文教厚生常任委員会の視察で静岡県長泉町と掛川市に行って来ました。
猪名川町はいま組織体制の見直しを考えているところですが、長泉市では
教育委員会の中に子ども育成課を置いています。
このまちの出生率がなぜ高いのか。子どもを生み育てやすい環境とは。
長泉町は少子化対策を特別したわけではなく、これまで取り組んできた
子育て支援の事業が結果的に成果につながったのだといいます。
いろいろ評判になり視察の多い先進地ですがインターネットではわからない
しんどい裏話もきけました。
掛川市では生涯学習の取り組みを聞かせていただきましたが、合併による
選挙で市長が代わり現在は少し方向が変わっている現状も聞きました。
午後から見学した中央図書館でもそのようなお話を館長がされました。
７期２８年間生涯学習の町宣言で進められてきた掛川市。
職員の皆さんも合併後はいろいろ大変だったようでした。
庁舎に入ると、１００段ある健康階段。これを上っていくときに自分の
体調がわかるといいます。
あれなんだ効果を狙って立てられた庁舎は新幹線からみても屋根が何だ？
と見えます。こだわりっぱというお茶処、みやげ屋 駅にはこれしか処。
こんな名前も前市長のこだわり。
新幹線の駅をつくるために市民や企業 職員の寄付をあつめ３０億をつくった。
子どもたちが大きくなって東京にでていくことにお金をかけるならその１０分の１
をこのまちのために投資し、この町で学べる環境をつくろうと住民に呼びかけ
国にも何度も要望に行ったという話でした。
歴史、文化を知り 地域のことを学ぶ そして 人が育つ。
そんなまちづくりにすべてをかけた市長と 千代と一豊の巧妙が辻。
町も一国も やはり 「人」次第。 そんな気持ちがしました。
今 何をしなくてはいけないのか そんな気持ちで みんなで取り組みましょう。
２００６．１０．２８
今週は２４日は育成会の定例会、午後からはケアホームを考える会
２５日は会派予算要望説明会、エンジェルウイング会議がありました。
２７日は議会広報研修会が神戸で開催され広報委員会で出席しました。
本日は朝からつつじが丘小学校区住民運動会がありました。
今年は小学校が増築工事のため、体育館ですることが決まっていました。
ここ数年、グランドで開催の予定でいながら雨のために体育館になって
いましたが、今年はとてもよいお天気。皮肉なものですね。
でも、この１年で入居されたご家族の参加がたくさんあり乳幼児づれの
方が小学校の体育館を見る事ができてよかったのではないかと思います。
小学校は避難場所になっていますし、将来子どもたちの学びの場となる
場所ですからね。
つつじが丘小学校区は５つの自治会で協力して地域をつくってきました。
小学校が出来て来年は１０年です。
子どもがいる人も、いない人も共に支えあって暮らせる地域になって
行くためにもこうした行事はとても大切ですね。
実行委員の皆さん 本当にお疲れさまでした。
２００６．１０．２３
深夜に結果が出た川西市のダブル選挙。
この結果から、私なりに感じる事がたくさんありました。
当選した皆さんおめでとうございます。
昨日はゆうあいまつりとシルバーまつりの両方に行って来ました。
シルバーまつりは今年はじめての試みだそうで、野菜の販売や
大ホールではいろいろ楽しめるゲームコーナーがありました。
障害者福祉センターではちいさな子どもがたくさん交流していました。
どちらかの施設に車をとめて移動するわけですが、ちょうどいい距離。
ワンちゃんを散歩している方にも出会いました。
往復すれば１Ｋｍです。 本当に車社会の現代。
忙しいと どうしてもすぐ近くでも車にのってしまいます。
歩く習慣をつけないとだめですね。
いい季節になってきたので がんばってまた歩かなくては。
今日はひさしぶりの雨。
２００６．１０．２１
星子都美子先生を迎えて 箏・尺八と語りの世界へ行って来ました。
静思館事業として本日開催された催しに行って来ました。
すばらしい！！感動の一言。
尺八の音色と箏 そして星子先生の語りがとても調和してやさしく心に
しみわたりました。
最後に聞いた「花さき山」斉藤隆介作・宮田耕八郎作曲はとても印象的
でした。
静思館事業として いろいろなことを文化協会の方々により開催されて
いますが、今日は猪名川町以外のところからお見えになっている方々
もたくさん居られました。
すてきなひとときを ありがとうございました。
文教厚生常任委員会では 静岡県の長泉町と掛川市に視察に行く
予定ですが、掛川市では図書館も見学することになっています。
静岡県は読書に力を入れている自治体です。
掛川市ではほんわか（本輪架）プランといった計画が策定されていて
子どもたちへの読書を推進しています。
生涯学習施策とあわせて視察する予定です。
長泉町は教育委員会に子ども育成課という組織形態をもち進められ
られている町です。
教育委員長の言葉を借りれば「教育立町」を目指す猪名川町ですから
しっかり聞いてきたいと思います。
２００６．１０．１９
２日間の一般会計決算も終り、今日はこやの里養護学校のセーフティネット
会議に出席しました。
ＰＴＡ有志と地域の人で構成されているグループです。
今日は「地域安全マップ」について少しお話をし、こやの里ＰＴＡが取り組める
ｌことについて話しました。猪名川町の小学校でも地域安全マップを作成して
いくようですが、不審者を教えるのではなく危険な場所を知ることが大切です。
２００６．１０．１６
今日は平成１７年度特別・企業会計決算特別委員会２日目でした。
新米委員長として、いろいろ気を使いましたが何とか無事に終了しました。
（まわりの方々のほうが緊張したかもしれませんね）
委員長報告は１２月議会の本会議場でおこないます。
明日とあさっては一般会計決算です。私は控室でＴＶで傍聴します。
一般質問の傍聴もいいですが、住民の皆さんにはぜひ予算や決算の
特別委員会の傍聴にも来ていただきたいと思います。
お時間のある方は10時からですので役場３Ｆまでお越し下さい。
２００６．１０．１４
今日は「男女共同参画の社会づくりに向けて」というテーマで
講演＆意見交換会がありました。
兵庫県男女共同参画推進員 阪神北地域連絡会議「やまびこ」
の共催ということで他市の推進員の方々も参加されました。
朴木 佳緒留（ほうのき かおる）先生（神戸大学総合人間科学研究科）
にお会いした第一印象。とてもひきつけられる人。
話をされる口調はやさしく静かなのですが、何かとても力強い。
先生が「いま一番気になっていることは、社会的に排除される若者。」
といわれましたが、そのときにこんなお話をされていました。
女の人は「家事手伝い」といえば履歴書を書くときでも社会的に
通用する。しかし男の人の場合。家事手伝いとたとえ書いたとしても
そこには社会的に「空白」の時間がでてしまう。
そういう社会的な圧迫がある。
犯罪者に男性が多いのは、こんなことも影響していないとは言えない。
男性の収入が女性より少ない場合は「収入不安定」な男性ととられる。
男女平等というならば、結婚の条件においても女性の方の収入が
多くてもかまわない社会でなくては成り立たない。
生活の場では、高齢男性のひきこもり傾向が今後深刻な問題となる。
専業主婦は40歳代の人はまわりから責められているような感覚を
持っている人が少なくない。 50歳代になればまわりもリタイヤするので
さほど気にならなくなる。
教育の場では、最近は混合名簿になっているけれど、日本では教育
の現場では「性別」による管理が一番しやすい。
少し前に学校の更衣室について国会でも議論されていたが、文部科学省
が 男女同室着替えについて全国の学校を調査した。
結果 ３０％の学校で実際におこなわれていた。
しかし それは小学校低学年だった。
我々は、今後 ジェンダー問題で何か話すとき、具体的にどこのだれが
いった言葉か、またそれは実際の話かどうかということを確認してから
発言していかなくては、混乱を招いてしまう。
学校の建築基準では「更衣室」は存在しない。
そのような議論をする前に、建築基準を見直さなくてはいけない。
マラソン大会男子は１０キロ 女子は7キロ これは男子に聞くと女子を
優遇していると言う。
しかし、本当は女子が差別されていることになる。
正式種目のフルマラソンの距離に差はない。
7キロでよい。と女子に対してそれ以上を期待しないことになってしまう。
これに気づかないで、男子は損だと言う話になってしまい女子はそれで
納得している。
このようなことが職場や社会にはたくさんある。
共働きをしている夫婦の子どもが病気になれば「母親」が会社を休まないと
いけない風潮にある。
そうなれば、女性はあてにならないということになってしまう。
男 女 期待のちがい 善意（親心）により再生産されるジェンダー
（性教育の重要性）
毎日くる大量の迷惑メール その中に含まれる内容は容赦なく
偏った知識を子どもたちにあたえてしまう。
そのようにならないように、「情報」がすべて本当のことでないという
正しい性教育をする必要がある。
伊丹市では市立伊丹病院の女性外来の医療関係者が公立中学校に
出向き講義をしている。性感染症の話など。
ＰＴＡ関係でもっと危機を感じて、このような話をしていく必要がある
のでは？
性差の問題とセックスの問題を混同して捉えないようにしないと
大変なことになってしまう。
そんな話が参加者からも聞かれた。
自治体の男女共同参画施策はどうか。
政府が変れば変ってしまうということを認識しておく必要はあります。
猪名川町は暮らしやすいですか？
何も不満や問題はないのでしょうか。
いま 町はどういう方向に進んでいるのでしょうか。
3万人の町・人のネットワークは何でつながるのでしょうか。
キーワードは何でしょう。
２００６．１０．１３
今日は予算要望に関する会派ミィーティングでした。
議会控室は窓を開けていると寒いくらいでした。
日ごとに秋めいてきました。
いま、そばの白い花がとてもきれいだそうです。
秋の猪名川が私は一番好きです。
色彩豊かな山々、澄み切った空、流れる雲。
赤とんぼにすすき コスモス
猪名川町がすっぽりと額におさまった絵になります。
厳しい冬が来る前の、心癒される季節ですね。
お隣の町ではいよいよ市長・市議会選挙が始まります。
交流の多い自治体だけに気になるところです。
お天気がいいことを祈っています。
２００６．１０．１２
「動」の活動が一段落しました。 次は決算審査と会派予算要望です。
平成１７年度の一般会計及び特別会計の決算総額は
歳入 １６３億２８１万６，７３５円（対前年度比２．３％増）
歳出 １５７億２，３４５万３，５６９円（対前年度比２．１％増）
となっています。
１６日からの３日間 決算特別委員会があります
１９年度予算編成にかかる会派要望をまとめ２０日までに提出する
予定です。
１０月１４日（土）１３時３０分から男女共同参画グループ「いき生きライフ」
主催の講演会があります。
お時間のある方はぜひ中央公民館までお越し下さい。
２００６．１０．８
今日は朝から保育園の運動会でした。
可愛い０歳児から５歳児までの演技をすべて見ました。
ペタンク午後からは兵庫国体デモンストレーション競技のペタンク大会にスポーツグランドに出かけました。
ふれあいの部では「清和台あけぼの会Ａ」チームが優勝です。
猪名川町の「槻並チャレンジャー」チームは４位でした
競技の部では、伊丹市のわかばＢチームが優勝で、上位３チームが
すべて伊丹市のチームでした。
すべて終了したのが５時。日がかげったスポーツグランドはひんやり
していました。もうすこししたら 山々が鮮やかに色づきます。
また 猪名川町にお越しくださいという町長のあいさつでした。
ペタンクは「見る」スポーツではなく「する」スポーツですね。
フランスが発祥の地 ワインを飲みながらできるスポーツだとか。
ペタンク協会やボランティアのみなさんお疲れ様でした。
そして 本日で猪名川町の国体行事がすべて終了しました。
みなさん 本当にお疲れさまでした。 なんだかほっとしました。
各市それぞれに 大変な思いをしながらの取り組みだと聞きました。
はばタンは全国的に超人気だそうです。
不死鳥はばタンですが 何かほっとさせる やさしさが感じられる。
それが人気の秘密ではないでしょうか。
はばタンもお疲れ様。
２００６．１０．７
２回戦の様子
右側が猪名川高校 篠木君
１Ｆ正面玄関前にて
つつじが丘小増築工事
関東では「障がい者」という表現を使う自治体が多い。
足おどり
