洋書:古フランス語(中世フランス語)関連の書 籍


 古フランス語を勉強しようと思 うのだけれど、 どんな本が良いですか? と尋ねられることがあります。以下に、私がお勧めする(お勧めしないものもあります) 書物をご紹介します。

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品切れのものもありますが、復刊すると思われるものが多いです。ま た、古本として出回る場合も多いようです。

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Phonétique 1,
音声学(phonétique)は言語の発音を扱います。ここでは、古いフランス語の発音を問題とする歴史 音声学に関する書物を紹介します。
Morphologie 1,
形態論(morphologique)は 語の形態(forme)を扱います。特に大きなトピックとなるのは、名詞・形容詞の格変化(曲用)、動詞の法・時称変化(活用)です。
Syntaxe 1,
統辞論(syntaxe)は単語の形態の 用法、単語と単語の組み合わせ方などを扱います。平たく言えば、文法から音声学と形態論を引いたものです。
Manuel avec des texts en ancien français 1,
中世の実際のテキストに、こと細かに、文 法事項の解説を加えた書物です。外国語講読の、古仏語版です。
Dictionnaire 1,

Glosssaire 1,
辞書以外に語義を調べる手段としては、校 訂本の巻末に付された語彙集(glossaire)があります。とりわけ、一つの作品の全語彙を対象とした網羅 的な語彙集は小型の辞書といった様相を呈します。 しかも、語彙集には本文への参照があるので、用例付きの辞書として使えるのです。以下では、そうしたもののごく一部を紹介します。