2000年の Mindware and others です。
2000年、オレは前を向いているのか?オレたちは?
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Jan
・2000/01/14 Red hot chili peppers 大阪城ホール
ここをクリックして、その日の地下室の手記 を見てね。
レッチリは2000年時点での最高のライブ・アクトであり、99年の「Californication」は99年のベスト・アルバムだよ。
去年も言ったとおり。
・"Difficult to cure" Rainbow
これを「治療不可」と訳した人はエライよ。
それから、リッチー・ブラックモアもエラかった、ムカシは。
・「はじめての夜、2度目の夜、最後の夜」村上龍
あのはじけてた「69」の続編、らしい。
そのへんによくある現実と同じなのか?
たった10年でイノセンスとみずみずしさと共に「魅力」は全て失われてしまう。
そのへんによくある現実と同じなのか?
・「Freedom of expression」Dragon Ash 1999/10/17
横浜アリーナ(NHK−BS)
モノホンですな
・2000/01/23 ミュージック・フェア 佐野元春、Elvis
Costello
元春89年の最高傑作「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」は、コステロの仲間と作ったレコードだった。
同じくコステロ86年の最高傑作「Blood and
chocolate」をプロデュースしたコリン・フェアリーをプロデューサーに、コステロの盟友アトラクションズのメンバーとパブロックの重鎮(?)ブリンズレー・シュワルツのメンバと録ったものだった。
あれから10年以上の月日が流れたわけだが、なんとまあシオノギ・ミュージック・フェアにて初共演。
でも絡みはなし。
元春はあまりコラボレーションする人のイメージじゃないけど、コステロはポール・マッカートニーやバート・バカラック他いっぱいある。
いい機会だよ、きっと。
コラボレーションのレコードが聞きたい。聞きたいよ。
コステロ作の曲をアトラクションズ(スティーブ・ナイーブのキーボード最高やね)をバックに元春が歌い、元春作の曲をホーボー・キング・バンド(キョン先生のピアノも相当なもんですな、いつもながら)をバックにコステロが歌うというのはどうでしょう?
鼻血出そうだよ。
・「20th. Anniversary Edition」佐野元春
突然のことですし、何故かもわからないんですが、佐野元春さんのレコードを17年間聞いてきて、聞き方が変りました。
これまでは、リアルタイムに何かを感じ取ってきました(きたつもり)。
佐野さんは 1956/03/13 生まれ。
僕は 1967/11/23 生まれ。
11歳違いです。
それで何かって言いますと、最新のレコードはそりゃリピート率NO.1で聞くのは聞くんですけど、それとは別に、11年前に佐野さんがどんなレコードを作っていたのかが気になるように変りました。
2000年から11年前と言えば、あの!「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」でした。
僕の人生は「ナポレオンフィッシュ」の佐野さんのときのように、高くジャンプして見せたでしょうか?
是?
否?
そんな聞き方ですわ。
Feb
・どんとの死
僕にネヴィル・ブラザースを紹介してくれたどんとが死んだよ。
・「Works」仲井戸麗市
すげー企画。
限定セットをゲットしなかった人は一生後悔すべき。かな?
でも、まあ、いいか。この4枚組はマストアイテムじゃないですよ。
「絵」と「My R&R」と「麗蘭」があれば。
・「バースデイ」鈴木光司
「リングもの」もやり過ぎ。他人がやるのはともかく、本人がやるのはちょっとね。
・2000/02/12 佐野元春 and The Hobo King Band
フェスティバルホール
そりゃヴォーカルのパワーはあからさまに落ちてるよ。
でもでも、客電を全て灯した "Someday"
と "Innocent" に感激。
「共有」のパワーってところか。
ほんとの終演を告げる客電が灯ってからの退場の
B.G.M. がファーストアルバム収録の "Good
Times Bad Times" というのがよかった。
・"口笛" Mr.Children
僕は "名もなき詩" から Mr.Children
に入りました。
"花" や "終りなき旅"
や "光の射す方へ" で深くハマリました。
辛い人生の独白ソングがお気に入りだったわけです。
だからって言うのもおかしな話しだと、今となっては思いますが、捻りのないラブソングの
"口笛" は、がっちりトップを固めた後では、辛い人生の切り売りなんてする必要がない、ありふれたラブソングを量産すればいいのさ、と宣言しているようで、最初あまり好きじゃありませんでした。
でも繰り返し聞くうちになんとなくわかったような気がします。
これもまた呟きなんだと。
・「1/42」Mr.Children
それにしても Mr.Children のライブ・チケットはゲットできない。
奥さんとふたりして、日曜日にも関わらず早起きして(10:00は早起きだよね、30代以降のサラリーマン諸君)公衆回線電話とPHSも駆使して電話しまくってんのにさ。
ライブ・アルバムで我慢せーってーのかよ。
Mar
・「神の子どもたちはみな踊る」村上春樹
短編はいい味残してますわ。
長編頼みますよ、春樹さん。
・「決戦前夜」金子達仁
なんだかなあ。
読んだから挙げとくけど。
・「アントニオ猪木自伝」アントニオ猪木
フィジカルを文字で表現するのは難しいね。
猪木イズムには、やっぱり映像(動き)が必要。
・2000/03/15 キリンチャレンジサッカー 日本−中国
神戸ユニバー記念競技場
ここをクリックして、その日の地下室の手記 を見てね。
・"There she goes" The La's
どこ行った?
・"Don't give up" Peter Gabriel
with Kate Bush
ありふれた言葉を花束を添えた輝く言葉に変える声が僕も欲しいよ。
Apr
・"いつもと違う場所で" The Boom
宮沢は何年生まれかな?
・「Nakedself」The The
マット・ジョンソンは何年生まれかな?
今回はちょっと冴えなかったね。
次回に期待するけど、いつも次回まで長いからなー。
お蔵入りになった「Gun Sluts」をなんとか陽の目みさせてよ〜
・「Infected」The The
The The 86年の出世作。
ウワサに違わずすげーよ。
輸入盤屋でも殆ど見かけなくなってるから(っていうかその前に
The The を独立カゴリにしてるレコード屋をめったに見ない)、見かけたらゲットしておくべきだよ。
僕はHMVのオンライン・ショップで入手した。
音的にはミッド80Sらしく、コーラスのエフェクトのギターが多用されているのが、今聞くと新鮮。
・「XTRMNTR」Primal Scream
ハウス、ダウン・トゥ・アースとトレンドをバッチリつかまえまくってきた(あくまでつかまえているだけで、作り出してはいないと思う)、ボビー・ギレスピーですが、今回もやってくれました。
血の匂いが漂うほどに暴力的、でも家庭用ビデオの映像を見てるようなチープなリアリズム。
今を捉えてますなー。
もしかして東京に住んでたりしないよね?
・「The La's」The La's
何枚かやってから得られる成熟が楽しみな感じのバンドなんですけど・・・
たった1枚で終わりとはね・・・
どこ行った?
・2000/04/15 セレッソ大阪−鹿島アントラーズ
長居スタジアム
モリシいいねー。
2001年こそは。
・「海峡の光」辻仁成
函館が舞台ってことだけでなんとか支えてる。
辻仁成って人は「終った」イメージだな。
挽回は容易じゃないよ、ホント。
"ZOO" のリバイバルも感じ悪い。
・「Ecstacy」Lou Reed
ミュージック・マガジンで2000年ロックアルバム(アメリカ)でNO.1になるなど各所で絶賛のようですが、僕に限って言えばルー・リードのアルバムではリピート率最低でした。
そんなによい?
どこが?
聞いてもわからんよね。
May
・「ダンス・ウイズ・ウルブス」(NHK−BS)
ほんといい映画ですな〜
皮肉も何もなしで、素直に。
・ジャンボ鶴田の死
合掌。
・「Binaural」Pearl Jam
ゴツゴツとした感じが気持ちいいパール・ジャム。
気持ちいいのは気持ちいいのですが、これも各所での絶賛ぶりほど僕の中ではリピートされてません。
なんで?って聞いてもわからんよね。
だって、オレもわからんもん。
・「暗殺の森」ベルナルド・ベルトルッチ(映画・TV)
よい映画というのは不思議なものだ。
下世話な演出を、下世話なくらい繰り返したときに、最高に下世話なキワモノになるか、ベルトルッチのように芸術に擦り替えるマジックを使うものもいる。
質の悪いことに、見てみないとわからないし、見てみてもわからない場合もある。
Jun
・「CRUSH」Bon Jovi
久々のオリジナル・アルバムで前評判も高かったのですが、これまたリピート率低いです。
"One wild night" はかなりイカス。けど。
・「Relaxin' with The High-Lows」The High-Lows
こちらはリピート率高かった。
でもイケイケっていうか勝手にイッテしまってやがる前半に比べて、後半はテンションが落ちすぎでちょっとツライ。
それにしても "パンチョリーナ" 最高ですな。
Jul
・"If I should fall behind" "Stolen
car" Bruce Springsteen
取り沙汰されることの少ない曲ですが、"Stolen
car" は数あるスプリングスティーンの曲の中でも最も胸に迫る1曲です。
4枚組の未発表曲集「Tracks」にもロング、アンド、別アレンジバージョンが収められてますが、やっぱり「The
River」のオリジナル(?)バージョンをじっくり聞かれるとよいと思います。
・「心臓を貫かれて」マイケル・ギルモア
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・「Natural Mystic」Bob Marley
夏だね。レゲエだね。
・"Sea of love" The Honey Drippers
夏だね。
・"栞のテーマ" サザンオールスターズ
夏だね。
・"You're only lonely" J.D.サウザー
夏だね。
Aug
・「In concert」Bruce Springsteen
92年のツアーを収録したライブ盤。
発表も92年。
E.Street Band じゃないし、もひとつ盛り上がらんなー、と当時は思ってましたが、よく聞くとやっぱりすげーパフォーマンス。
21世紀も「ロックンロールの明日」「ロックに囚われた男」で有り続けて欲しいと、皮肉じゃなくて思います。
・「そうだ、村上さんに聞いてみよう」村上春樹
僕もいっぱい聞きたいことがあるハズなんですが、何故かひとつも思いつかない。
・「ストレインジ・デイズ」村上龍
途中でやめちゃった。
主人公に自分のことを「私」と呼ばせるようになってから、すっかりダメになっちゃったと思います。
・「ずいきの涙」Bo Gumbos
どんとが死んだよ。
ほんとに死んだみたいだよ。
・「Beautiful Songs」矢野顕子他(NHK−BS)
あまりビジュアル的には訴えるモノが少ないひとたちだ。
が・・・
Sep
・「ループ」鈴木光司
「リング」3部作の完結編は「リング」のホラーから随分離れて、元々お得意の壮大なファンタジーでした。
貞子の不幸は認めるとして、彼女の怨念だけがどうしてそんな人類を破滅に導くほどのパワーを持ち得たかは、結局理解できないママ。
好奇の目にさらされ、しまいには(直接手を下されることはないけれど)殺されてしまう人なんてゴマンといるのに。
でもほんとよくできた物語。
・"1999年、夏、沖縄" Mr.Children
シングル "Not found" のカップリング。
ラジヲで聞いて、いきおいシングル買っちゃうところだったよ。
ベスト盤系でもいいから、アルバムに収録されることを望むよ。
佳曲。
・「Q」Mr.Children
「深海」「Discovery」と傑作が続きましたが(間の「ボレロ」は編集盤のイメージが強いので省きます)、流石に次もってわけにはいきませんでしたね。
残念ですが。
でも "ロード・ムーヴィー"、前出の
"口笛" など、他では代わりのできない素晴らしい曲も入ってます。
・「Fold your hands child , you walk like
a peasant」Belle and Sebastian
秋の夜長にベルセバ。
Oct
・"Dead Horse" Guns N' Roses
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・「Buena Vista Social Club」Original Sound
Track
キューバ音楽っていうのはそんなにすごいのかね。
ライ・クーダーのスライドはどこで聞こえるのだろう?
・"Free fallin'" Tom Petty
2000年になってもラジオで流れるべきレコードが流れて悪くない。
・「翻訳夜話」村上春樹・柴田元幸
「翻訳」についての話であるが、本質は違うところにある。
1対1で置き換え可能ではない他国語を自国語に翻訳するという行為に対する考え方の根底は、言葉でないもの(=心の動き)を言葉に置き換える行為に対する考え方である。
表現するとは何か?彼らはここでそういうことを語ろうとしている。
これを読んだからと言って、別に翻訳なんかする気にならないけど、だから面白い。
・「Beautiful Songs」矢野顕子・大貫妙子・鈴木慶一・宮沢和史・奥田民生
みんないいのですが、奥田民生の主役ぶりと、宮沢和史のひとりぼっちぶりが少々目立ってます。
こういう企画レコードは手に入りにくくなるのは必至なので、早めに購入されることをお薦めします。
ええと、よいから。
Nov
・「Home Girl Journey」矢野顕子
「Super folk song」「Piano nightly」に続くピアノ弾き語りカバー集第3弾。
ちょっとオヤスミミュージックになっちゃったね。
・「All that you can't leave behind」U2
2000年のベスト・レコードかな。
シンプルにいいレコードですが、それをスペシャルなものにするのは年輪のチカラですな。
曲としても "Stuck in a moment you can't
get out of" が2000年ベスト・トラック。
シングルでもないし、ハッキリ言って地味な曲なので、何故これがベスト・トラックかと聞かれてもツライのですが、なんだかわからんうちにハマッテ来る曲です。
ソウルフル。
2000/11/06 の地下室の手記 でも触れてます。
・"すばらしい日々" ユニコーン
いつの間にか僕らも若いつもりが年をとった。
・「漫画の時間」いしかわじゅん
NHK−BSでときどきやっている「BS漫画夜話」は濃い。
オイラは基本的に漫画は読まないのだが(大学で4年目を終えたときにヤメタ、なんだかばかばかしくなって)、それでもちゃんと漫画は文化であり、メディアであると思っている。
しかし漫画をほんとに愛している連中の代表が「BS漫画夜話」のメンツであるなら、要するに漫画好きはアングラでいることが好きなんだろう。
・"キャッチボール" 平井堅
ここいらへんをクリックして、当日の地下室の手記1 及び 当日の地下室の手記2 を見てね。
・「G*R*A*S*S」佐野元春
Silverboy さんは正直なところ、元春バリに気取りすぎだと思うけど、「G*R*A*S*S」を指して、「これこそ「No
Damage 2」と名付けられるべきレコードだ」という意見に賛同します。
・「対決 〜復讐するは我にあり〜」泉谷しげる、Chabo
Band
貴重なライブの貴重な記録ではありますが、すげーってほどでもないですね。
残念ながら。
Dec
・「花を摘む少女と虫を殺す少女」
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・「Spoken Words」佐野元春
今聞くと、例えば "N.Y.C. 1983"
なんてストレートな詞ですね。
96年の "フルーツ 夏が来るまでには"
も。
希有なところはやっぱり、ビートの感覚と声なんでしょうね。
・「Dancer in the dark」
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ほんとヒドイ映画だと思うのは変わらないんですけど、いまだになんだかこびりついてて離れない。
・「Painted from memory」Elvis Costello and
Burt Bacharach
この落ち着いたサウンドをイライラしながら聞きつつ、またコステロのロックアルバムを待ち焦がれているわけです。
・PC:
Toshiba Libretto50
Compaq Contura Aero 4/25
IBM Thinkpad220
Apple Powerbook Duo 230
Duo230はディスプレイがだめになっちゃいました。
電源ON後2〜3分でブラックアウトし、復帰することはない。
ついでにキーボードもいくつかのキーが押されっぱなしになる。
新しい Macintosh が欲しいなあ。
とりあえず売ってくれた川口には悪いけど、ジャンク屋行きかな。
(去年と同じ)
・Honda Civic VTi (92年型)
細かなところでちょぼちょぼ不具合が出るようになりました。
でもエンジンは相変わらず絶好調です。
・シャワーラジオ
壊れかけてます。
まあ普通に考えてラジオにとってはお風呂にずっといるのはツライのでしょう。
・デジタルカメラ
Canon PowerShot A50
・PDA
IBM Workpad C3(8602-50J)
・メール/パソコン通信系
Becky! Internet Mail
ぽすとくん
・インターネット系
Netscape Communicator 4.05
Netscape Communicator 4.7
Internet Exproler 5.01
IBM Homepage Builder 2001
・エディター/ファイラー系
FD
VZ Editor
秀丸
Vivi
<< ネットウエア >>
ネットワーク環境について。
なお、何度も言うようですが、ノヴェルさんとは一切関係ありません。
・Handy phone
NTT Personal Paldio313S
・Modem
TDK DF1414
Aiwa PV-JF5605
NTT Personal Paldio313S + DC1P
・Telephone Service
KDDかけどくパック
タイムプラス
・Internet Service Provider
@Nifty
Mopera(NTT Docomo)