀の海はどれだけいるのだろうかと思うぐらいこの魚がよくかかる。

それも40cm以上の物ばかり、60cmを超えると重量も6kgを超えて圧巻の魚となる。

最近、鮮魚店で時折見かけるが、40cmで¥4,000−程度の値が付いていた。

それほど高級ではないが、普通に刺身・焼き魚などが楽しめます。

我が家では、コロダイのアラを使ったあら炊きが好評で美味しく頂いている。
刺身が絶品のコショウダイと非常に近縁の種であるため、おいしい魚の部類に入る。