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カンタンお餅つき!! こし自慢でもち自慢♪  登録日2011/1/25
 
我が家はみんなお餅が大好き!!
ただ、「良いお餅」って買うと高いんですよねぇ・・・。
市販のパック餅には「もち米」で出来たものと「もち米粉」で出来たものがあるってご存知でしたか?
同じようでもこの二つ、ぜんぜん味が違います。
更にきちんとついたお餅は、特に鍋料理で煮た時の伸びが違うんです。
自宅で気兼ねなくおいしいお餅が食べたい。
そんな主人のリクエストにお答えして、手に入れましたよ、カタログハウスの「こし自慢」!!
本日はこのこし自慢でもち自慢体験〜♪
   




 製品仕様
 
  
商品名  こし自慢 (エムケー精工)
サイズ  幅31×奥行23×高さ28cm
本体重量  約5kg
材 質  本体・羽根/PP、容器/アルミニウム(フッ素樹脂加工)
消費電力  430W(蒸し時)、95/98W(こね時)
コード長さ  170cm
その他  モーター定格時間20分、もち米3〜5合用
生産国  日本
付属品  のし板・のし棒・専用蒸し皿・カラー料理本・スピードひたし容器/ふた
カタログハウス価格  19,800円
楽天最安値※注   15,700円

※注 : 

「こし自慢」はカタログハウスでの商品販売名のようです。
こちらで記入した製品情報についてはカタログハウスの製品紹介ページを参照しました。
他ショップでは「ミニクッカー」もしくは「てづくりくらぶ」の商品名でエムケー精工より同様の商品が販売されています。
製品ロゴが違う以外同様の製品に見えますが、まったく同じかどうかはわかりません。
ただ、両者の商品説明を比較する限り製品仕様はほぼ同じ様子です。
楽天最安値については「ミニクッカー」の値段です。
楽天最安値は2011年9月9日現在のものです。






材料   五合分 我が家で使用している材料詳細
  もち米 700g  スーパーで購入した佐賀県産ひよくもち
   必要量  我が家の水道水





 1.まずはもち米の下準備をします。
   
もち米は前日のうちに研いで、一晩水に漬けておきます。
米は結構水を吸うのでたっぷりの水で漬けるようにします。
餅をつき始める5〜10分前に、もち米を水から引き上げ余分な水を切るようにしておきます。

  
くしゃっと水切りざるが大活躍
今回は5合ほどついてみます



水をきって10分置きます




 2.もち米を餅つき機にセットしいよいよ「蒸し」開始! 
 
準備が出来たら本体にもち米を投入します。
こんなときにもシリコンざるは便利!
形が変形するので米粒をこぼさずに移すことができる上、網ざるのような目詰まりが無いので手早いです。
本体右手側には蒸し用の給水タンク(ボイラー)があり、内部には3合時と5合時の給水量の目安になるメモリがついています。
右下に見えているドーナツ型の部品は羽根の動きを変更するためのプレート。
蒸し・もち専用とこな練り専用プレートの二種類があり、使わないほうを本体右手側に留めておくようになっています。

 
 シリコンざるで、もち米をほーいほい♪
すぼめれば
口の小さなものにもラクラク移し変え


 もち米と蒸し水をセットしたところ
蒸し作業中、当然のことながら本体からは蒸気が噴出します。
コレが結構な勢いなので、我が家では本体をコンロカバーの上に置き換気扇を回して「むす」のスイッチをオン!
蒸し作業中はランプが点灯し「むし」中であることを知らせてくれます。
ところで、この蒸し作業はボイラー内の水が空になるまで行われます。
ですのではっきり「何分」という表示がありません。
ちなみに、ボタン上部に「お知らせタイマー」がありますが、これはホントに「お知らせ」するだけののタイマーです。
(マジ、無くてもいいくらい)
「むす」も「つく・こねる」も、このタイマーに連動してスイッチが切れるわけではありません。
「むし」が終わったら「ピーピーピー」とお知らせ音が鳴るので手動でスイッチを切ります。
だいたい5合時には30分、3合時には25分となっていますので、それを目安に終了ブザーを待ちます
↑ いざ、スイッチオン!!
 ←本体は換気扇下にセッティング
ところで、
この雑多にぶら下がった調理道具たち・・・
なんとも横着モノ感漂う台所風景ですなぁ







 3.さあて、餅をつきますぞ! 
 
約30分後、「蒸し」作業が終わりました。
蓋を開けて「つく」作業の開始です。
説明書によると10分から15分ほど「つく」作業を行います。
スイッチを押して本来ならお知らせタイマーをセットしますが、うちではキッチンタイマーをセットするようにしています。
そのほうがお手軽で、中断したときにも解除が簡単です。
つくときには本体のふたを開けておきます。
閉めたままでもつくことは出来ますが、(っていうか一度やっちゃいました)ここで適度に蒸気を逃がして餅の温度を下げておかないと、あちあちで接触不可能なうえ表面が乾燥しやすい餅になり、成形時も形が不恰好になりがちです。

 
もち米が蒸しあがったところ
米粒に透明感が出ています




つぎは「つく・こねる」のボタンを押します
いざ、つき始め
5分程度ついたところ
すでにいい感じでお餅になっています
私は柔らか目が好きなので
手水をばしゃばしゃかけています
ぬらしたしゃもじで餅を返すように・・・



私はやわらかいお餅が好きなので、手水を結構たくさん打ちます。
放っておいても結構全体的にきちんとつけてるきれいなお餅に仕上がりますが、念のため水でぬらしたしゃもじで生地が回転する手助けをしています。
5分もすれば結構もちっぽくまとまってきますが、いつもだいたい10分くらいつくようにしています。
 




 4.いざ、成形、のちょっとその前に・・・
 
餅切り作業を楽にしてくれるアイテムがシリコンマットです。
製菓用に販売されているものですが、あると非常に便利!
軽くて丸められるので収納も場所をとらず、いろんなことに使えます。
片栗粉をふるいにかけながら一面にまんべんなく散らしておくと、餅も引っ付かずラクラク作業が出来ます。
ふるいにかける理由はまんべんなく片栗粉を敷くためと、前回使った片栗粉の残りに入っているダマを取り除くためです。
餅取り粉は多いほうが作業がしやすいんですが作業後に結構あまるので、私はその残りを保存しています♪
片栗粉は安いものですが、節約はこういうところから!!むふふ♪

 
こちらはマトファーの
ペストリー・ロールアウト
円形のサイズ表が印字されているので
パイやタルトを作るときにも便利です。
ふるいにかけた片栗粉を
まんべんなく敷いて行きます
道具なしでまんべんなく敷くのは
結構コツがいるんですが
ふるいを使えばラクラクです







 5.餅がつきあがりました!
   
全体的になめらかで米粒が見えなくなったらつきあがり。
手動でスイッチを切りねり容器を取り出します。
ねり容器本体は結構熱いですが、取っ手は素手で持てるくらいに冷めてます。
ねり容器の底の部分もプラスチック製なのでこちらも十分素手で持つことが可能。
しゃもじで餅をマットの上にかき出します。
容器はフッ素加工になっているので、粘るお餅もわりとつるんと剥がれ落ちます。
つきあがった餅をしゃもじでかきだします
片栗粉の上にごろーん



お餅をついてくれる羽根部分は
生地に食い込んでいる状態です
餅をつくための羽根の部分は生地に埋もれているので取り出してやります。
プラスチックでつるんとしていますが、すこし餅がひっついています。
もたもたしていると餅表面がどんどん乾いてしまうので、ここは手早く!
羽根についてしまった餅も少し時間がたつとはがれやすくなるので気にせず次の成形の作業に移ります。
まずは全体に片栗粉をまぶして作業しやすくするため、上の面を内側に折り込むようにたたみます。
 
 羽根を取り出します
餅が乾いてしまうので、ここは手早く!
 片栗粉がついていない上の面を
内側に折り込むようにたためば
どこにもくっつかず作業がスムーズ







 6.もちを切っていきます
 
うちは関西なので断然丸餅派です。
ということで、成形は丸餅での場合。
左写真のように指で作った輪でもちを押し出し適度な大きさで押し切ります。
肉団子と同じ要領です。
余談ですが広島にあるうちの実家では、毎年年末に大餅つき大会をやっておりまして、石臼と杵で餅をついています。
私は小さいころから「餅切り名人」として重宝されていました。
きれいな丸餅をたくさん作るコツは、常に餅肌のきれいなところを探して輪っかを押し付けることです。

餅肌のきれいなところを選び
親指と人差し指で作った輪っかを押し付けます



輪っかからはみ出した部分をさらに押し出し
指で輪っかを絞って餅を押し切ります

最初のうちは生地が熱いので我慢が必要ですが、熱いうちに切ってしまうほうがきれいなお餅に仕上がります。
切ったお餅は上から手のひらで押さえるようにモミこんで切り口を押さえておきます。
また、こうやって少し平らにしておいてやると餅を焼くときに速く焼けます。
冷めてくると餅の表面が幕を張ったように固くなってくるので、この一連の流れは「とにかく手早く」が重要です。
そう考えると5合というのは一人で作業するのにちょうど良い量ですね。

切ったおもち
この日は20個とれました



手のひらで押さえていきます




 7.出来上がったもちの保存について
 
片栗粉はよく払っておきます
余分な粉が残っているとそこに湿気がたまって
カビが生える原因になります
カビがつきやすいお餅対策
かびにはわさびが効くそうです
キッチンペーパーにわさびを塗って
折りたたんだものを餅と一緒に保存します



ジップ袋にもちとわさびシートを保存
この状態で冷蔵庫に入れています
結構長い間カビがきていません
餅は完全に冷めてから容器に移すか、もしくは冷めるまで容器の蓋をしないようにして、餅からでる湿気を逃がしてやるようにします。
容器に移す前にはよく片栗粉を払うこと。カビの原因になります。
餅はカビがきやすいので注意が必要なんですが、わさびと一緒に保存すれば結構な期間カビを抑えることができます。






 8.器具の片付けについて
 
餅つき後の片付けは非常に手間が掛かるように思われますが、意外に簡単です。
まず、たいていの部分にはノンスティック加工がしてあるのでしつこく餅がくっついている場所がありません。
細かい部品についた餅も、少し乾かしておけばぺりぺりと簡単に剥ぎ取ることが出来ます。
剥ぎ取れない部分については、急いで片付けてしまおうとせず、小一時間も湯につけておけば餅が溶けてくるので、ストレス無く簡単に洗い流せるようになります。
本体は湿気がこもりやすい構造ですので、しっかり拭き掃除をした後、十分に乾かしてから収めたほうが良いでしょう。
餅を切った作業マットもしっかり片栗粉をふって作業すればまず餅がくっついたりすることはありません。
スケッパーで片栗粉を取り除いたら、拭き取り洗いをして作業終了です。

ねり容器の内側
ノンスティック加工をしていない
ビス頭の部分にのみ餅がついています
羽根の部分
こびりついたお餅も少し時間がたてば
乾いて簡単にはがれるようになります



給水ボイラー
見えにくいですが、蒸発した水跡が
粉を吹いたように残っています
ねり容器をはずした状態の本体部分
底には右写真にある部品の水受けがあります
水受けをはずせば特に汚れは残りません
水受けにはこねプレートがついています
これらにもお餅がべっとりついていますが
羽根同様
少し乾かしておけばこのとおり、ぺろ〜ん



こねプレートを水受けからはずしたところ
作業マットの片栗粉はもったいないので
スケッパーでかき集め・・・
タッパーに入れて冷蔵庫保存しています
次回またふるいにかけて再登場♪
片栗粉を取り除いたら
パストリーゼで除菌
拭き取り掃除をして作業終了です







 9.付属品について
 
カタログハウスの「こし自慢」にはこの外こし自慢レシピ集とスピードひたし容器がついています。
(ミニクッカーにはスピードひたし容器は付いていないようです。また、レシピ集の内容も違うようです。)
スピードひたし容器とは一晩かかるもち米の浸しを2時間でやっちまおうという便利な(?)容器。
もち米を2時間かけて温めつつふやかすという感じのもので、まあ、前日に洗ってつけておけばすむ話なので私は使っていません。

レシピ集の目次は次のとおり。
お雑煮二種/桜鯛の祝い雑煮・春の山菜雑煮
簡単おもちレシピ/黒蜜きな粉もち・キムチビーフもち・おくらもち・梅しそもち・カレーもち・おろし納豆もち
雑穀もち/雑穀混ぜもち
蒸し料理/お赤飯・栗おこわ
粉ねり料理/うどん・バターロール
上新粉の和菓子/串だんご・柏もち・うぐいすもち
  
左から のし板・蒸し台・のし棒
のし板は角餅を作る際に使います
内寸は約25cm×19.5cm
3×6・18個分の筋が入っています
五合のおもちにちょうどよさそうなサイズ
蒸し台は直径13cm
小さいのでうちでは多分使いません・・・













ポイント&雑感

  • その多機能として、蒸し物はシュウマイ15個が出来る程度、粉ねりについては粉400g程度の量まで加工できそうです。(実ははっきり書いてないです)

  • そもそも、自分でもちをつくのがお得なのか?と言う点についてですが、もち米一升(1.4kg)が650円前後、仮に650円としてその半分の5合で約1kgのおもちがつけますので、自分でつけば1kg約325円(電気代や片栗粉などのその他費用を含まず)。市販のパックもちは大体1kg700円前後なのでその差375円。とすると53回くらいもちをつけばなんとか元が取れる計算になります。毎週ついたとしても年48回。いくら頑張っても一年で元を取るのは難しそうです。うーん、よほどもち好きでなければお得な買い物とは言えないかも・・・。

  • 肝心のお味ですが、ちゃんとおもちです♪杵つきに迫る味か?とかは分かりませんが、鍋に入れても溶けないし、おいしく頂いてます。

  • 粉ねりの使用感については、また後日レポート予定です。






 この他のこし自慢に関するページ 
  カンタンお餅つき!! こし自慢でもち自慢♪商品レビューのページ
  カンタンお餅つき!! こし自慢で鏡餅♪
  カンタンお餅つき!! こし自慢で一升餅♪
     




この製品は上記にも記したとおりカタログハウスの「こし自慢」 iconネットショップで販売されている「ミニクッカー」という、機能が同じと思われる2種類があり、値段も多少ひらきがあることから、実際購入する際にはどちらで買うか迷うものがありました。
結局私は3年保証がついているカタログハウスの商品を購入したのですが、(他店で購入した場合たいていは1年保障しかついていない)案の定、購入して半年後にボイラー部分にフッ素加工のはがれがおこり、結局新品と取り替えてもらうことになりました。
クレームから不具合部分の確認、交換に至るまでの流れがとてもスムーズでまったくいやな思いをすることなく迅速に対応していただいて、さすがカタログハウスと思った次第です。
カタログハウスの商品にはたいてい他店舗販売商品よりも長い保障期間がついています。
物によっては、これは非常に利用価値の高いサービスだと思います。
商品購入の際にはこの点にも注目してみてはいかがでしょうか?
 
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