今回は、二期までの金剛寺から日蓮宗の本山頂妙寺にて開講しました。
1473年の室町時代に創建され、550年の歴史のある重要文化財のある部屋が会場です。
このような場所での講座は、伝統文化将棋のグレ-ド感を上げるには十分すぎる舞台になりました。また、荘厳な雰囲気、静寂の中での響く駒音は、棋力向上の手助けを演出しました。
11月23日の金剛寺での、第二期トーナメント戦は、日塚琳太郎さんが優勝しました。
熱闘の棋譜をご覧ください。

最終更新日:2023年12月06日
10月15日(日)真言宗御室派総本山仁和寺において、「第2回足立病院杯子ども竜王戦京都」を開催いたしました。足立病院杯も今年で二回目、足立病院理事長の畑山博様、院長の澤田守男様と仁和寺の大石哲玄様のご臨席を得て実施できました。
折しも10月11日(水)、この京都で藤井聡太七冠が王座を獲得し史上初の八冠が誕生した興奮が覚めやらぬ中での開催です。何か子どもたちの目も輝きを増しているようです。さらに17日(火)18日(水)は竜王戦第二局がこの仁和寺(八八八年創建)を舞台に行われます。藤井八冠、八八八年と末広がり尽くしの思い出に残る特別な大会となりました。
参加する子どもたちだけで100名を越します。保護者、スタッフを入れると総勢200名を越す大会となりました。将棋連盟から森信雄七段、中尾修七段、石本さくら女流二段、大島綾華女流初段をお招きでき、アドバイスや指導対局をしていただけるという素敵な機会となったことと思います。勝った人、負けた人、勝敗相半ばした人、いろいろであったと思いますが、懸命に取り組んだこの時間が棋力の向上と人としての成長、そして人生の宝物をくれます。またの素敵な時間を過ごしに来ていただけることを楽しみにしています。
第2回足立病院杯子ども竜王戦京都 結果
■無差別級
優勝 石橋 希望
準優勝 松尾 悠生
3位 植田 清佑
3位 田村 航基
■A級
優勝 廣田 雄一郎
準優勝 岡村 のゆり
3位 泉 誉
3位 小山 健太朗
■B級
優勝 角 英士
準優勝 水本 悠生
3位 早田 伊織
3位 岡本 信悠
■C級
優勝 徳田 航佑
準優勝 江後 颯一郎
3位 荒木 創太
3位 栗山 颯真
8月20日(日)、京都島津アリーナにて「第46回朝日アマチュア将棋名人戦 京都府予選大会」が行われました。日本将棋連盟から安用寺孝功七段に来援をいただきました。
「朝日アマチュア将棋名人戦」は、朝日新聞社の主催で年1回実施されます。各地域単位の予選を勝ち抜いた代表選手と32人による全国大会が行われ、その優勝者と朝日アマ名人が三番勝負を戦う歴史のある棋戦です。また朝日アマ名人と全国大会ベスト8以上はプロ公式戦の朝日杯将棋オープン戦の出場権が得られます。
京都の代表権は三人に与えられます。三回戦までの予選を勝ち抜いた猛者達が三つの決勝トーナメントに分かれて戦います。ベテランから若手まで、男性、女性の腕自慢が一堂に会し、京都のアマチュア将棋界の層の厚さは頼もしい限りです。どの対局も両者の気迫がぶつかるまさに入魂といえる戦いです。緊迫感あふれる会場の様子に見る人、運営する我々も最後まで手に汗握る体験の連続でした。
参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
結果は以下のとおりです。
京都府代表権獲得者(決定した時間順に記載)
渡辺ゆん太
上田 洋
櫻井英孝
11月3日の近畿大会期待しています。。
8月13日(日)、北野天満宮様にて「天神さん子ども将棋交流大会」が行われました。日本将棋連盟から森信雄七段、中尾修七段に来援をいただきました。
北野天満宮様は菅原道真公を御祭神として信仰を集め、古来「北野の天神様」と親しまれ、入試合格、学業成就、文化芸能、災難厄除祈願のお社として信仰され、日本古来の文化・将棋の大会を開催するにふさわしい場所です。折しも御手洗祭と七夕祭が開催されており境内はいつもにも増して参拝客でにぎわっております。
大会会場にはたくさんの選手(中学生以下の子どもたち)と保護者が来場し、熱気があふれています。勝負ですから勝ち負けがあります。対戦相手とのふれあい、喜び・悔しさを味わい子どもたちは成長します。
結果は以下のとおりです。
A級 優勝 植田清佑 準優勝 曽我聡祐
3位 尾本勇吾・足集利悠陽
B級 優勝 早田伊織 準優勝 岡本信悠
3位 大西優成・矢野智紗子
閉会後、北野天満宮様のご厚意で希望者は御手洗祭に案内いただきました。伝統行事に触れることは子と親の夏休みの良き思い出となったことだと思います。